原田マハのレビュー一覧

  • サロメ

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    ビアズリー展に行く前の予習で読みました。

    原田マハ作品は史実とフィクションのハイブリッド型ですが、根底にアーティストへのリスペクトがあり、物語として本当に面白い!

    姉や男色家のオスカー・ワイルドとのドロドロとか、貴族の美青年との三角関係とか、不道徳の極み!ですが、この地獄の中で生み出される芸術の素晴らしさを堪能できました。

    自分は芸術家って不幸であればあるほど魅力を感じるところがあって、その性癖をくすぐる物語でした。

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    2025年04月19日
  • サロメ

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    ビアズリー展に訪れた際に購入。

    インパクトのある絵を観た後に読むサロメは最高だった。
    現代から始まったが、内容はほぼあの時代。
    オーブリーの姉のメイベル視点だ。
    惹き込まれるように一気に読んだ。

    そうして、また画集をみて震える。
    まるで見てきたかのような物語は一読の価値アリ。

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    2025年04月14日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    〈俵屋宗達の生涯は謎のヴェールに包まれている。〉

     その宗達に興味を抱き、京都国立博物館の研究員として働く望月彩は、俵屋宗達の代表作〈風神雷神図屏風〉を中心とする琳派の展覧会を開いた際、マカオ博物館の学芸員レイモンド・ウォンから面会を求められる。キリスト教美術を専門とする彼から、俵屋宗達に関係した史料らしきものが見つかったことを匂わせられ、彩はマカオに招かれる。そこで待っていたのは、バロック時代のヨーロッパの画家の手による『ユピテル、アイオロス(風神雷神)』の絵と十六世紀末に天正遣欧使節のひとりとして海を渡った原マルティノの署名が入った紙束。原マルティノが書いたと思わしき古文書には、『俵…屋

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    2025年04月10日
  • 旅屋おかえり

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    以前テレビで、自分の代わりにぬいぐるみを連れて、行きたかった場所へ代行してもらうというドキュメンタリーだったかを見かけました。
    タイトルでそんな話だろうと思い、展開も想像出来るかな、なんて思った自分はまぁ甘い。

    旅する主人公が曲がりなりにもTV業界の人なので、行く先々で声をかけてくれる人がいて上手く行く事も有りますが、それでも、依頼人へ納品される物は感動でした。

    原田マハさんの作品で涙するのは何度目だか…
    今度は何を読もうかな、と思わせてくれる作家さんです。

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    2026年03月14日
  • 翔ぶ少女

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    大きな出来事が起こった日に生まれた家族の物語
    じんわりと涙があふれる作品でした

    マハさんのアート小説も大好きだけど、人の温かさを描く作品もすごくすごく好きです
    作風問わず、登場人物たちの人を思いやる気持ちや強く生きる姿が美しいなと感じます

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    2025年04月01日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    ネタバレ

    あなたは、目が見えない、耳が聞こえない、話すこともできない三重苦で生きていくことを想像できるだろうか?
    さてさてさんのような書き出しにしてみました。
    舞台は、明治20年の青森県弘前。
    明治維新後、政府は岩倉使節団を派遣し、その中に将来の日本の女子教育のために、女性も派遣される。9歳だった去場安もその一人。安は弱視であったが、持ち前の明るさと探求心から13年間アメリカのホイットニー家で愛されて育つ。
    日本に帰国し、安は女子教育を目指すが、なかなかその役割は回ってこなかった。
    父のツテで伊藤博文公に弘前の介良家の子女の家庭教師を紹介される。
    しかし、その子女は目が見えない、耳が聞こえない、喋れない

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    2025年03月31日
  • まぐだら屋のマリア

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    良かった〜泣けたー…会社で読むんじゃなかった笑

    誰にでも大なり小なりぶち当たる壁があって、それでも懸命に生きていく力をもらえる素敵な1冊

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    2025年03月28日
  • 太陽の棘

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    実在した沖縄のニシムイ美術村を知れただけでも、読んで良かったと思える。

    純粋に美術史としてニシムイ美術村を知りたいと思うなら、もちろんこちらの作品はフィクションも入っているだろうし、良くはない。

    だけどより多くの人にニシムイ美術村を知ってもらい、興味を持ってもらうなら、この小説のようにフィクションも交えて、少し俗っぽいストーリーに仕立てる方が効果的。

    美術史の専門書や、文学的すぎる小説だと美術のの敷居は低くならず、沢山の人には届かない。

    だから原田マハさんが書く全てのアート小説は、朝ドラ風なストーリーで、誰にでも読みやすく、美術に親しみを持てるし、美術への興味が湧いてくる。好き嫌いはあ

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    2025年03月25日
  • モネのあしあと

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    先日初めて原田マハさんの作品「楽園のカンヴァス」を読破し、京都でモネ展が開催されていることからもう少しモネのことを知りたいと思い、二作目として本書を読んでみました。これまで画家の解説本などを最後まで読み切ることはなかったが、原田マハさんはモネの生涯を自分の体験などを巧みに交えながら描いていて、最後まで楽しく読むことができました。モネの作品などについてさらに深く知るには他の解説書などを読む必要があるかもしれませんが、自分にとってはこの本から得られた知識だけでも十分にモネ展を楽しむことができるのではないかと期待しています。(残念ながら体調不良でモネ展へ行くことは延期に...)

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    2025年03月21日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

    匿名

    購入済み

    見えない聞こえない喋れない。どうやって生きてゆくのだろうと絶望しか見えなかったが、安の教育は素晴らく、奇跡をずっと見ている気分でした。強くて優しくて素晴らしい人です。何度も涙が出ました。
    3人とも素敵で優しい気持ちになりました。

    #泣ける #感動する #カッコいい

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    2025年03月16日
  • 太陽の棘

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    ネタバレ

    戦後の沖縄で、米軍の軍医、エドワードとニシムイ美術村で貧しいながらもアートに生きる芸術家たちとの交流を描いたストーリー。

    沖縄の窮状は戦後だけでなく、戦前、戦中と日本からもアメリカから搾取されてきた歴史もあったことにも触れられている。読んでいて苦しくなる部分もあるが、エドワードと画家のタイラとの友情、涙なしには読めない。しかも、実話に基づいた話。

    そして、何より、まったく別世界の人たちが繋がるきっかけとなりうるアートのスゴさ、それを追求するニシムイの画家たちの思いを描ききった原田マヤさんはさすがです。

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    2025年03月12日
  • サロメ

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    装丁が美しくて一目で買ってしまった。原田マハ先生の長編は本当に読みやすく、言葉に力が溢れてる。大好き。メイベルの悪女っぷりたまらん。タブー視されているものを題材とした退廃的芸術はやはり面白い。自分が夏目漱石、谷崎潤一郎を好きな理由の一つかもしれない。彼らの作品は悪女に振り回される男を主人公とするが、こんかいの「サロメ」は悪女が主人公で、その点で自分には目新しい。ストーリーであるがルポタージュであると錯覚するほど作り込みが細かい。素晴らしい。解説も中野京子先生で文句なし。最後まで飽きずに読めた。オーブリービアズリーの作品をもっと見たいと思ったし、salome の原作も読まざるを得ない。

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    2025年03月10日
  • スイート・ホーム

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    スイート・ホームの名の通り、そこには温かい家庭があって、取り巻く物語の全てが温かい。
    本当に良いお話ばかりが詰め込まれていて、過程に色々あっても最後に不幸な人は誰もいない。
    今は2025年、暗いニュースばかりに目も耳も塞ぎたくなる時に読みました。
    すごく、救われた気持ちになれました。

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    2025年03月08日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    実在する美術館とそこに所蔵される「あの絵」にまつわる物語。 幼き日の思い出、悩み立ち止まるとき、進み始めるとき。さまざまな人生の場面で美術館という身近な非日常の場に訪れ、絵と向き合うことでそれぞれの内面に向き合う姿が温かく、力強く描かれていた。

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    2025年03月07日
  • 異邦人

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    高畑充希さん主演のドラマを観る前に、原作を読んでおこうと思い本作を手に取りました。作者はキュレーターとしての経験を活かして、特に震災後の美術館や画廊が抱える内情について赤裸々に描いています。また、主人公が暮らす京都の町並みの四季の移ろいの描写も素敵です。ハラハラする物語の展開も相まって、アートが好きで京都が好きという自分にとって、面白さを存分に堪能できる作品でした。さて、ドラマではカギを握るアート作品や京都の四季をどんなふうに映像化しているのか、楽しんで観ることにします。

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    2025年03月03日
  • でーれーガールズ

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     思春期の甘くて苦い青春小説かと思いましたが、あんなラストがあるとは…
     「本日はお日柄も良く」とは違う名スピーチ感動しました
     マハさんの岡山愛もビンビン伝わり「ほな西へいこか」大賞ノミネートも納得。
     源孝志さん演出で映画化されてるのも知りませんでした。(解説も良かった♪)映画も観たくなりました

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    2025年03月01日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    財政破綻のため年金が支払われないようでは困るから美術品を売るべきという声と美術館を守るべきという声が上がります。しかし、美術館のために寄付を集めることで年金が支払われ、美術館は行政から独立することができました。発想の転換が素晴らしいです。思考停止してはいけないと学びました。

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    2025年02月24日
  • サロメ

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    現在、三菱一号館美術館にて『ビアズリー展』が開催されているので、作品を見に行く前に読み切ろうと考えていました。
    ビアズリーの絵は以前から、何か惹かれる魅力があり、まさに本にある『蠱惑的(こわくてき)』という表現がピッタリなのではないか...と改めて納得しました。
    また魔術的でもあり、家に飾ったら自分の中の何かが変わってしまうような...そんな怖さもあります。
    今月中には『ビアズリー展』に行くので楽しみ!

    さて、本の感想は...
    姉であるメイベル目線で話が進みますが、ストーリーに惹き込まれ、後半、現実に戻って来た際、最初の設定をまるっと忘れていました(笑)あれ?最初ってどんな話だったっけ??と

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    2025年02月22日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    緊迫感のある描写、魅力的な歴史の偉人たち。
    学生時代に読んでたらもっと日本史も世界史も好きになってたかもしれない。
    京都、マカオ、イタリア、美術館に行きたくなりました。

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    2025年02月17日
  • 生きるぼくら

    購入済み

    生きるぼくら、そのままの良い話

    人それぞれ人生があって、闇や光を抱えて生きている。そして人が人を支えあって社会が成り立ってるんだなととても考えさせられるお話でした。自分の境遇も似たところがあり涙でました。
    主人公の立ち直り、お父さんお母さんの愛情がとても嬉しくそしてつぼみちゃんとの関係が気になって、その後が気になったのは私だけでしょうか。
    ドラマ化しても良いのではないでしょうか。

    #感動する #泣ける #胸キュン

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    2025年02月16日