原田マハのレビュー一覧
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Après la pluie, le beau temps.
生きてて良かった!
なんかそう思いました
この物語を読み終えた刹那、なんかそう思いました
そうなんですよ
そしてなんか晴れ渡る青空が見えた気がしました
あーこれなんだわ
これが原田マハさんなんよなー
そして主人公の山中すてらにはだいぶマハさん自身が投影されてた気がする
うん、そうに違いない!
いいのだ
答えはいらんのだ
そしてね
あらためて考えましたよ
『晴れの日の木馬たち』
この木馬たちって、私のことであり、あなたのことであり、原田マハさんのことだったんじゃないのかな〜と
よっしゃー!
わいも小石になってパリについ -
Posted by ブクログ
「星がひとつほしいとの祈り」と「長良川」は、
どちらも涙なしには読めませんでした。
表題作は、広告代理店で働く女性が、マッサージ師から「ある過去の物語」を聞かされる不思議な構成のお話です。
語られたのは、戦時中の盲目の少女と、彼女にフランス語を教えに来た家庭教師との儚い恋。そして、その彼女を近くでどんなときも献身的に支え続けた女性の物語。
決して幸せな結末ではないけれど、
明日をも知れぬ刹那的な時代だからこそ、
その恋や友情が、かけがえのない尊いものに感じられました。
「長良川」は、深い夫婦愛を描いた物語。
亡き夫との思い出の地を娘夫婦と訪ね、過去の会話を思い返すなかで、自分がどれほど夫に -
Posted by ブクログ
色んな意味がタイトルにかかっているんだなと思った。
ナギかっこよすぎ!!そして出会いが人を変えるのかもと思えた。
色んな意味で有能な秘書のナイス
2章目の旅を諦めた友と、この母への手紙
風景の描写が本当に上手い。
目をつぶるとその光景が浮かんでくるみたい。一人旅はしたことないけどするのも悪くないなと思えたし
ながらとハグの関係も素敵だった(^^)
こんな飾らずなんでも話せて笑える素敵な友人がいるのが羨ましかった。
最後のお母さんの話もすごく良かった!
なぎのお父さんも素敵だわ。
どの話もその光景が目に浮かぶ、読後感は爽やかさが残る。
久しぶりに本読んだけどやっぱり読書いいわぁーと思えた。 -
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すごかった!!!
なんとなく難しそうだと思い手に取らずにきたので、初めての原田マハさんだった。
作り話をしていいのは小説家だけとの一言があったけど、こんなお話を生み出せる小説家って尊いなーーと。
アート素人にはどこまでが史実でどこからがフィクションなのかわからなくて、これが本当にあったことなのでは?とすら思うくらい巧みにゴッホとゴーギャンが絵を描いていたあの時代に誘ってくれた。
私もまさにその光景を目の当たりにしているような感覚で、映像作品を見たかのような満足感があった。
とくに独白からラストにかけてページを捲る手が止まらず、ひさしぶりひこんなに興奮しながら読書した。完全に物語に入り込ん -
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最後に劇的な変化が起きるわけではなく、誰かの少しづつ移ろいいく日常を垣間見せてもらった気がした。その誰かに自分の心情を重ねてみたり、そういった考えもあるよなって思ってみたり。これからの自分の人生を考えるきっかけを与えてくれる本だと思う。私も誰かにとって大切な人。きっとそうでありたいと願う。誰かの一番じゃなくても、大切な人。昔は一番にこだわってた気がする。でも大人になって思うのは、一番なんてそうそう選べないということ。この部分では一番だけど、全てにおいての一番はいない。人となればそれこそ。そう思うし、そうありたい。欲張りかもしれないけど、自分の大切なものは全て守りたいし、大切に持っていたい。
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倉敷の倉紡記念館を訪れた時に、大原孫三郎さんのことを知った。
あの時代に「福利厚生」に心血注いで、社員の教育のために学校を作り病院も作り結果的に倉敷を発展させたことがあまりにも世間に知られていないことがもったいないと思っていた。
そんな時、岡山出身のマハさんの「晴れの日の木馬たち」出会った。大好きなマハさんが書かれた孫三郎さんは愛に溢れた経営者そのもので、主人公すてらの物語は私たち読者の想像を軽く裏切り(もちろん良い意味で)ながら、どんどん私の心を揺さぶっていった。
涙を堪えて一気に読んだのに、ハチマキさんのくだりで、なぜか涙が溢れてしまった。
素敵な物語。こういうのを本を読む醍醐味