原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現代パートは、京都国立博物館の学芸員で俵屋宗達の研究者である若い女性。彼女を訪ねてきたマカオ博物館学芸員の誘いに応じて、マカオへ。
最近持ち込まれた16世紀から17世紀の絵画「ユピテル、アイオロス」を通じて舞台は織田信長の時代に遡る。
天正遣欧少年使節団に14歳の俵屋宗達がいるなんて!マハさんのすごいイマジネーション!
狩野派のボスである狩野永徳とまだ少年の俵屋宗達が、時の権力者織田信長の命により、洛中洛外図屏風を共作(メインが永徳、そのサポート役として宗達)するシーンが良かった。
画面を追い、筆を走らせる。
洛中洛外図というテーマに
「鳥の目で見渡し、虫の目で凝視しなければならないのだ」