原田マハのレビュー一覧
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想像以上に『生きるぼくら』だった。引きこもり時代の人生に対する若干の嫌悪といら立ちから始まり、祖母と血の繋がってないいとこ(妹?)と3人で力を合わせ生きていくところまで「人生やるやんけ、、」と物語の半分の時点で結構感動した。何もかもが順調に穏やかに過ぎていくかと思いきやまたしても大きな壁が立ちはだかる、、、と、感情がジェットコースターだった。人生は思っていたよりも全然素直で良い子だった。いじめさえなければ、親が離婚していなければとも思うけど、きっと今の人生になるためには必要なことだったのかなとも思う。
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Posted by ブクログ
〈俵屋宗達の生涯は謎のヴェールに包まれている。〉
その宗達に興味を抱き、京都国立博物館の研究員として働く望月彩は、俵屋宗達の代表作〈風神雷神図屏風〉を中心とする琳派の展覧会を開いた際、マカオ博物館の学芸員レイモンド・ウォンから面会を求められる。キリスト教美術を専門とする彼から、俵屋宗達に関係した史料らしきものが見つかったことを匂わせられ、彩はマカオに招かれる。そこで待っていたのは、バロック時代のヨーロッパの画家の手による『ユピテル、アイオロス(風神雷神)』の絵と十六世紀末に天正遣欧使節のひとりとして海を渡った原マルティノの署名が入った紙束。原マルティノが書いたと思わしき古文書には、『俵…屋