原田マハのレビュー一覧

  • 生きるぼくら

    Posted by ブクログ

    引きこもりの主人公「人生」が故郷の蓼科での生活を通じて逞しく立ち直っていくストーリーが良かったです。稲作を通じて描かれる生命力、命の味、人間の暮らし、「生きるぼくら」。タイトルに色々な思いが込められているんだなぁと実感。おばあちゃん含め、お米作りに携わる人達や蓼科という自然の温かさ、力強さ、美しさがとてもよく伝わってくる本だなと思いました。

    0
    2026年02月24日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    美術館に行きたくなった。

    それこそ、楽園のカンヴァスやリボルバーきっかけでアートへの興味は湧いていたけど、
    たまたまゴッホ展があり観に行ったくらい。
    近隣の美術館の常設展示に行こうとまでは思ってもみなかった。

    だけど、この作品を読むと、
    身近にある美術館に足を運んでみたくなる。
    アートは思ってる以上に身近にある。


    短編中には切ない展開のお話も多かったけど、
    読んだ後には前を向いて、アートを感じたくなる作品だった。

    0
    2026年02月24日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これは出会えてよかった一冊!
    今すぐに国立西洋美術館に行きたい気持ちが湧いてきて、これに関してばかりは今海外にいることを悔やむほど。
    まああの美術館が逃げることはないから、日本に帰ったらまたこの1冊を再読して携えて、閉館30分前というわけには私はいかないけれど、堪能する1日を作りたい。
    ずっと敬遠してきて最近になってハマり始めたチャッピー(chatGPT)に気になる絵(全部気になるんだけど)を今はどこで見ることができるのか、もしくはその画家の絵が今いるメルボルンではどこで見られるのか、そしてこの本に私の椅子好き要素が触発されて椅子の美術館のようなものはあるのか、日々尋ねつづけていた。
    登場人物

    0
    2026年02月24日
  • 本日は、お日柄もよく

    Posted by ブクログ

    この職業があることも知らなかったし、
    何より言葉には力強さがあることを知った。
    物語にも感動するしスピーチを目で読むのも新鮮で、スーッと涙が流れたりとすごく心が晴れた。

    時間はかかってでも
    ”明確に、大切に、まっすぐに”
    言葉を紡げる人になりたいと感じた。

    そして、自分にもいつの日か来る大切な人の結婚式の前に、また読み直してスピーチに挑みたいとも思った。笑

    0
    2026年02月24日
  • 本日は、お日柄もよく

    Posted by ブクログ

    主人公が、幼馴染の結婚式で感動的なスピーチと出会うところから物語が始まる。
    スピーチライターという仕事そのものに驚き。
    結婚式、企業の PRの場、政治の世界で言葉を武器に活躍する人たちのことを知れてよかったと思う。
    私も仕事上、人前で話すことがよくありますが 、自分自身の伝え方について振り返りながら読んでいました。
    言葉や想いを伝えるって本当に難しい。そして、大切なこと。
    真剣に日頃の自分自身の伝え方を見直してみようと感じました。
    物語の内容も素敵だった。後半は本当に胸熱くなり、手が止まらなかった。原田マハさんの他の作品も読んでみたい。

    0
    2026年02月23日
  • 本日は、お日柄もよく

    Posted by ブクログ

    三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。どうだい?そんなに難しいことじゃないだろ?だって人間は、そういうふうにできているんだ。とまらない涙はない。乾かない涙もない。顔は下ばかり向いているわけにもいかない。歩き出すために足があるんだよ。

    0
    2026年02月23日
  • たゆたえども沈まず

    Posted by ブクログ

    すごくよかった…読み終わった今この言葉に尽きる。
    順番は逆だと思うけれど、「板上に咲く」から「リボルバー」、そして「たゆたえども沈まず」を読んで、フィンセント・ファン・ゴッホの存在がわたしの中ですごく大きくなった。

    リボルバーでも、たゆたえども沈まずでも、ゴッホと弟テオの関係性が会話や相手への想いからわかる。人間性も見えてくる。フィクションだから違うところもあるかもしれないけど、とても繊細な心をもった兄弟だったのだろうなと思う。だからこそ、美術史に名を残す作品を描くことができたのだろうと思うけど。
    んー、もっと知りたい。。
    そして、絶対に、死ぬまでに、ゴッホの作品を見る。

    0
    2026年02月23日
  • 本日は、お日柄もよく

    Posted by ブクログ

    主人公がスピーチ(伝え方)の深さや大切さを学ぶよう、私も学びました
    誰かの結婚式でスピーチを頼まれたらこの本を思い出します

    0
    2026年02月23日
  • 晴れの日の木馬たち

    Posted by ブクログ

    書く事をやめなかった主人公。この時代に女性が自分のやりたい事を続けるとゆう事が、どれほど大変な事だったかと思うと、主人公を応援せずにはいられなかった。彼女のまっすぐな気持ちに魅了され、たくさんの人の縁が繋がってゆく。彼女が成長していく姿がとても楽しみでした。

    0
    2026年02月23日
  • 星がひとつほしいとの祈り

    Posted by ブクログ

    一つ一つのお話しすべてに心惹かれた。涙したり、笑ったり、原田マハさんの紡ぐ一つ一つの言葉に温まった。
    寄り道
    ーその夜は、喜美の二十代最後の夜だった。河原町で、母は扇子を買ってくれた。夜になっても暑い暑いと騒ぐ娘に、半ばあきれて。それでも、大人の女性にふさわしいよう、薄紫の絹を張った清水の流れの模様も涼しげな一本を。
    長良川
    ー好きなところに行って、好きなものを食べて、好きな音楽を聴いて。好きな絵を見て、好きな花を育てて、好きな本を読んで。それでもし好きな男ができたら、迷わずにそいつと生きていってほしい。なあ、そうしてくれるかな。そうしてくれよな。おれが、死んだら。

    0
    2026年02月23日
  • あなたは、誰かの大切な人

    Posted by ブクログ

    タイトル通りの⋯家族,友達,仲間との思いやりや絆をテーマにした短編集、どの物語も品格とユーモアが有ってどれもあたたかい物語です

    メキシコ料理とトルコ料理⋯⋯⋯美味しいのかなぁ

    0
    2026年02月22日
  • あなたは、誰かの大切な人

    Posted by ブクログ

    自分は、自分の大切な人。物語を全て読んで、そのことを忘れずにいたいと思った。人は結局はひとりだけど、だからこと誰かと心から繋がれることは、奇跡で、それを改めて思わせてくれる。
    10年後、20年後に読み返したらまた違ったステージにいる自分にとって、刺激のある一冊になりそう。

    0
    2026年02月22日
  • キネマの神様

    Posted by ブクログ

    まだ読んでる途中!
    美しい表現の文章と主人公の思い出に、多重債務者というコントラストが面白い入りだなーと思いながら読んでいくとほっこりくすっと笑えるストーリーでかなり良かった。

    0
    2026年02月25日
  • 晴れの日の木馬たち

    Posted by ブクログ

    やはり原田マハさんはすごい!

    展開に驚きがあるわけではないけれど、
    登場人物の心情や行動が丁寧に描かれているから
    読者の心を揺さぶることができる。

    簡単に言えば、その時代では珍しい女性作家を目指すお話。ラストを読んで、「これぞマハ先生!」と思わせられる。

    0
    2026年02月21日
  • 旅屋おかえり

    Posted by ブクログ

    すっごくよかった…。
    じんわり心温まる、素敵なお話でした。

    作中に出てくる人たちはみんな、心にたくさんの傷を負っています。
    だからこそユニークで、人を思いやる気持ちも強くって。

    ドラマチックな展開の数々に虜になって、
    ページをめくる手が止まりませんでした!

    「現実じゃこんなこと起こり得ないよなぁ」と思うと同時に、
    「どうかこんなふうに、人々の夢が叶う世の中であってほしい」と願わずにはいられませんでした。

    0
    2026年02月21日
  • 生きるぼくら

    Posted by ブクログ

    泣くだろと思ってはいたが、やっぱり泣いた。物語の向こう側の人たちを応援したり、共感したり、心から幸せを祈ったり、こんな気持ちで読んだ本は久しぶりだ。

    0
    2026年02月21日
  • たゆたえども沈まず

    Posted by ブクログ

    リボルバーがとても面白かったので、同じゴッホを題材としたこちらの作品を手に取りました。
    一見難しそうだから読むのに時間がかかるかなと思っていたのですが、一気に読み切ってしまうほど入り込むことができました。
    テオの葛藤と兄に対する愛は凄まじいものでした。
    他のアート作品も読んでみたいです。

    0
    2026年02月21日
  • さいはての彼女

    Posted by ブクログ

    「自分を変えたくて旅に出る」という話を聞いた事があるが、正直旅なんかで自分が変えられるのかなと思っていたが、旅に出る前の女性の描写が秀逸で、まさにこういう人間2時分がなってないか不安になるくらいだった。
    ある程度年齢と経験があると、職位が上がることは多いが、全ての人がそうではないが、どうしても肩書きに引っ張られて自分を変えないとというプレッシャーに陥ることは自分にもあった。
    きっと旅が「変える」のではなく「戻す」んだなと、思った。
    ツルの話が心に残った。

    0
    2026年02月21日
  • 本日は、お日柄もよく

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ1年前。あまりにもテンポの良い疾走感と爽快感に読む手が止まらず、展開の勢いと盛り上がり方に何度も鳥肌が立ってしまった大好きな1冊。久しぶりに読みたくなって読み返したけど、やーっぱり面白い!!!
    主人公・こと葉を始めとした登場人物がみんな魅力的で、とにかく言葉の持つ力と威力をそこはかとなく感じることができる。結婚式のスピーチも、政権交代や演説のスピーチも、本当にどれもいつ読んでも感動しちゃう。。スピーチライターって聞き慣れない仕事について学ぶことができて、政界についても分かりやすく描かれているので勉強になる!ちょうど先日日本の選挙は終わったばかりだけれども。次回の選挙では立候補者自ら

    0
    2026年02月20日
  • 本日は、お日柄もよく

    Posted by ブクログ

    あの3行の文章はずっと心に残り続け、優しくいつか私を救ってくれるだろう。私が引き込まれた理由の一つは、同年代の女性が突然の出会いから人生を変え輝いていることに羨ましく憧れの気持ちを持ったこともある。最後の、これが人生のザ幸せなシーンに胸がいっぱいになった。素敵な余韻

    0
    2026年02月20日