原田マハのレビュー一覧

  • 本日は、お日柄もよく

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    良い!

    ストーリー的には捻ったところもなく、原田マハさんの文体が軽妙で、何よりも!文章を扱う仕事を取り上げているだけに、小説を書いてみたいと思ってる私としては、何度もパタンと本を閉じて、考えを巡らせる事の多い本でした。

    私も本に、喜びや哀しみや怒りや恐怖で心を動かされた経験があるので、文章で人や社会を動かす、変えていくストーリーにものすごく共感出来ました。

    あー、いつかそういう文章が書けるようになりたいなあ。

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    2026年07月29日
  • 永遠をさがしに

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    あらすじを読んで若干ドロドロした話かと身構えていたが、実際は登場人物一人一人がまっすぐで、苦難を乗り越える熱い話だった。原田マハさん特有の穏やかで素敵な描写も多々あって、読みやすい作品だった。

    音楽が好き、部活的な熱い話が好きな人はかなり好きだと思います。

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    2026年07月29日
  • 生きるぼくら

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    ネタバレ

    とても面白かったし、ほっこりあたたかくなるような作品。
    これぞマハさんの作品。といった感じ。
    主人公は学生時代に壮絶ないじめを経験し、そこからバイト、就職もうまくいかず、絶望して引きこもりに。
    高齢の母親におんぶに抱っこで、一生面倒を見てもらおうと思っている24歳男性。

    そこから母親から見捨てられ、記憶の奥にある離婚して離れた父方の祖母の家に久々に遊びにいって、そこでの出会いや生活によって、自分を取り戻していく物語。

    おばあちゃんのあたたかさ、厳しくも優しい周囲の人々と触れ合い、農業体験を経て、生きていることを実家する姿は感動したし、でも押し付けがましくもなく、さわやかなタッチで描かれてい

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    2026年07月29日
  • 本日は、お日柄もよく

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    颯爽と駆け抜けていくストーリー展開。
    最初から最後まで心地よいスピードで綴られ、一気読みしました

    言葉が本来持つ力。仕事に対しての熱量。
    テキストでしか表現されていないのに、登場人物それぞれの決意がその想いの強さのまま伝わってきました。感動をありがとうございました。

    読んでいる時、ふと進次郎構文、朝食は朝食べますを思い出しました笑 特に深い意味はありません。

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    2026年07月28日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    ネタバレ

    世界一周飛行に挑戦し、太平洋上で失踪したアメリア・イアハート、そして純国産機で初の世界一周を達成した毎日新聞社のニッポン号。これらの史実を元に作り上げられた壮大なフィクション。暁星新聞社の記者である翔子は、世界一周飛行を成し遂げたニッポン号の写真に、謎の女性が写り込んでいることを発見する。この謎を探るため、当時世界一周飛行に同行したカメラマン山田順平を探す。
    1928年~1939年という第二次世界大戦が始まるほんと直前に、自由と平和を訴える物語が描かれている。アメリカの女性パイロット、エイミー・イーグルウイングの物語から始まり、信頼のできる仲間との日々であったり、アインシュタイン博士との邂逅で

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    2026年08月01日
  • 本日は、お日柄もよく

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    いつもの原田マハさんの作品とはまた違った魅力。
    横関大「ミス・パーフェクトが行く!」をちょっと思い出した作品でした。

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    2026年07月28日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    なんて素敵な作品に出会えたんだろう、なんて素敵な作者に出会えたんだろう、と心が震えた1冊!
    「マドンナ Madonna」という短編が特にお気に入り。少しすれ違ってしまう母子のお話で、誰にでもあるような、特別な事なんてひとつもない日常のお話。
    それなのに、、、なんでだろう、とても感動して泣いてしまった。なんだろう、、、愛って泣けてきちゃうよね。

    母からの愛っていつでも同じだけ貰っていたはずなのに、それが愛だと気づけた時にだけ一気に体全部に染み渡って、目から溢れちゃうから涙になるんだよねきっと。
    大公の聖母、また常設展に見に行きたいな。
    きっと見たら泣いちゃうな、母の愛にまた、気づいちゃって。

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    2026年07月27日
  • 楽園のカンヴァス

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    『楽園のカンヴァス』を読んでまず感じたのは、これは名画の真贋を巡るアートミステリーではなく、「本物」とは何かを問い続ける物語だということだった。

    物語は、アンリ・ルソーの代表作《夢》に酷似した一枚の絵が見つかったことから始まる。日本人研究者の早川織絵とニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンは、その絵が真作か贋作かを見極めるため、ある鑑定書を七日間かけて読み進めることになる。現在と過去が交錯しながら物語は進み、ルソーという画家の人生、絵に込められた思い、そして一枚の絵を巡る人々の情熱が少しずつ姿を現していく。謎を追う面白さはもちろんあるが、読者を惹きつけるのは、その先に広がる芸

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    2026年07月27日
  • 生きるぼくら

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    ひきこもりで母親に見放された24歳が、父の嘘の年賀状から蓼科で米作りを始め、周りの人達との交流から成長していく物語。
    人との繋がりの中で、一粒の籾から何千倍の米が育つ人を巻き込むエネルギーや、力強さに感動していく主人公。
    だんだんと逞しくなっていく姿を、人間模様や米の成長に合わせて表現していく巧みな文章構成に引き込まれていきます。

    最後に、見放された母親との再会後の展開が楽しみなのですが…

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    2026年07月27日
  • 楽園のカンヴァス

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    冒頭から止まらない!グイグイ引き込まれて行った。絵画たちを検索しながら、最後は伏線回収。一気に読破したエンタメ小説。原田マハさんの作品は、無駄のない読みやすさ、リズムがある。次はリボルバー読みます。

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    2026年07月27日
  • 生きるぼくら

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    とても良かった!
    特別に好きな作品が増えました。

    数年のひきこもり生活から蓼科の祖母の元で米作りをすることになった人生(名前)の、再生と成長の物語。その様子が、蓼科での米作りとともに描かれています。

    のどかで懐かしい田園風景、自然と助け合える地域の人たち、彼らを包みこむ温かな空気がとても心地よかった。
    彼らを愛情深く見守り、導いてくれる周りの人たちも素敵。人生の祖母が、泣きそうになるくらい優しくて包容力があって素敵すぎた!

    見違えるように成長した人生が、地域の人たちと共におばあちゃんを支える様子は感慨深いものがあったし、米作りを学びながら「生きている」って素晴らしいなぁとしみじみ。

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    2026年07月27日
  • キネマの神様

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     特に期待していなかったが、とても良かった。ご都合主義かもしれないが今作は納得の展開。登場人物を心から愛し、応援させるほどの筆力で描写されれば、あり得ない展開でもむしろ歓迎される。ラストは涙無しには読めない。一時期映画にハマっていた時期のことを思い出させてくれた。誰もが一度は味わったことがある映画館でのワクワク感や手に汗握る体験が蘇る。お父さんとローズ・バッドの映画批評は、話の展開そっちのけで全作品分読んでみたい。ただ映画版は大幅に改変されているようなので、観るのはやめておこう。

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    2026年07月26日
  • 本日は、お日柄もよく

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    『本日は、お日柄もよく』を読んでまず感じたのは、これはスピーチライターという仕事を描いた物語ではなく、言葉には人の人生を変える力があることを描いた作品だということだった。

    主人公の二ノ宮こと葉は、友人の結婚式で耳にした一つの祝辞に心を奪われる。その感動をきっかけに、伝説的なスピーチライターのもとで言葉を学び、新たな世界へ足を踏み入れていく。やがて舞台は結婚式の祝辞だけでなく、企業や政治の演説へと広がり、「人に伝わる言葉とは何か」という問いを軸に物語は進んでいく。華やかな成功譚というより、一つひとつの言葉と真摯に向き合い続ける人々の姿を描いた作品である。

    この作品が描いているのは、話し方の技

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    2026年07月26日
  • たゆたえども沈まず

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    ネタバレ

    テオがポルティオにフィンセントの絵を披露するシーン
    じゃがいもを食べる人々の説明シーン
    タンギー爺さんが登場するシーン
    忠正がフィンセントに伝えたセーヌ川の舟になればいいと伝えたシーン
    星月夜を忠正が目にしたシーン

    フィクションだとしても、フィンセントが37で亡くなったことは紛れもない事実。
    ラストにかけて、フィンセントの孤独が痛々しく胸に突き刺さってどうしようもなく切なく、悲しいやり場の無い気持ちで涙が止まらなかった。
    フィンセント・ファン・ゴッホを知るきっかけが、この本でよかった。リボルバー読み進める!
    林忠正のことももっと知りたい……

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    2026年07月26日
  • 晴れの日の木馬たち

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    私は原田マハさんの小説が大好きだ。なぜなのか。その答えがこの作品の中に詰まっていた。
    きっと原田マハさんは読者である私たちに「晴れの日の木馬たち」を見せ続けてくれているのではないか。見せ続けるぞ、とそんな思いを持っていらっしゃる方なのではないかと思った。

    すてらちゃんは確かにずっと幸運だな〜とは思ったけど、たぶん、私たちそれぞれの人生も幸運に溢れているのだと思う。今日の日までの人生の歩みをあらためて振り返って、抱きしめて、明日からの一歩踏み出したいと思える作品だった。

    またひとつ、私の人生にとってお守りにしたい本が増えました!

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    2026年07月26日
  • 異邦人

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    ネタバレ

    大好きな原田マハさんの作品。
    美術を題材にしているマハさんの作品ですが、私がこれまで読んでいた前向きだったり明るくなれる内容とは大きく異なり、どこか怪しく引き込まれていきました。

    東日本大震災の東京が最初の舞台で、もう15年も前のことを思い出しながら、読み始めました。同時に、私にとっては三回ほどしか訪れたことのない京都で、この物語は繰り広げられていきます。

    え、この人が?あの人が?と読み進めるうちに、予想もしなかった色々なことが明らかに…。菜穂と母親の関係、一輝と義母の関係、照山と樹の関係、さらには樹と菜穂の関係。驚きの連続。ひとつも想像しませんでした。

    怪しい中にも、やっぱりマハさんの

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    2026年07月26日
  • たゆたえども沈まず

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    兄弟のすれ違いが切なくて、胸が苦しかった。
    原田マハのアート小説は鮮烈で、だからこそフィクションであることに注意しないといけない。物語全てが事実であると思ってしまう、思いたくなる。

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    2026年07月25日
  • 本日は、お日柄もよく

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    自分自身転職を決意したタイミングだったこともあり、非常に心に響いた。新しいことに挑戦することの怖さやワクワクがよく描かれている。
    【個人的におすすめしたい人】
    変化があった人、変化を起こしたい人

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    2026年07月24日
  • 楽園のカンヴァス

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    アートにそこまで関心がなかったのですが、絵を見ていなくてもつぶさに絵の世界が瞼の裏に広がってきて、引き込まれました。

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    2026年07月24日
  • すべてが円くなるように

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    表紙のフェルメールも!もちろんだけれどすべてが美しく円く、真珠いろに輝く短編集でした。じっくり時間をかけて読めて良かった。

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    2026年07月23日