原田マハのレビュー一覧

  • 生きるぼくら

    QM

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    想像以上に『生きるぼくら』だった。引きこもり時代の人生に対する若干の嫌悪といら立ちから始まり、祖母と血の繋がってないいとこ(妹?)と3人で力を合わせ生きていくところまで「人生やるやんけ、、」と物語の半分の時点で結構感動した。何もかもが順調に穏やかに過ぎていくかと思いきやまたしても大きな壁が立ちはだかる、、、と、感情がジェットコースターだった。人生は思っていたよりも全然素直で良い子だった。いじめさえなければ、親が離婚していなければとも思うけど、きっと今の人生になるためには必要なことだったのかなとも思う。

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    2025年05月17日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    俵屋宗達とミケランジェロカラヴァッジョの人生が交錯する歴史ファンタジーミステリー。少年たちの純粋な神と絵に対する信仰心、信じるものを諦めない、そんな熱さも感じる。

    日本からスペイン、イタリア国内を移動する感じは旅行記とも言えるし、ミケランジェロ、ダ・ヴィンチと言った画家の絵についても言及されているので美術書ともいえる。
    面白い物語でした。

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    2025年05月15日
  • 翔ぶ少女

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    阪神淡路大震災、親とその時のことを話したくなった。
    原田マハさん、こんな作品も書けるのか、幅が広すぎる。

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    2025年05月08日
  • でーれーガールズ

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    ネタバレ

    女子高時代の淡い思い出。友情、恋愛、漫画。
     思い出のシーンが、その地元ならではのあるあるなどが出てきて、リアリティーがあって面白かった。過去と現在の行き来の場面展開が、いいタイミングな気がして、スラスラ読めた。
     淡い思い出を振り返り、ほのぼので終わると思ったら、終盤で急に感動の展開に驚いた。
     素敵な青春作品です。

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    2025年05月03日
  • サロメ

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    吹奏楽で、サロメ〜七つのヴェールの踊り〜を知っていたことで、手に取ってみた。

    曲しか聴いたことがなく、まさか原作にこんな圧倒的な物語が潜んでいたとは思わなかった。

    オーブリーもワイルドもメイベルもダグラスもサロメに魅せられてしまったんだなと感じた。

    この背景と物語を合わせて曲を作ったリヒャルトシュトラウスもまた素晴らしいと思った。
    こちらの曲も合わせて聴くと、より一層物語に深みが出る気がする。

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    2025年05月02日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    一気読み!あー、面白い。旅に出たいし、故郷に帰りたい。「おかえり」と言ってもらえる場所のあることの幸せ。

    「乳まみれ」の食が目覚める!

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    2025年04月20日
  • サロメ

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    ビアズリー展に行く前の予習で読みました。

    原田マハ作品は史実とフィクションのハイブリッド型ですが、根底にアーティストへのリスペクトがあり、物語として本当に面白い!

    姉や男色家のオスカー・ワイルドとのドロドロとか、貴族の美青年との三角関係とか、不道徳の極み!ですが、この地獄の中で生み出される芸術の素晴らしさを堪能できました。

    自分は芸術家って不幸であればあるほど魅力を感じるところがあって、その性癖をくすぐる物語でした。

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    2025年04月19日
  • サロメ

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    ビアズリー展に訪れた際に購入。

    インパクトのある絵を観た後に読むサロメは最高だった。
    現代から始まったが、内容はほぼあの時代。
    オーブリーの姉のメイベル視点だ。
    惹き込まれるように一気に読んだ。

    そうして、また画集をみて震える。
    まるで見てきたかのような物語は一読の価値アリ。

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    2025年04月14日
  • 翔ぶ少女

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    大きな出来事が起こった日に生まれた家族の物語
    じんわりと涙があふれる作品でした

    マハさんのアート小説も大好きだけど、人の温かさを描く作品もすごくすごく好きです
    作風問わず、登場人物たちの人を思いやる気持ちや強く生きる姿が美しいなと感じます

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    2025年04月01日
  • 太陽の棘

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    実在した沖縄のニシムイ美術村を知れただけでも、読んで良かったと思える。

    純粋に美術史としてニシムイ美術村を知りたいと思うなら、もちろんこちらの作品はフィクションも入っているだろうし、良くはない。

    だけどより多くの人にニシムイ美術村を知ってもらい、興味を持ってもらうなら、この小説のようにフィクションも交えて、少し俗っぽいストーリーに仕立てる方が効果的。

    美術史の専門書や、文学的すぎる小説だと美術のの敷居は低くならず、沢山の人には届かない。

    だから原田マハさんが書く全てのアート小説は、朝ドラ風なストーリーで、誰にでも読みやすく、美術に親しみを持てるし、美術への興味が湧いてくる。好き嫌いはあれど、そういう意味でとても大事な役割を果たしていると思う。

    美術の敷居がもっと低くなることを願っている私からしたら、とても嬉しい。

    それにしても、戦後のかなり早い時期、まだ荒れ果てている沖縄に美術村を作り、アート作品を生み出していた作家の人たちにはとても驚かされる。やはり創造するということと、人間というのは切っても切れないということの証明だと思った。

    そして、戦後すぐに米軍人と交流し、心を通わせることができたニシムイ美術村の人たち。芸術の力なしに、これは不可能だったのだろうと思う。そう思うと、国境もなく言葉も必要としない芸術の力に改めて驚かされる。

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    2025年03月25日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

    匿名

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    見えない聞こえない喋れない。どうやって生きてゆくのだろうと絶望しか見えなかったが、安の教育は素晴らく、奇跡をずっと見ている気分でした。強くて優しくて素晴らしい人です。何度も涙が出ました。
    3人とも素敵で優しい気持ちになりました。

    #カッコいい #感動する #泣ける

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    2025年03月16日
  • 太陽の棘

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    ネタバレ

    戦後の沖縄で、米軍の軍医、エドワードとニシムイ美術村で貧しいながらもアートに生きる芸術家たちとの交流を描いたストーリー。

    沖縄の窮状は戦後だけでなく、戦前、戦中と日本からもアメリカから搾取されてきた歴史もあったことにも触れられている。読んでいて苦しくなる部分もあるが、エドワードと画家のタイラとの友情、涙なしには読めない。しかも、実話に基づいた話。

    そして、何より、まったく別世界の人たちが繋がるきっかけとなりうるアートのスゴさ、それを追求するニシムイの画家たちの思いを描ききった原田マヤさんはさすがです。

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    2025年03月12日
  • スイート・ホーム

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    スイート・ホームの名の通り、そこには温かい家庭があって、取り巻く物語の全てが温かい。
    本当に良いお話ばかりが詰め込まれていて、過程に色々あっても最後に不幸な人は誰もいない。
    今は2025年、暗いニュースばかりに目も耳も塞ぎたくなる時に読みました。
    すごく、救われた気持ちになれました。

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    2025年03月08日
  • 異邦人

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    高畑充希さん主演のドラマを観る前に、原作を読んでおこうと思い本作を手に取りました。作者はキュレーターとしての経験を活かして、特に震災後の美術館や画廊が抱える内情について赤裸々に描いています。また、主人公が暮らす京都の町並みの四季の移ろいの描写も素敵です。ハラハラする物語の展開も相まって、アートが好きで京都が好きという自分にとって、面白さを存分に堪能できる作品でした。さて、ドラマではカギを握るアート作品や京都の四季をどんなふうに映像化しているのか、楽しんで観ることにします。

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    2025年03月03日
  • でーれーガールズ

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     思春期の甘くて苦い青春小説かと思いましたが、あんなラストがあるとは…
     「本日はお日柄も良く」とは違う名スピーチ感動しました
     マハさんの岡山愛もビンビン伝わり「ほな西へいこか」大賞ノミネートも納得。
     源孝志さん演出で映画化されてるのも知りませんでした。(解説も良かった♪)映画も観たくなりました

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    2025年03月01日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    財政破綻のため年金が支払われないようでは困るから美術品を売るべきという声と美術館を守るべきという声が上がります。しかし、美術館のために寄付を集めることで年金が支払われ、美術館は行政から独立することができました。発想の転換が素晴らしいです。思考停止してはいけないと学びました。

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    2025年02月24日
  • 生きるぼくら

    購入済み

    生きるぼくら、そのままの良い話

    人それぞれ人生があって、闇や光を抱えて生きている。そして人が人を支えあって社会が成り立ってるんだなととても考えさせられるお話でした。自分の境遇も似たところがあり涙でました。
    主人公の立ち直り、お父さんお母さんの愛情がとても嬉しくそしてつぼみちゃんとの関係が気になって、その後が気になったのは私だけでしょうか。
    ドラマ化しても良いのではないでしょうか。

    #胸キュン #感動する #泣ける

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    2025年02月16日
  • ロマンシエ

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    いつもの原田さんとは違う文体で軽やかだった。主人公の抱える悩みは、LGBTに関連し、実は複雑だが、みちのすけの陽気な一人称の語り口が深刻度を減らす。
    リトグラフの作り方も丁寧に解説があり、とても勉強になった。リトグラフの工房idemは実在の施設という点にも驚いた。
    物語は、パリに留学したみちのすけとみちのすけの大好きな作者が出会い、トラブルに巻き込まれる話。トラブルと美術を両方楽しめる素敵な本。

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    2025年02月10日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    今までも可愛くて可愛くて大好きな愛犬がいます。
    そして今、更に更に愛しさが溢れて止まりません。
    人とわんちゃんとの
    深くて尊い物語でした。

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    2025年02月10日
  • モダン

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    MoMAで働く人たちの短編集。
    MoMAの歴史を垣間見る事ができてとっても面白い。
    大好きな暗幕のゲルニカに繋がる話もあってわくわくした。
    相変わらず美術の知識が圧倒的に足りないのでググりながら読んでる笑
    原田マハ作品をスラスラ読めるぐらい美術の知識を増やしていきたいし、原田マハ作品で登場する世界各地を見てまわりたい。

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    2025年02月09日