原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「たゆたえども沈まず」の解説と著者によるゴッホの人生や作品の解釈、ゴッホゆかりの地の現在の様子の紹介で構成されている。様々な画家の作品を解説してくれているが、無知な私はその都度画像検索して学んだ。ゴッホは浮世絵の影響を強く受け、日本人画家もまたゴッホの影響を強く受けたこと、日本美術と印象派の面々はお互い刺激し合って新しいアートを発生させるに至ったという事実が何だか嬉しい。ゴッホは「情緒不安定な人」という認識だっただけに、自分を追い込んで寂しさや孤独感を画に昇華させたゴッホの強さを知ることができて良かった。また、ゴッホ兄弟が亡くなったあと、女手一つで息子を育て、ゴッホ兄弟とゴッホの作品を世に出し
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Posted by ブクログ
映画化になり、知人が面白かったよ〜オススメ〜という紹介より読んでみることに
題名から、何かキジムナーのような沖縄独特の妖怪さんが出る物語なのかなぁ〜と思っていたので全然違う内容で恥ずかしい(//∇//)
マジム=真心か、、、知らなかった、、、
昔から島のお酒といえば泡盛そしてオリオンビール
サトウキビから作るお酒「ラム酒」か、マジムのヒラメキは良いな〜^ ^。色々な試練を乗り越えて沢山の方々の支えに感謝し、信念を曲げずできたラム酒「風のマジム」アイランド・ドリーマー。久々に感動した!オバァーも天国で「マジム、よーやたん!まーサン^ ^」とカチャーシー踊ってるよ♪ -
Posted by ブクログ
ネタバレ家の近くの書店に平積みされていて、原田マハさんの新作なんだ!と思ってあらすじ読んですぐに買ったら新装版だった(笑)
トータルでとても私好みの作品、実在のアメリカの女性パイロットと、これまた実在の日本の国産飛行機ニッポン号の話。
世界でドンパチやっていて、無人航空機が殺人兵器として使われている今、この本に出会えてよかった。技術は常に人間の暮らしをより豊かにするために生まれて、結局人を傷つけるために応用化されるのだと思うと悲しいが。だからこそ、エイミーの「世界は、ひとつ。」「空から見れば国境などない」という言葉が胸に響いた。
あとは第二次世界大戦期や戦間期をテーマにした作品は多々あるけれど、 -
Posted by ブクログ
ゴッホと言えば、印象派で「ひまわり」や「夜のカフェテラス」などの作品があり、精神的に病んでしまった画家というイメージがあった。
ただ、私の中で、色彩の表現力、カンヴァスの物の配置に引き寄せられるものがあり、とても好きな絵の一つだった。
この度、ゴッホ展に行く機会があり、ゴッホの初期の絵画から晩年の絵画まで観ることができた。その時に生い立ちや一生について、すこし知ることができ、もっと色々知りたいと思い、この本を手に取った。
ゴッホの絵の中に浮世絵の絵があることもあり、日本を好きでいてくれたようで、嬉しく思った。
ただ、本を読んで思ったのは大変苦労したということ。コミュニケーションがうまくとれない