原田マハのレビュー一覧

  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    解説の上白石さんが仰っていた通り、読後、美術館へ行きたくなりました。

    それぞれの主人公が経験する様々な喪失だったり、切ない瞬間だったり、その節々で出会い、触れ合う絵画を交えた短編集。原田さんの色彩豊かな美しい文章で綴られる物語は、時に切なく、優しく心に触れてきました。
    最後の「道」は、前向きな希望を感じる終わり方で好き。
    ただ一番心に引っかかったのは、「マドンナ」だった。

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    2026年02月01日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    感動です。

    愛と信じる心が奇跡を起こす。
    見えない聞こえない喋られないの三重苦に、日本の古い時代の偏見や家柄、土地柄などをいれると更なる苦がありながら、安の愛の力とれんの生きる力が道を拓いていく。

    元祖ヘレンケラーとは、全くの違う奇跡を見た感じです。

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    2026年02月01日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    ピカソの作品できちんと認識しているものはアヴィニョンの娘たちぐらいしかなく、ゲルニカはなんとなく見たことがある、程度であった。
    本作を読み終えた今では、それが生み出された背景や絵から発信されるメッセージを理解し、"ピカソのゲルニカ"として強く印象づけられた。
    またストーリーについても、70年近く離れた2つの時代が交互に描かれている訳だが、物語の後半になるにつれて伏線が回収されていく気持ち良さがある。
    そして余韻を持たせた終わり方がおしゃれだ。

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    2026年01月31日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    ネタバレ

    原田マハさんの本は3冊目。
    一番好きかもしれません。

    棟方志功さんと妻チヤさんの物語。
    コミカルで笑ってしまう場面、思わず涙してしまう場面、様々でした。

    成功するのは分かっているのに、柳宗悦さん・濱田庄司さんとの出会いの場面は胸が熱くなりました。

    東京大空襲のところも印象的でした。
    「ワぁの命にも等しいもん」は何か。
    心が温かくなりました。
    「版上に咲く」というタイトルに込められた意味も、良かったです。

    夫婦の物語は、既にドラマ化されたことがあるようですが、この本を原作として、朝ドラにしてくれたらいいのになと思いました。



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    2026年01月31日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    れんが愛おしく、立派でした。信じ続ける安先生の姿も素敵だった。
    まだまだずっと物語が続いてほしいと願ってしまった

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    2026年01月30日
  • 独立記念日

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    原田マハさん、初読み本。面白かったー
    ショートショートストーリーだけど、全てが繋がってていて満足感があった。
    すごく面白い。同じ女性として元気が出る話だった。これを読むと明日も頑張ろうって思える。
    特に「お宿かみわら」の、志郎さんが言った
    「おれの、いまの夢?聞いて笑うなよ。すごく単純だから。奈緒と一緒に生きることだよ。ずっとずっと、一緒に。」って言葉が本当にじーん、ときて読んだ瞬間涙が止まらなかった。
    こんなに短い話なのに、ここまで心に来るものはない。あたたかいお話たくさんで、大好きです。

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    2026年01月28日
  • リボルバー

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    最高
    ゴーギャンとゴッホの関係が冴と友人の関係に似ている。
    名匠二人の関係性に涙しながら読みました。感情移入させられる。

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    2026年01月28日
  • 楽園のカンヴァス

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    原田マハどハマりのきっかけ。
    この本を読んでから、読書と美術館巡りが趣味になった。

    美術館の何が面白いんだかさっぱりだったし、高貴な方達が行く所で私には関係のない場所と思ってた。
    それが原田マハさんの小説を読むと、あの絵にもこの絵にも会いたくなる。もっといろんな絵を時代をアートを人を知りたくなる。魔法か?!

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    2026年05月27日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    お気に入りの話について

    「群青」
    主人公ミサオはニューヨークにあるメトロポリタン美術館で働く女性。美術館では障害を持つ子供たちのためのワークショップを計画していた。ミサオは目の不調に気づき眼科をかかると、弱視の少女パメラと出会う。ミサオは緑内障と診断され、未来が真っ暗であったが、ワークショップでパメラと再開する。

    「道」
    主人公翠はイタリアで現代美術に関する様々な仕事に携わるキャリアウーマン。とあるきっかけで、新表現芸術大賞の審査員を務めることに。翠は審査中、エントリーナンバー29番の作品に不思議な感覚をとらえる。なんとその絵は、翠と離ればなれになった兄が描いた作品だった。翠はどうしても彼

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    2026年01月25日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    史実を基にしたフィクションの傑作だと思う。

    この本を読んで国立西洋美術館に足を運んだ人は多いのではないでしょうか。絵画や近代史に興味が無い人にとっては、恥ずかしい思いをするのではないか、これから美術館自体の歴史を知るきっかけになるのではないでしょうか。

    それにしても、この作者は経歴もあるかと思いますが、史実を調べて小説に仕立てるのが素晴らしい。
    大好きな作家です。

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    2026年01月25日
  • ゴッホのあしあと

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    先日、ゴッホ展に行ってきた。
    もっとゴッホのことが知りたくて読んだのが、
    私が大好きなマハさんのこの本。
    充分に堪能できた。
    学生時代に買った画集を思い出し、さがしたら
    ゴッホがあったので見ることができ、とても満足。

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    2026年01月23日
  • モネのあしあと

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    モネの魅力がこの一冊にぎゅっと詰まっています。
    先日、印象派展に行ったので、ずっと積読してあった本の中から引っ張り出して…

    一見、西洋美術画というと高貴で崇高で自分の生活とはかけ離れているように感じるけれど、マハさんの小説は、いつもなんだかアーティストをとても身近に感じ、前から知っているような温かい気持ちになり、気づくとその世界感に惹き込まれています。

    原田マハさんの語彙力、アートに対する情熱や芸術家に対するリスペクト、アーティストの魅力の伝え方、モネが人生の中で辿ったフランスの色々な町の魅力。
    どれをとっても全部全部ときめきます。

    そして、フランスに行ってモネのあしあとを辿り、モネに会

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    2026年01月23日
  • インディペンデンス・デイ

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    原田マハさんの本、未読だったので手に取ってみました。

    今日が私の、独立記念日。

    川向こうの暮らしに憧れ、実家を出て一人暮らしを始めた女性から始まって、いろいろな女性たちの24の物語。

    はじめは、前の作品にちらっと登場した人物が次の主人公なんだな、とおもしろく読み始めました。すれ違ったくらいの人にそれぞれの悩み、生活、夢や希望がある、そんな当たり前のことも「あぁ、そうだなあ」と思いました。

    いろいろな女性が、自分を縛っている呪縛から独立して自由になる、そんな感じの物語たち、爽快感いっぱいです。

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    2026年01月23日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    どこまでがノンフィクションかは良く分かりませんがピカソという人物をいささかでも知る事が出来た。原田マハさんの筆力には恐れ入りますね!

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    2026年01月21日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    二十代に手にした一つの額縁は、時を経るごとに、どこかしっくりこなくなった。あの時は、この額縁の中に私の人生を描くと悟ったのに。あれから二十年経ち、私はその額縁を手放し、全く新しい額縁を手に入れた。それはとても質素に見えるけれど、大らかで、この外側にも描いてもいい、と言われているかのような器の大きさがある。そう、人生は必ずしも額縁の中に描き切れるとは限らないほど未知の可能性を備えている。一度決めたことで私を縛らず、行くと決めたときにその一歩を踏み出す勇気を信じること。それは私自身を信じるとゆうこと。私自身を大切な人だと認識すること。それは孤独と隣り合わせかもしれない。でも、私にしか描けない、色と

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    2026年01月21日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    話自体もそうですが、読み終わって自分もとても長い旅をしてきたような心持ちでした。距離的な旅と時間的な旅と絵の世界への旅と下巻では多くの感動がありました。楽しい話をありがとう。

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    2026年01月19日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    しんみり、ほろりと涙が出てしまう短編集。色んな地方が出てくるから、読みながら絵画が頭の中に浮かぶ。「読書感想画」を皆で描いたら素敵な展覧会ができそう。むしろ、何か絵からインスピレーションあって書いた文章では?と思うくらい。そんな表現の豊かさが、やはり原田マハならではなのかな。読み終わって気づいた、母と子がテーマなんだろうか。

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    2026年01月17日
  • 旅屋おかえり

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    北海道の北にある礼文島という離島で生まれ育ち、高校の修学旅行で初めて東京に来たときに、芸能プロダクションの社長からスカウトされ、「プロのアーティスト」とか「女優」の肩書を夢見ていたのに、デビュー直後のごく短い間だけは「アイドル」と呼ばれていたものの、最初から「タレント」と呼ばれ、次に「元アイドルのタレント」、そして最近では「売れないタレント」と呼ばれているアラサータレントの芸名「丘えりか」(通称:おかえり)が主人公です。

    この芸能プロダクションに所属するタレントは「おかえり」ただ一人だけで、彼女が、唯一のレギュラー番組でスポンサーの名前を間違えて連呼したことから、スポンサーの逆鱗に触れて、そ

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    2026年01月17日
  • モダン

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    ニューヨーク近代美術館に関係する様々な人の人生や作品の見方を覗ける作品。私自身絵画等に詳しいわけではないが、文字から浮かび上がる登場人物の感情から、自分自身の目で文中に出てきた作品と対峙し私自身の物語を紡ぎたいと感じた。

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    2026年01月16日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    今まで芸術に興味なかったけど原田さんの本を読んでいるうちにどんどん興味が湧いてくる。アラフォーになってなんとありがたいことか。

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    2026年01月15日