原田マハのレビュー一覧

  • 〈あの絵〉のまえで

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    国内で見られるある絵画と、その絵にまつわる小さな物語。まだ訪れたことがない美術館の作品が多く、観てみたいな、と思った。ピカソの鳥籠、のエピソードが特に好き。

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    2026年03月20日
  • リボルバー

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    一般人からすれば、ゴッホもゴーギャンも天才。

    しかしゴッホは内側から溢れる衝動を芸術で消化し、ゴーギャンは戦略性のある芸術を得意とする。

    その互いに違ったスタイルで鎬を削った先に起こったあの事件。どこまでが史実なのか?という線を越えて没入するミステリー展開に、洒落た着地。
    ネットで絵や土地を検索しながら読むのが面白い。

    苦悩、劣等、依存。才能に溺れる2人。天才は地獄。

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    2026年03月19日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    アートに関わる人たちのそれぞれの日常を描く短編集で、私は最後の「道」で泣いた。幼い頃アスファルトにチョークで落書きした一本の道の思い出が引き寄せる姉弟。東山魁夷の絵が文中に出てくるのも嬉しい。

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    2026年03月19日
  • 生きるぼくら

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    いじめからの引きこもりなど辛い場面から始まっているけれど、読後感はとても爽やかな青春もので、最後は良かったなぁと素直に思えた。

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    2026年03月18日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    10時間のフライトをどう過ごそうかと思い、空港の本屋で原田マハの棚を見ると、まだ読んでいない分厚めの本を発見し、すぐに購入した。
    サスペンスと書いてあったが、あまりサスペンスな感じはしなかったので、そこは期待外れ。
    しかし、さすが原田マハで、私の好きな話だった。
    第二次世界大戦について、学校で習ったことくらいしか知らなかったので、当時の人々についての描写が目に新しく、興味深かった。
    また、ピカソについて今までそこまで興味がなかったので、美術界でそこまで偉大な存在だと考えられているのに驚いた。ピカソの展示を見に行きたいなと思った。やはり、原田マハの本は私に新たな興味を持たせてくれる。
    ドラがとて

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    2026年03月17日
  • 楽園のカンヴァス

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    おもしろかった!!!美術のミステリーってこういうこと!?引き込まれた。原田マハが書くピカソはなんかやっぱりかっこいい

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    2026年03月16日
  • 晴れの日の木馬たち

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    さすが原田マハさんの著作。序盤、岡山弁の読みにくさと、私の苦手な大正時代の話かぁ...と思いつつなかなかページが進まなかったが、いつの間にか引き込まれていた。

    すてらはなぜ、ここまで小説を書くことに夢中になれるのだろう。周囲の人を楽しませるためだけじゃなく、段々「書くこと自体を楽しんでいる」ように思える。
    若い頃から紡績工場で女工として働き、その後は節約志向の金持ちの家で住み込みの下働き......。決して恵まれた環境とは言えない場所で、それでも小説を書き続けた。

    なんだか、創作をする人って凄い...逆境とか気にしないんだ...(気にしない訳じゃないんだろうけど)というアホな感想が出てきて

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    2026年03月16日
  • 独立記念日

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    ふと気づく。1人ではないということに。言葉とともに浮かび上がる思い出が、きっとわたしを強くしてくれる。そんな気持ちが揺れ動いた作品。

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    2026年03月16日
  • さいはての彼女

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    少しオトナな女性たちが主人公の4篇からなる挫折と復活の短編集。
    文体は平易でテンポよくよみやすく、ストーリーの構成も面白い。
    気疲れせずライトな感覚でサラッと読めるのに読後の余韻が心地よい好著。

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    2026年03月16日
  • 楽園のカンヴァス

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    山本周五郎賞
    直木賞候補
    本屋大賞3位

    星4.5

    長年読みたいと思っていて躊躇していた『楽園のカンヴァス』をやっと読むことができた。
    なぜなら、アートを取り扱った小説など、難しい用語や観念的な言葉が飛び交って、退屈してしまい読み進められないと思っていたから。
    しかし、それは杞憂だった。
    のっけから、行ったことのある大原美術館が出て来、また直前に読んだ『でーれーガールズ』の白鷺女子高生の美少女が出てきて、物語に引き込まれて行った。

    ルソーの『夢を見た』についても、よくこんなストーリーを思いつくものだと思う。
    原田マハは美術館に永年勤め、MoMA(ニューヨーク近代美術館)にいたこともあるので

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    2026年03月16日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    ちょうど高市政権が発足しようというタイミングでたまたまこの本を読んで、すごくタイムリーでした。予言されていたのかと思うくらい、本書の主役である「相馬」さんと高市さんが重なります。(モデルにしたのかもしれません)
    女性総理に対する強いリーダーシップへの期待と「女性」というラベルやレッテルがストーリーの中で描かれていると感じました。

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    2026年03月16日
  • 晴れの日の木馬たち

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    “書いて、書いて、書きまくらなければ。
    私も、ヴァン・ゴッホみたいに。”
    帯のこの力強い言葉に、読む前から
    心を射抜かれました!

    紡績工場という過酷な環境で働きながら
    心の中に灯った「作家になりたい」という
    消えない想いがあり
    何者でもなかった少女(すてら)が
    書くことを武器に自分の運命を切り拓いていく物語_



    すてらの小説に対する純粋で熱烈な愛に
    読みながら何度も胸が熱くなりました!

    でもすてらの凄さはそれだけではなく…
    どんなに苦しい環境でも
    出会った人々とのご縁を宝物のように大切にし
    そこから学び、表現へと変えていく誠実さが
    素敵でした♡



    「人は、愛するものがあるか

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    2026年03月15日
  • 旅屋おかえり

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    誰かのために旅をする
    旅屋おかえり
    色んな人との出会いがあり、別れがあり
    一期一会の旅の中に忘れられない思い出がある

    雪が降ってくるシーンや、
    雪の中先に行く番頭さんのシーン
    描写が綺麗で、雪の降る町の温泉に行きたくなった

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    2026年03月15日
  • 楽園のカンヴァス

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    アート関連の知識が乏しい私には読み終えるまでにかなりの時間を要してしまった作品。
    登場人物も多いし人間関係も複雑なので難しかったが読み終えた後の多幸感がじんわりと打ち寄せてくる。
    アートに限らず好きな何かを共有できる関係って奇跡だと思うし、そういう関係が羨ましくて仕方ない。

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    2026年03月15日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    自分の住んでる所とは違う場所で、色んな経験をするような話の短編集。
    当たり前だけど、その地に行くまでに1人1人色んなことがあって、非日常の場所で心を整理したくなるのかもしれないなと思った。
    自分の故郷の方言が出てきて、読んでいても頭の中でその方言が頭の中を占め、自分も帰りたいなと思った。
    長良川の話が、好きだった。

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    2026年03月14日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    ネタバレ

    私は無学である。「奇跡の人」と聞いてもヘレン・ケラーが浮かばない。タイトルを聞いてもどんな話かとピンともこない。だけれど、無学でよかったぁと思った。この作品をまっさらな状態で読めてよかった。れんと安とキワの物語を身体全体で感じて、受けとめられた。贅沢すぎる時間だった。三重苦の少女の成長に、先生の厳しさと優しさに、世の中の不条理さに、なんの雑念もなく、のめり込めた。解説まで、最高だった。原田マハという人間は本当に存在するのだろうか。本を読んで、「人」が見えない。何もない。原田マハは私にとって、とても遠い。

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    2026年03月14日
  • キネマの神様

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    映画愛に溢れる作品だった。
    出てくる映画名も俳優名もほぼ分からないながらもめちゃくちゃ楽しめたし、映画の魅力も感じられた。映画好きが読んだらもっと面白さを感じられるんだろうなぁと。いささかうまく話が進みすぎでは?って思うけどまあフィクションだしね。サブスクとかが普及してる時代に読むと改めて、映画館で映画をみる良さ(私はコナンしかほぼ映画館で見ないけど)とか感じたし、名画座?に行ってみたいって思った!
    映画好きの方にはとてもおすすめ

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    2026年03月14日
  • たゆたえども沈まず

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    ネタバレ

    隠された伏線などはなく、ストレートな作品だと思う。結末がわかっているだけに、そこに向かっていく過程としての様々な登場人物の思いや行動に、悲しい未来への予兆を感じてしまう。

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    2026年03月14日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    今の世の中とも繋がる内容で、考えさせられる話だった。
    原田さんのアート小説、まだまだたくさん読んでみたいと思った。

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    2026年03月14日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    美術館に展示されてる絵への思いを綴った物語の短編集。

    6作品のなかで、一番は「聖夜」かな。
    登山をしていた両親の間にクリスマスに生まれた息子は、心臓が弱く、
    手術に成功し、両親と登山をしてたくましく成長し成人を迎えるのだが・・・。
    息子の願いでもありるが、何ともちょっとした苛立ちと悲しい感情の
    2つが同時に生まれる感情揺さぶられる作品でした。

    どれもそんなに長くなく、読みやすい。
    絵画好きなら、気になってしまう作品の数々にも魅了される。
    今の時代は、検索で観れちゃうけど、可能なら本物を見に行くのも良いかも。

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    2026年03月13日