あらすじ
ゴッホもこんなふうにパンをかじりながら、サン=レミからパリへと戻ったのかもしれない。小説、アートと同じくらい「おいしいもの」が大好き!
『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』『たゆたえども沈まず』などの取材先で食べた「思い出の一品」をつづる満腹エッセー集。
※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
あーおいしかった!
あ、違う、あーおもしろかった!!
楽しい文章にどれも美味しい書き方、思わず笑ってしまう小気味よい感覚
好きだわ!
私の前世はキャベツよキャベツ!
この方の描く美術関連の小説を数冊読んだことあり、こりゃすごい、と思っていたが
ご本人の3度の飯より美術が好きという情熱、さらにキュレーターとしての知識、
また現地に足を運んでいることがわかり、なるほど!!!だから、あの小説なのか
食を目当てに足を運んでいる節もあるが、現地の雰囲気を体で体感することに食の場というのは最適ではないか
すべての著書を読もうと思う
私も多少は美術が好きで鑑賞だけでなく、美術館の裏側も知りたく、10年ほど美術館ボランティアをしていた
描く、作る、には興味を持てきれず、裏方に回ったわけだが、なかなか良い経験だった
裏側がわかると良いこともあり、バルセロナのチケット売り場が大行列の美術館も、たぶんこの入り口から攻めればスルッと入れるのではないかとひとり突撃したら、仕切りを外して入れてくれた
何事も経験である
Posted by ブクログ
主にフランスと日本のご飯のお話が約2、3ページずつの短編集で載っている。
物語系ではないので、日記を見ているようでとても面白かった。パリに行きたいなぁ〜
Posted by ブクログ
私にとって7冊目の原田マハさんの本にして、初のエッセイ。たまたま親友との2年ぶりの京都旅の前日に読み終えて、旅へのモチベーションとわくわくがぶち上がった。300ページにわたって旅×食事のお話をされていて、マハさんの旅・取材・食への情熱とときめきが感じられる最高の作品だった。私もマハさんのように世界を自由に行き来したいし、その土地の最高料理を食べて幸せを感じる人生を歩みたい!
中でもお気に入りを以下メモ。
・パリの陳列棚に並ぶあらゆる種類のバター-スモークバター、いちじく入りバターなんていいないいな!
・ぼよよ~んとグルメを楽しむ旅「ぼよグル」-これぞ親友と目指しているものでは?!
・マンハッタンのドーナツ-マハさん駆け出しの夏の思い出の食事、私も20年後振り返ったら今が駆け出しの時期なのかな?何の味を思い出すんだろう?
・その土地の名前が冠された食べ物を、その土地で食べる-最高の考え!
・何の生まれ変わりか?-エグゼクティブのお答えにきゅん
・旬の地のものをその季節にその土地で食べる-これをお題に私も旅したい!
・オーベルジュ-概念すら知らなかった、行ってみたい~
・白桃-ただただ文字から溢れる美味しそう感
・西湖-大好きな和菓子が出てきて嬉!
・パリのスフレハウス-なんだそれ、、、
・楽しく食べることは楽しく生きること-格言
・なんの変哲もない食事こそが平和の証-格言
・香港の点心-小さい頃親が連れて行ってくれたデトロイトの点心屋さんを思い出した
・「おいしい!」を探しに、今日も明日も、やっぱり食べに行こう。-格言
Posted by ブクログ
エッセイだからさくさくと読んだ。原田マハめぐりができそう!グルジアのハチャプリ、ロシアのペリメニ、京都のお店、神戸のお店、広島で牡蠣、松尾大社ちかくの天ぷら屋さん、、、さすがに海外には今行けないから、、いつか行けたらなあ、、私も美味しいものを追いかける旅がしたいな!
Posted by ブクログ
まんまとグルメ目当てに旅行に行きたくなった。特にフランス。有名店でなくてもパンが美味しいというのは心強い。ハードパン食べたい。
文中で著者が特に好きな食べ物として牡蠣を挙げていたが、わたしは貝類が大の苦手で、彼女の文章力を以ってしても全く興味が湧かなかったので、彼女が牡蠣の生まれ変わりだとしたら、わたしの前世は牡蠣にあたって死んだんだろうなあと思った。
Posted by ブクログ
マハさんや有川ひろさんの食べ物に関するエッセイはほんとに秀逸(この本はマハさんだけです。念のため)。読んでるこっちも幸せになります。筆者の幸せは読者の幸せ。
1話1話が見開き2ページなので、合間時間にも読み進められて、幸せ長続き。
Posted by ブクログ
腹減るよね
ってな事で、原田マハの『やっぱり食べに行こう。』
アートだけじゃなかった原田マハさんの食に対する飽くなき探究心と食い意地(笑)
日本だけじゃなく世界を飛び回るマハさんの思入れ深い一品や心温まる一品、季節毎に楽しみにしてる一品
世界には聞いた事も見たことも無い料理やら食材が沢山有るのね~って感心したり食べてみたかったりで、読んでるうちに腹が減りまくり
呑み食いしながら読まんと耐えられないっ!(笑)
取り敢えず牡蠣と餃子が食べたいです
2021年3冊目
Posted by ブクログ
取材のために外国を飛び回るマハさんなのに、日本大好きな私には日本のエッセイがお好みらしい。
原田マハさんの純喫茶の定義、「入り口に小便小僧、薄暗い、クラシックが流れている。」お父さんが子ども時代に連れてってくれたらしい。9時まで入ればトーストとゆで卵がつく!
私にとっては、モーニングがある、薄暗い、ナポリタンが美味いかな?
原田マハさんが牡蠣の生まれ変わりだとは。
牡蠣フライ、牡蠣の土手鍋までは許せるが、生牡蠣は絶対無理だ。ニュージーランドに初めて行った時、最後のツアーディナーが生牡蠣だった時の落胆は忘れられない。
礼文島の店、「海鮮処かふか」も面白い。
私もカフカの変身にあやかったと思いきや、何と、、、地名とは。香深。
ウニの踊り食い。これは贅沢!
羨ましい。
たくさん食べたくなったけど、
豆腐納豆が一番かな。
そうそう海外に行く時は
梅干しと炊飯器だね!
美味しいエッセイだった。
Posted by ブクログ
マハさんのアート小説が好き。たまにはちょっと違う路線のマハさんに出会ってみるか〜と手にとったこの一冊で、小説の舞台裏を知ることになり、ますます沼ることになろうとは。
飽くなき美味しいものの追求と、それにまつわるアートのお話、海外暮らし、どこをとってもキラキラしていました。お腹いっぱいー♪
アートをテーマにした小説を書くときにいつも心がけていることは、いかにも「これはほんとうにあったことかもしれない」と感じていただけるように書くこと。ただし、実在のアーティストが登場するばあは、彼らに対するリスペクトと愛情を決して忘れない。そうすることによって、読者がアートに対して興味をもち、自分自身でもっと調べたり、美術館に出向いてくれたりすればと願いを込めている。
Posted by ブクログ
アート小説で有名な原田マハさんの食べ物エッセイ。
著者の作品「ハグとナガラ」のモデルにもなった旅友さんとの旅についても綴られています。
作品から受ける印象と違って、マハさんたらおもしろいなぁ♪素のマハさんを知ることができて嬉しい。
熱い食べ物愛があふれていてホッコリ。
前世トークがおもしろかった。
世界での美味しい体験とマハさんの思い出に触れられるうえ、作品の取材旅も絡んでいて二重に楽しめました。
そして、マハさんにちょっと親近感もわきました。
Posted by ブクログ
大好きな作家の一人、原田マハさん。
エッセイは初めて読んだ。
今まで読んだ小説や登場する絵画に、美味しそうな食べ物の話がうまくリンクしていて、一緒に旅をしている気分になった。
Posted by ブクログ
ゆるくゆるくパリやニューヨーク、モスクワ、日本などなど(蓼科、京都、北海道、東京、岡山など)の美味しかったものについて語られている。
特に牡蠣への熱量はすごく、食を楽しむって人生得だなあと思ったわけである。
著者の作品を読んだことがある人は、あの作品ができる過程の中でこんな料理との出会いもあったのかと思いながら読むとちょっとワクワクする。
MoMAに行って、ベーグル食べたい。
惣菜パンは日本のソウルフードだし、
地名の入った食べ物をその土地で食べてみたいし
海鮮処かふか、行きたい!!
あなたはなにの生まれ変わりですか??
Posted by ブクログ
旅行も食べることも大好きなのでに共感ばかり。。
美味しそうだし、その場所にお店に行ってみたいー!
生まれ変わりの話がお気に入り。笑
そして原田マハさんの作品を読んだことあるものも読み返してみようと思いました。
Posted by ブクログ
パリ、NY、ロンドン、スペイン、ロシア、京都、蓼科…。いざ、アートと小説と美味探訪の旅へ! 「楽園のカンヴァス」などの取材先で食べた「思い出の一品」をつづる満腹エッセー集。『毎日新聞』連載を単行本化
ご飯を食べに旅に出たくなった。
Posted by ブクログ
世界各地を飛び回るマハさんの食のエッセイ
食べ物の話だけでも楽しいのに小説の取材エピソードもマハさんの人柄も知れて最高
沖縄のクマさんのお寿司とか中国の餃子エレクトリカルパレードみたいな自分じゃ体験できない話が楽しい
食への行動力が凄くて少しは見習いたいなあ
Posted by ブクログ
アートと海外と美味しいもの!私の大好きなものが盛りだくさん。原田マハさん、MoMAで働かれていたんだ〜すごい、うらやましい。コロナが落ち着いたらまずは海外に行って美術館行って美味しいもの食べたい…早く。
Posted by ブクログ
食べ物にまつわるエッセイ集。マハさん節が小気味良く、わずかな隙間時間があれば開いてはお腹が空くシステムになっている。
できれば日々美味しいものをいただきたい。マハさんのそれとは違うけれど自分にとって美味しいものを記憶と記録したいと思いました。
Posted by ブクログ
日本、海外あちらこちらの食べ物が本当に美味しそう…。特にロシアの料理が食べたくて仕方なくなった!!!渡航経験がない私だが、その土地の料理を食べたいが故に旅行するってのも大いにありだなと心底思った。
Posted by ブクログ
私も牡蠣が大好きなので牡蠣の生まれ変わりかも!と思った。ウニも先祖にいそう。肉刺しも好きなので牛豚馬も先祖かも。
う~ん。海外を飛び回っている人特有の翼が生えた文章というか、自由さ、軽やかさが筆致に現れまくっているなあと思った。自分は大人になってから海外旅行に行ったことがないので、夢物語のように感じてしまったけど。ある人にとっては実現可能なことで、ある人にとっては夢物語のように感じるって、当たり前のことだけどなんだか分断を感じるなあと思うなど。まあ別にそんな深刻な話ではなく(私が極端な貧乏なら話は別だが)、旅って行き慣れないと行けるって思わないから、夢物語に思えがちだよね~という感じ。ロシア、フランス、イタリア、スペイン、台湾に行ってみたいな~。世の中の色んなおいしいものを食べてみたい。
Posted by ブクログ
朝食楽しみなのわかる!
私は寝る前から「明日の朝はパンだなぁ」って代わり映えもしないのに楽しみだったりする。
そんな小さな共通点で心つかまれてサクサク読み進めた。
少ないページ数の中に海外のこと、蓼科のこと、いろんな土地でであった美味しいものがぎゅぎゅっとつまっていて面白かった。
Posted by ブクログ
私は食べることが大好きだ。
元気がないとき、落ち込んだとき、
がんばったなぁと思ったとき
なにか美味しいものを食べたくなる。
旅行へ出かけたときも、
なにを食べるかを一番楽しみにしている気がする
おいしいと感じること、
おいしいと言い合えること、
そんなおいしいものに出会えること、
どれも素敵なことだなと改めて感じました!
Posted by ブクログ
新聞の連載記事をまとめて本にしたもの。各エピソードにおいて、クスッと笑えたりほっこりする内容でマハさんの様子が書いてある。
クマさんのお寿司と小平の純喫茶は絶対行きたい。
神保町のまんてんも勇気出して行ってみたい。
Posted by ブクログ
原田マハさんの人となりも少しわかるもので
とても面白かった。
古今東西、食べるものへの関心がすごい
そして私もまた訪れたい街のお店に
Googleマップでチェックした
旅先で疲れたときに癒される一口
共感が絶えない
Posted by ブクログ
マハさんと一緒に世界中を飛び回っている気分になるエッセイ。
あんな風に生きられたら人生楽しいだろうなあって思った。食べることの喜びや楽しみをあんなにいきいき描けるのって絶対マハさんだけ。
食べるって、1番「今を生きてる」って感じられる瞬間だと思う。視野を広げて、学生のうちに色んなところにいって美味しいもの沢山食べたいなあ
Posted by ブクログ
最近手を出してみようかなと思っている作家筆頭、原田マハさん。アートを題材にしている本を書いているイメージだったが、やはり本人もよくパリやニューヨークを旅し、美術館巡りをしているとのことで、膨大で徹底的な取材のもとに完成度の高い小説を世に生み出しているのだと納得。
2ユーロだけポッケに入れて、パリの朝パン屋さんで焼きたてバゲットを買う……なんてオシャレなんだ!!原田マハオシャレ。だって美術館巡りが好きなのもオシャレだし蓼科に住んでるのもオシャレ。だからちょっと敷居が高く感じてしまうのかも。エッセイもすごく上品なんですもん。西加奈子の下町感とは全く違う。双方に良さがあるけど。
エッセイ自体は一本が短くサラッとしていてクセがない。世界各地色々な美味しい食べ物が出てきてお腹が空きました。珍しくちゃんと朝ご飯食べようという気持ちになった。