原田マハのレビュー一覧
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素晴らしすぎた。何もかも。
こんなにも溺れていたいと思える作品を生み出してくれた原田先生に感謝したい。大好きだわー。
大正時代のお話。言葉の訛りや、時代ならではの言葉で綴られる文章に若干構えながら読み進めるも、文章から読み手に伝わる力と構成力が凄すぎて、直ぐに慣れてしまい飲み込まれていきました。終始、主人公すてらの感情に寄り添いながら読み進め、喜びや哀しみを共に味わい、微笑ましかったり、ドキドキしたり、泣いたりと、とても充実した読書をさせていただきました。
また、この小説は作者の良さがふんだんに味わえる作品で、「小説を書くということ」「絵の素晴らしさ」を芸術という一つの括りとして、紡いでいく流 -
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病気の父のために12歳で新たな世界で働き始め、自分の好きな事を見つけ溢れ出すように始まり、そこから世界が広がっていく。
読む楽しみを読者に届けたい、読んでもらう喜びが書き続ける理由となる。
諦めかけた心を諭してくれた恩人や新たな世界へと導いてくれる出会い。
読んでいるうちにワクワク、好奇心が止まれなかった。
そして恩師たちの言葉が心に深く刻まれて
今の自分への応援されている気持ちになり
また頑張ろうと前向きにしてもらえた作品。
・イサの言葉
雨はそのうち必ず止みます。
そうすれば、あくる日は必ず晴れの日になるのです。そういうふうにできているのです。
・大原社長の言葉
常に先に進もうとす -
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ネタバレ続編かと思い楽しみにしていましたが、続編ではなく、映画の脚本を更にアレンジした作品でした。
自分は小説のキネマの神様が素晴らしくて、映画を観ていないのですが、やはり映画やドラマになると、脚本によってだいぶ話も変わるんですね。
今問題になっている芦原妃名子さんの作品がドラマと原作で全然違うということは、実際よくあることだと思いますし、その最たるものはドラゴンボールの実写映画だと思います(全員同意見であれはクソ映画だった)。
しかし、著者のすごいところは脚本によって形を変えた作品を、更に本人が手を加えて、大枠は同じだけども全く違った作品を世に送り出したところです。
そして、生まれ変わった著書も素晴 -
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京都の方言や地名や祭りの名称など、言葉が難しいのだが、なぜかスラスラ読み進めることができた。それは物語の内容が凄く面白いからだと思う。展開が早く、作中様々な出来事が連続して起こる。読んでいてこちらまでヒヤッとする展開で面白かった。
原田マハさんの言葉遣いが綺麗で、京都についての知識も増えた。また、自分の宝物である絵と、同じく宝物である家族そして新しい命。主人公菜穂が何を犠牲にして何を取るのかという展開が気になり、早く続きを知りたいと思い読み進めていった。人生の大きな難しい選択に何度も迫られながらも、菜穂のサバサバした性格が気持ちよかった。強く生きる女性は素敵だなと感じた。一方ただひたすら一輝が -
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「そうかあ。そりゃ、親不孝だね」
清音の白い顔に、その日初めて雲がかかるのがわかった。
「でもさ。幸せになんなきゃ、もっと親不孝だよね」
その言葉に、清音は小さくうなずいた。
『キネマの神様』 / 原田マハ
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39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、
折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、
多額の借金が発覚した。
ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を
投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、
ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。
映画の神様、が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。
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タイトルが『キネマの神様』なのに
英題が『The Name a -
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読み終えるのが惜しいほど、素敵な物語でした。
主人公・中山すてらは、過酷な生い立ちの中で育ちながらも、倉敷紡績で働き、大原孫三郎との出会いや雑誌『白樺』との邂逅を通して、「小説を書く」という人生の道を見つけていきます。
とりわけ心に残ったのは、大原孫三郎がすてらに向かって言う「あなたには書くことをやめない力がある」という言葉でした。
すてらは、「私は書き続けたのではなく、書くことをやめなかった」と語ります。書くことは彼女にとって生きることそのものだったからです。
この言葉を読んで、「何かをし続ける力」と「何かをやめない力」は似ているようで違うのだと気づかされました。
「し続 -
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ネタバレ初めて原田マハさんの作品「生きるぼくら」を読んで、すごく良かったので他作品も読んでみることに。
私が大好きな山田五郎さんのYouTubeでルソー特集を興味深く視聴していて、ルソーの愛嬌あるイメージを持って読んだのですが。
ルソーの作品を巡って色んな人の思惑が蠢いていてずっとハラハラしてページをめくる手が止まらず。いつもは通勤途中でしか読まないのに、病院の待合で、家で、一気に読みました。
最後、ルソーを理解する友人たちに救われて良かった。バイラー、あなただったのか!もう色々、驚きと感激。
ティムと織絵が再会したシーン、ジーンとしました。
素敵な作品でした!
ルソーの絵は上手いの??って思 -
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史実に基づいて、この小説家が現地に出向いたり、関係者への取材などで得た情報を基に書かれた傑作だと思います。
ただ飛ぶ事が好きだったのに国に利用される事に気付き、行方不明になった平和を願うアメリカの女性飛行士。
日本に保護された事をきっかけに、日本の新聞社が「ニッポン」と名付けた飛行機で世界一周に挑戦する影の一員となる。
その当時の時代背景も錯綜しながら、「ニッポン」に搭乗した8人の物語が、飛行機の進路とともに色々な事に巻き込まれながら物語が進んで行きます。
取材に裏付けされた言葉の描写や表現は、読んでいてシーンが絵に浮かんで来ます。
感心しながらドキドキしながら感動しながら、読み進められま