原田マハのレビュー一覧

  • ゴッホのあしあと

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    たゆたえども沈まずを読んで今更ながらゴッホにはまり、大阪市立美術館で開催されていたゴッホ展最終日に行くことが出来ました。
    その後この作品を見つけ、ゴッホのことがもっと知りたいなと思い購入しました。
    ただ絵を見て素敵だなあ、綺麗だなあという感想しか持たなかった私に、原田マハさんは、画家の生き様や生活を知りながら絵画を楽しむという楽しみ方を教えてくれました。
    今年は大ゴッホ展も始まり、楽しみが増えました。

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    2025年10月11日
  • 風のマジム

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    清く正しく爽やかな作品です。
    沖縄で主人公がおかあとおばあに厳しくも愛情たっぷりで育てられる。
    社会に出てから夢を見つけ、周りのみんなに支えられながらそれを叶えていくサクセスストーリー。とても良い。

    随分前に買っていたものですが、読み終わってググったら、なんと、丁度映画が公開されていた。こんな事あるよね。

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    2026年03月17日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    感動に尽きる
    自己を見つめ直す良い機会
    当たり前の事が出来る幸せを噛み締めさせられる。
    原作自体も詳しくは知らないけど日本版にした原田さんの素晴らしさに改めて敬服
    泣ける本のひとつです

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    2025年10月09日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    画家、漫画家、映画監督など、二十の星々に出会い、短い時間の間に手土産渡しとインタビューをする…という原田マハさんへの挑戦状から始まる物語。
    まるでその時代へタイムスリップし、冒険しているようなワクワクした感覚がありました!
    フィクションである筈なのに、一つ一つの言葉からまるでその時の場面で芸術家さんが話しているように聞こえます。
    文章から芸術家さんの作品に込める熱意、感動が伝わり、きっとマハさんは楽しく執筆されていたんだろうなと思わされます。まるで本当に憧れていた人たちに出会えたかのように。

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    2025年10月08日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    棟方志功が「世界のムナカタ」になるまでを妻チヤの目線で描いた物語。女が常に一歩下がってという時代、棟方を信じ支え続けたチヤさんの苦労は計り知れず、同時に志功にどれほど愛されていたのかも計り知れない。何度も胸を打たれる場面がありました。

    原田マハさんの文章も魅力的でこれまで何作か読んだけど1番好き。他の美術系作品も読んでみたい。

    〈心に残った言葉〉
    ”何かあったのかと気にはなっても、棟方が自分から話すまでは決して訊いたりしない。それがチヤの中の決め事だった。”

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    2025年10月07日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    ネタバレ

    原田マハ13作目。

    ストーリーが壮大で登場人物もあまりにも有名だったが違和感なくスッと入ってくる表現力、、。エイミーのただ真っ直ぐな思いが伝わるからこそ、自分がさせられていたことを知った時の悲しみや自分すらにも抱いたであろう嫌悪感を感じて苦しかった。残りの燃料がほぼなくなったあの数秒でエイミーが伝えたのは、私情ではなく世界に対するメッセージだったことが、エイミーの人間性を表していてグッときた。エイミーのことを労うニッポンの乗組員と、その思いを受け止めて消えたエイミーの絆、どちらの複雑な思いもとても伝わって感動した。

    原田マハの史実に基づいたフィクションやっぱり素晴らしい!

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    2025年10月01日
  • サロメ

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    サロメの演劇を描いたオスカー・ワイルド、その挿絵を描いたオーブリー・ビアズリー。
    ビアズリーの天才が故の苦悩や、ワイルドや世間の評価についての葛藤が読んでいてもどかしくもあり、応援したくもなる。

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    2025年09月30日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    マルティノと宗達の出会いから友情が芽生え、お互いを心の支えとしていくところがよかった。実際に「洛中洛外図屏風」「風神雷神」を観に行きたい。
    同じ時代に生きた日本の偉人同士が絵画を通じてつながていくところが面白い。こんなことが本当に起こっていたのかも、と夢が広がっていく。

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    2025年09月29日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    風のマジムに続いて読んだ原田マハのアート小説.
    いやこれは…参ったね.勝負にならない完敗.読まされちゃったって感じ.

    主人公は棟方志功じゃなくて妻のチヤ.これがほんと効いてる.天才本人を主役にしちゃうと,頭の中を“それっぽく”再現したつもりの嘘くささが出る.でも隣にいた人の目を通すと,あの猪突猛進で純粋な志功の姿が自然に立ち上がるんだよね.各章の冒頭がチヤの様子から始まるから,舞台のト書きみたいに映像で再生される.映画にしたら絶対映えるやつだと思った.

    時は度重なる戦争の時代.そのただ中を生きているのに,声高に戦争を語らない.でも静かに,確実に「戦争を拒む」空気が漂っている.語らなさすぎて

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    2025年09月29日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    相変わらず、どの本を読んでも感動してしまう。素晴らしい小説だと思う 小説の良さである自分で体験できないことを疑似体験できること、疑似体験する価値のある物語 それを素晴らしい小説を使って伝えている著者の能力に感服する こういう小説を読むと他の人にもぜひ同じ感動を味わってほしいと思ってやまない

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    2025年09月28日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    秋になると原田マハさんが無性に読みたくなる。

    こちらはマハさんの著書の中で数少ない未読の本。
    この物語は、マハさん自身がマハさんに与えた
    ミッションとして物故作家20名に会いに行き
    お土産を渡しインタビューを試みて、文章にまとめ
    本にする。までがミッション。という想定
    勿論、最早会えない方達ばかりであるけれど
    まるで史実のような不思議な感覚に陥る。

    マハさんのアート小説はいつもそうだ。
    それがちっとも不自然じゃないから
    錯覚?!したまま読み終えることになるけれど
    いつもふわふわと幸せな余韻に浸れる。

    マハさんのアート小説が好き過ぎて
    取り留めのない感想になりますが
    近々ゴッホ展に出向く前

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    2025年09月27日
  • ゴッホのあしあと

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    ゴッホの歴史について、解説と原田さんの考察が書かれている。
    ゴッホが語られる際、狂気の人とか、可哀想な人、みたいに表現されることが多い印象がある。
    でも、それはやはり人の歴史というか、それだけの言葉では到底言い切れない色々があった。
    本作でも言われているように、少なくとも狂気だけではないし、可哀想なだけでもない、と思った。

    27歳で画家を目指したというのは驚いた。画家って小さい頃から夢見ているものかと思っていたけど、意外と大人になってから目指し始めた人多いのかな。

    パリという芸術都市で挫折を味わい、そこから離れる選択をした時の心情を思うと切なくなる。
    耳を切った話も、出来事だけ聞くとヤバい

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    2025年09月27日
  • まぐだら屋のマリア

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    そのときはいっぱいいっぱいだけど、時間が解決する、てこともあることを再認識しました。
    ごはんの描写が素敵で美味しいごはんを作って食べたくなりました。

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    2025年09月24日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    棟方志功とその妻チヤの人生を、チヤの視点で描いた話。

    とにかくチヤさんが自立した女性でかっこいい。誰かを支えることができる人にはこういう強さがあるなと思う。
    そして棟方志功はどこかひょうきんで可愛らしいひとだった。
    エピソードにはくすっと笑えるし、家族愛にはジーンとくる。そのバランスがちょうどいい話だった。

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    2025年09月23日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    これまでゴッホやピカソ(ゲルニカ)など海外のアーティストの物語ばかりだったが、ついに日本人の物語が!主人公は棟方志功。青森出身の売れない画家が、さまざまな出会い、特に当時の美術界の改革者たちとの出会いを経て大きく飛躍する。この本は、棟方の妻のチヤの目線から語られているところが新鮮。夫のために毎日墨をすり、売れない時代は幼子を抱えながら野草をつんで食事としていた。なんとも言えない感動の物語。

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    2025年09月20日
  • スイート・ホーム

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    再読です。
    ほんわかと優しいお話です。ショートケーキを口に運んだときのように、しあわせな気持ちになれる作品だと思いました。

    人を思いやる気持ちと、夢をあきらめない気持ち。両方を持ち続けていたいって、そう思いました。
    そして、自分の夢を叶えられるのは、周りの人たちが助けてくれるからこそなんだと、この本が教えてくれたんです。

    いっこおばさんのお話が、特に好きです!
    それと、奥手ながら芯の強い陽皆ちゃんが、とても素敵です。
    いや、でも、出てくる人たち全員がいい人たちでした!私も、みんなのように、大切な人の支えになれたらいいなぁ。

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    2025年09月19日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    星がひとつほしいとの祈り、号泣しました...盲目の女性に生涯を捧げた女中さん、愛する人との出会いと別れ。戦争を経験した事がない現代の女性が、今のささやかな幸せに気づく事が出来る、とても心温まるお話でした。私も、盲目の女性のように、誰かの心を癒す人でありたいと、生き方に影響のある深いお話でした。マハさんの、心を綴る小説が大好きです。

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    2025年09月16日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    原田マハさんのアートをモチーフにした短編集。
    女性たちの挫折と成長がテーマの物語なので、美術に興味がなくても楽しめます。
    傷ついたり、落ち込んだりしている人に読んでほしい物語です。

    8月6日生まれの広島の女性のお話『ハッピー・バースデー』は、母子の絆をひろしま美術館のゴッホの絵が繋いでくれます。 すごく心が掴まれる物語です。

    他にも、肉親を亡くしたり、ハラスメントで心を削られた女性たちが、偶然出会ったアートによって生きる力を取り戻す姿が描かれています。

    作者も略歴も知らなくていい。ただ〈 あの絵〉のまえで純粋に絵をみつめること。きっと、それが大事なんだと思います。

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    2025年09月16日
  • お帰り キネマの神様

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    『お帰り キネマの神様』は、原田マハさんの小説『キネマの神様』の続編ではありません。
    山田洋次監督によって映画化された『キネマの神様』の内容を新たに小説化したものです。

    例えるなら「原作→映画→新作」でしょうか。そもそも、このノベライズ企画は山田洋次監督が『キネマの神様』を映画化する際、原作をかなり改変してしまったからなんです。

    山田洋次監督は『小さいおうち』の時もちょっと原作のイメージと違う映画だったから、原作ファンは嫌なんだよなあ…。

    そしてまた、映画のノベライズを原作者にやらせるなんて、いくら巨匠とはいえさあ…。

    と思ったら、面白いんですこれが!

    映画全盛期のワクワク感と、家族

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    2025年09月15日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    上野の国立西洋美術館へ行きたくなること必至です。アートに対する先人の思い深さや苦労、時代を思い浮かべ、その世界に没頭してしまいました。

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    2025年09月13日