ロマンシエ

ロマンシエ

946円 (税込)

4pt

乙女な心を持つ美術系男子のラブコメディ!

有名政治家を父に持つ遠明寺美智之輔は、子どもの頃から絵を描くことが好きな乙女な男の子。恋愛対象が同性の美智之輔は、同級生の高瀬君に憧れていたが、思いを告げることもないまま、日本の美大を卒業後、憧れのパリへ留学していた。
ある日、アルバイト先のカフェで美智之輔は、ぼさぼさのおかっぱ髪でベース形の顔が目を惹く羽生光晴という女性と出会う。凄まじい勢いでパソコンのキーボードを打つ彼女は、偶然にも美智之輔が愛読している超人気ハードボイルド小説の作者。訳あって歴史あるリトグラフ工房idemに匿われているという。
過去にはピカソなどの有名アーティストが作品を生み出してきたプレス機の並ぶその工房で、リトグラフの奥深さに感動した美智之輔は、光晴をサポートしつつ、リトグラフ制作を行うことになるが、ある大きな転機が訪れる。

※本書は過去に単行本版として配信された『ロマンシエ』の文庫版です。

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ロマンシエ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最後好きなミュージシャンからの着想のような着地だった気がする。テンション上がった。忘れちゃったから、また読もう。

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    いつもの原田さんとは違う文体で軽やかだった。主人公の抱える悩みは、LGBTに関連し、実は複雑だが、みちのすけの陽気な一人称の語り口が深刻度を減らす。
    リトグラフの作り方も丁寧に解説があり、とても勉強になった。リトグラフの工房idemは実在の施設という点にも驚いた。
    物語は、パリに留学したみちのすけと

    0
    2025年02月10日

    Posted by ブクログ

    アートとラブと友情の物語。
    主人公は身体は男、心は乙女の美大生。
    主人公の恋、進路、夢、希望、愛等々が
    魅力的に描かれています。
    登場人物は皆個性的で魅力的!
    舞台となるフランスもアートも魅力的に描かれておりとても引き込まれます。
    初めから終わりまで素敵な話でした。

    0
    2025年01月01日

    Posted by ブクログ

    ポップでライトな子供向けの読み物なのかな?と思いきや、とんでもない情報量と熱量をベースにした素敵な物語でした。
    著者のアートへの愛とパリへの愛を感じます。
    また、後書きまで読んで、この物語の奥の深さにもう一度驚かされました。
    くー、リアルタイムで出会いたかった。残念。

    0
    2024年11月26日

    Posted by ブクログ

    人生に迷うみちのすけの、苦境ながらもいつだって明るくおしゃれに頑張る姿が目に浮かび、まさにこれからに期待。

    現実の人物や場所などが出てきながらも、小説でしかあり得ないような展開もあり、まさに原田マハさんの力技というか、才能を感じるような、圧巻の読みごたえ。
    さらに、小説に出てくる展覧会と、現実で行

    0
    2024年10月24日

    Posted by ブクログ

    男子美大生の美智之輔が芸術の街パリで織り成すアートラブコメディ。主人公、美智之輔の心の声が乙女すぎて心がなごみ思わず笑ってしまいます。帰国ビザの期限を気にしながらも将来の夢に好きな作品に恋にとても一生懸命な美智之輔には乙女だけど好感が持てます。終盤はハラハラする場面もキュンと来る場面も色々かっさらっ

    0
    2023年10月09日

    Posted by ブクログ

    読んだのはだいぶ前だけど、読後にジワジワと余韻に浸った事を思い出す。パリに行った事はないけど、その情景を自分なりに思い描けていたな。

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    ストーリーはとても面白いし、リトグラフも興味深くはあるんだけど、主人公のクセが強すぎて特に前半はなかなか物語に集中できなかった…。

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    フランスに旅行するってなった時、フランス舞台の作品が読んでみたくて私にとって初めての原田マハさん作品として読んだ!
    他の作品はまだ読んだことがないけどこれが原田マハ?っていうレビューが多い気がするから他とは違うのかな?
    主人公がバイト先で大好きな作品をかいている作家と出会ったフランス生活がえがかれて

    0
    2025年02月19日

    Posted by ブクログ

    読んだ後に心がスッキリ、そしてふわっとあたたかくなりました。
    ジェンダーの話かな、同性愛の話かな、、と読み始めは考えましたが
    人を区切る枠の話ではなく、『人間』のお話。
    誰もが一度は感じたことのある、ジワッと湧いてくるあたたかい感情を思い出しながら読み終えました。

    0
    2025年02月08日

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