原田マハのレビュー一覧

  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    もう一度読みたい本です。
    はずかしながら、電車の中で泣いてしまいました。
    元々、絵を観るのが好きなこともあり、読んでみたかった本の一つでした。
    読み終わった後の余韻と共に、心に残る物語たちです。ぜひ手に取って読んで欲しいです。

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    2025年11月20日
  • ジヴェルニーの食卓

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    美術好きな友達が入院した時、短編で薄い文庫なら、とお見舞いで渡した。以来、彼女もマハさんファンになり何冊も読んで美術館にも行って、トークショーにも参加したな!そんな思い出深い一冊。

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    2025年11月19日
  • モネのあしあと

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    国立西洋美術館の印象派展に行くため、行きの電車で読んだ本。
    モネは順当に売れていた印象ですし、特に苦労とかもなく画家をやれていたのではないかと思っていましたが、私生活は苦労されてたんだな〜。

    この本では、印象派の成り立ちとそれに準えたクロード・モネの生涯を解説しています。
    読んだ感想ですが、モネの懐の深さがすごい……。
    自分のパトロンが破産したとして、多少の援助は礼儀としてするべき、それは一般的な考えだと思います。
    でもモネは、自分も余裕がないにも関わらず、その後の一生まで養ってあげるという人の良さ。
    なんて暖かい人なんだろう。

    モネの柔らかいあの絵が大好きですが、人柄まで好きになりました

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    2025年11月19日
  • 本日は、お日柄もよく

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    主人公と一緒に自分もすごく胸が熱くなっていくのを感じた、気づけば涙т т

    途中からだいぶ政治の話になって、全く政治に関して興味もなくて、これ続くかな、、と思ったけど、一瞬でその世界に引き込まれてもう結末が気になって気になって読み進める手が止まらなくなってた。

    読み終わって清々しい気持ちになった、ああ、いい本を読んだ!って。あとワダカマいけめんすぎ

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    2025年11月17日
  • 独立記念日

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    原田マハさんは、なんて温かい文章を書くのでしょうか
    短編集だけど、前の物語でサブキャラだった登場人物に次の短編ではスポット当てている感じ好き
    表では普通に見えて実は誰もが不安を抱えてるって感じで。
    中には涙涙の感動ストーリーもあったなー
    「独立」って1人で立つことと思いきや、「自分や自分のルーツを許す」こととか「誰かに頼る」ことでもあるのかなと考えさせられた
    辛くなったら読みたい1冊

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    2025年11月17日
  • さいはての彼女

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    実はまだ読み終わってなくて途中なんですが、私の心にグッと響いて、この気持ちを文章にしたくて感想を書くことにしました。

    登場人物は、仕事や恋、家族の問題で、自分の人生にちょっと躓いた女性達です。
    旅先で、自分と向き合う時間や人との出会い、美しい自然や美味しいご飯を通して、これまでの人生を振り返り自分を取り戻していくお話だと思います。

    原田マハさんの文章は読みやすく、スルスルとページをめくることができますし、ストンと胸に入ってきます。

    旅先の電車で読んでいて、各章の最後の方になると、うるっと目頭に涙が溜まりました。
    きっと私も彼女達と同じようなライフステージにいて、共感するところが多く、自分

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    2025年11月17日
  • 本日は、お日柄もよく

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    言葉の持つ力はすごい
    何回も涙が出た

    実際友達の結婚式で友人スピーチを頼まれていたから手に取った本。でもそれ以上のことを教わった本。

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    2025年11月17日
  • リボルバー

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    ゴッホの死に新たな解釈をもたらす作品。
    ゴーギャンとゴッホの関係性を調べる中で、ゴッホは悲観的に語られがちだが、どちらの方が不幸だとかそういう切り口でなく、どちらも幸せで、双方にとってお互いの存在が重要だったと信じたいと常々思っていた。この作品はそんな思いを持たせてくれる作品で、自分に希望を与えてくれたように思う。
    ノンフィクションではないが、完全にフィクションとも言いきれない作品を生み出す、筆者の美術史に関する知識と、物語の構成力、そして人物の思いを緻密に描写する筆力にはいつも感嘆してしまう。

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    2025年11月16日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    昔、とは言っても大人になってから、クレヨンしんちゃんの戦国大合戦を見た時に「生活に戦争があるというのはこういうことなんだ」と感じた記憶が蘇った。「総理になるというのはこういう生活なのだと」
    特に仕事と子育てに悩んだ1人として、これが未来へ布石になることを願う。

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    2025年11月16日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    なぜ、絵画は長い年月が経とうとも生き残っているのか。一時は誰かのもの、それがまた次の手に渡り長い年月を生き続けている。新しい画家の佳作がまた生まれ、誰かの手に渡り生きていく。 

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    2025年11月16日
  • 楽園のカンヴァス

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    美術品をベースにした作品は読み切れるか不安だったけど、一気読みでした
    安直な恋愛にはならなかったので、逆に好感を持てました
    原田マハは2冊目ですが、追いかけないとね

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    2025年11月15日
  • リボルバー

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    たゆたえども沈まずと比べて少しコミカルな所もあっておもしろいストーリーでいて深いお話でした、ラストも僕好みで⋯素敵な1冊でした

    ⋯⋯⋯失った大切な物が戻って来てよかった

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    2025年11月15日
  • たゆたえども沈まず

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    この本を手に取ったとき分厚いなと少し引きましたが読み始めるとすぐに夢中になりました、見事なストーリーです、ありがとうございます
    読み終えた後の余韻が残る中で続けてリボルバーも読めた僕は運が良いです

    ⋯⋯⋯パリに行きたいなぁ〜

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    2025年11月15日
  • 楽園のカンヴァス

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    絵画を元にして人間模様が表現されている
    ルソー、ピカソを深く知れたし、原田マハの絵画ものをまた読みたい

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    2025年11月15日
  • 本日は、お日柄もよく

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    本当によかった。
    という言葉しか出てこない自分が悔しいけれど
    それでも本当によかった。

    人は言葉を通じてしか、物事を理解し表現できないから。コツコツと言葉にこだわり丁寧に、愛を持って扱えるようになりたい。と、そう思える1冊!

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    2025年11月14日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    短編集。40代独身女性が主人公の話が何本かあり、自分も40代なので話に入っていくことができた。この年にもなると親の介護、友達、病気、仕事etc
    色々あるが、すぐ近くにいる大切な人と過ごす時間を大切にしたい。

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    2025年11月14日
  • 本日は、お日柄もよく

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    ネタバレ

    初めての原田マハ!!読みやすかった!!

    スピーチライターっていう馴染みない仕事について知ることができたし、そこから政治の話に繋がっていったのもすごく自然だった。
    政治の話とかあんまり興味持てないかなと思ったけど、それでもスイスイ読めた!主人公が応援したくなるような等身大の女性だったのも良かったな〜

    あと、本当に本当にワダカマとこと葉の恋愛模様が愛おしすぎてニヤケまくりながら読んでました。恋愛小説読みたくなった!!!!

    本文中ででてきた、「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を

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    2025年11月13日
  • 本日は、お日柄もよく

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    言葉が世界を変えることもある。
    この本を読んで、その意味を実感しました。
    そして、私も人の心を動かすスピーチができる人になりたいと強く思いました。
    もしどうしても私に生まれつき文才がないのなら、久美さんやことはにお願いしたいな。
    そんなふうに思えるくらい、言葉の力と優しさに満ちた1冊でした。

    「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。」

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    2025年11月13日
  • たゆたえども沈まず

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    特別芸術に明るいわけでもないが、ゴッホ展を観に行った後、ふと星月夜の表紙のこの本が目に留まった。史実に沿ってなかなか忠実に描かれており、リアルとフィクションの境界が分からなくなるくらいであったが、当時のパリの情景やゴッホを囲む人々の様子がありありと思い浮かばれた。数々の名作が生まれたアルルの街にも是非人生で一度は訪れたい。原田マハさんの作品をもっと読みたくなった。この次は楽園のカンヴァスを読むことにする。

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    2025年11月11日
  • 風のマジム

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    ネタバレ

    心温まる内容でした。
    特にまじむがおばあとおかあにプレゼンの練習をするシーン。
    何かと厳しいおばあがまじむのプレゼンに納得してない素振りをしていたけど、実は照れ隠しで、裏では仏壇に企画書を供えて、おとうやおじいにまじむの成功をひたすら祈ってるシーンは涙が止まりませんでした。


    私が沖縄から帰る飛行機内で読むための本を探していたところ、偶然手にした一冊。
    僥倖でした。

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    2025年11月10日