原田マハのレビュー一覧

  • 晴れの日の木馬たち

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    素晴らしすぎた。何もかも。
    こんなにも溺れていたいと思える作品を生み出してくれた原田先生に感謝したい。大好きだわー。
    大正時代のお話。言葉の訛りや、時代ならではの言葉で綴られる文章に若干構えながら読み進めるも、文章から読み手に伝わる力と構成力が凄すぎて、直ぐに慣れてしまい飲み込まれていきました。終始、主人公すてらの感情に寄り添いながら読み進め、喜びや哀しみを共に味わい、微笑ましかったり、ドキドキしたり、泣いたりと、とても充実した読書をさせていただきました。
    また、この小説は作者の良さがふんだんに味わえる作品で、「小説を書くということ」「絵の素晴らしさ」を芸術という一つの括りとして、紡いでいく流

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    2026年06月14日
  • まぐだら屋のマリア

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    いい感じのヒューマンストーリー、過去の失敗、悪い事、嫌な事があっても今を誠実に一生懸命前を向いて生きようと思える物語でした

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    2026年06月14日
  • 晴れの日の木馬たち

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    病気の父のために12歳で新たな世界で働き始め、自分の好きな事を見つけ溢れ出すように始まり、そこから世界が広がっていく。
    読む楽しみを読者に届けたい、読んでもらう喜びが書き続ける理由となる。
    諦めかけた心を諭してくれた恩人や新たな世界へと導いてくれる出会い。

    読んでいるうちにワクワク、好奇心が止まれなかった。

    そして恩師たちの言葉が心に深く刻まれて
    今の自分への応援されている気持ちになり
    また頑張ろうと前向きにしてもらえた作品。

    ・イサの言葉
    雨はそのうち必ず止みます。
    そうすれば、あくる日は必ず晴れの日になるのです。そういうふうにできているのです。

    ・大原社長の言葉
    常に先に進もうとす

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    2026年06月14日
  • 晴れの日の木馬たち

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    作中に出てくる小説たちがどれも好みで面白くて、"どうしてこの世に存在しないんだ?"と歯がゆい気持ちになった。

    すてらが見て触れる日常が、まっすぐで煌めいていて愛おしく、あついため息の連続。

    主人公の名前もタイトルも、あらゆるものに対する"理由"が愛に溢れていて素敵な作品だった。

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    2026年06月13日
  • すべてが円くなるように

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    やっぱり原田マハさんが書く言葉は本当に優しくてあったかい。
    すべて真珠に関連した話でどれも心がぽっとあったかくなった。人との繋がりとか、素敵だと思う気持ちとか、大事にしたいものがいっぱいある。

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    2026年06月12日
  • 生きるぼくら

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    とっても私には刺さった作品でした。

    気持ちが下降していた頃に読んだためかもしれません。

      (仕事に、家庭に、行き詰まっていた頃だったから)

    私の中では星五つです。

    小説としての完成度は、
    実はそれほど秀悦だとは、思っていないのだけれども。

    とにかく、刺さった本でした。


    何に?、どこに?、どんな場面に?、誰に?
    どんな言葉に?、

    んー?

    わかりません。

    とにかく再読します。

    あとで  ですけど。

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    2026年06月12日
  • お帰り キネマの神様

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    ネタバレ

    続編かと思い楽しみにしていましたが、続編ではなく、映画の脚本を更にアレンジした作品でした。
    自分は小説のキネマの神様が素晴らしくて、映画を観ていないのですが、やはり映画やドラマになると、脚本によってだいぶ話も変わるんですね。
    今問題になっている芦原妃名子さんの作品がドラマと原作で全然違うということは、実際よくあることだと思いますし、その最たるものはドラゴンボールの実写映画だと思います(全員同意見であれはクソ映画だった)。
    しかし、著者のすごいところは脚本によって形を変えた作品を、更に本人が手を加えて、大枠は同じだけども全く違った作品を世に送り出したところです。
    そして、生まれ変わった著書も素晴

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    2026年06月11日
  • 異邦人

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    京都の方言や地名や祭りの名称など、言葉が難しいのだが、なぜかスラスラ読み進めることができた。それは物語の内容が凄く面白いからだと思う。展開が早く、作中様々な出来事が連続して起こる。読んでいてこちらまでヒヤッとする展開で面白かった。
    原田マハさんの言葉遣いが綺麗で、京都についての知識も増えた。また、自分の宝物である絵と、同じく宝物である家族そして新しい命。主人公菜穂が何を犠牲にして何を取るのかという展開が気になり、早く続きを知りたいと思い読み進めていった。人生の大きな難しい選択に何度も迫られながらも、菜穂のサバサバした性格が気持ちよかった。強く生きる女性は素敵だなと感じた。一方ただひたすら一輝が

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    2026年06月10日
  • キネマの神様

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    「そうかあ。そりゃ、親不孝だね」
    清音の白い顔に、その日初めて雲がかかるのがわかった。

    「でもさ。幸せになんなきゃ、もっと親不孝だよね」
    その言葉に、清音は小さくうなずいた。

    『キネマの神様』 / 原田マハ

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    39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、
    折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、
    多額の借金が発覚した。

    ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を
    投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、
    ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。

    映画の神様、が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。

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    タイトルが『キネマの神様』なのに
    英題が『The Name a

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    2026年06月10日
  • 楽園のカンヴァス

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    アートの世界へ迷い込んだような面白い作品だった。ロマンを感じる。アートにはあまり触れてこなかった人生だけど、美術館に行きたくなった。他のマハさんのアート関連の作品も気になる。

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    2026年06月09日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    目が見えない、耳が聞こえない、口もきけない女の子、介良れん。
    そんな少女の才能を信じ、奇跡を信じた去場安。
    ヘレンケラーの物語が、明治日本の青森を舞台に描かれる。

    原田マハさんの文章はいつも美しくて好きなのですが、この物語との相性は最高でした。奇跡の実話と、原田マハさんの筆致がこんなにも重なるのかと。

    あの有名な「water!」のシーンがどう描かれるのか。
    結末がわかってるからこそ安心して楽しめ、プロセスそのものを味わえます。

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    2026年06月08日
  • 楽園のカンヴァス

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    ネタバレ

    7日間の出来事がまるで自分もそこにいるかのような臨場感があった。原田マハさんの小説は自分がどっぷりこの世界観に入り込めるのと同時に、今まで知らなかった美術史にも引き込まれるので読書の時間がとても楽しい

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    2026年06月08日
  • さいはての彼女

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    どこでもいいから、今のここではないどこかに旅に出たくなる。気持ち良い風を感じる、少し涙がにじむ短編ばかりでした。またいつか読み返したい。

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    2026年06月07日
  • 晴れの日の木馬たち

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     読み終えるのが惜しいほど、素敵な物語でした。
     主人公・中山すてらは、過酷な生い立ちの中で育ちながらも、倉敷紡績で働き、大原孫三郎との出会いや雑誌『白樺』との邂逅を通して、「小説を書く」という人生の道を見つけていきます。

     とりわけ心に残ったのは、大原孫三郎がすてらに向かって言う「あなたには書くことをやめない力がある」という言葉でした。

     すてらは、「私は書き続けたのではなく、書くことをやめなかった」と語ります。書くことは彼女にとって生きることそのものだったからです。
     
     この言葉を読んで、「何かをし続ける力」と「何かをやめない力」は似ているようで違うのだと気づかされました。
     「し続

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    2026年06月07日
  • さいはての彼女

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    ものすごく今の私の心に響いてしまった。全ての短編が刺さりすぎて、痛かったりじんわりしたり涙したり。旅はやっぱりいい。そしてまだ私は大切な友と笑い転げながら旅に出たいと思っている。人生のフェーズで立ち止まっているのは私だけのような、そんな気がする。人生、私は今、何かを成しているんだろうか、道半ばなのにそんな風にも思う。さて、私はこの区切りのなく続いていく道のその先のフェーズに行けるのだろうか。深呼吸する物理的な時間が、そして空間が、必要なのかもしれないな。

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    2026年06月07日
  • キネマの神様

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    映画はすばらしいですねえとどこかの映画の評論家が言っていたように、映画は素晴らしいものだと思わされる1冊。
    映画の評論をきっかけに家族を救う物語。
    いわゆるシネコンではなく、ニューシネマパラダイスのような映画館は街中に少なくなってきていて、今やサブスクなどでも映画を観ることはできるけれど、そういった映画館も行ってみたいと思える1冊。

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    2026年06月07日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    ネタバレ

    総理の夫、まさしく今の日本、今読むべき!?と思って原田マハさんの作品を連続で読みました。

    面白くてさらっと読めました。
    男女平等は難しい、だって女性しか子ども産めないんだもん。ってずっと思ってきていました。この話も産育の問題に直面する。うーん難しいよね、でも戻ってきた時に同じ場所を変わらず提供すること、も一つの男女平等なのかなあと思ったり。

    映画にもなってること、知らなかった。映画も見てみたいかもって思うくらい、お気に入りの作品でになりました♪

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    2026年06月07日
  • たゆたえども沈まず

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    原田マハさんの作品は、私にとって感情移入させられる小説家の一人。
    この作品は、登場人物の感情が、フィンセントの作品と相まって、キラキラとたゆたえども沈まないように描かれているように感じた。
    本当に出会えてよかった作品。
    今のところ、人生のベスト5に入る!!
    ありがとうございました。

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    2026年06月06日
  • 楽園のカンヴァス

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    ネタバレ

    初めて原田マハさんの作品「生きるぼくら」を読んで、すごく良かったので他作品も読んでみることに。

    私が大好きな山田五郎さんのYouTubeでルソー特集を興味深く視聴していて、ルソーの愛嬌あるイメージを持って読んだのですが。

    ルソーの作品を巡って色んな人の思惑が蠢いていてずっとハラハラしてページをめくる手が止まらず。いつもは通勤途中でしか読まないのに、病院の待合で、家で、一気に読みました。
    最後、ルソーを理解する友人たちに救われて良かった。バイラー、あなただったのか!もう色々、驚きと感激。

    ティムと織絵が再会したシーン、ジーンとしました。
    素敵な作品でした!

    ルソーの絵は上手いの??って思

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    2026年06月06日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    史実に基づいて、この小説家が現地に出向いたり、関係者への取材などで得た情報を基に書かれた傑作だと思います。

    ただ飛ぶ事が好きだったのに国に利用される事に気付き、行方不明になった平和を願うアメリカの女性飛行士。
    日本に保護された事をきっかけに、日本の新聞社が「ニッポン」と名付けた飛行機で世界一周に挑戦する影の一員となる。
    その当時の時代背景も錯綜しながら、「ニッポン」に搭乗した8人の物語が、飛行機の進路とともに色々な事に巻き込まれながら物語が進んで行きます。

    取材に裏付けされた言葉の描写や表現は、読んでいてシーンが絵に浮かんで来ます。
    感心しながらドキドキしながら感動しながら、読み進められま

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    2026年06月06日