原田マハのレビュー一覧

  • 黒い絵

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    ちょっとまってーーと内心悲鳴が出ながら一編目を読み終えた
    いつもひだまりのような温かみをくれる小説家として認識している原田マハ、読ませるなーーーこんな黒い一面を知らなかった、こっちもいけたんだ
    だけど、締めくくり方は原田マハだ、どうしようもない胸糞ではない、ちゃんと彼女なりに救ってくれる
    私はそのセンスが好きだ

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    2025年12月01日
  • 太陽の棘

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    ネタバレ

    私は沖縄に行ったことがない。近くて遠い沖縄。日本だけど、日本ぽくない場所、沖縄。 この小説を読んで、沖縄に行ってみたいと思った。 沖縄から見る、日本やアメリカはかなり本州から見るのとは違うのかもしれない。

    この小説は第二次世界大戦直後に米軍沖縄基地に派遣された若きアメリカ軍医と沖縄の地元民の交流のお話。アメリカ兵の目を通しての日本人、いや沖縄人の明るさ、哀しみや苦しみ、強さなどが繊細に描かれている。 

    原田マハさんの小説を読むと、最後のページを閉じた瞬間に自分の気持ちもそこで止まるのではなく、むしろそこから様々ま想いや考えが湧き出てくる。今回も、自分のアイデンディティ、戦争、さらにはこの小

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    2025年12月01日
  • サロメ

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    やはり原田マハさんは面白い。これまでゲルニカをめぐる平和の話とか、ゴッホ兄弟の愛と確執とか、カラバッジオと宗達とか、綺麗で切ない物語が多かったが、今回はかなり異なる。サロメの作者であるオスカー・ワイルドと挿絵を提供したオーブリー・ビアズリー、その姉と、ワイルドの男性愛人ダグラスの四角関係。サロメの斧語りさながらのドロドロの関係。同性愛、近親愛、宗教や伝統の否定など、ダークな要素がふんだんに盛り込まれている。でも、なぜかどんどん読み進めてしまうのは、この世界に惹き込まれているからなのかも。こわいこわい。

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    2025年11月30日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    美術館に行きたくなりました。私も絵と対話をしたい。美術品との向き合い方を教えてくれる。たかが絵、されど絵...。いい意味でも悪い意味でも人の心を写し、時代を経ても誰かの心を写していくんだなァ。ゆいを。

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    2025年11月29日
  • キネマの神様

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    本読みながら、電車で泣いちゃった。
    今年読んだ本で1番良かった!

    働くという意味を考えもがく娘!
    働く事にお金以上の信念がある、小さな会社の人達!
    不器用ながらも、伝えていく親子の愛!
    陽を当てるという純粋な気持ちが、世界を変える!


    映画とい題材で全ての事を表現した、キャラクター、ストーリー、ラストシーン、全てに感動しました。

    映画【フィールドオブドリームス】、【ニューシネマパラダイス】この2本は観たことないから、これから観ようと思います!

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    2025年11月26日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    分厚いけれど、一気に読んでしまうくらい面白い本に久しぶりに出会った気がする。ノンフィクションかフィクションかわからなくなる。原田マハさんの物語に引き込まれた。

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    2025年11月25日
  • 風のマジム

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    沖縄産のラム酒を造る。派遣社員にすぎない伊波まじむのアイデアが採用され走り出す。まじむは沖縄の言葉で「真心」の意味。まじむの真心が人々の心を動かし、とうとう南大東島で素晴らしいラム酒が完成する。風の酒、うちなーラム…。沖縄に行ってさとうきび畑をざわざわと渡る風に吹かれたくなる物語。ここぞという時、まじむに厳しくも愛ある言葉をかけるおばあがかっこよくてファンになった。

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    2025年11月24日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    板状に咲くというタイトル。咲くのは棟方が妻チヤか、と読み終えてから、感じた。
    棟方にもチヤにも熱いものを感じた。なるとかなる、なんとかするしかない、という気持ちは自分も持っていたい。
    読み進めながら時々図版を確認する。この絵がこんな時に…と。
    原田マハさんの本が好きで、読んでない本を読んでみようかな、と気軽な気持ちで手に取ったけれど、愛情とリスペクトをたくさん感じた。

    20年くらい前に見て圧倒された釈迦十大弟子。
    その板木がこんな運命を辿っていたとは、驚き。神戸で焼失したひまわりもそうだけど、戦争の罪深さも改めてかんじる。

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    2025年11月24日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    ネタバレ

    「ワぁ、ゴッホになるッ!」。1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で上京した棟方志功。しかし、絵を教えてくれる師も、画材を買うお金も無い。その上、弱視で遠近感も表現できない…。そんな棟方志功がたどり着いた木版画。

     原田マハさんははじめて読んだ。とても良かった。棟方志功は昔、テレビで版画を彫る所をみたけど、その迫力も感じられた。棟方志功もなかなかだけど、チヤもかなり凄いな。もっと2人の物語を読みたい

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    2025年11月24日
  • キネマの神様

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    原田マハはすごいよなあ。
    そしてこのたび原田宗典の妹であることをはじめて知った。
    そういえば岡山出身だもんね。
    とにかく面白く、暖かい話なので、読んでいない人には超おすすめです!

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    2025年11月23日
  • 独立記念日

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    人生初の1人海外旅行のお供に選んだ一冊。様々な女性の独立に関する短編集が綴られていて、背中を押してもらえる!

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    2025年11月23日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    特に、道が印象的だった。
    全部ではないけど、繋がりが見られるところも面白い。
    皆何かしら自分にとっての一枚の絵ってあるんだろうなと思った。

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    2025年11月22日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    もう一度読みたい本です。
    はずかしながら、電車の中で泣いてしまいました。
    元々、絵を観るのが好きなこともあり、読んでみたかった本の一つでした。
    読み終わった後の余韻と共に、心に残る物語たちです。ぜひ手に取って読んで欲しいです。

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    2025年11月20日
  • ジヴェルニーの食卓

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    美術好きな友達が入院した時、短編で薄い文庫なら、とお見舞いで渡した。以来、彼女もマハさんファンになり何冊も読んで美術館にも行って、トークショーにも参加したな!そんな思い出深い一冊。

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    2025年11月19日
  • モネのあしあと

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    国立西洋美術館の印象派展に行くため、行きの電車で読んだ本。
    モネは順当に売れていた印象ですし、特に苦労とかもなく画家をやれていたのではないかと思っていましたが、私生活は苦労されてたんだな〜。

    この本では、印象派の成り立ちとそれに準えたクロード・モネの生涯を解説しています。
    読んだ感想ですが、モネの懐の深さがすごい……。
    自分のパトロンが破産したとして、多少の援助は礼儀としてするべき、それは一般的な考えだと思います。
    でもモネは、自分も余裕がないにも関わらず、その後の一生まで養ってあげるという人の良さ。
    なんて暖かい人なんだろう。

    モネの柔らかいあの絵が大好きですが、人柄まで好きになりました

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    2025年11月19日
  • 独立記念日

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    原田マハさんは、なんて温かい文章を書くのでしょうか
    短編集だけど、前の物語でサブキャラだった登場人物に次の短編ではスポット当てている感じ好き
    表では普通に見えて実は誰もが不安を抱えてるって感じで。
    中には涙涙の感動ストーリーもあったなー
    「独立」って1人で立つことと思いきや、「自分や自分のルーツを許す」こととか「誰かに頼る」ことでもあるのかなと考えさせられた
    辛くなったら読みたい1冊

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    2025年11月17日
  • リボルバー

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    ゴッホの死に新たな解釈をもたらす作品。
    ゴーギャンとゴッホの関係性を調べる中で、ゴッホは悲観的に語られがちだが、どちらの方が不幸だとかそういう切り口でなく、どちらも幸せで、双方にとってお互いの存在が重要だったと信じたいと常々思っていた。この作品はそんな思いを持たせてくれる作品で、自分に希望を与えてくれたように思う。
    ノンフィクションではないが、完全にフィクションとも言いきれない作品を生み出す、筆者の美術史に関する知識と、物語の構成力、そして人物の思いを緻密に描写する筆力にはいつも感嘆してしまう。

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    2025年11月16日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    昔、とは言っても大人になってから、クレヨンしんちゃんの戦国大合戦を見た時に「生活に戦争があるというのはこういうことなんだ」と感じた記憶が蘇った。「総理になるというのはこういう生活なのだと」
    特に仕事と子育てに悩んだ1人として、これが未来へ布石になることを願う。

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    2025年11月16日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    なぜ、絵画は長い年月が経とうとも生き残っているのか。一時は誰かのもの、それがまた次の手に渡り長い年月を生き続けている。新しい画家の佳作がまた生まれ、誰かの手に渡り生きていく。 

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    2025年11月16日
  • リボルバー

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    たゆたえども沈まずと比べて少しコミカルな所もあっておもしろいストーリーでいて深いお話でした、ラストも僕好みで⋯素敵な1冊でした

    ⋯⋯⋯失った大切な物が戻って来てよかった

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    2025年11月15日