原田マハのレビュー一覧
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ピカソに大きな影響を与えた現代絵画のパイオニア、アンリ・ルソー。しかし彼の生前は評価されない不遇の「日曜画家」だった。
美術館監視員である織絵とニューヨーク現代美術館のチーフキュレーター、ティム・ブラウン。17年前、彼らはルソーの代表作「夢」に酷似した謎の作品の講評を所有者コンラート・バイラーより秘密裏に依頼される。作品を渦巻く欲望とティム・織絵のそれぞれの抱える秘密が交差する中、謎の絵画の正体は、晩年のルソー本人の人生記とともに少しずつ紐解かれていく。
ティム、織絵、ルソー、そしてピカソ…彼らの情熱と愛が、彼ら自身あるいは作品の運命を変えていく。 -
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原田マハさんの新作長編!
期待値が爆上がりだったにもかかわらず、それを上回ってくるのがマハさん!!本当に素晴らしかった。
明治の終わりから大正にかけて、小説家を目指す女性のお話。
岡山で育った山中すてらは、病気の父親を助けるため、女工として働くなか、小説を書き始める。その才能を見いだした周囲のサポートもあり、すてらは女文士(小説家)として歩み出す。
マハさんがインタビューで「これは、私の話であり、あなたの話でもあります。自分の物語として読んでほしい」と言っていたけど、まさに私も、すてらと一緒に物語の中で生きているような気持ちになって、一緒に泣いたり苦しんだり笑ったりした。
小説家は一流の -
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なんと言ったらよいのだろう。
「原田マハ」の作品に関しては、正直それほど多くを読んできたわけではない。
例えば本屋の陳列や、伝え聞く評判が気になり、ふと手にすると、それがマハ氏の作品であったという、そんな出逢い方で親しませて貰ってきた。
そしてこの『まぐだら屋のマリア』もその一冊となる。
たまたま目にした表紙のタイトル。これに魅せられ思わず手に取ってしまった、といったところか
そしてこの“導き”は間違いではなかったと、そう言い切れる。
マハ氏の筆致―それが創り出す物語の世界観には毎度驚かされる。見識の深さがなせる技とも言えるのだろう。
ただ奇をてらうでもなく、ごく自然にそれでいて何処かミ -
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ネタバレ引きこもりっていた主人公が、息子の自立を促すため家を出で行ってしまった2人暮らしの母が置いていった年賀状をたどり、偶然の出会いに導かれ奥蓼科の父方の認知症を発症している祖母と再会。そこで両親を亡くしてしまい生きる希望を失ってしまった主人公の父親の再婚者の娘と出会い、新たにスタートした3人の暮らし。そこでの様々な出来事と地元の人々との交流が2人の心を開かせ、祖母がこれまで続けていた昔ながらの自然のやり方による米作りに挑戦することを決意する。お米作りを通し、お米に自然の力を教えられ、それぞれが再生を果たしていく物語。
生きる意味を改めて考えさせられる。
涙腺を刺激される場面が、散りばめられている。