原田マハのレビュー一覧

  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    時代を超えて、国を超えて、愛される作品。
    その背後にあるいろいろな人のいろいろな物語。

    読み進めていくうちに、それらのストーリーが時を超えて結びついていく。
    アートの歴史はそれを愛する人の歴史でもある。
    そして、過去から未来へと、たくさんの人のアートへの愛がうねりとなって、継承されていく。
    たった120ページで、1つのアートを巡る100年の歴史をこんなにワクワクしながら楽しめる原田マハさんの作品でした。

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    2025年12月20日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    美術館がすきで、興味があって読んでみた。

    上野にある国立西洋美術館の基となった「松方コレクション」。西洋美術館に展示収蔵されることになった歴史について書かれている。

    西洋美術館には何度も行っているので、「松方コレクション」が基になっていることは知っていた。松方さんはお金持ちだったんだなぁ~ぐらいの認識だった。
    その裏にお金持ちだっただけでない、日本に美術館を作って、若者に本物の美術品を見せたいという熱い思いがあったことを知った。個人で所有して満足するのではなく、未来を創る若者のために、と考えられるのが本当の資産家だなと思った。
    時代に翻弄され、せっかく購入した絵画を手放さざるを得なかったり

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    2025年12月19日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    原田マハさんが書く人たちは、どうしてこんなに魅力的なんだろう。
    貧乏暮らしでとても大変だったはずなのに、その生活の中に明るさが見えて温かい。
    東北弁がさらにほんわかさせるのかな?

    自分の信じた道を迷うことなく突き進む棟方志功もすごいけど、その棟方をどこまでも信じて支えるチヤはさらに素敵だった。

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    2025年12月15日
  • 黒い絵

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    これほどまでに心を奪われた短篇集に出逢ったのは初めて。
    それぞれの作品で描かれた、闇の中に潜むエロス•絶望•希望•永遠。そのどれもが魅力的。
    闇に溶け込んでいるため、外から見ると何も見えない。ただ、物語の中に入り込み、自身も闇の一部になるからこそ際立つそれら。
    読みたて補正もあるけれど、一番好きな小説は何ですかと聞かれたら、本作を挙げるかも。

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    2025年12月14日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    原田マハのゴッホ小説が好きで、こちらにたどりついた。Beyond Van Gogh なんて素敵。棟方志功、名前くらいしか知らないので、本当に伝記のようで、チヤが語る棟方志功が私にとって本人になってしまった。最後フランスを訪れるシーンがとても良かった。いや、全部が良かったけど、ゴッホとテオのお墓の前のシーン、うん、とても良かった。

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    2025年12月13日
  • キネマの神様

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    インスタに多くの人がアップしていたので読んでみました。
    映画を知る人は元より、知らない人でも十分楽しめる内容でした。サラっと読めるので一気に読みきりましたが、大満足でした。

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    2025年12月11日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    日本初の女性総理❣️ということで初のファーストジェントルマンの誕生。優しく総理を見守る総理夫のキャラが素敵✨全て受け入れてくれる夫がいるから総理として頑張れるᕦ -᷅ ·̫ -᷄ ᕤ理想の世界を現実にするのは難しい、なんだかんだ政治家さんはすごいなぁ〜とも感じ、選挙でちゃんと選ばなければと実感。

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    2025年12月10日
  • ジヴェルニーの食卓

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    淡々と過ごす毎日、しかし、積み重なった長い階段を登るように、確信に満ちた一歩 一段を踏み締め続ける。
    苦しい日々も、小さな幸せに向けた、序章に過ぎない。

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    2025年12月09日
  • リーチ先生

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    亀之助に高市に、うーんほんとサスペンスってこと。濱田 富本とウイキペディアなんだけど調べると人間国宝だしウイリアムモリスも作品展見たけど影響与えた偉人かいと驚きばかり。陶芸の土探しに丸2日寝ずの番に、自分だけの陶芸を見つける作業と 聞くだけで険しい道のりの物語。どこがいいかと言うと80歳のアイリスの所が1番救われた。また良い本に出会えたし また原田マハさんでした

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    2025年12月09日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    れんが成長していく過程がもっと見てみたい。普通とは違う高度な教育を受けてきた安が固定観念を打破していく過程がれんの成長が見せてくれる。読んだり、聞いたり、話したりすることがありがたいことだと思う。

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    2025年12月07日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    松方コレクションの壮絶な物語が、心に染みた。私までタブローの魔力に駆られたくなったし、命を懸けて守り抜いた人々の想いを背負った松方コレクションを、この目で見てみたくなった。

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    2025年12月06日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    電子版で読みました。
    総理がどうというより、夫婦模様、心情描写的に、グッとくるものがありました。☆4.5くらいが一番しっくりくるかな。

    女性総理のことも、これが書かれたのが2013年で、ニュージーランド首相が出産したのが2018、今、日本で初めて女性総理が生まれたことを思うと、なんか変な感じ。

    そして、前に読んだマハさんもスピーチ重視で、これも(笑)。なんか変な感じ。

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    2025年12月06日
  • 黒い絵

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    読み進めていくほど物語は深みを増し、読者を魅了する。やっぱり原田マハさんの作品は趣がありおもしろい。

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    2025年12月06日
  • 旅屋おかえり

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    ネタバレ

    旅をすることの良さは私も知っている。
    旅をした先で待っている人との繋がりや故郷になる安心感、そして幸せを感じること。
    読み始めて中盤くらいから涙が出て、終わりごろのにも涙が出た。人情深いという言葉があてはまるのだろうか。
    ずっと読みやすく優しい書き方であった。
    旅屋をメインに話しながらも、バックストーリーがしっかりあって軸がぶれず惹き込まれた。

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    2025年12月04日
  • 夏を喪くす

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    ネタバレ

    短編小説のようになっていて、
    それぞれが女性の物語であった。

    私が印象に残ったのは、夏をなくす。

    夫の心舞い上がってるっていうメッセージを見た時の主人公の強さ。
    自分も不倫してるからただ頭を抱えただけなのかもしれないけど。

    乳がんになったことを夫に言えなくて、不倫相手とは関係がおわりそうで。

    そこであの決断をしたあの島に残るとして、生き抜くことを決めた女性は強いとおもった。
    青柳が事情を抱えているのも驚いた
    幸せになって欲しいとおもう

    青柳が海におしっこしてるシーンで
    海とセックスしてるみたいって言ったセリフが
    何故か頭にすごく残る

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    2025年12月03日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    日本の美術館に所蔵されている絵画にまつわる6篇の短編集。登場人物は皆それぞれが人生の壁にぶつかり、悩み、もがき、疲弊してしまった者たち。そんな彼らが絵画を通して、人との繋がりや希望を見出し、新たな道を切り開いていく。
    この作品のタイトルでもある、「〈あの絵〉のまえで……」という表現が色んなシチュエーションで多用されている。その表現と絵画の描写を通して、人との出会いへの感謝、奇跡の再開への願いや、清々しいまでの爽やかな惜別など、それぞれが抱く様々な感情が自分の中に流れ込んできたように思う。
    どのエピソードも生き生きとした感情描写があり、読むごとに心が軽くなるような、豊饒な気持ちになれる。

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    2025年12月02日
  • 黒い絵

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    ちょっとまってーーと内心悲鳴が出ながら一編目を読み終えた
    いつもひだまりのような温かみをくれる小説家として認識している原田マハ、読ませるなーーーこんな黒い一面を知らなかった、こっちもいけたんだ
    だけど、締めくくり方は原田マハだ、どうしようもない胸糞ではない、ちゃんと彼女なりに救ってくれる
    私はそのセンスが好きだ

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    2025年12月01日
  • 太陽の棘

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    ネタバレ

    私は沖縄に行ったことがない。近くて遠い沖縄。日本だけど、日本ぽくない場所、沖縄。 この小説を読んで、沖縄に行ってみたいと思った。 沖縄から見る、日本やアメリカはかなり本州から見るのとは違うのかもしれない。

    この小説は第二次世界大戦直後に米軍沖縄基地に派遣された若きアメリカ軍医と沖縄の地元民の交流のお話。アメリカ兵の目を通しての日本人、いや沖縄人の明るさ、哀しみや苦しみ、強さなどが繊細に描かれている。 

    原田マハさんの小説を読むと、最後のページを閉じた瞬間に自分の気持ちもそこで止まるのではなく、むしろそこから様々ま想いや考えが湧き出てくる。今回も、自分のアイデンディティ、戦争、さらにはこの小

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    2025年12月01日
  • サロメ

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    やはり原田マハさんは面白い。これまでゲルニカをめぐる平和の話とか、ゴッホ兄弟の愛と確執とか、カラバッジオと宗達とか、綺麗で切ない物語が多かったが、今回はかなり異なる。サロメの作者であるオスカー・ワイルドと挿絵を提供したオーブリー・ビアズリー、その姉と、ワイルドの男性愛人ダグラスの四角関係。サロメの斧語りさながらのドロドロの関係。同性愛、近親愛、宗教や伝統の否定など、ダークな要素がふんだんに盛り込まれている。でも、なぜかどんどん読み進めてしまうのは、この世界に惹き込まれているからなのかも。こわいこわい。

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    2025年11月30日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    分厚いけれど、一気に読んでしまうくらい面白い本に久しぶりに出会った気がする。ノンフィクションかフィクションかわからなくなる。原田マハさんの物語に引き込まれた。

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    2025年11月25日