原田マハのレビュー一覧
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────── けれど私は、いま、大スクリーンになど一生名前が現れないような、多くの名もない映画愛好者たちが集まる、この「キネマの神様」こそが、最良のスクリーンだと思っている。名もなき小さな平和が、このスクリーンをいつまでも満たしてくれることを、ただ、願っている。
君に神のご加護を。 ローズ・バッド
今年は原田マハさんの作品をたくさん読んでみようと思い最初に選んだのがこの作品でした。
簡潔に言うと、最高の作品でした
私自身、小説を読んで泣くことはほとんどないのですが、思わず電車で読みながら人前で泣いてしまうところでした…。それくらい感情を -
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最後に映画を観たのはいつだったか考えたが、考えても思い出せないぐらい観てなかった。
というより、本を読むので映画がもうイメージと違かったりすると観る気が失せて観るという気持ちもあまり無かった。
しかし、この本を読んで映画も観てみたいと思った。
ゴウさんのキャラが、あまりにも好きで自分も父親を反映させながら読んでしまった。
だらしないというか、いい加減な人なのに、なぜか人を惹きつけて止まない。
なんなら一人称の「小生」という文字が出てくる度に心踊った。
ほんとにキネマの神様がいるとしたら、色んな人の気持ちを奮い立たせて、すごいことだと思った。
最後は涙が止まらなかった。 -
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私のとっておきの一冊は、原田マハさんの『本日は、お日柄もよく』です。
強く心に残り、深い余韻が残る作品でした。読後もしばらく放心状態となり、登場人物たちの思いに何度も胸を打たれました。感情を大きく揺さぶられ、ラストは心から幸せな気持ちになれる見事なハッピーエンドでした。
この作品の魅力を一言で表現できるだけの文才が私にないのが残念です。今年読んだ作品の中でも、間違いなく最も印象深い一冊で、何度も涙を禁じ得ませんでした。
さらに、著者が私と同世代で、偶然にも同じ大学の出身と知り、二重の驚きでした。64歳になるまで原田さんの作品に出会わなかったことを少し悔しく思いながら、これからも一人のファンとし -
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ネタバレ続編かと思い楽しみにしていましたが、続編ではなく、映画の脚本を更にアレンジした作品でした。
自分は小説のキネマの神様が素晴らしくて、映画を観ていないのですが、やはり映画やドラマになると、脚本によってだいぶ話も変わるんですね。
今問題になっている芦原妃名子さんの作品がドラマと原作で全然違うということは、実際よくあることだと思いますし、その最たるものはドラゴンボールの実写映画だと思います(全員同意見であれはクソ映画だった)。
しかし、著者のすごいところは脚本によって形を変えた作品を、更に本人が手を加えて、大枠は同じだけども全く違った作品を世に送り出したところです。
そして、生まれ変わった著書も素晴 -
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京都の方言や地名や祭りの名称など、言葉が難しいのだが、なぜかスラスラ読み進めることができた。それは物語の内容が凄く面白いからだと思う。展開が早く、作中様々な出来事が連続して起こる。読んでいてこちらまでヒヤッとする展開で面白かった。
原田マハさんの言葉遣いが綺麗で、京都についての知識も増えた。また、自分の宝物である絵と、同じく宝物である家族そして新しい命。主人公菜穂が何を犠牲にして何を取るのかという展開が気になり、早く続きを知りたいと思い読み進めていった。人生の大きな難しい選択に何度も迫られながらも、菜穂のサバサバした性格が気持ちよかった。強く生きる女性は素敵だなと感じた。一方ただひたすら一輝が -
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「そうかあ。そりゃ、親不孝だね」
清音の白い顔に、その日初めて雲がかかるのがわかった。
「でもさ。幸せになんなきゃ、もっと親不孝だよね」
その言葉に、清音は小さくうなずいた。
『キネマの神様』 / 原田マハ
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39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、
折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、
多額の借金が発覚した。
ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を
投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、
ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。
映画の神様、が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。
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タイトルが『キネマの神様』なのに
英題が『The Name a