ロマンシエ
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ロマンシエ

946円 (税込)
662円 (税込) 3月21日まで

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乙女な心を持つ美術系男子のラブコメディ!

有名政治家を父に持つ遠明寺美智之輔は、子どもの頃から絵を描くことが好きな乙女な男の子。恋愛対象が同性の美智之輔は、同級生の高瀬君に憧れていたが、思いを告げることもないまま、日本の美大を卒業後、憧れのパリへ留学していた。
ある日、アルバイト先のカフェで美智之輔は、ぼさぼさのおかっぱ髪でベース形の顔が目を惹く羽生光晴という女性と出会う。凄まじい勢いでパソコンのキーボードを打つ彼女は、偶然にも美智之輔が愛読している超人気ハードボイルド小説の作者。訳あって歴史あるリトグラフ工房idemに匿われているという。
過去にはピカソなどの有名アーティストが作品を生み出してきたプレス機の並ぶその工房で、リトグラフの奥深さに感動した美智之輔は、光晴をサポートしつつ、リトグラフ制作を行うことになるが、ある大きな転機が訪れる。

※本書は過去に単行本版として配信された『ロマンシエ』の文庫版です。

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ロマンシエ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月09日

    男子美大生の美智之輔が芸術の街パリで織り成すアートラブコメディ。主人公、美智之輔の心の声が乙女すぎて心がなごみ思わず笑ってしまいます。帰国ビザの期限を気にしながらも将来の夢に好きな作品に恋にとても一生懸命な美智之輔には乙女だけど好感が持てます。終盤はハラハラする場面もキュンと来る場面も色々かっさらっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月29日

    登場人物がみんな素敵でユーモアに溢れて
    私もパリに行ってみたいっ!
    読んでるとパリの街並みがマハさんの
    愛に溢れた文章で表現されていて
    一緒に旅してる気分で読み進めれました!

    とにかくクスッと笑えてじんわり泣けて最高でした

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    Posted by ブクログ 2023年08月23日

    最初から最後まで、ハルさんが書けるまでワクワクがずーっと続いた。のめり込んだよ原田マハさんは本当に好きで、idem が実在して街も手にとるように描写して、美術史の正確さに本の書き方に、良い。出だしのハルさんの文章から本人に出会うと、ミッチーの乙女な心の声、声では男らしく、空港で見送る高瀬君の手が触れ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月30日

    何度も読み返した本です。
    自分もあんな風に夢中に一生懸命に何か見つけて、人と出会って、頑張れるみちのすけに憧れます。
    私は30代になってしまったけどみちのすけのような一生懸命さ、頑張って諦めないところを忘れないようにしたいと思いました。話の展開やテンポもよく、面白くて元気がもらえる本です。

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    Posted by ブクログ 2023年05月30日

    とてもおもしろかったです。出てくる人がみんないい人でエネルギーがあって個性があってすてきです。高瀬くんのことを好きなみちのすけ、失恋しちゃったけどどこまでも可愛かったです。

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    Posted by ブクログ 2023年02月19日

    アート×ラブコメディ

    さすが、原田マハさん!
    これまでアートミステリー的なのが多かったけど、ここまで振り切ったラブコメも描けるんや!って。
    なんか一本の映画を観たように、一気に読めた。
    面白かったー。

    しかも、現実に展覧会を開催したって、ほんまスゴイ…!
    なんか一つの小説を何重にも、いろんな角度...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月05日

    とにかく読んでて楽しくニヤニヤしながら読みました笑
    原田マハの作品は2作目ですが読みやすくてとても入り込めます。
    他の小説も読んでみたいです。

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    Posted by ブクログ 2022年10月23日

    パリの街並みを想像しながら読めた。
    美智之輔の乙女心心情描写が面白かた!ちょっとオタク気質な感じで。

    美術っていいなー
    国境関係なく作品で分かり合えるって素敵だなと感じた。

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    Posted by ブクログ 2023年10月06日

    ロマンシエは小説家の意。
    主人公のみちのすけは、友達の高瀬くんに思いを寄せる。
    話は、カーチェイス?なんかもあり情景が目に浮かぶようで楽しい。
    最後あの二人が結ばれる展開となり、なんだか意外で、嬉しくなった。

    リトグラフに興味が湧いたし、何よりもドーヴィル行ってみたくなった、、、!

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    Posted by ブクログ 2023年10月06日

    自分のジェンダーに違和感のある主人公とロマンシエのハルさん。何とも言えないいい関係でした。最後には、小説と現実が交錯してすごいことになってたんですね。
    ロマンシエ(=小説家)、フランス語で言うと響きがいい。マハさんのアート愛が色々と感じられる一冊でした。

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