原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これまで読んだ本で一番泣きました。というか、本を読んで泣くということ自体「初」?あまり手に取ってこなかったジャンルなのかもしれない。原田マハ作品とっても大好きになりました。他の作品も非常に気になります。
離婚、引きこもり、認知症等。自分がこれまで触れてこなかった重たい内容。本人、身内の生々しい苦労。もっと知るべきこと、知りたいなと思いました。しかし、作品全体としては重たい雰囲気ではなく、いつも前向きな姿勢を感じさせる。挫けても立ち直る、実を結ぶためにうつむかない。作中何度も出てくる「生きるぼくら」という言葉、繰り返すごとに重みを増していく。
家族の愛、人の温かさ、人の強さ、生きる幸せ、なんかを -
Posted by ブクログ
フィンセント・フォン・ゴッホとゴッホを支え続けた弟のテオドール、そして日本から飛び出してフランスのパリで美術商をしていた林忠正、加納重吉の交流を描いた作品。
ゴッホとテオの関係は共依存しすぎていて、読んでいて胸が痛くなってしまう。テオは兄に疲れ、ゴーギャンを自分の代わりにあてがい、ゴッホの重みに耐えかねてゴーギャンが逃げてしまうと、テオも逃げるように妻を娶って家庭を持った。ゴッホは自分の重みに耐えかねて死んでしまう。
なんとか兄弟は死期を遅めていただけに過ぎなかったのだろうと思う。ゴッホが売れさえしていれば。しかしゴッホは早すぎた天才だったから全てが仕方ないのだ。