原田マハのレビュー一覧

  • リボルバー

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    面白かった〜!
    原田マハさんの美術小説は実話がもとになっているフィクションだとわかっていても、実際にこんなことがあったのではないかと思ってしまうほど惹き込まれる。
    もし本当にゴッホの死をめぐる真相がこの通りだったら切ない。
    ゴッホとゴーギャンに向けられる優しい視線が全体に感じられて、ミステリーでありながら暖かい作品だった。
    登場人物達のやりとりにも癒される。
    ゴッホの最後の地であるオーヴェル・シュル・オワーズにも行ってみたいなぁ。

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    2026年09月10日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    マハさんの視点も感じながら歴史を築いてきた画家たちを学べる一冊。
    ただ歴史を語るだけではなく、人物の内面にもアプローチしているので、年表化しておらずとても親近感が湧く。ぜひ対峙してみたい作品ばかりでした!

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    2026年09月10日
  • 楽園のカンヴァス

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    あんな有名な大作や画家を使って、よくぞこんなすごいミステリー、書けるなぁ!!!って思っちゃいますよね。
    特に、動物園のシーンがよかったなぁ。
    ルソーが見つめた世界を、共に体感し、かけがえのないひとときを分かち合えた二人。
    そこからもう一山も、二山もあって、「どうなっちゃうのー?」となったところに最後、見事な謎解き。ルソーを真に愛する人への作品の継承。別れと再会。見事だー!
    原田マハさん、さすがです。

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    2026年09月10日
  • 晴れの日の木馬たち

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    山中すてらや常和田伊作の小説が読みたくて読みたくて。原稿用紙とちびた鉛筆の香りが常にまとわりついている、読書大好きさんに超オススメの傑作!

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    2026年09月10日
  • 本日は、お日柄もよく

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    『困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している』

    『ほんとうに弱ってる人には、誰かがただそばにいて抱きしめるだけで、幾千の言葉の代わりになる。そして、ほんとうに歩き出そうとしている人には、誰かにかけてもらった言葉が何よりの励みになる』

    かける言葉が見つからない、どうしていいか分からないという時、必ずしも適切な言葉をかけることが全てでは無い

    忘れない

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    2026年09月10日
  • お帰り キネマの神様

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    すごく面白かった!
    ギャンブル、お酒、借金癖どうしようもない父親ことゴウ。
    そんなゴウと連れ添い50年苦労が絶えない人生を共に歩む淑子。
    バツイチ、契約社員のち雇い止め無職となる娘の歩。
    登校拒否の息子勇太。

    映画をこよなく愛してきた円山家
    辛い時映画が円山家を励ましてくれたんだね。
    父親ゴウの言葉P22、
    「人生でわかんないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ映画の中にある。」
    ラスト授賞式の歩のスピーチ(泣)
    女優の園子さん登場 ゴウとの会話(泣)

    ここ数年全然映画を観てない事に気づく
    子供の頃、ゴウと似たり寄ったり今は亡き我が父親と「スーパーマン」観に行った事を思い出す。正義の味方スーパーマン!カッコよかった^ ^
    久しぶりに映画を観たくなりました。


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    2026年09月08日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    ニッポンに乗ってアメリカを発つときに、エイミーがトビアスに通信したところがもう、、、くぅうううってなった。
    マハさんの本は色んな世界に連れて行ってくれるし、一貫して平和で美しい世界を訴えててほんとすき。

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    2026年09月08日
  • すべてが円くなるように

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    ネタバレ

    真珠にまつわる7つの短編集。
    真珠と言えばミキモト…そのHPに掲載された物語かな?
    貝から生まれる真珠には、なんとなく温かみがあって、受け継がれていく人生に寄り添ってくれる感じがする。
    その感じを物語にしてくれてる…かな
    読んでいて色々な思いが交差した。

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    2026年09月08日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    6編の物語はどれも大人の女性が主人公で、共通することは結婚しておらず子どももいないということ。現代において結婚や子どもの有無にとやかく言うことは憚られるようになって久しく、多様な生き方ができるからこそ迷い、悩みながら日々をどうにか生きている女性たちの物語に触れると心が温かくなる。それは紆余曲折ありつつも、生きている彼女たちに励まされる思いだからだ。
    思うようにいかず、しかし、辿り着いた先が彼女たちのようであれば、一瞬の他者との触れ合いが心の支えになるのであれば、生きていることは本当に素敵なことだと読み終えて感じた。

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    2026年09月07日
  • 晴れの日の木馬たち

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    朝ドラ的爽やかさもあり、読後感も良く、個人的に文句なしの★5!(私にしては珍しいのです)
    読んでいる途中、大好きな『赤毛のアン』にも似たものを感じた。 
    このお話では、主人公こそ架空の人物だが、芸術に関わった実在の人物も多く出てくる。娯楽の少ない時代、少女たちが熱狂した文学や芸術の世界。それを見守り、支えた多くの人たちがいたことに感謝の気持ちでいっぱい。
    正直言うと、読み始めて数ページで目頭が熱くなった。学生時代、明治・大正のころの少女雑誌について研究していたので、この年頃の少女たちの、活字や芸術的なものを純粋に欲しているキラキラした熱量を懐かしく思い出した。
    このお話に出てくる女性たちに、素敵な人が多かったのも印象的。
    つらくても、頑張っていたら報われる……現実はそんな単純な世の中じゃないからこそ、小説ではこういうのを読みたいの!という、自分の好みも再確認した。

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    2026年09月07日
  • 本日は、お日柄もよく

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    「何ひとつ、言葉が出てこない。」ってことありませんか?

    話す場面なのに適切な言葉が出てこない。こんな時に何を言ってあげたらいいんだろうと言葉に詰まった経験は皆少なからずあるはず。

    この物語は、友人の結婚式でスピーチをする事になったとあるOLの成長物語。
    主人公のこと葉は、ある時、スピーチライターの久遠久美の短くもユーモアと愛情にあふれるスピーチを目の当たりにします。久美と関わり、スピーチの極意と言葉の操り方を学ぶうちに、自分の世界が広がっていきます。

    言葉のプロに出会ってからのこと葉は、まさに激動。恋愛、ガールズトーク、老舗メーカーの新キャッチコピープロジェクト、そして、政治の世界と、内容も盛りだくさんで、言葉で変えられる世の中を本気で信じる、がむしゃらさに強く引き込まされた作品でした。

    スピーチの極意として、観察、傾聴、沈黙、等様々なスキルが必要なだけでなく、相手に気持ちを届けるには、やはり人柄やエピソードを効果的に使う事が大切で、時折出てくる気迫のスピーチに何度も目頭が熱くなりました。

    最初から最後までとても読み応えがあり、本著者は初読みでしたが、他の作品も是非手に取ってみたいと思わせてくれましたし、節目で何度も読み返したいと思えるような素敵な作品でした。おすすめです。

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    2026年09月07日
  • 太陽の棘

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    戦後の沖縄、激動の時代を生きていた人々と1人の医師がアートを通じて出会う物語。アートは国境を超えるという言葉を耳にするが、その言葉を表したような物語だった。

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    2026年09月06日
  • たゆたえども沈まず

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    歴史的事実にフィクションを巧みに織り交ぜている構成。ゴッホについては、弟テオとの間で交わされた大量の書簡が残っており、多くのことがわかっています。しかし、一方で、人生の転換点となったいくつかの出来事については今も謎が残っています。そこでその謎を埋める存在として、実在の人物である日本人画商林忠正にその役割を担わせています。この林忠正がゴッホの人生の重要な局面に関わったという設定になっており、その辺りをマハさんが丁寧に美しく描いている点を興味深く読み進めました。

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    2026年09月06日
  • 晴れの日の木馬たち

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    なんて素敵な人達がでてくるのでしょつ
    イサさんの家のようにちゃんと整えた家に憧れます。
    一度だけ大原孫三郎さんの子孫の方にお会いしたことがあります。その方も素敵な方でした。

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    2026年09月06日
  • たゆたえども沈まず

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    誰からおすすめをされ、いつ購入したのかもわからず積読していた一冊。

    つい先日、上野の国立西洋美術館にて、写実主義の西洋画や印象派のモネ等の作品に触れ、東京都美術館開館100周年記念の大英博物館日本美術コレクションでは、葛飾北斎や歌川広重らの浮世絵にも触れていたところだったので、ジャポニズムが語られる本作はタイムリーに楽しめた。
    ちょうどその頃、上野の森美術館で夜のカフェテラスの大ゴッホ展が開催されていたが、あまりにも人気で行列ができていたので、入館しなかったことが悔やまれる。
    とにかく日本人はゴッホのことが大好きなのだ。

    日本で独自の発展を遂げた浮世絵が海を渡り、西洋の画家たちに衝撃を与え、やがてゴッホの作品のような、それまでになかった芸術へと姿を変えていく。その過程には、どこか感慨深いものがある。

    自分とは異なるものを取り込み、混ざり合い、そこから以前には存在しなかったものを生み出していく。それは芸術に限った話ではなく、人が生きていくうえでも大切な営みなのかもしれない。

    人の感情、心の機微を言葉によって捉えようする試みの一つが純文学だとすれば、ゴッホはそれを絵によっ試みた人なのではないかと思った。
    人間は精神的に追い詰められた時に、普段気づかないようなどうでもいいことに気づいたり、固執したり、見えない景色が見えたりするものなのかもしれない。
    苦しみながら生きる過程に人間の本質が見出されるのかもしれない。
    そういう苦しみを芸術に昇華させていたのがゴッホで、苦悩によって精神的に追い詰められた者にしか描けない芸術というものがあるのだと思う。
    有名な明治の文豪たちもみんな苦しみながら、人間の本質を描くような芸術を生み出していたことを思い出した。

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    2026年09月06日
  • 独立記念日

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    好きな本は?って聞かれて答えたいと思える本に出会えた。
    本のタイトルの意味がわかって尚,すごく沁みた。
    独立って、腹をくくるって感じかな、小さな希望が活力になって生きれるって感じかな、と悶々と。
    今の悩みがすっと楽な気持ちになった。腹をくくって一歩踏み出すのがいいよね

    本、悩んでる職場のあの子に渡したらどうかな?おせっかいでむしろ嫌な気持ちにさせちゃうかな?でも励まされると思うんだよなーって。週明け渡してみようかな。

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    2026年09月06日
  • 永遠をさがしに

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    一気読み。チェロを諦めていた和音の成長とそれを見守る父親の再婚相手。電車の中で読まなくてよかった。感動の涙。

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    2026年09月05日
  • 晴れの日の木馬たち

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    ネタバレ

    すてらの人生をすぐ隣で見させてもらったような不思議な感覚だった。
    過去を思い返すシーンでは、文章の先に進む前にその同じシーンを思い返していて、ここまでのめり込めるのかと自分でも驚いた。
    文章が綺麗なのはもちろん、絵画の表現が美しくて繊細で、イメージがどんどん膨らんでワクワクした。
    すてらの大切な人たちが本当に素敵な方ばかりで大好きな言葉がいくつもあった。

    マハさんの作品を読むと、容赦ない現実への悩みや迷いを思い出しながらも、結局最後は救われて前向きな気持ちになっている。

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    2026年09月04日
  • 楽園のカンヴァス

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    珍しくミステリーを読んだ
    登場人物も絵も魅力的で、ストーリー展開もワクワクするほど楽しかった
    絵に興味のない私が美術館に行きたくなった
    絵を愛する人たちの画家への思いが新鮮だった
    芸術だけでなく今までなかった新しいものが、なかなか世間に評価されなくて、本人が亡くなってから認められるって残念だなと思った

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    2026年09月06日
  • 旅屋おかえり

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    よかった。じんわりと心温かくなるようなお話。
    登場人物みんな魅力的で、主人公おかえりに自然と共感したり、応援したりしたくなった。
    言葉や態度と本当のきもちが別なことって、大人になるに連れて多くて、そんなことを思い出させてくれる。
    旅に想いを馳せる道中、見慣れない土地の景色や人も魅力的だけど、あー楽しかったって家に帰る安心感が旅の醍醐味なのかもしれない。

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    2026年09月04日