原田マハのレビュー一覧

  • 独立記念日

    Posted by ブクログ

    一遍20ページにも満たない短編集なのに、泣かされるお話が多かったです。
    特に好きだったのが、
    ・魔法使いの涙
    ・名もない星座
    ・缶椿
    ・ひなたを歩こう
    ・まぶしい窓

    この5 つ。
    あとがきにもあったように、うまく行かないときどうしても自分だけがしんどいと感じてしまうがみんなそれぞれに違う悩みを抱えているんだということを忘れずに日々を過ごしていきたい。
    今、仕事がしんどくて辞めたいと思っている私にもじんわりと来た本でした。

    0
    2026年05月09日
  • 星がひとつほしいとの祈り

    Posted by ブクログ

    「星がひとつほしいとの祈り」と「長良川」は、
    どちらも涙なしには読めませんでした。

    表題作は、広告代理店で働く女性が、マッサージ師から「ある過去の物語」を聞かされる不思議な構成のお話です。
    語られたのは、戦時中の盲目の少女と、彼女にフランス語を教えに来た家庭教師との儚い恋。そして、その彼女を近くでどんなときも献身的に支え続けた女性の物語。
    決して幸せな結末ではないけれど、
    明日をも知れぬ刹那的な時代だからこそ、
    その恋や友情が、かけがえのない尊いものに感じられました。

    「長良川」は、深い夫婦愛を描いた物語。
    亡き夫との思い出の地を娘夫婦と訪ね、過去の会話を思い返すなかで、自分がどれほど夫に

    0
    2026年05月09日
  • さいはての彼女

    Posted by ブクログ

    色んな意味がタイトルにかかっているんだなと思った。
    ナギかっこよすぎ!!そして出会いが人を変えるのかもと思えた。
    色んな意味で有能な秘書のナイス
    2章目の旅を諦めた友と、この母への手紙
    風景の描写が本当に上手い。
    目をつぶるとその光景が浮かんでくるみたい。一人旅はしたことないけどするのも悪くないなと思えたし
    ながらとハグの関係も素敵だった(^^)
    こんな飾らずなんでも話せて笑える素敵な友人がいるのが羨ましかった。
    最後のお母さんの話もすごく良かった!
    なぎのお父さんも素敵だわ。
    どの話もその光景が目に浮かぶ、読後感は爽やかさが残る。
    久しぶりに本読んだけどやっぱり読書いいわぁーと思えた。

    0
    2026年05月09日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

    Posted by ブクログ

    ヘレン・ケラーとアン・サリヴァンの物語が、明治の津軽で展開される。が、これは明治時代を必死に生きた、女性の物語。真の教育とは何か、言葉は何のために存在するのか、安とれんが必死に生きる姿にページをめくる手が止まらない。キワとの出会いもとても良かった。原田マハさんの物語、私はいつも引き込まれるのだが、共通しているのは、言葉が美しい。

    0
    2026年05月08日
  • リーチ先生

    Posted by ブクログ

    毎度思うけど、美術と関連させた小説の巧みなストーリーの構図が本当に美味すぎる。フィクションなのに読んでいる最中から不思議とノンフィクションになるこの感覚はなんなんだろう?
    それほどまでに美術に関しての愛が原田マハさんから溢れ出しているのかもしれない。じゃないと、こんなに無関心だった美術、それも陶芸に気持ちを持っていかれない。本当に本当に、今の現代にはない作家だと思う。

    0
    2026年05月08日
  • リボルバー

    Posted by ブクログ

    すごかった!!!
    なんとなく難しそうだと思い手に取らずにきたので、初めての原田マハさんだった。

    作り話をしていいのは小説家だけとの一言があったけど、こんなお話を生み出せる小説家って尊いなーーと。

    アート素人にはどこまでが史実でどこからがフィクションなのかわからなくて、これが本当にあったことなのでは?とすら思うくらい巧みにゴッホとゴーギャンが絵を描いていたあの時代に誘ってくれた。
    私もまさにその光景を目の当たりにしているような感覚で、映像作品を見たかのような満足感があった。

    とくに独白からラストにかけてページを捲る手が止まらず、ひさしぶりひこんなに興奮しながら読書した。完全に物語に入り込ん

    0
    2026年05月07日
  • あなたは、誰かの大切な人

    Posted by ブクログ

    私は私の、大切な人!
    自分との時間を、孤独をやさしく大事にしながら生きることができる人は、豊かな人。

    0
    2026年05月07日
  • さいはての彼女

    Posted by ブクログ

    人は困難なことがあると、自分が一番大変…と思いがち。それも、凪の父がいう「自分で引いた線」なんだろうな。線を引いてしまったら、それをぐんぐん越えて、私のサイハテを目指して行こう!

    0
    2026年05月06日
  • あなたは、誰かの大切な人

    Posted by ブクログ

    最後に劇的な変化が起きるわけではなく、誰かの少しづつ移ろいいく日常を垣間見せてもらった気がした。その誰かに自分の心情を重ねてみたり、そういった考えもあるよなって思ってみたり。これからの自分の人生を考えるきっかけを与えてくれる本だと思う。私も誰かにとって大切な人。きっとそうでありたいと願う。誰かの一番じゃなくても、大切な人。昔は一番にこだわってた気がする。でも大人になって思うのは、一番なんてそうそう選べないということ。この部分では一番だけど、全てにおいての一番はいない。人となればそれこそ。そう思うし、そうありたい。欲張りかもしれないけど、自分の大切なものは全て守りたいし、大切に持っていたい。

    0
    2026年05月06日
  • 晴れの日の木馬たち

    Posted by ブクログ

     倉敷の倉紡記念館を訪れた時に、大原孫三郎さんのことを知った。
     あの時代に「福利厚生」に心血注いで、社員の教育のために学校を作り病院も作り結果的に倉敷を発展させたことがあまりにも世間に知られていないことがもったいないと思っていた。
     そんな時、岡山出身のマハさんの「晴れの日の木馬たち」出会った。大好きなマハさんが書かれた孫三郎さんは愛に溢れた経営者そのもので、主人公すてらの物語は私たち読者の想像を軽く裏切り(もちろん良い意味で)ながら、どんどん私の心を揺さぶっていった。
     涙を堪えて一気に読んだのに、ハチマキさんのくだりで、なぜか涙が溢れてしまった。
     素敵な物語。こういうのを本を読む醍醐味

    0
    2026年05月06日
  • 楽園のカンヴァス

    Posted by ブクログ

    面白すぎて感動した。
    読み終わった後の心の浮遊感がすんごい。

    読むだけで、芸術・アートの知見が深まるし、ストーリー構成もおしゃれ。

    芸術と物語の両方で刺さる、知的好奇心を刺激する完成度の高い一冊だった。

    0
    2026年05月05日
  • 楽園のカンヴァス

    Posted by ブクログ

    絵画からストーリーを紡いでいくという今まで読んだことのないタイプの小説だった。絵画の知識をインプットできたとともに、そこからストーリーを紡いでいくのが面白かった。

    0
    2026年05月05日
  • 晴れの日の木馬たち

    Posted by ブクログ

    原田マハさんの物語!

      晴れの日の木馬たち

    装丁がとっても綺麗でしばらく
    みつめていました。

    NISMOん55さんに 原田マハさんに
    一番好きな物語ですと教えていただき
    出逢えた本です。
    本当にありがとうございます♪




    物語はとっても美しい色彩の中進みます。

    山中すてらさんは4歳か5歳の頃に
    お母さんが忽然と姿を消してしまいました。
    お母さんにも
    いろいろな思いはあると思いますが、
    すてらさんは
    お母さんから酷い言葉や暴力をうけて
    全身に青あざをこしらえてすごす日常でした。
    それでも決して泣かないと踏ん張ります。

    泣いたらだめだ、うちが泣いたらきっと、
        お父んも泣く

    0
    2026年05月08日
  • 旅屋おかえり

    Posted by ブクログ

    一人旅をしながら読みました。
    旅を題材とし、おかえりさんが周囲の人たちに影響され影響を与えながら成長していく様に感動しました。
    外に目を向けるだけでも、視点を変えてみるだけでも、旅の一歩になるのかなと思いました。

    0
    2026年05月04日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    読み応えがあり、アートの偉大さに感銘を受けた作品だった。
    名画《ゲルニカ》の制作過程に触れることで、ピカソの反戦への強い思いと、芸術が持つ力の大きさを実感させられる。

    物語は、ピカソの展覧会を企画する主人公が《ゲルニカ》の展示実現に向けて奔走する現代パートと、ピカソ自身が《ゲルニカ》を描き上げるまでの過去パートが並行して進行する構成となっている。
    この二つの時間軸が交差することで、一枚の絵に込められた意味が立体的に浮かび上がる点が秀逸だった。

    著者はかつて美術館の学芸員として働いていた経歴を持つだけあり、美術に関する描写は非常に緻密でリアリティがある。
    単なる知識の披露にとどまらず、現場感

    0
    2026年05月04日
  • FORTUNE BOOK 心のままに思い書く120の言葉

    Posted by ブクログ

    私の大切な人からのプレゼント♪( ´▽`)
    嬉しすぎる、そして、想いに感謝しきり。じっくりと開いたページを味わいながら、私も書き込みコラボブックを創っていく。右のページは意外とたくさん書けるので、記した末尾に日付を書き込み、また、偶然、そのページを開いた時に追加で書き込んで、何度も楽しんでいこうと思っている♡

    0
    2026年05月04日
  • 楽園のカンヴァス

    Posted by ブクログ

    本好き・絵画好きにはたまらない一冊。
    物語を楽しみながらも歴史の一部を学ぶことができる。原田さんの経歴も相まって深みが増している一作。個人的には革命級に面白かった。

    0
    2026年05月04日
  • 楽園のカンヴァス

    Posted by ブクログ

    2026/18

    私の大好きが詰め込まれすぎていました!
    脳内がずっと美術館とフランス語で埋め尽くされて、とっても幸せな空間にいられた
    MoMAは行ったことないので、パリの美術館が鮮明に思い出されました
    九章あたりから私がザワザワしてた
    原田マハの他の作品も是非読んでみたいです

    0
    2026年05月03日
  • 異邦人

    Posted by ブクログ

    ぞっとするほど美しくて、ぞっとするほど気高い京都小説。京都の四季の移り変わり、あの蒸し蒸しとした独特の気候を、ここまで文字から感じられるとは。一口に、原田マハ先生の定番の爽やかなアート小説と言えない、とにかく湿度高めの(苦笑)人間ドラマを読んでみてほしい。改めて、日本語って美しいわ。

    0
    2026年05月03日
  • まぐだら屋のマリア

    Posted by ブクログ

    人生を諦めた人たちがたどり着く地塩村の尽果。

    老舗旅館の偽装事件で、親友を失い自分も死を決意した青年が出会った、マリア、まぐたら屋という料理店。救いを求める人たちの料理を通じた再生の物語。

    題名と登場人物、地名から分かるようにキリスト教がモチーフとなっている。

    2026年NHKでのドラマ化を機に読んでみました。

    0
    2026年05月03日