原田マハのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「屋根でも、垣根でも、飯でも、何か創ってさえいれば、おれたちはご機嫌なんだ。なんにもなくなったんなら、
また創ればいい。それだけさ」
本当にたくましい。物資不足でも、
台風に村を吹き飛ばされても、明るく創作を続ける。
創ることから、生きる原動力を見出すことができる。
人間だけが持つ強さだなあ。
ニシムイの人たちのために、
砂糖や小麦粉を都合してくれる食堂のナビー。
危険とわかっていても、
米軍基地にエドの自画像を渡しに走るタイラ。
守衛に殴られたタイラを追い返さず診てくれた
エセックス院長。ヒガの眼の治療も引き受けてくれた。
メグミがバーに勤めざるを得ない事情を察し、
俺も絵を買う、と不器 -
Posted by ブクログ
これは、西洋美術館に足を運びたくなる!
原田マハ=「アート小説」なんて軽い単語で結びつけていた自分が、なんだか恥ずかしい。戦争の裏側を覗いてしまったような、、松方コレクションを守り続けたという当時の一般人が到底知り得ない実話を知ることができて、感動( ・∇・)
また、わたしは翻訳モノをあまり読まないので、世界大戦中の日本以外の国の様子が描かれた小説を読んだのは初めてだったかもしれない。
自分の視野の狭さを痛感(>_<;)
仕事で使っている中学生の美術の資料集を引っ張り出して、本著に登場するモネやゴッホ、ピカソ、ロダンといった作品を眺めながら、読み進めました。
中高校生に読んでほしい本リスト -
Posted by ブクログ
Après la pluie, le beau temps.
生きてて良かった!
なんかそう思いました
この物語を読み終えた刹那、なんかそう思いました
そうなんですよ
そしてなんか晴れ渡る青空が見えた気がしました
あーこれなんだわ
これが原田マハさんなんよなー
そして主人公の山中すてらにはだいぶマハさん自身が投影されてた気がする
うん、そうに違いない!
いいのだ
答えはいらんのだ
そしてね
あらためて考えましたよ
『晴れの日の木馬たち』
この木馬たちって、私のことであり、あなたのことであり、原田マハさんのことだったんじゃないのかな〜と
よっしゃー!
わいも小石になってパリについ -
Posted by ブクログ
「星がひとつほしいとの祈り」と「長良川」は、
どちらも涙なしには読めませんでした。
表題作は、広告代理店で働く女性が、マッサージ師から「ある過去の物語」を聞かされる不思議な構成のお話です。
語られたのは、戦時中の盲目の少女と、彼女にフランス語を教えに来た家庭教師との儚い恋。そして、その彼女を近くでどんなときも献身的に支え続けた女性の物語。
決して幸せな結末ではないけれど、
明日をも知れぬ刹那的な時代だからこそ、
その恋や友情が、かけがえのない尊いものに感じられました。
「長良川」は、深い夫婦愛を描いた物語。
亡き夫との思い出の地を娘夫婦と訪ね、過去の会話を思い返すなかで、自分がどれほど夫に -
Posted by ブクログ
色んな意味がタイトルにかかっているんだなと思った。
ナギかっこよすぎ!!そして出会いが人を変えるのかもと思えた。
色んな意味で有能な秘書のナイス
2章目の旅を諦めた友と、この母への手紙
風景の描写が本当に上手い。
目をつぶるとその光景が浮かんでくるみたい。一人旅はしたことないけどするのも悪くないなと思えたし
ながらとハグの関係も素敵だった(^^)
こんな飾らずなんでも話せて笑える素敵な友人がいるのが羨ましかった。
最後のお母さんの話もすごく良かった!
なぎのお父さんも素敵だわ。
どの話もその光景が目に浮かぶ、読後感は爽やかさが残る。
久しぶりに本読んだけどやっぱり読書いいわぁーと思えた。 -
Posted by ブクログ
すごかった!!!
なんとなく難しそうだと思い手に取らずにきたので、初めての原田マハさんだった。
作り話をしていいのは小説家だけとの一言があったけど、こんなお話を生み出せる小説家って尊いなーーと。
アート素人にはどこまでが史実でどこからがフィクションなのかわからなくて、これが本当にあったことなのでは?とすら思うくらい巧みにゴッホとゴーギャンが絵を描いていたあの時代に誘ってくれた。
私もまさにその光景を目の当たりにしているような感覚で、映像作品を見たかのような満足感があった。
とくに独白からラストにかけてページを捲る手が止まらず、ひさしぶりひこんなに興奮しながら読書した。完全に物語に入り込ん