原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこれは出会えてよかった一冊!
今すぐに国立西洋美術館に行きたい気持ちが湧いてきて、これに関してばかりは今海外にいることを悔やむほど。
まああの美術館が逃げることはないから、日本に帰ったらまたこの1冊を再読して携えて、閉館30分前というわけには私はいかないけれど、堪能する1日を作りたい。
ずっと敬遠してきて最近になってハマり始めたチャッピー(chatGPT)に気になる絵(全部気になるんだけど)を今はどこで見ることができるのか、もしくはその画家の絵が今いるメルボルンではどこで見られるのか、そしてこの本に私の椅子好き要素が触発されて椅子の美術館のようなものはあるのか、日々尋ねつづけていた。
登場人物 -
Posted by ブクログ
主人公が、幼馴染の結婚式で感動的なスピーチと出会うところから物語が始まる。
スピーチライターという仕事そのものに驚き。
結婚式、企業の PRの場、政治の世界で言葉を武器に活躍する人たちのことを知れてよかったと思う。
私も仕事上、人前で話すことがよくありますが 、自分自身の伝え方について振り返りながら読んでいました。
言葉や想いを伝えるって本当に難しい。そして、大切なこと。
真剣に日頃の自分自身の伝え方を見直してみようと感じました。
物語の内容も素敵だった。後半は本当に胸熱くなり、手が止まらなかった。原田マハさんの他の作品も読んでみたい。 -
Posted by ブクログ
すごくよかった…読み終わった今この言葉に尽きる。
順番は逆だと思うけれど、「板上に咲く」から「リボルバー」、そして「たゆたえども沈まず」を読んで、フィンセント・ファン・ゴッホの存在がわたしの中ですごく大きくなった。
リボルバーでも、たゆたえども沈まずでも、ゴッホと弟テオの関係性が会話や相手への想いからわかる。人間性も見えてくる。フィクションだから違うところもあるかもしれないけど、とても繊細な心をもった兄弟だったのだろうなと思う。だからこそ、美術史に名を残す作品を描くことができたのだろうと思うけど。
んー、もっと知りたい。。
そして、絶対に、死ぬまでに、ゴッホの作品を見る。
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Posted by ブクログ
一つ一つのお話しすべてに心惹かれた。涙したり、笑ったり、原田マハさんの紡ぐ一つ一つの言葉に温まった。
寄り道
ーその夜は、喜美の二十代最後の夜だった。河原町で、母は扇子を買ってくれた。夜になっても暑い暑いと騒ぐ娘に、半ばあきれて。それでも、大人の女性にふさわしいよう、薄紫の絹を張った清水の流れの模様も涼しげな一本を。
長良川
ー好きなところに行って、好きなものを食べて、好きな音楽を聴いて。好きな絵を見て、好きな花を育てて、好きな本を読んで。それでもし好きな男ができたら、迷わずにそいつと生きていってほしい。なあ、そうしてくれるかな。そうしてくれよな。おれが、死んだら。 -
Posted by ブクログ
初めて読んだ1年前。あまりにもテンポの良い疾走感と爽快感に読む手が止まらず、展開の勢いと盛り上がり方に何度も鳥肌が立ってしまった大好きな1冊。久しぶりに読みたくなって読み返したけど、やーっぱり面白い!!!
主人公・こと葉を始めとした登場人物がみんな魅力的で、とにかく言葉の持つ力と威力をそこはかとなく感じることができる。結婚式のスピーチも、政権交代や演説のスピーチも、本当にどれもいつ読んでも感動しちゃう。。スピーチライターって聞き慣れない仕事について学ぶことができて、政界についても分かりやすく描かれているので勉強になる!ちょうど先日日本の選挙は終わったばかりだけれども。次回の選挙では立候補者自ら