原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
国立西洋美術館の印象派展に行くため、行きの電車で読んだ本。
モネは順当に売れていた印象ですし、特に苦労とかもなく画家をやれていたのではないかと思っていましたが、私生活は苦労されてたんだな〜。
この本では、印象派の成り立ちとそれに準えたクロード・モネの生涯を解説しています。
読んだ感想ですが、モネの懐の深さがすごい……。
自分のパトロンが破産したとして、多少の援助は礼儀としてするべき、それは一般的な考えだと思います。
でもモネは、自分も余裕がないにも関わらず、その後の一生まで養ってあげるという人の良さ。
なんて暖かい人なんだろう。
モネの柔らかいあの絵が大好きですが、人柄まで好きになりました -
Posted by ブクログ
実はまだ読み終わってなくて途中なんですが、私の心にグッと響いて、この気持ちを文章にしたくて感想を書くことにしました。
登場人物は、仕事や恋、家族の問題で、自分の人生にちょっと躓いた女性達です。
旅先で、自分と向き合う時間や人との出会い、美しい自然や美味しいご飯を通して、これまでの人生を振り返り自分を取り戻していくお話だと思います。
原田マハさんの文章は読みやすく、スルスルとページをめくることができますし、ストンと胸に入ってきます。
旅先の電車で読んでいて、各章の最後の方になると、うるっと目頭に涙が溜まりました。
きっと私も彼女達と同じようなライフステージにいて、共感するところが多く、自分 -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めての原田マハ!!読みやすかった!!
スピーチライターっていう馴染みない仕事について知ることができたし、そこから政治の話に繋がっていったのもすごく自然だった。
政治の話とかあんまり興味持てないかなと思ったけど、それでもスイスイ読めた!主人公が応援したくなるような等身大の女性だったのも良かったな〜
あと、本当に本当にワダカマとこと葉の恋愛模様が愛おしすぎてニヤケまくりながら読んでました。恋愛小説読みたくなった!!!!
本文中ででてきた、「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を