原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
誰もが知る4人の画家マティス、ドガ、セザンヌ、モネの人生を一緒の時代を生きたかのように語る作者はいったい私達に何を伝え何を夢見させてくれるのだろうか?
画家達は何と闘い何を夢見たのか
そして画家達を支えた家族や画材屋のおじさん達は何を求めて支えていたのだろうか?
きっとそこには私には理解不能な事が起こっているのでしょうネ
でも原田マハさんの作品を読む事によって少しでも遥か遠い昔の巨匠達の人生が色鮮やかに蘇るから不思議ですね。
絵を鑑賞する時もただ観るだけで無くそんな事を思い出しながら鑑賞すると絵を観る目も違ってくるのでしょうね...きっと -
Posted by ブクログ
原田マハさんの作品は、物語と美術が楽しめ一粒で二度美味しくて、いつも満足度が高い。
本書は明治末期から大正(昭和?)に生きたの女流作家の話で、夏目漱石や武者小路実篤、大原美術館創設者の大原孫三郎、児島虎次郎との交流も描かれているので、主人公に実在のモデルがいるのかと調べてしまった(モデルは居ない)。
女工をしていた少女が才能を見出され、ショッキングな出来事に見舞われながらも、良い関係者に恵まれ、作家になる、、、、といったオーソドックスなストーリー展開だが、この時代のレトロな雰囲気と文体が心地よく、どんどんストーリーに引き込まれていった。
近代化をめざしていた、希望に満ちたこの時代の女性の物語 -
Posted by ブクログ
ネタバレ心がなんかワクワク、あったかくなった。
月とパンケーキ
・まず箱を取り出す。茶器でも眺めるように、箱を三六〇度、あちこちから見回している。この時点で笑いがこみ上げてきた。
そうっとふたを開ける。壊れものでも取り出すように、慎重に、パンケーキを取り出す。
またもや全方位から眺める。うんうん、とうなずく。真上から見て、もう一回、二回、うんうん。
ありゃりゃ、なんとケータイを取り出した。写真撮影してる。こっちはおっと噴き出してしまった。
メープルシロップの瓶を取り出し、デスクに置く。ポケットからメガネを出してかけ、もう一度瓶を手に取る。表示を読んでいるようだ。
最後に、ナイフとフォークを取り出し -
Posted by ブクログ
ネタバレ6人の女性と6作品の出会いと別れの短編集。物語というほどにはあまりにも日常的な話で、"常設"展示室にある作品との掛け合わせは派手な仕掛けとかではないけれど、全ての章がじんわりと心打つ内容だった。
原田マハの作品は本当にすごい。美術館へ連れて行ってくれる。
上白石萌音の解説もよかった…文庫本で購入してよかった。
解説で原田マハの人物像にも触れていて、更に好きが募った。素敵すぎる。
各表題もこれまた素敵で。さらりと読めるのに美術館に行ったような充実感。
お気に入りの1冊が増えた。
ピカソ:盲人の食事
フェルメール:デルフトの眺望
ラファエロ:大公の聖母
ゴッホ:ばら
マティス