原田マハのレビュー一覧

  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    史実の重みとフィクションの自由さがうまく融合した作品であり、読みやすさと深さを兼ね備えていた。リアリティのある物語と自然な展開によって、最後までストレスなく読み進めることができ、読み終えたあとも余韻が残る一冊だった。

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    2026年04月24日
  • 楽園のカンヴァス

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    導入は素晴らしい、心の動きが生き生きしてリアル。2章からあれっ?となるが、結末は良かった。劇中劇ならぬ、“小説の中の小説“の語り具合が章によって変わっているように、わざとやっている?

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    2026年04月26日
  • 楽園のカンヴァス

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    ネタバレ

    「(ルソーの謎全部は明らかになってなくても)それでよかった」という暖かい幸福が、
    アートそのものを愛した時の暖かい幸福と重なる

    この物語そのものが含む、アートと似た性質が愛おしいと感じた

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    2026年04月23日
  • 永遠をさがしに

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    原田マハさんの作品は、
    マハさんの幅広い知識や趣向が散りばめられていて
    あたらしい世界を垣間見えるのが醍醐味。

    お話はさくっと読める感じだったけど
    (そしてちょっと
    あれもこれも重なりすぎ感はあったけど)
    読後G線上のアリアを聴いてみたり
    鳥の歌を聴いてみたり優雅な気分になった。
    お話的には中高生でも読めそう。

    特装版で使われていたゴッホの絵もすてきだったな。

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    アート帯デザイン◎大久保伸子
    アート帯作品◎Vincent van Gogh: The Paintings

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    2026年04月23日
  • 異邦人

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    去年の5月に京都の恵文社で購入してから少しずつ読み進めて、約一年かけてやっと読み終わりました。
    原田マハさんの小説というと、どこか暖かい気持ちになるようなお話が多い印象だけど、本作は少し様子が違って、どんよりとした雰囲気が漂うお話でした。
    だからか、なんだかスラスラ読み進められなくて、原田マハさんってこんなドロドロした小説も書くのねと衝撃でした。

    京都は私の夫の出身地なこともあり、旅行で何度か行っては素敵な場所だなぁと思うのだけど、住むとなるとやはり私はずっとよそ者になるんだろうなと感じたりもする。(夫の実家はそんな雰囲気はないけど)
    きっと、旅行で楽しむだけではわからないディープな京都があ

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    2026年04月23日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    ネタバレ

    人には見えない事情や背景があって、
    もがきながらも生きている。
    苦しい、儚い、切ない。
    でも読み進めちゃうそんな原田マハさんの本。
    自分は体験しない人生なのに景色が見える、まるで物語の主人公かのように没頭できる。
    日々の小さな幸せを大切にしようと改めて思える。
    何回も電車で涙が溢れた。(涙もろいだけ)

    備忘として。

    【椿姫】
    中絶というシビアな社会問題。自分の体験ではないのに感情移入。あの男の子の覚悟はいかに。。

    【夜明けまで】★
    大女優の母と母のことが苦手だった子の物語。
    父と母の始まり方と終わり方。言語化できなくて悔しいけどなんかもうすごかった。そんなパターンありなの?!

    【星がひ

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    2026年04月22日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    最後の晩餐の何が特別なのか?が書かれていて勉強になった。

    なかなか理解が難しい宗教観だが、宗達に置き換えてみたり、マルティノの心情を経て、宗教を信じてる人の心のうちが少しだけ分かった気がする。

    宗達にとっての絵を描くこと→今後一切描けないと言われたら死んでしまうもの→心の拠り所→宗教では祈ること→単に祈ることというよりは、例えばイエスが弟子を許すと考えた道筋に倣うこと。
    倣うものがなくなったら、全部自分で考えないといけないから、面倒だなと思ったけど、日本人はまさにこんな感じなのかな。
    外国人だと思考の道筋が、宗教によって確立されてるから、それに当てはめればいいだけだから思考しやすいのかな?

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    2026年04月22日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    『奇跡の人』の原田マハオリジナル和製バージョン。
    ヘレン・ケラーは、介良(けら)れんで、
    アン・サリバン先生が去馬安(さりばあん)。
    無理やりな名前にまじで?と狼狽したけど、大真面目なお話だった。
    話の筋はわりと忠実に、明治時代の日本の要素たっぷりに描いていておもしろい試みだと思う。
    誰もが知る作品なので感動するのか疑問だったけど、細かい部分は忘れていたので、安の教育方法に感心したし、ちょいちょい感動させてくるので何度か目頭が熱くなった。
    ラストのその後の展開を想像すると胸がじーんとする。

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    2026年04月21日
  • 生きるぼくら

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    はじめは、なんでダメ息子なんだと思ったが、いじめられた過去、それに立ち向かおうと頑張っていた過去があることを知り、なんとも言えない気持ちになった。お母さんも苦渋の決断だったと思うが、子供を守るだけではなく、子供の力を信じることも必要だということが分かった。
    蓼科でつつましく、笑顔いっぱいで暮らせますように。

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    2026年04月21日
  • 生きるぼくら

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    コメを作ることは社会や人を作ることに繋がっていると感じた本だった。とてもとても長い時間と多くの仕事を経たことで、途切れそうな縁や無くなりそうな記憶をかろうじて繋ぎ止めてられた。その気持ちが米を食べた時の感想にも現れてた気がする。稲が生きるための努力、流れを止めないことの努力が実った。
    主人公が最初の方は過去に囚われていたが、最後には今を生きることが出来ていた。生きるぼくらとして稲穂と同じく輝くことができたと信じたい。

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    2026年04月21日
  • さいはての彼女

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    都会でバリバリ働く女性がふと旅に出て自分を見つめ直す物語が3作と、そのなかで出会ったハーレーのカスタムビルダーの女の子凪にフォーカスした物語が1作。
    凪のピュアさが気持ちいい。老若男女に好かれる理由がわかる気がする。
    なにもないところに旅に出るのもいいなぁ、なんて思いました。

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    2026年04月21日
  • ジヴェルニーの食卓

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    読み始めるのにや勇気と覚悟が必要だった。元々美術、特に印象派、中でもモネが好きな私は画家のそれぞれのバックグラウンドにも明るい。それを他の人のイメージに塗り替えられたらイヤだなと思っていたから、原田マハさんが史実を織り交ぜたフィクションを購入したもののなかなか読めずにいた。1話、読んではやめ、1話読んではやめを繰り返しながら最後の表題作でもある「ジヴェルニーの食卓」にたどり着いた。
    中途半端なものだったら、読んでいる最中に拒否反応が強くなったと思う。マティスから入り、ドガ、セザンヌと続き、本人の気持ちの描写ではなく、画家を取り巻くうちの1人の目線だったからかもしれないけれど、これはこれでありだ

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    2026年04月21日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    アートを題材にした小説はこのときに初めて読んだ。ページを巡るたびワクワクと胸を踊らされた記憶がある。ここから原田マハ作品に魅力されていく。

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    2026年04月20日
  • すべてが円くなるように

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    さすが原田マハさん。真珠をテーマにしたそれぞれの短編集。1話目はマハさんの体験談だったと思う。粋な話、ホロってとする話、特に「いつか相合傘で」が好きかな。

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    2026年04月20日
  • 楽園のカンヴァス

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    史実に基づいたエピソードに、フィクションの登場
    人物のストーリーを盛り込む構成が面白く、全体的
    に素晴らしくまとまっている。さすが。
    毎度、美術館に行きたい欲をくすぐられる。

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    2026年04月20日
  • すべてが円くなるように

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    原田マハさんの短編集。
    141Pと短く、字も大きいのですぐに読めます。
    真珠にまつわる物語ですが連作ではないように思いました。

    「フェルメールとの約束」
    「フェルメールと約束した」という作家がアムステルダムに『真珠の耳飾りの少女』を観にいきますが、チケットが手に入りません。この作家とはマハさん自身ではないでしょうか。

    「庭の朝露」
    京都の西陣の組紐商の家。

    「真夏の夜の夢」

    「ユーレイカ」
    下北沢の「邪宗門」というお店に通う憧れの友人べスの憧れの人とは…?

    「いつか、相合傘で」
    ひとつの傘をシェアして帰ることーアイ・アイ・アンブレラー相合傘。

    「あの日のエール」
    70歳でも夢は叶う

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    2026年04月19日
  • 本日は、お日柄もよく

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    政治の話が苦手な私でも、しっかりと心が動かされた。 厚志、ワダカマ、久美さんの魅力にどんどん引き込まれた。見たこともないはずの彼らの顔、表情がはっきりと頭に浮かんだ。
    言葉の力ってすごい。
    心からそう思わされる作品だった。

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    2026年04月18日
  • 楽園のカンヴァス

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    めちゃくちゃ当たり前のことなのかもしれないけど、アートってそれを創りたい、描きたいって情熱がないと描けないんだと気づいた。

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    2026年04月18日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    ほっと一息つける話が多く、とても温かい気持ちで読みました。温泉に友達と行く話と、アボカドのエスターの話がとても好きです。人間の間で、擦られ揉まれ疲れる毎日の合間に、大事な人との思い出や会話を切り取った本を読むのは癒されますね。

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    2026年04月18日
  • 本日は、お日柄もよく

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    主人公こと葉が伝説のスピーチライター久美さんに出会い、やがてスピーチライターになるお話。
    読んでいる私自身、こと葉と同じように言葉の素晴らしさや力を感じることができた。
    特に印象に残っているのは、こと葉が初めてスピーチをするシーン。どうなることかとハラハラさせられたが、いい意味で裏切られた。

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    2026年04月17日