原田マハのレビュー一覧

  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    現代パートは、京都国立博物館の学芸員で俵屋宗達の研究者である若い女性。彼女を訪ねてきたマカオ博物館学芸員の誘いに応じて、マカオへ。
    最近持ち込まれた16世紀から17世紀の絵画「ユピテル、アイオロス」を通じて舞台は織田信長の時代に遡る。

    天正遣欧少年使節団に14歳の俵屋宗達がいるなんて!マハさんのすごいイマジネーション!

    狩野派のボスである狩野永徳とまだ少年の俵屋宗達が、時の権力者織田信長の命により、洛中洛外図屏風を共作(メインが永徳、そのサポート役として宗達)するシーンが良かった。
    画面を追い、筆を走らせる。
    洛中洛外図というテーマに
    「鳥の目で見渡し、虫の目で凝視しなければならないのだ」

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    2023年07月05日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    原田マハさんが好きで、手に取った一冊。
    私も犬を飼っているので、すごく感情移入して最後まで一気読みしてしまった。
    ただ一途に愛し続けること、ずっとその気持ちを抱きつつ、生きることは、実に難しく、だからこそ尊い。
    愛し愛されるそんな関係になれる存在に出会い、最期まで一緒にいられたら本当に幸せなことだと思った。

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    2023年06月29日
  • 本日は、お日柄もよく

    SY

    ネタバレ 購入済み

    想像通りなのに想像以上に美しい

    友人から、結婚式のスピーチの話だよ、と言われて読み始めたが、家族、恋愛、友情、キャリア、全部が描かれた美しいお話だった。スピーチで始まりスピーチで終わる構成も美しく、一気に読んでしまった。
    当時の政権の話がかなりリアルに描かれていることと、作者の政治思想がちょっと強め?なのでそこは注意。かも。

    #アツい #泣ける #感動する

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    2023年06月08日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    とても良かった。
    私もこの本に出てきた絵を見たい、美術館に行きたい、と思えた。(私この本の中で特に見てみたい!と思ったのは、「デルフトの眺望」と「道」)

    原田マハさんのアートに関する本を読んだのはこれが初めてだけれど、6つの短編集どれもとても後味が深いものだと思った。

    マハさんの、その時の情景の描き方とか、言葉遣いとか、人物の心情の表現の仕方とか、、、それらにとても、魅力を感じた。

    あと、何より上白石萌音さんが書かれた解説。これが本当に素敵でこの本を読んで感じたことが全て女優さんらしい素敵な言葉で凝縮されていて、感じ方や考え方が私にとっては共感できて素晴らしすぎると思った(´ー`)
    この

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    2026年05月07日
  • 翔ぶ少女

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    身を切るような悲しみで始まって、救いがあって、それでも大きな切なさと一緒に成長していく三兄弟たち。色んな種類の涙を流しました。本当に良い本でした。

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    2023年04月06日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    ネタバレ

    村上たかしさんのコミック"星守る犬"を、原田マハさんが小説化した、犬と人間の絆の物語。犬好きにはたまらない。

    野原で死後1年の白骨化した男の死体とそれに寄り添う死後3ヶ月の犬の死体。ハッピーと名付けられた犬の目線で、その経緯が描かれている。
    常に穏やかで優しいおとうさんだが、妻と娘には、失業し、持病のあるおとうさんとは一緒にいられないと出ていかれ、旅の途中で助けた身寄りのない子供に財布を盗まれるなど、人との関係においては理不尽な目にあってしまう。一方で、ハッピーとは深い信頼と愛情での結び付きが感じられ、途中から涙が止まらなかった。

    さらに、この死体を荼毘に伏す役を担うこ

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    2023年03月25日
  • 異邦人

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    マハさんの知識量の多さに、また感心させられた。題材が京都というところが興味深く面白かった。
    読み始めた時、あれ?男性が主人公か、珍しいのでは?と思ったけれど、すぐに男女両方の語りで物語が展開するようになり、結局最後も男性で締めたけれど女性の物語として終わった感じだった。
    もう少し先まで知りたいけれど、これはこれで想像が膨らんで良かったのかも知れない。
    長いけど最後まで読ませるマハさんの文章の魅力は本当に凄いな。

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    2023年01月29日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    こんなにいい本、あるぅ?(惣流アスカの声で脳内再生が勝手に行われた)
    めちゃくちゃいい。
    ある白骨死体と、一緒に犬の白骨も発見された。それを巡る物語。
    犬(などのペット)を飼うはじめの時、少年少女は目を輝かせ、夢中になるけれど、彼らは大きくなる過程で必ず興味を失う。
    犬はどこまでも一途に彼らに寄り添う。
    終わりが圧巻で、さすが原田マハだなぁと思った、いつもこの人の本は最後に感動させられる。言葉選びもセンス良くてずば抜けてるなぁと、感動しながら読んでました。こんなに簡単な言葉で面白く書けるのって素晴らしい実力だと思います。

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    2023年01月25日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    友達から勧められて読んだ1冊
    歴史に名を残した有名な芸術家が本を通して身近に感じられた。
    今後、美術鑑賞するにおいてより感慨深くじっくり鑑賞することになるだろうと思います。

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    2023年01月15日
  • やっぱり食べに行こう。

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    主にフランスと日本のご飯のお話が約2、3ページずつの短編集で載っている。
    物語系ではないので、日記を見ているようでとても面白かった。パリに行きたいなぁ〜

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    2022年12月01日
  • たゆたえども沈まず

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    名画の見方を変える一作

    日本人のパリでの活躍、当時の雰囲気、画壇の様子がリアルでした。少し登場人物に活躍が集中しすぎた傾向がありますが、浮世絵と印象派の接点が面白くて良かったです。

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    2022年11月19日
  • アノニム

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    アートシリーズかと思って手に取ったら、アートはアートでもちょっと視点のちがうお話だった。盗まれたアートを盗み返して持ち主に返す。しかもコンディションチェックも完璧で、時には補修さえもされている。そんな謎の集団アノニムのメンバーのお話だった。おもしろかったなぁ。こういう感じの話すごく好き!わくわくするし、新たな学びもあったりして。今回のターゲットはジャクソン・ポロック。アクションペインティングって初めてちゃんと見たからおもしろかった。こんな画家もいるだな。アノニムのメンバーで別の事件もやってほしいなぁ。

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    2022年10月22日
  • アノニム

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    今回はアーティストやアートに焦点を当てた「ノンフィクションにフィクションをおりまぜたアート小説」ではなく、華やかなオークションの世界とアーティストを夢見る若者と「ミッションインポッシブル」的な義賊集団という、かなりエンターテイメントなストーリーでした。
    映画になっても面白そう!

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    2022年10月08日
  • アノニム

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    映画作品として見てみたい。
    そして続編は更なる勢いで読んでみたい。
    そんな勢いのある作品だ。ポロックの画風のように。

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    2022年10月07日
  • でーれーガールズ

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    学生時代、仲良しだった同級生。
    少しの嘘が少しのずれになり二人の仲はずれてしまう。
    そのままの状態で大人になった二人。
    後ろめたい気持ちがありながらも、母校に呼ばれ二人が出会うことになるが。
    原田さんのこの手の話に弱い私は号泣してしまいました。

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    2022年05月17日
  • 翔ぶ少女

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    震災は忘れた頃にやって来る。1995.1.17テレビの中の映像はもはや見るに堪えない物でしたが、当事者でない私の関心は次第に薄れていった。そして16年後私の住む東北での大惨事。本書は11年前の私の張り裂ける思いとシンクロして、丹華がゼロ先生を助ける為東京に向かうくだりは私の胸が締め付けられ涙無しには読む事が出来なかった。大人だけで無く子供達にもこの本が読めるように児童書向けにお勧めしたいと思います。

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    2022年05月11日
  • 妄想美術館

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    ウッチェロとルソー 大好きなお二人の絵画談。もう最高ですね。ウッチェロははじめて知りましたが、アンリ・ルソーとウッチェロの絵が隣に飾ってある展覧会があったら、何だかすごく心が癒されそうです。

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    2025年12月22日
  • たゆたえども沈まず

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    ゴッホの歴史好き

    もうゴッホの絵が見たくてしょうがない!!
    日本でゴッホって名前で有名なのは単純に日本人が苗字呼びする習慣があるからって今まで思ってたけど、フィンセントとテオ兄弟2人の作品達だからこそゴッホと親しまれてるんじゃないかとも思えてくる。

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    2022年04月25日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    なんとも言えない。悲しいし切ないし感動はするけど、忘れちゃいけないのは犬の気持ちは人間が一方的に当てはめて描いたものであること。
    人は、気持ち次第でなんとでも、幸せだったかもしれないし、これで良かったかもしれない。
    けど、犬も幸せだったよね、と言っていいかどうかはわからない。
    責任をもって飼育できない状態になったときに、飼い主と一緒にいることがこの子の幸せだから、という思考には陥らないでほしい。

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    2022年04月17日
  • やっぱり食べに行こう。

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    私にとって7冊目の原田マハさんの本にして、初のエッセイ。たまたま親友との2年ぶりの京都旅の前日に読み終えて、旅へのモチベーションとわくわくがぶち上がった。300ページにわたって旅×食事のお話をされていて、マハさんの旅・取材・食への情熱とときめきが感じられる最高の作品だった。私もマハさんのように世界を自由に行き来したいし、その土地の最高料理を食べて幸せを感じる人生を歩みたい!
    中でもお気に入りを以下メモ。
    ・パリの陳列棚に並ぶあらゆる種類のバター-スモークバター、いちじく入りバターなんていいないいな!
    ・ぼよよ~んとグルメを楽しむ旅「ぼよグル」-これぞ親友と目指しているものでは?!
    ・マンハッタ

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    2022年03月01日