【感想・ネタバレ】リーチ先生のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2020年03月07日

私みたいな不審人物にかかれば、通勤電車で面白そうな本を読んでいる人がアンテナで分かったりする。
私に特別なセンサーが仕込んであるわけではなく、読んでいるその人が本の中に入り込んでいるその夢中っぷりが素敵だからなのだから、その本の表紙ががっつりこちらに向いていればどうしても気になってしまうというもの…...続きを読む
パンケーキの人気店に一人で待ってる間に、私も夢中で読んでしまった。表紙をがっつり出しながら。
しかも、ずっと性に合うと思っていた原田マハさんの本だ。極めつきに大好きな読書会の主催者さんが原田さんのカフーと待ちながらを教えてくれたのもダメ押しになった。
そっちも絶対読むけど、まずはこちらから。

柳宗悦らが中心となって展開した民藝運動の中で陶芸の果たす役割は大きい。彼らに日本の陶芸の用と美に目を開かせ、運動を通して各地に脈々と受け継がれてきた無名の美を再発見させた立役者のひとりがイギリスからやってきたバーナードリーチだ。

彼と日本で出会い、美術史も変えてしまう化学反応をおこしたのは、教科書で名前を聞いたことがある当時の芸術の綺羅星だけではない。名もなき芸術家が自分だけの道、芸術を求める道に綾なしている。
かれらの芸術に対する情熱と、そんな人と人が響きあって物語が進んでいく。その音はとてもピュアでまっすぐで優しくて、たぶんこれが原田さんの描く世界なのだ。
後世にどんな名を残すかではなく、今を迷いながら暮らしていく人間同士として描いている。

うまくいかないことばかりの世界でも、名もなき花として終わることになっても、たしかに咲いていたことを覚えていてくれる友がいること、その花が次の花へと続いていくのだという祈りにも似た確信が込められているように、本に出てくるだれもが自分の道をなせると信じたくなる。

優しく爽やかな本。


このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2020年02月06日

バーナード・リーチという実在の人物と創作の登場人物たちをこんなにもリアリティをもって描けるのはほんとうにすごい。
いつのまにか亀ちゃんの立場になってリーチ先生や柳さんのあたたかさに触れていた。
みんな、ただただ美しいものが好きで、ものをつくることが好きで。互いの、その純真さを信じているからこそ、通じ...続きを読むあっているからこその信頼と尊敬がある。

楽園のカンバスや暗幕のゲルニカも大好きだが、あれらの鋭く切れのあるどこか冷徹な文章とはちがい、あたたかい気持ちで読める一冊でした。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2020年01月27日

陶芸の知識がなくても芸術に没頭し
色々な苦労を重ねてるカメちゃん!
リーチ先生との出会い!別れ!
素敵でした。映像化してほしい。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2020年01月16日

原田マハさん。私はあなたのファンになりました。
芸術に関する史実と感性を学び感じたければ、あなたの本を読むことにします。

物語は小鹿田にて陶芸家の養子として暮らす沖高市を主人公に、同地区を訪れる高名なイギリス人陶芸家エドワード・リーチをもてなす場面から始まる。リーチとの会話で高市は、亡くなった父 ...続きを読む亀之助が若き日にリーチ先生を師事し半生をかけて献身的に先生の夢の追求をサポートし、自らも陶芸を極めようと生きていたことを知る。

そして物語は主を亀之助に代え、リーチとの出会いや彼を師事して自らも芸術を志すことになる亀之助の純粋で真っ直ぐな心の動きを生き生きと描き出す。リーチを通じて親交を深める柳先生を始めとする白樺派の評論家たちやのちに陶芸の道を進む同士となる濱田を始めとする芸術家たちの面々は揃って志が高く、友人想いで誇りに満ちている。それぞれに魅力的で物語を骨太なものにしている。

一本気に自身が生涯をかけて追い求めるもの(芸術、陶芸)を見つけ、他のことには目もくれずに技術や感性の習得に取り組む亀之助たちの姿には胸が何度も熱くなったし、なにより、リーチ先生という大きく強い憧れの対象を若いうちに見つけることができた亀之助の幸運とそれを感じ取る素直さに羨ましさを感じた。
リーチ先生は圧倒的な芸術的感性をもち、さらには単身で日本に渡り、東西の芸術的架け橋になるべく奔走する情熱や気概、バイタリティをも持ち合わせているのだが、亀之助がこれほどまでにリーチを慕ったのは、このイギリス人が類稀なる大らかさと優しさの持ち主で、亀之助を始めとする弟子や友人達への思いやりと気遣いに満ちた、人格者だったからなのではないかと思う。

日本で陶芸に出会い、日本的な美意識や技術を存分に体得したリーチは、濱田と亀之助を連れて故郷のイギリスで芸術家と職人を育てる工房を開く。確かな手腕と根気強さをもって地元に新しい陶芸の文化を根付かせた頃、関東大震災を機に濱田と亀之助は東京に帰ることになる。
15年リーチとともに芸術を追いかけてサポートを続けてきた亀之助もこの時、自信を持って「自らの陶芸」を見つけようとリーチと離れる決意をする。

東京に戻り紆余曲折を経て、有名ではないが自らの陶芸を続けていた亀之助も、幼い子どもを残してその生涯を終える。我が子に、陶芸家に養子に行くようにと遺して。

巡り巡って父親の恩師であり同志であったリーチ先生との出会いを果たした高市の目線にまた戻り、物語は暖かな繋がりを感じさせながら終わりに近づく。

あとがきで知ったのだが、
リーチや柳、濱田らは実在の人物であるが、主人公の亀之助やその子・高市は完全なフィクションらしい。


心にとめたい場面をいくつか。
芸術に携わりたいといあ想いを抱えながら、元来の謙虚さで一歩を踏み出せない亀之助にリーチが伝えた言葉。
「画家で詩人のウィリアムブレイクがとても興味深いことを言っているよ。それはね、こういう言葉だ。『欲望が、創造を生む』」
「この世界じゅうの美しい風景を描いてみたい、愛する人の姿を手に残したい、新しい表現を見つけたい。そんなふうに『やってみたい』と欲する心こそが、私たちを創造に向かわせるんだ」

個性こそ芸術家に最も必要なものだと説くリーチが言った言葉。
「トミ(富本)と私は偶然、同じ日、同じ時、同じ場所で陶芸に目覚めた。同じように創作し、同じ道を、同じ方向に向かって歩み始めた。けれど、自分たちは、同じ人間ではない。同じ芸術家ではない。それは自分にしか創れないものを創り続けていくしかない、ということなんだ。そうすることによってしか、ほんものの芸術家になることはできないんだ」

イギリスのリーチ・ポタリーでの初めての火入れ。焼成。ことごとくひび割れや色むらが発生する中、ただ一つ、亀之助が作ったジャグだけが素晴らしい出来だったとき。リーチから掛けられた言葉。
「これを創ったのは、君だね?カメちゃん」
「どうしてわかるのですか?」
「わかるよ。だって私は、君が創るものを、もうずっとみつめてきたのだから」
「どうだいカメちゃん。私の言った通りだろう?全部の器を見てみない限り、焼成の結果はわからない、って」
「だからこそ、陶芸は、面白いんだ」

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2020年01月08日

リーチ先生や周りを取り巻く日本の友人達、日本とイギリスの民芸と『用の美』の素晴らしさについて、淡々と伝わってくる作品。

主人公である沖亀之助が控えめながら芯を持った人物で、それが民芸の話を一層際立たせていた気がする。マハさんの描く主人公は才色兼備な女性のイメージが強いが、こういった作品もまた良い。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2020年01月03日

最高。民藝についてもっと知りたくなった。
器が好きになった。
好きなものは、そしてアートは、国境を越える。
用の美。絵画などの美術品も素敵だけど、日常の中に美を取り入れるって、なんて素敵なんだろう。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年12月14日

それはまるで、大河ドラマを観ているような感覚。文章を読みながら、目の前にその情景がありありと浮かび上がってくるようだ。

一人のイギリス人陶芸家の半生を、ある日本人の親子に渡って語り継がれて行く、史実を元にしたフィクションなんだけど、これがまたなんともドラマティックで感動的だ。
その日本人男性は実際...続きを読むには存在しないのだが、実在した人物との密接な繋がりの描きようは素晴らしく、さすが原田マハ、という感じだ。

やはり、原田マハは最高だ。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月28日

日本と西洋芸術が交差する時代、史実に飛び込んで創作活動をともにしている感覚になった。

「名もない職人の手技」「民衆の中の芸術」を見出すことこそ、日本全国に残され伝えられてきた美しい手仕事を守っていく私たちの努めではないかと。時代を越えて伝わるメッセージ。原田マハワールド。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月25日

素晴しかった…史実とフィクションが見事に融合し、なんとも自然な語り口でリーチ先生を取り巻く物語が展開されている。
原田マハさんの芸術モノは大好きだが、これもまさに原田マハの真骨頂と言っていい作品だと思う。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月21日

戦争前のお話から入り、最初は読みにくい本だなという印象でした。なまりが強く、スラスラと読めず苦しく、挫折しかけました。しかし物語が進むに連れて面白い面白い!ほんのりと心温まる優しい物語でした。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年08月06日

すごくすごくよかったぞ。
やはりマハさんのアート小説は良い。ハートにしみる。
陶芸の知識はさっぱりなので、楽しめないかもしれないと思ってたけど杞憂だった。むしろ陶芸すげえなと新たな発見。
あの時代に、何のツテもなく、遠い国にやってきて自分の人生を見出して創り上げた、リーチ先生めちゃくちゃかっこいいな...続きを読む
カメちゃんも息子に何も語らずにいたところが、粋だなと思ったよ。

また時間が経ったら再読してみたい作品。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年07月25日

さすが原田マハ。とても面白かった。

個人的に知りたかったバーナード・リーチや柳宗理、濱田庄司の話を、架空の人物をうまく織り交ぜながら当時の陶芸文化を紹介した小説。

最初はどうなるかなと思っていたが、読み進めるうちに止まらなくなった。

イギリスは元にある美しさに何かを足して表現するところを、日本...続きを読むは美しいものをそのままに美しいと表現する…という記述はなかなかと面白いと思った。

また陶芸の勉強をしたのちに読み直したい。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年07月17日

美しいと感じるものと一生をともにできるのは幸せなのだろう。辛いことや苦しいことがあっても立ち直れる事が嬉しい。本人の努力があり、それを支えてくれる多くの友人があることが力になる。リーチ先生はもちろん、周りの人たちそれぞれにも言えるのだろう。亀之介にも高市にも柳にも濱田にも………皆に。

そして 土を...続きを読む捏ねてみたくなる。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年07月06日

読む前は陶芸に関して全く興味が湧かなかったが、このタイトルと、「好いものは好い。」という本の帯に書いてある表現に惹かれ、購入。
知らないジャンルで、また、ページ数も500を超えているのにも関わらず、あっという間に読み終えてしまったほど、引き込まれる内容だった。
印象に残ったのは、やはり「西洋であろう...続きを読むと、日本であろうと、好いものは、好い。」という台詞。
作者が有名な人だから、この作品は素晴らしいだとか、つい、作品そのものでなく、人や文化を評価してしまいがちであるが、実はそうではない。作品そのものを正しく評価することが、大切なのだと感じた。
また、「好い」と思ったものには、頭で理由を考えようとするが、ときには感覚的に捉えてみること、なんとなくいいな、と思えるセンスやオリジナリティを磨いていくことが重要である。
それらが一言でギュッと詰まった、この表現は、シンプルで「好い」と思った。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2020年01月10日

* 陶芸という芸術、用の美について
今回のお話は、「陶芸」という道を極めたバーナード・リーチの半生と共に、陶芸について考えさせられる作品。
私自身、母が陶磁器好きのため、百貨店の最上階ではよく高価な食器を見るし、都内の百貨店の食器売場がまるで美術館のように個性的で美しい陶磁器を置いているのを、興味深...続きを読むく見ていた。
また、昨年秋に行ったウィーン旅行では、貴族が収集・使用していた食器類の美術館を訪れたり、アウガルデンのショップにも行ったこともあり、作中で語られる「用の美」や陶芸の魅力には非常に共感した。

* 「芸術家」というコンテンツを使って見せる、多様性
最近よく聞く「多様性」という言葉。でも多様であることや自分らしさを大切にするという価値観は、決して最近出てきたものではないということがわかった。何年も何十年も前から芸術家たちは「自分らしさ」と「多様性」を求めて、はるか昔から「自分らしくあること」や多様な価値観を世間に示せるように努力してきた。芸術家という目線を通して、多様な価値観について言及されているのが、小説の題材となっている時代は昭和初期〜戦後でありながら、現代的なテーマも扱われており、めちゃめちゃ素晴らしいなと思った。

* 「ユニークネス」こそが芸術、を体現する原田マハの美術史フィクション小説
作中で後半、何度も語られる「ユニークネスこそが芸術」であるということ。自分にしかできない、自分らしい表現を探せと…
それを読んで思ったのが、この小説こそが原田マハの芸術品だということ。
美術史の実在の人物を、史実にそりながらも、オリジナルキャラクター「沖亀之助」や「沖高市」と強く関わらせることでそのキャラクターをワトソン役に、恐らくある程度の演出・脚色を施しながらストーリーとして非常に魅力的なものにしている原田マハの手法は他に類を見ない。
オマケにそこで扱う芸術や芸術家の魅力も余すことなく伝えられるところも素晴らしい!
この小説をどこかにジャンル分けしたくとも、ぴったりくるジャンルがないように感じる。
これこそ、原田マハにしかできない表現。新しいジャンルの芸術なのだと感じた。
原田マハの小説で「たゆたえども沈まず」も同じジャンルに属するな、とは思うものの、
「たゆたえども沈まず」の時よりも強くリーチと亀之助が関わっていて、その二人の友情、師弟愛が本当に素晴らしくて、めちゃめちゃパワーアップしてるなと感じた。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年12月08日

内視鏡検査をやることになって洗浄液を飲んでる時と、下手したら入院しなければならないので、この分厚い本、その間に読むのに丁度良いかと思って持って出る。
幸いポリープもなく、その日の内に帰れたので、次の日には混雑した眼科と薬局で読み進む。
リーチと言えば、最近ではマイケルだけど、こちらは名前は聞いたこと...続きを読むあってもどんな人だか知らなかったバーナード・リーチのお話。

日本の美を学ぼうと単身来日した青年リーチと、芸術に憧れて彼の助手となった亀之介の半生、まあ“好い”お話だと思う。
一方、あまり山谷がなく、勿論色んな事は起こるのだけど、あまり切羽詰まった苦労はなく、リーチとその周りの人々が良い人ばかりで、お金にも縁にも恵まれてサクサクと話が進むのが多少物足りず。
日本に帰ってからの亀之介の流浪の旅路や、戦火で日英が袂を分かつ中、彼らの友情がどのように揉みくちゃにされていったのかも描かれないでは、何となく亀之介が浮かばれず。
リーチと亀之介の息子の邂逅はなかなか泣けせるところがあったし、志を持った人同士の繋がりの美しさにはほだされたので、★★★★付けたが、気持ちは3.5といったあたり。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年11月19日

原田マハさんの作品にしては珍しく、エネルギッシュな勢いは控えめ。
心がほんのりあたたかかくなるような、リーチやカメちゃんと長い旅をしているような、そんな印象の小説。

陶芸が芸術として魅力的に描かれているところはさすが!
自分の手から形ある作品が生み出されるというのは、なんと素晴らしいことだろう。
...続きを読むただ、それを仕事として人生としてずっと積み重ねていくことは
時に苦しくも寂しくもあるのだと思った。

自分を見失いそうになったときでも、好いものは好いと言える心を持ち続けたい。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月11日

バーナードリーチは何かを求めて日本に来る。そのきっかけが高村光太郎だとは知らなかった。
リーチは芸術家とはどう生きるかを教えてくれた。芸術家とは誇り高い存在。お金も家もなくとも誇りだけはある。
日本人の美徳を相手を思いやり相手を立てようとするは、自分のことを卑下し何でも遠慮して好意を受け取らないと解...続きを読む釈する。やってみたいと申し出るなんて、とんでもないと戒める。でも、それは自分に自信がないことの裏返しだと。考え方の違い。日本人とリーチ、イギリス人との。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年09月06日

カメちゃんは架空の人物だなんて、想像もしなかった。来日したリーチ先生のそばにずっと寄り添い続けた名もない陶工職人。まだインターネットも電話もない、あるのは手紙だけという時代に、日本に渡ってきたリーチ先生と、リーチ先生とともにイギリスに渡ったカメちゃん。架空だとしても、きっとこうやって、日本とイギリス...続きを読むの架け橋になりたいという熱い想いを持って、芸術の道を邁進した人たちがたしかにいたのだと思う。

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2019年08月01日

なんと面白く、心揺さぶられ、そして世界の広がる本であることか。

いかにしてバーナード=リーチが日本と英国の架け橋となる芸術家として育ち、陶芸に目覚め、新たな芸術の種を撒き、芸術史にどのような役割を果たしてきたか知ることができる。そして、陶芸の面白さ、難しさ、熱さの一端を垣間見ることができる。

...続きを読む手の、これはフィクションの人物であるが、沖亀乃介ほか、たくさんの純粋で熱く燃える芸術家との関わりを通じて育つリーチ、そして亀乃介たちが、どんどん大きなことを成し遂げ、後世に影響を与えていく。人と人とが出会い、切磋琢磨して、また、お互いに影響を与え合い、新たな次元に到達する、そういったことの素晴らしさを感じた。

芸術、芸術家の勉強ができ、好奇心を刺激しまた、フィクション部分でも読み手の心を熱くする。原田マハ氏には改めてすごいなあと思うのである。

このレビューは参考になりましたか?