原田マハのレビュー一覧
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ネタバレ〇マティス
この夏上野で開催されたマティス展に行くことができた。
作中に登場したマグノリアの絵もそこで見ることができた。
体の自由が利かなくなってもベッドに居ながら、車椅子にのりながら、マティスの視線の先にモネの世界が作り出されるのを思い描くとわくわくした。
〇ドガ
ドガの描いたバレリーナの絵はいくつも見たことがあったが、そのリアルな絵の裏にたくさんの蠟で作られた彫刻があったとは。バレリーナたちはお金を持つパトロンの目に留まるために練習を重ね、その中の一握りだけが舞台で喝采を手に入れる。その中でドガの目に留まり彼によって永遠のエトワールの座を手にしたことはモデルになった彼女にとっては喜ばしい -
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現代パートは、京都国立博物館の学芸員で俵屋宗達の研究者である若い女性。彼女を訪ねてきたマカオ博物館学芸員の誘いに応じて、マカオへ。
最近持ち込まれた16世紀から17世紀の絵画「ユピテル、アイオロス」を通じて舞台は織田信長の時代に遡る。
天正遣欧少年使節団に14歳の俵屋宗達がいるなんて!マハさんのすごいイマジネーション!
狩野派のボスである狩野永徳とまだ少年の俵屋宗達が、時の権力者織田信長の命により、洛中洛外図屏風を共作(メインが永徳、そのサポート役として宗達)するシーンが良かった。
画面を追い、筆を走らせる。
洛中洛外図というテーマに
「鳥の目で見渡し、虫の目で凝視しなければならないのだ」 -
Posted by ブクログ
とても良かった。
私もこの本に出てきた絵を見たい、美術館に行きたい、と思えた。(私この本の中で特に見てみたい!と思ったのは、「デルフトの眺望」と「道」)
原田マハさんのアートに関する本を読んだのはこれが初めてだけれど、6つの短編集どれもとても後味が深いものだと思った。
マハさんの、その時の情景の描き方とか、言葉遣いとか、人物の心情の表現の仕方とか、、、それらにとても、魅力を感じた。
あと、何より上白石萌音さんが書かれた解説。これが本当に素敵でこの本を読んで感じたことが全て女優さんらしい素敵な言葉で凝縮されていて、感じ方や考え方が私にとっては共感できて素晴らしすぎると思った(´ー`)
この