原田マハのレビュー一覧

  • 本日は、お日柄もよく

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    熱い作品
    言葉は人を動かすことができる武器だと思いました
    もっと言葉、間を大切にしようと思いました。

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    2025年12月15日
  • 黒い絵

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    これほどまでに心を奪われた短篇集に出逢ったのは初めて。
    それぞれの作品で描かれた、闇の中に潜むエロス•絶望•希望•永遠。そのどれもが魅力的。
    闇に溶け込んでいるため、外から見ると何も見えない。ただ、物語の中に入り込み、自身も闇の一部になるからこそ際立つそれら。
    読みたて補正もあるけれど、一番好きな小説は何ですかと聞かれたら、本作を挙げるかも。

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    2025年12月14日
  • 楽園のカンヴァス

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    AIに今まで読んだ本ベスト5を投げておすすめ本として挙げてもらったのが本作。
    小説には非日常な、そしてできればポジティブな出来事を物語を通して追体験できることを期待していて、完璧にそれに当てはまってた。

    こういう上質な世界の話は好き。外国作者だと翻訳でん?ってなるときもあるが日本人作者で、言葉がすっと入ってきてストレスフリーに読めるのも稀有な魅力だと思う。

    ハワイのハネムーン且つ初海外旅行のお供として持って行き、最高の時間を提供してくれた。

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    2025年12月14日
  • キネマの神様

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    映画愛が溢れている
    奇跡が起きてすごい
    戦争についての作品について海外を超えて評論家と理解し合えるのかはよく分からない

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    2025年12月14日
  • さいはての彼女

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    頑張って頑張って、社会的地位を築き上げてきたバリキャリウーマンたち。でもその代わりに、いつの間にか失ってしまったものがある。それは本来の彼女たちにとっての、幸せに通ずる大事なものー。挫折から始まる旅の中で、彼女たちはそれらを取り戻してゆく。心をあたたかく灯す、4つの物語。


    彼女たちの旅は、なかなかの絶望からスタートする。人一倍に努力をした結果がこれだなんて、なんだか皮肉だなあと思うけれど、でもそうだ、『神は乗り越えられる試練しか与えない』という言葉がある。なにも心配ない。努力をしてきた彼女たちだからこそ、転んでも、なにくそと起き上がれる。そうしてその壁の先の、うんとすてきな未来に向かう一歩

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    2025年12月13日
  • さいはての彼女

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    ハーレーには全く関心のない私でもハーレー乗って旅に出てみたい!と感じた1冊。この話の主人公凪の「線」のエピソードはエールを送ってくれます。「本日はお日柄もよく」に次ぐ傑作。

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    2025年12月13日
  • たゆたえども沈まず

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    久々にハマった一冊。胸が締め付けられる思いもあり、ゴッホの絵がどんな風に描かれたのか、フィクションながらも理解する一助となって面白かった。半年後のパリ旅行のため、色々調べている中で読んでいたので、まだ行ったことないのに位置関係が多少分かったのもまた面白かった。最後まで読んだ後に最初の章を読み直すとさらに奥行きが深まる。
    テオとヨーのゴッホへの想いが伝わってきた今、ゴッホの家族に焦点を当てた上野のゴッホ展に行きたい気持ちが高まったので終わる前に絶対滑り込む!!

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    2025年12月13日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    原田マハのゴッホ小説が好きで、こちらにたどりついた。Beyond Van Gogh なんて素敵。棟方志功、名前くらいしか知らないので、本当に伝記のようで、チヤが語る棟方志功が私にとって本人になってしまった。最後フランスを訪れるシーンがとても良かった。いや、全部が良かったけど、ゴッホとテオのお墓の前のシーン、うん、とても良かった。

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    2025年12月13日
  • 本日は、お日柄もよく

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    最高の1作に出会ってしまった。
    私の好みにドンピシャ。

    私の好みとはこんな感じかとおもっている。
     ・続きがきになり手が止まらないこと
     ・ストーリー性がある(面白く、ハッピーエンド)
     ・何か人生の気づきになるきっかけをくれること

    まず、面白い。感動する。間違いなし。
    平日にもかかわらず、ずっと本読んでました。
    子供が声かけたけど、申し訳ないが耳フィルタされ
    シャットアウトされてしまった。

    最初の出だし最高。
    片思いの幼馴染の結婚式。
    新郎を紹介するスピーチがひど過ぎ、スープに顔面直撃する主人公のこと葉。
    めちゃくちゃ面白過ぎる。
    そして、つまらいスピーチを救うという愉快さ。

    まさか

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    2025年12月12日
  • 生きるぼくら

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    元々、好きな作家さんですが、これまた、なんて素敵なお話。中学で不登校になってもがいていた息子。本当に本当に優しかったおばあちゃん、おばあちゃんが入れてくれたお風呂、ごはん。そして、最後まで素直に優しく接せられなかったお母さん。自分のこれまでの大切な人達と優しさに詰まった思い出。とてもとても幸せな時間をありがとうございます。

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    2025年12月12日
  • 本日は、お日柄もよく

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    最初から最後まで読んでいる間ずっと、心を鷲掴みにされました。読む人を全員感動させるのではないかと思わせるほどの言葉の選び方、配置の仕方、出すタイミング、天才ですね。

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    2025年12月12日
  • さいはての彼女

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    「さいはての彼女」を読んでいると、まるで自分も一緒に旅をしているような気分になりました。主人公と同じ景色を見て、同じ空気を吸い、一緒に心を洗浄して、一緒に大事なことに気づいているような感覚がありました。実際にその景色を自分の目で見たくなり、「いつか私も一人旅をしてみたい」と心から思えました。

    仕事、付き合い、家事……毎日の生活にはしんどいことや辛いことが多いけれど、それでも頑張っていたい。そんな気持ちをそっと肯定してくれるような物語で、張りつめていた生活の中で少しだけ気を緩めて、あたたかい人に出会い、思わず深呼吸したくなるような風景に触れて、いろいろ感じる時間は誰にだって必要なんだと気づかせ

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    2025年12月12日
  • 永遠をさがしに

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    ネタバレ

    心が暖かくなる作品。
    文字から伝わるバッハのアリア。
    母と娘の愛が真弓と和音それぞれで描かれる、3つの愛。和音が永遠を見つけられて良かったと思う。
    家族の話はどうしても泣いてしまう!

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    2025年12月11日
  • キネマの神様

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    インスタに多くの人がアップしていたので読んでみました。
    映画を知る人は元より、知らない人でも十分楽しめる内容でした。サラっと読めるので一気に読みきりましたが、大満足でした。

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    2025年12月11日
  • 風のマジム

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    こんなにわくわくしてこんなに泣ける本は初めて!最初から最後までまじむになった気持ちで読んで感情移入した。まじむこみてぃ。原田マハさんは本当にすごい。

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    2025年12月10日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    日本初の女性総理❣️ということで初のファーストジェントルマンの誕生。優しく総理を見守る総理夫のキャラが素敵✨全て受け入れてくれる夫がいるから総理として頑張れるᕦ -᷅ ·̫ -᷄ ᕤ理想の世界を現実にするのは難しい、なんだかんだ政治家さんはすごいなぁ〜とも感じ、選挙でちゃんと選ばなければと実感。

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    2025年12月10日
  • たゆたえども沈まず

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    楽園のキャンヴァスに匹敵する、傑作。
    テオとフィンセントのお互いを思い合いつつも、重荷に感じたり、疎ましく感じたり。
    兄弟というには余りにも強烈な感情を持ち合う二人の関係性は、複雑ながら非常に危険な魅力を感じさせる。

    ゴッホの生涯に対して、弟のテオが多くの影響を与えた、いや、献身的に支えたのは知っていたが、そこに色が加わった気がする。

    あの時、ニューヨークで観た星月夜をもう一度観たくなった。今見たら違う景色、メッセージが視えてくるのではと思わされる。

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    2025年12月09日
  • ジヴェルニーの食卓

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    淡々と過ごす毎日、しかし、積み重なった長い階段を登るように、確信に満ちた一歩 一段を踏み締め続ける。
    苦しい日々も、小さな幸せに向けた、序章に過ぎない。

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    2025年12月09日
  • リーチ先生

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    亀之助に高市に、うーんほんとサスペンスってこと。濱田 富本とウイキペディアなんだけど調べると人間国宝だしウイリアムモリスも作品展見たけど影響与えた偉人かいと驚きばかり。陶芸の土探しに丸2日寝ずの番に、自分だけの陶芸を見つける作業と 聞くだけで険しい道のりの物語。どこがいいかと言うと80歳のアイリスの所が1番救われた。また良い本に出会えたし また原田マハさんでした

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    2025年12月09日
  • 生きるぼくら

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    引きこもりの青年・人生が田舎での稲作や認知症に蝕まれた祖母の言葉を受け止めながらもう一度生きる術を取り戻していく物語。いじめ・引きこもり・認知症・農業の担い手不足など、現代の問題が詰め込まれているけれど何故か息苦しさを感じずに読める。ページを捲るたびに彼らと朝を迎え、田んぼの泥に膝を沈め、同じ風に打たれているような温かい没入感に浸れた。梅おにぎり食べたい。

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    2025年12月09日