原田マハのレビュー一覧

  • たゆたえども沈まず

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    【2026年読書記録No.1】
    花の都パリの街にたゆたえども沈まないもの。
    かの有名なフィンセント・ファン・ゴッホの生涯をめぐるストーリー。
    原田マハさんの作品はノンフィクションなのかと錯覚させられてしまう。美術の知識に疎い私からしたら何が事実で何がフィクションか分からない。それでもゴッホには心の拠り所であり、誰よりも頼れる存在であった弟のテオドロスがいたということ。それが分かっただけでこれからの彼の作品の見方が変わった気がした。神戸で夜のカフェテラスを見てから読みたいと思い立ち手に取った本作。改めて彼の作品を見るとまた見え方は変わるであろう。
    また素敵な作品に出会った。

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    2026年03月07日
  • 本日は、お日柄もよく

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    今まで読んできた小説の中で1番心を踊らせながら読めた本でした。初めて本を読むために早起きをできるようになるほどです。
    ある俳優さんが今まで読んだ本の中でオススメするならこの本というのを見て購入しました。この本をを読み終えた今、私も友人に紹介するならこの本を選びます。
    スピーチライターという私の全く知らない世界がこんなにも奥深く面白いものだと気づかされ、政治のニュースを見る視野も広がりました。政治だけではなく、様々な場面でのスピーチにも注目するようになりました。また、自分が最近したスピーチを後悔する要因にもなりました、、

    言葉は、ときとして、世の中を変える力を持つ。
    良くも悪くも言葉とは想像で

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    2026年03月07日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    原田マハさんの小説は史実とフィクションの境界が本当にわからない、あくまでベースは史実だけど、「もし〇〇だったら」という架空の設定を取り込んで練られる構成がすごい。
    しかも、その設定というのが、ロマンがあって、ワクワクする。
    今回のお話も最後のエピローグで「えー、これってフィクションだったの」と驚かずにはいられないくらい500年前の世界に本当にタイムスリップして壮大な旅をしたかのような気分。
    それくらいリアリティがある登場人物の設定と解像度の高い描写によって、読み手を引き込ませる魅力がある。

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    2026年03月07日
  • 生きるぼくら

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    原田マハさんらしくないと思いながら読んでいたけどいつのまにか原田マハさんだった。主人公と一緒に成長していった。そしてお米のように自分も生きてると実感させられた本だった。

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    2026年03月06日
  • 生きるぼくら

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    生きていくパワーをもらえました。
    原田マハさんの小説を読むと、心が温かくなります。とにかく登場人物の全員が魅力的です。
    あっという間に自分も蓼科のマーサさんのお家にいるような、そんな没入感で読み進めました。

    自分の近くの人を大切にしたいと改めて感じました。

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    2026年03月06日
  • 晴れの日の木馬たち

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    原田マハさんの真骨頂、小説×アート。
    小説とアートへの愛情がギュッと詰まった作品で、初めから終わりまでワクワクした気持ちで読めた。
    いつものように史実を元に描かれたフィクションで、歴史上の人物もたくさん登場。
    これは朝ドラみたいだなと思ったら、なんとご本人も狙っているのだとか。
    まだまだ女性の地位が低かった頃の物語。この時代の女性の頑張りが今に繋がっていることを感じさせてくれる。
    「書き続けることよりも、書くことをやめないことが大事」という言葉。何にでも通じることだなと心に残った。
    諦めずに続けること、私も頑張ろうと思う。
    そして、この続きがまだまだ知りたい!と思ったら、こちらは3部作の1作目

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    2026年03月05日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    スペイン旅行でせっかくだからゲルニカを見に行こうと思い、何か事前に知識が得られる小説がないかなと思料していたときに思い出した一冊。
    この小説のおかげでアートや美術館に対する関わり方が変わった。大感謝。
    今まではアートを見ても色が綺麗だな〜とか何が良いのかわからんくらいの感想しか持てなかった。この小説によって、美術館で働く人や収益モデル、そして何より画家ひとりひとりに人生のストーリーがあったことに気づかされた。アートに対するとっかかりができた。

    この小説を読んだ後に本物のゲルニカを見に行けたことは一生の財産になった。ピカソの制作過程に想いを馳せたり、ドラマールさんが撮った写真や泣く女の展示を見

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    2026年03月05日
  • 本日は、お日柄もよく

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    スピーチライターという特殊な仕事の話だが、取り巻く人々の愛に溢れたストーリー。
    言葉の素晴らしさに改めて気づいたり、ウルッときたりもする。
    全体にテンポがよくキャラもたっているので、一気に読み終えた。
    ぜひドラマ化して欲しいと個人的には思う一冊。

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    2026年03月04日
  • 本日は、お日柄もよく

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    こと葉にとって、運命的ともいえる久美さんの出会いで、人生は大きく変わった。

    「言葉は、時として、世の中を変える力を持つ。」
    この小説を読んで、たしかに!と思った。
    人が発する言葉は時として、人を動かし、その結果世の中を変える。

    この本を読んでから、政治家や著名人の挨拶を見ると、もしかしてスピーチライターが書いてるかも…と思うようになった。そんな言葉の力を生かす人たちが、世界を動かす一端を担っているのかもしれない。

    前向きに言葉に向き合うこと葉に、自分も目の前のことに真摯に取り組もうという気持ちになる。気持ちのいいお仕事小説。

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    2026年03月03日
  • 晴れの日の木馬たち

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    原田マハさんの最新作。
    まるでマハさんの人生を投影したかのようなすてらの人生。帯からはゴッホに感化された話かと思い、板上に咲くと同じようなストーリーなのかな?と思いきや全く違った展開。今後アート小説を繰り広げるすてらをマハさんに重ねずにいられない!

    またマハさんの本から学びを得ることができた。
    大原孫三郎さんの寛大さ、企業の発展のために文化を楽しむ悦びを伝え、多くの人に共有したいとの精神。
    夏目漱石の文化への想い、広く門戸を開く寛大さ。
    両人ともに、後世に名を残す人というものは、時代にとらわれず本質を見抜く力を持ち、それを世間に発信する力のある素晴らしい人なのだと知ることができた。女性が見ず

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    2026年03月03日
  • サロメ

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    とてもおもしろかった。ワイルド、ビアズリーのコンビはあの絵と共に有名だが、ここではオーブリー・ビアズリーの姉メイベルを軸に物語が展開していく。このメイベルが魅力的。まだ年若いのに野心と責任感から実に強かに生きる。太く短いオーブリーの人生は芸術そのもので痛々しい。いつの世も人々はゴシップネタが大好き。それでも生まれた作品の輝きは褪せない。そういえばビアズリーのサロメを私に教えてくれたのは中学時代のクラスメートのSさんだったな、と突然思い出した。今の首相と同じ名前

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    2026年03月02日
  • 楽園のカンヴァス

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    面白かった!いや〜面白かった。なんでこんなお話を思いつくんだろう!すげぇな〜。 物語「夢を見た」泣いたね、泣いた。 大原美術館もニューヨーク近代美術館も改めてまた行きたいな。 てかハードカバーを買おうかな、お金ないけど(また泣)。

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    2026年03月01日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    「月夜のアボカド」が特に良かったです。
    大切な人を想うこと、支えること。こんな風に生きられたら素敵だな、と思います。

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    2026年03月01日
  • モネのあしあと

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    原田マハさんの視点で、モネが生きた時代や、モネ自身の取り組んだ内容が、すっと入ってくる。関連する絵画の写真も入っているのも良い。美術初心者でも読みやすいと思う。
    私が好きな点は、マハさんが、絵画を見に行くことを「友人に会いに行く」と表現すること。この本の中にもその表現が入っている!

    来週、アーティゾン美術館のモネ展へ行くのでその前に再読した。美術館での鑑賞がより楽しみになった!

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    2026年03月01日
  • 永遠をさがしに

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    登場する全ての人が思いやりがあり一生懸命前に進んでいる感じで、読んでいて気持ちの良い物語です
    最後のお母さんの涙⋯⋯にやられました

    ちなっちゃんを⋯⋯⋯もっと見たかった気がします

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    2026年02月28日
  • 晴れの日の木馬たち

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    原田マハさんの新刊とのことで期待大で手に。
    これは、ホントに期待を裏切らないどころか、期待以上に素晴らしかった。

    原田マハさんといえば、アートに纏わる作品だけれど、こちらはプラスしてみんな大好きな作家さんの物語。
    いつかは訪れてみたい大原美術館の前衛の頃の様子なども描かれていて、グイグイと惹き込まれる。

    書店に行かなくても電子書籍やネット購入で本がすぐに手にはいる現代。
    すてらの時代は、文字が読めない人も多かったし、本を買うことも難しかったわけで、今を生きて好きなだけ本が読めることは、恵まれているなぁと思う。
    児島虎次郎だけでなく、あらゆる画家の絵画もネット検索すればすぐに見ることができる

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    2026年02月28日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    国民第一の理想的な首相をそばで見守る、"総理の夫"による日記。

    途中、ひよりー!!って叫びたくなるくらいヒヤヒヤする場面があったけど、夫婦愛、家族愛を感じてよかった。総理も、ひとりの人間なのよね〜。

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    2026年02月28日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    ピカソの彼女であるドラ目線と、現在の瑶子目線で話が進んでいきます。

    ピカソの時代は、戦争の時代で、ヒトラーがヨーロッパを侵攻し始め、第二次世界大戦が始まろうとしているとき。

    一方、瑶子の時代は、アメリカのツインビルに飛行機が突っ込む、同時多発テロのとき。

    両方とも戦争の時で、暴力に対して暴力で返そうとしている政治家たち。

    それに対し、芸術でも訴えることができる‼️(しかも、死者も出ない)という、反戦の話です。

    ただ、悲しいことに、現在も戦争がなくなってませんね。

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    2026年02月28日
  • 永遠をさがしに

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    音楽が大好きな自分にとって、自分では言葉にできていなかった音楽の魅力が言語化されていて、とても共感できました。

    登場人物それぞれにとっての「永遠」が語られる場面では、特に好きなフレーズがたくさん。

    原田さんの紡ぐ文章はいつもわざとらしさがなく、美しくもありながら、潔いというか。情景が目に浮かび、音が聞こえてくるような描写に癒されました。

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    2026年03月01日
  • さいはての彼女

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    原田マハさんの小説の中の登場人物には、いつも心掴まれる。
    まるで現実世界で会ってるみたいに、その人の容姿、オーラ、匂い、目の輝きまでも浮かび上がってくる。
    この小説で言うと、わたしにとっては、もしくは多くの人にとって、「ナギ」がそれにあたる。

    ナギが素敵すぎる。現れた瞬間からもう、一瞬で心奪われた。
    ハーレーに刻まれた文字も粋すぎる。
    ナギの言葉、ナギの家族の言葉には、自然と涙が流れた。

    四つの短編集となっているこの小説は、最初と最後でお話がつながっているところがとても良い。
    加えて、最後はナギの母目線というところがまたとても味がある。
    様々な人の視点でナギを見て、わたしも旅のどこかで彼

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    2026年02月26日