原田マハのレビュー一覧

  • 楽園のカンヴァス

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    本当に大好きな美術史ミステリー。
    原田マハさんの見識の広さに驚くばかりです。

    「私は今日から永遠を生きる。たとえルソーが死んでも、私が死んでも、絵の中の私は-永遠に生きるんだ。」



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    2026年08月31日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    俵屋宗達がとても魅力的な人物
    洛中洛外図をこの目で観てみたい。
    風神雷神は迫力があって素晴らしい。
    この本を読んでもう一度鑑賞したくなった。
    パードレ達との壮絶な旅 枢機卿との面会
    最後はこう来たか… と思わせてくれる。
    さすが原田マハさん 
    長編だけど場面場面が頭に浮かんで
    読み進むのが楽しい。
    原田マハさんの作品はどこまでがフィクションなのかノンフィクションなのか、だから面白い。

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    2024年11月21日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    原田マハさんの作品に出てくる人物はみんな魅力的だ。
    俵屋宗達が絵にかける想いに目頭が熱くなった。これだけ何かに情熱を持って心血を注いで時間を忘れてまで取り組める何かを持っているって本当に素晴らしいことなだと思う。羨ましいと思った。

    宗達が狩野家で洛中洛外図屏風を描く時、初めての師匠とも言える狩野永徳と菅次郎に尊敬の意を持つ描写がとてもぐっときた。(織田信長はやはりここでもかっこよい…。)

    マルティノと宗達がお互いを認めて、尊敬し合って、頼りあってローマを目指す姿も本当に素敵だった。
    ハラハラしながら自分も一緒に長崎からローマまでを旅しているような気持ちになる。
    果たして下巻ではどう話しが進んでいくのかとてもワクワクしながら上巻が終わりを迎えた。

    何かに情熱を持つこと、師匠の包み込むような慈愛に満ちた温かい言葉、気が遠くなるような旅にも成し遂げるべきことの大きさを胸にひたむきに向き合う使節団を見て、何度も何度も涙が出そうになった。

    日本にはこんな歴史があったんだなと改めて日本を知りたくなったし、日本の美術史ももっと知りたいなと思った。
    毎回読む度にこんな熱い気持ちにさせてくれるマハさんの作品は本当にすごいです!

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    2024年11月19日
  • モダン

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    MoMAに初めて行った時は衝撃を受けたことを思い出した。
    あんな美術館が身近にあっていつでも行けるニューヨーカーが羨ましい。

    この本を読み出そうと、持って行った行先が大山崎美術館で、ちょうどアンドリュー・ワイエス展をやってて、すごい偶然に鳥肌が立った。

    一章目の「クリスティーナの世界」の話はすごく切なくて涙が出た。

    大地震やテロ、戦争を前にし、アートは人間が生きるのに最低限必要なことではないけれど、だからこそアートの力を感じる。
    人間を人間たらしめているのはアートなのだと思う。
    私はアートの力を信じている。

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    2024年11月18日
  • リーチ先生

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    個人的に「民藝ブーム」だった当時、それならばと友人から勧められたのが本書。これがきっかけで原田マハさんのファンになりました♡ 日田の情景がリアルに目に浮かぶような描写が印象的で、今もよく記憶しています。

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    2024年11月08日
  • リーチ先生

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    史実でありフィクションでもある、
    マハさんのこちらの小説。
    民藝という物を余りよく知らない人でも、
    素直に内容が頭に入ってくる、尚且つ民藝のもつ魅力に気付かせてくれる。とても温かな一冊です。


    イギリス人のバーナード・リーチが日本の美に触れ、民陶に触れ、自分の郷里でやりたいことを成し得るまで。

    まずはマハさんの膨大な知識量に脱帽いたしました。リーチ先生はじめ、登場する柳宗悦や濱田庄司などの見事なまでに性格や思考の癖を捉えた言葉遣い。1人1人の人物の心の豊かさが、マハさんを通して温かく伝わってくる。

    また、解説でも述べられていたがバーナード・リーチの伝記ということもあり、本書を読むだけで、
    知らず知らずのうちに民藝の歴史を知り得ることにもなっています。興味がてら柳宗悦の生い立ちの本を並行して読み進めていくと、いかに骨組みのしっかりした内容の小説であるかが伺えます。様々な技法に触れることもでき、読み進めていたら知らずのうち歴史が馴染んでいたことに、感動すらいたしました。


    また、オリジナルキャラクターである亀之介親子の人柄もリアリティがあってよい。日本人ならではの考え方やもがき方に一緒になって苦しさや嬉しさを感じられます。
    終盤のリーチ先生とのはちきれんばかりの思いの数々には思わず涙をすることもありました。

    民藝というもの本書をきっかけにとても興味を持ち、もっともっと深く知りたい、関わってみたいと思えるようになりました。
    マハさんの視点は美術に対して愛が溢れていてとても大好きです。自分にとっても、自身のあり方を考えさせられる大切な小説となりました。

    是非興味を持たれた方は一度読んでみてください。

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    2024年11月04日
  • ロマンシエ

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    人生に迷うみちのすけの、苦境ながらもいつだって明るくおしゃれに頑張る姿が目に浮かび、まさにこれからに期待。

    現実の人物や場所などが出てきながらも、小説でしかあり得ないような展開もあり、まさに原田マハさんの力技というか、才能を感じるような、圧巻の読みごたえ。
    さらに、小説に出てくる展覧会と、現実で行われた展覧会が重なっているなんて、あまりにワクワクする発想!

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    2024年10月24日
  • さいはての彼女

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    少女ナギの魅力に完敗

    キャリアウーマンが自分はえらいと思い込むようになって壁にぶち当たり、意図しない旅に。
    そこでとても魅力的な少女と出会い再生してゆく物語
    少女ナギがとても魅力的に描かれていて心に突き刺さった
    ハーレーダビットソンへの愛で結ばれた人々も生き生きしていて読んでいて気分が良い

    #癒やされる #アツい #胸キュン

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    2024年10月11日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    原田マハさん大好きです!
    美術も文学も行き着くところは人間の根源。どちらも読み取るにはそれ相応の訓練のようなものが必要だと思う。訓練してない私でも、分かりやすいように小説で描いてくれていて、新しい世界を知ることができる。
    読んでいて、自分は絵を見たり本を読んだりしていろんな人間のことが知りたかったんだなぁと分かった。
    終始メランコリーに苛まれたムンクの生涯にすごく興味を持った。次はムンクの小説を読もうと思う。

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    2024年09月23日
  • 翔ぶ少女

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    あとがきの「悲しみは治すものではなく、抱えていくものなのだ」という医師の言葉が、読み終えたあとなら、どんなときでも生きる希望を持って抱えていくものなのだと心に響いてくる。
    中学生の頃に阪神大震災を経験した私には読むのが辛い場面がたくさんあったけれど、この作品と出会えよかったと心から思った。

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    2024年09月21日
  • リーチ先生

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    原田マハさんのフィクションとノンフィクションを見事に組み合わされた物語の手法には、いつも驚かされ、引き込まれる。長編だけど、引き込まれて一気に読んでしまいました。

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    2024年09月15日
  • リーチ先生

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    ネタバレ

    最初、割と可愛らしい表紙だったので、コメディっぽい話なのかと思ったけれど、バーナード・リーチという陶芸家のお話だった。

    やっぱり原田マハさんの小説は良い!

    というのが読み終わった…あとの感想。
    芸術っていうのは冒険なんだな、と思った。
    登場人物が、純粋に芸術という憧れを追い求めていくからこそ、読んでいる私もハラハラドキドキしてしまうんだろう、きっと。

    日本に帰ってから、結局リーチに合わずじまいで、名も無い花として九州に骨を埋めた亀之助。
    日本に帰ったあとの亀之助の人生は小説には書かれていないけども、濱田と別れてから亀之助は何を思って各地を彷徨い、どういう気持の変化があったんだろうかと考えてしまった。
    私としては、大好きだったリーチ先生にも、シンシアにも会わずに人生を終えた亀之助はやっぱり寂しいと思ったのだけど、息子の高市やリーチ先生はそうは思わなかったんだなあ。

    ラストで、亀之助の昔の恋人のシンシアが出てきたけど、亀之助の帰りを待って、工房を守ってたとしたら切なすぎるよ。いや、そこら辺は何も書かれていないので、シンシアも他の人と結婚して、子どももいるかもしれないけどさぁ。

    でも読後感は悪くなかった。亀之助の陶芸への想いが息子の高市に受け継がれて、芸術や生活は続いていくんだなと思うと、素直に温かい気持ちになった。

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    2024年09月13日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    数ある名画を残した巨匠たちとの出会い、やりとりが歴史的瞬間を目撃しているようで、終始ストーリーに没頭していた。

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    2024年09月07日
  • フーテンのマハ

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    久しぶりに読んだマハさんの本、気楽に面白く読み終えることができた。
    本の中に出てくる挿し絵はマハさんが書いたのだろうか?
    ぼよグルが楽しそうでいいなと思うけど、
    私にもそんな友がいて、北海道から中国、四国まで一緒に旅をしたが、九州まで行けるかどうか?
    マハさんへ希望として、アート小説は私には重すぎて、もっと気楽に心温まる小説を書いてほしい!

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    2024年09月03日
  • 夏を喪くす

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    中、短編の4篇・・・どれもどれも・・・
    最後のほうは(2編)昔々洋画ばかり映画館で見ていたころの‥スクリーンを見ているようでした。この作家さんはきっと私がさらに好きになっていきます。

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    2024年09月01日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    わたしはいつも愛犬の遺骨を持ち歩いている。
    小さなカプセルに入ったそれを、どこに出かける時も鞄に入れてて、寝るときは寝室に持っていく。ちょっとポストに投函に行くだけでも「おさんぽしよっか」と声かけて“連れて”行く。
    時々、こんなんじゃ愛犬たちにとって重いだろうか?気がかりで成仏できないだろうか?と迷うこともあったけど、これを読んで、きっとうちのコ達も「ずっと一緒に」いたいはずだと思えた。留守番は好きじゃなかったし、車に一緒に乗れば喜んでくれたコ達だから。
    恥ずかしながら、「星を守る犬」という言葉の意味を初めて知りました。

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    2024年08月21日
  • スイート・ホーム

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    ネタバレ

    大阪・梅田から電車やバスを乗り継いで、いくつかの角を曲がると、赤い屋根、クリーム色の壁、チョコレート色のドアのそばに大きな金木犀が目印の小さな小さな洋菓子店、その名も、「スイートホーム」。
    そこで過ごす家族の物語やその家族に関わっている人達の物語だった。

    パティシエの父、看板娘の母と姉妹の4人家族。
    毎年秋になると、スイートホームの前で家族写真を撮ることが恒例となっていた。

    月日が過ぎていき、姉が結婚し、義理の母が同居し、姉の家族に子供が生まれ、妹が結婚し、妹の家族にも子供ができた。
    そんなこんなで家族写真のメンバーが増えていく。

    それだけでも ほっこりするのに、そのスイートホームの人達に関わっている近所の人や義理の母の友達、姉が通う料理教室の先生たちも日常生活がだんだん良い方向に向かっていき、生き生きとしていく。

    登場人物みんな、ハッピーエンドで本当に良かったと思った。

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    2024年08月17日
  • ジヴェルニーの食卓[電子特別版]

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    情景が浮かぶきれいな言葉。何と言ったらいいか迷うものをスンと言い当てて来る。美術には明るくない、勿論本書に出て来る人達は名前以外に知る事は多くないのだが、こうだったらええなと思うことがある。あと画像検索したらヴェール・ヴェールが思ったよりも緑。

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    2024年08月14日
  • 異邦人

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     「異邦人」とは誰のことを指すのでしょうか?
     読んでいる最中、私は屏風祭りで外から展示物を見る1人の観光客でした。物語は私たちには遠いような近いような、全てを目に焼き付ける傍観者の視点で進みます。
     一年をかけて菜穂と一樹を取り巻く環境・心情の変化を追っていきます。一年を追うことで、登場人物のことをよく知る人物であったかのような、親近感を覚えました。それぞれがどのように人生を歩むのかを、花が咲くのを楽しみに待つ老人のように、またやっと食べられる美味しいご飯をかきこむ子供のようの読み進めていました。ページを捲る手が止まらないです。
     京都の桜散るある日、蒸し暑い夏、紅葉の綺麗な秋、凍えるような冬、それぞれが肌に吸い付くように、感じられました。京都に住んでいた日のことがありありと目に浮かびます。
     とても面白い作品です。また読み直したいです。
    おすすめです。
     

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    2024年08月13日
  • リボルバー

    QM

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    おもしろい

    ミステリーを楽しむと同時に美術史の勉強にもなる1冊だった。今やこんなに有名なゴッホ、ゴーギャンにそんな過去があったなんて。ゴッホ、ゴーギャンの実際の作品を見てみたいと思った。

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    2024年08月07日