原田マハのレビュー一覧
-
購入済み
ゴッホの歴史好き
もうゴッホの絵が見たくてしょうがない!!
日本でゴッホって名前で有名なのは単純に日本人が苗字呼びする習慣があるからって今まで思ってたけど、フィンセントとテオ兄弟2人の作品達だからこそゴッホと親しまれてるんじゃないかとも思えてくる。 -
Posted by ブクログ
私にとって7冊目の原田マハさんの本にして、初のエッセイ。たまたま親友との2年ぶりの京都旅の前日に読み終えて、旅へのモチベーションとわくわくがぶち上がった。300ページにわたって旅×食事のお話をされていて、マハさんの旅・取材・食への情熱とときめきが感じられる最高の作品だった。私もマハさんのように世界を自由に行き来したいし、その土地の最高料理を食べて幸せを感じる人生を歩みたい!
中でもお気に入りを以下メモ。
・パリの陳列棚に並ぶあらゆる種類のバター-スモークバター、いちじく入りバターなんていいないいな!
・ぼよよ~んとグルメを楽しむ旅「ぼよグル」-これぞ親友と目指しているものでは?!
・マンハッタンのドーナツ-マハさん駆け出しの夏の思い出の食事、私も20年後振り返ったら今が駆け出しの時期なのかな?何の味を思い出すんだろう?
・その土地の名前が冠された食べ物を、その土地で食べる-最高の考え!
・何の生まれ変わりか?-エグゼクティブのお答えにきゅん
・旬の地のものをその季節にその土地で食べる-これをお題に私も旅したい!
・オーベルジュ-概念すら知らなかった、行ってみたい~
・白桃-ただただ文字から溢れる美味しそう感
・西湖-大好きな和菓子が出てきて嬉!
・パリのスフレハウス-なんだそれ、、、
・楽しく食べることは楽しく生きること-格言
・なんの変哲もない食事こそが平和の証-格言
・香港の点心-小さい頃親が連れて行ってくれたデトロイトの点心屋さんを思い出した
・「おいしい!」を探しに、今日も明日も、やっぱり食べに行こう。-格言 -
Posted by ブクログ
ネタバレ空想のインタビューを覗き見るワクワク感が堪らない。アトリエに、書斎に、あの聖地に。
アート界、芸術界が誇る20名の巨匠を巡って取材を敢行する。
河井寛次郎の「柿は驚くべき誠実な彫刻家だ。」も、手塚治虫の「一流の音楽を聴け、一流の芝居を見ろ、一流の映画を見ろ、一流の本を読め。そして、それから自分の世界を作れ。」も、フィンセントのアーモンドの花言葉も。
クラムボンはかぷかぷ笑うし、ルーシーの抹茶も、司馬江漢の自作の死亡通知書も、ビアズリーとギャルソンも。
もう随所でマハさんのアート愛が溢れて止まらない。
2022年、既に1番いい宝物みたいな出会いをしてしまった。 -
購入済み
古き良き時代の日本映画のよう
自分は、映画はほとんど観ない方で、この小説が映画化されたのを知ったのは読み終わった後でした。社会的ステータスが高い主人公が、その全てを失ってどん底から這い上がり、今までとは違う価値観の幸福を得るという王道ストーリーですが、それが良いです。(主人公が)周りの人達も巻き込み、その人達も幸福にして、最後は(お約束な感じで)全員集合「めでたし・めでたし」で締め括る。在りし日の日本映画を見ているような感じでした。
-
Posted by ブクログ
ネタバレバーナード・リーチ
(Bernard Howell Leach、1887年1月5日-1979年5月6日)は、イギリス人の陶芸家であり、画家、デザイナーとしても知られる。日本をたびたび訪問し、白樺派や民芸運動にも関わりが深い。日本民藝館の設立に当たり、柳宗悦に協力した。
(Wikipediaより)
沖亀之助
実在しないマハさんが生み出した架空の人物。
無知故に本作が実在したリーチ先生と実在しないカメちゃんの物語であることに気づくこともなく、読み終えました。
過日読み終えた最新作「リボルバー」の感想でも記しましたが、本作も史実とフィクションの境目がわからず、バーナード・リーチの伝記だと疑いもなく読み終えました。
「リボルバー」を読み終え、そのまま本作「リーチ先生」を手にしたのは、私自身がマハさんにしか描けないノンフィクションとフィクションが融合されたスケールの大きな世界観に魅力されている証だと思います。
マハさんの作品といえば、絵画にかんする作品が代表作でもありますが、本作は陶芸の世界。
マハさんの絵画という枠におさまらない「美術」に対する気持ちの詰まったステキな作品でした。
説明
内容紹介
好いものは好い。
そう感じる私たち日本人の心には、きっと“リーチ先生”がいる。
日本を愛し日本に愛されたイギリス人陶芸家の美と友情に満ち溢れた生涯を描く感動のアート小説。
第36回新田次郎文学賞受賞作
1954年、大分の小鹿田を訪れたイギリス人陶芸家バーナード・リーチと出会った高市は、亡父・亀乃介がかつて彼に師事していたと知る。──時は遡り1909年、芸術に憧れる亀乃介は、日本の美を学ぼうと来日した青年リーチの助手になる。柳宗悦、濱田庄司ら若き芸術家と熱い友情を交わし、才能を開花させるリーチ。東洋と西洋の架け橋となったその生涯を、陶工父子の視点から描く感動のアート小説。
内容(「BOOK」データベースより)
1954年、大分の小鹿田を訪れたイギリス人陶芸家バーナード・リーチと出会った高市は、亡父・亀乃介がかつて彼に師事していたと知る。―時は遡り1909年、芸術に憧れる亀乃介は、日本の美を学ぼうと来日した青年リーチの助手になる。柳宗悦、濱田庄司ら若き芸術家と熱い友情を交わし、才能を開花させるリーチ。東洋と西洋の架け橋となったその生涯を、陶工父子の視点から描く感動のアート小説。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
原田/マハ
1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部および早稲田大学第二文学部卒業。2005年「カフーを待ちわびて」で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し作家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞を、17年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) -
購入済み
キネマの神様
映画館で映画を観たくなりますね
コロナだからな、、と遠のいてましたが
映画は
やっぱり映画館で!!!
まづは
キネマの神様から
志村けんさんが演じる予定?の
ごうさん 観たかったな
沢田さんの代役も期待してます
-
購入済み
たゆたえども沈まず
初めて読んだ原田マハさんのアート作品、美術史に詳しくなくても充分楽しめました。ゴッホ兄弟とパリで活躍した日本人画商の交歓の物語。ゴッホの絵画を鑑賞しながら読みました。創作と史実のバランスが絶妙で、画商と画家両方の目線で楽しめるところも面白かった。
-
Posted by ブクログ
原田マハさんの紹介する26枚の絵。
マハさん自身のその絵との出会いと、それぞれのアーティストの歴史、名画が誕生したエピソードが綴られる。
ピカソ、ゴッホ、モネ、セザンヌ、ポロック、マネ、レオナルドダヴィンチ、クリムト、ピアズリー、ムンク…。
多くの人に知られた有名人な絵を始め、私でも知らない絵も収録されていて、純粋に勉強にもなる。
巻頭にはそれぞれの作品の画像がカラーで掲載されていて、本文と照らし合わせて読み進めることができる。
大変お得で粋な一冊だ。
新書本というよりは、マハさんプレゼンツアート図録というような感じ。
何よりも、マハさんが、本当に小さい頃からアートが好きだったと言うのが伝わってくる。
弱冠10歳の時に、倉敷の大原美術館でピカソの「鳥籠」と出会った。それが始めてのピカソ体験だったというエピソードが印象的。きっとそのとき、子供のマハさんにも電流のようなものが体に流れたんだろうな。
私も子供の頃から絵は好きだったけど西洋絵画はその時難しくて、興味なかったもんな…。やっぱり、マハさんとアートは、特別な絆で結ばれているのだ。
今まで読んだマハさんのアート小説にも登場した、モネ、ピカソ、ポロック、ピアズリーは、特に思い入れを感じた。小説のことを思い出し、また再読したくなった。
そして、最終章には、唯一の日本人。東山魁夷。
東山魁夷も、マハさんの小説の中でたびたび登場する。
長野県の農業を描いた「生きるぼくら」では、茅野の御斜鹿池を舞台に描いた東山魁夷の代表作「緑響く」が印象的に登場する。それに、「異邦人」でも名前が出てきたな。
本書で紹介されている東山魁夷の作品は、「道」という絵。
初めて見た。マハさんは、この絵を見て、自分の進む道への決心にもつながったという。この作品は、マハさんにとって特に特別な出会いだったんだなぁ。
先日、アートと旅が好きな私のピアノの先生にマハさんを紹介した。
「ジヴェルニーの食卓」と「生きるぼくら」を紹介した。すごく興味を持っていたので、気に入ってくれたら良いなぁ。
この本も今度紹介しよう。あと、「異邦人」と、「さいはての彼女」と「サロメ」も良いかもなぁ。
周りにマハさんのことを語れる人がいないので、すごく話したい…!
と、いうことで今回もマハさん愛が止まらず、長めの文章になってしまった…
この本、買おうかな。
きっとまた読み返したくなる。
緊急事態宣言が解除されたら、私も美術館に行こう。