原田マハのレビュー一覧

  • ジヴェルニーの食卓

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    赤が基調になった楽しげな静物画。マグノリアが活けられた翡翠色の花瓶の後ろに、オレンジ色の鍋がおいてあるでしょう?大きな丸い口をこっち向きにしてね。芸術家の感性っていうのは、どういうものなんでしょう。マグノリアと、鍋。そんな取り合わせすら、うつくしい、と思わせてしまう巧妙さ。どんなに陰鬱な時代でも、ひととき、せめて絵を眺めているあいだくらいは、何もかも忘れて、夢を見ることができるように。痛みをなくす麻酔のような力が、マティス先生の絵にはある。
    ....ぜんっぜん分からん!まず鍋ではなくて古代の鏡か太鼓かと思ったし、全く夢なんて見られない色調でむしろ焦燥感に駆られる。葉と花瓶の色が同じで色彩は派手

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    2026年06月28日
  • 原田マハ、アートの達人に会いにいく(新潮文庫)

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    原田マハさんが、アートの達人33人に会いにいきお話を聞く。マハさんと対談のお相手との写真を見てから文章に入るのだけれど、お二人の雰囲気が良く似ている気がしたのです、どの人とでも。不思議ですね

    知っているお名前は8人、知っていた美術館は数カ所。
    地元の美術館や博物館には行っていたし、旅行先に美術館があれば覗きに行ったこともある。目を離せなくなり、記憶に残る出会いをしたのを思い出した。

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    2026年06月23日
  • 本日は、お日柄もよく

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    スピーチライターという仕事を初めて知った
    言葉の選択や順番、伝え方で受け取り方が大きく変わることを再認識
    今まさに!な選挙を柱にしていて、関心もった
    「3時間後の君、涙は止まっいる。24時間後の君、涙は乾いている。2日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している」

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    2026年06月23日
  • すべてが円くなるように

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    マハさんがミキモトのために書き下ろした、
    真珠がテーマの7編からなる短編集。
    初め、表紙を見てフェルメールの物語かと
    思っていて、少し残念だったけれど、
    どの物語も洗練されていて、
    上質の映画を見ているようで素敵だった。

    印象に残ったのは、
    「庭の朝露」
    「真夏の夜の夢」
    「ユーレイカ」
    「あの日のエール」

    読みやすい短編集、
    読後感がとても良かった。
    心が疲れている時に読むといいと思う。
    気持ちが優しくなれる。

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    2026年06月23日
  • ゴッホのあしあと

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    読みやすい文章で、一気に読んでしまった。
    「たゆたえども沈まず」も読んでいたため、その執筆の裏話が書かれていたのも非常に満足度が高い。原田マハさんのフィルターを通してではあるが、ゴッホの人となりが少し理解できた気がする。
    アートは、ただ見るだけでも楽しいが、画家の背景を知るとこでより深く楽しめる気がしている。いつか、この本で触れられていた作品を生で見てみたいと思う。

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    2026年06月22日
  • 生きるぼくら

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    「人の温もり」が「おにぎりの温もり」になる一冊。確かに、登場人物は色々背景がありました。でも妙にみんな粘り強くで優しくて温かくて。あまりに温かいので、そんな人が本当に茅野市にいるのか?なんてつまならない疑いをもってしまうほどでした。必要なサービスは自分で探す生活をしている立場からだと、近所みんなで米を育てるっていうのが新鮮に見えました。あと御射鹿池に行ってみたくなります。

    ■ラストシーンどう?
    その先が見たかったなぁなんて思ってしまいました。マーサさんのその後は?つぼみとの関係は?来年も米が作れるのか?登場人物の心境と関係性の変化にハマってしまい、ラストシーンの先もまだまだ読みたくなっていま

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    2026年06月22日
  • 太陽の棘

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    ネタバレ

    読み終えたあと、なんとも言えない気持ちになった。私の知らない沖縄。こんな視点で沖縄をみたことがなかった。
    ただ、沖縄にまた訪れたくなった。

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    2026年06月22日
  • まぐだら屋のマリア

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    傷付き、全てを失った紫紋が、あてどなく彷徨った末に行き着いたのは「尽果(つきはて)」というバス停。
    そこで、「まぐだら屋」のマリアに出逢った紫紋。
    この町に住む人達は紫紋と同じように、過去を捨ててきた人。なので、誰も紫紋の過去を聞いたりしない。
    この町に居場所を見つけた紫紋‥‥
    という、寂しくもほっこりしたお話だと思って読んでいたら、マリアの過去が語られる後半は胸が押しつぶされるほどの展開に。
    罪とは。赦すとは。
    私なら?と考えても、どうしたって許せない。気が狂ってしまうほどの憎しみを覚えてしまうだろう。
    罪を犯した者、憎しみを抱えた者、それぞれの苦しみを受け止める町。昔話のような、伝説のよう

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    2026年06月22日
  • キネマの神様

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    話の流れとしてはそこまで刺さらなかったけど、登場人物が優しくて素直な話で、読んでいてストレスは全くなかった。

    ニューシネマパラダイスを見てみたくなった。

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    2026年06月21日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    多様な地域を舞台に多様な女性の視点の心の機微を描いている。寂しい日常の中にも最後は微かな希望が描かれて、「誰かを想い馳せる」美しさを感じました。
    非日常な場所×現実的な問題(不倫、離婚、大切な人の死など)の対比が印象的でした。
    方言などの地域の特性も感じることができ、「旅路」がテーマの一冊。

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    2026年06月21日
  • すべてが円くなるように

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    最初の「フェルメールとの約束」はWeb掲載されていたのを読んだので覚えていた。単行本化されて表紙も真珠の耳飾りの少女だったので、あれが長編?になったのかと思いワクワクしたけど

    違うんか〜い!!!

    まるまるフェルメールで1冊読みたかった。しかしマハさんのことなので、いつか読めるかもと期待して。

    どの短編も短いのにほっこりさせられて、最近ちょっと気持ちがドヨンとしていたから良いタイミングで読めた。晴れの日の木馬たちも読むの楽しみだなー。

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    2026年06月21日
  • 生きるぼくら

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    お米作りを通して成長していく主人公の物語。読みやすく、心が温かくなりました。些細なことをきっかけに人は幸せにも不幸にもなるのだなと思いました。お米作りの過程が興味深かったです。

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    2026年06月22日
  • 旅屋おかえり

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    さまざまな事情で旅に出られない人の代わりに旅をする「旅屋」。依頼人の想いを胸に各地を巡りながら、人と人とのつながりや旅が持つ力を描いた物語。

    「また来てね」「待ってるよ」。

    その言葉に、なぜこんなにも涙があふれたのだろう。

    おかえりは決して特別な人物ではない。頼りないところもあるし、平気で窮地にも陥る。決してコミュニケーション能力が高いわけでもない。それでも不思議と人を惹きつける。誰かの想いに寄り添い、その縁が巡り巡って自分を支えてくれる。そんなところが彼女の最大の魅力なのだと思う。

    確かに、見たことのない景色、触れたことのない人々の温かさ、自分の足で歩く喜び。それらは旅の大きな魅力だ

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    2026年06月20日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    ピカソ大好きなので面白かった〜
    パルドイグナシオはフィクションであってほしくなかったな…
    ゲルニカのざっくりした背景は知ってるつもりだったけど、疎開のくだりとか全く知らなかったので、いつか鑑賞する機会があったらかなり違って見えるだろうな
    ドラマールもピカソの一時期の恋人、泣く女のモチーフとしか知らなかったので、ゲルニカ創作のキーパーソンと知ってふむふむ


    グランオーギュスタン通り7番地って一体どの辺やろと思いGoogleマップ見てみると
    なんとシテ島のすぐそば
    サントシャペルから歩いて8分!
    知ってたらサントシャペルやノートルダムの足でそのまま絶対行ってたなあ〜
    次パリに行く機会があったら絶

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    2026年06月20日
  • すべてが円くなるように

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    原田さんの心温まる小説。
    すべての編に真珠が関わります。
    最後の 海からの贈りもの は地元三重の
    鳥羽での真珠にまつわるお話しでした。
    御木本幸吉をおって鳥羽を訪ねてみようと思いました。

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    2026年06月20日
  • リーチ先生

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    ネタバレ

    長い話だったけれど、亀ちゃんの成長記のような感じだったけれど、プロローグでリーチ先生と離れたのは分かっていたので、少しソワソワしながら読み進めました。いつまでもリーチ先生と一緒に高みを目指すのは何故ダメだったんだろう。
    そして最後個人的にシンシアが独身なら亀ちゃんの子供高市と会うのは、抵抗があるなと思った。

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    2026年06月20日
  • 生きるぼくら

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    傷付いた若者達が、自然のままに健やかに伸びゆく米を育てる事で、自分に向き合い、多くの人や物に支えられていることに気付き、大人へと羽ばたき始めるお話し。
    登場人物それぞれの内面にあるものがリアルに描かれていて、さすが原田マハさんだと思いました。
    感動するポイントが要所要所に散りばめられていて、忙しい中で読書をする人にもオススメです。

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    2026年06月19日
  • 独立記念日

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    各物語の主人公がそれぞれが直面している状況からの独立・自立を共通テーマとした、ちょっと切なかったり、ほろ苦かったり、ほっこりしたりする24作品の短編集。前の物語にさりげなく登場した人物の人生が次の物語となり、各主人公の人生が交差し次々つながり最後は色々なご縁で輪になっていく構成は秀逸。

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    2026年06月19日
  • 太陽の棘

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    映画宝島でも痛感したことなのですが、沖縄の方の我慢強さとか不屈な精神とかピュアな感じに戸惑います。
    そして、読書や映像を通して知らない事実を知り、感じ、考え、伝えていく。
    子や孫に勧めたい一冊です。

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    2026年06月19日
  • リボルバー

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    ゴッホとゴーギャンの関係を掘り下げたストーリーが面白かった。作り話とノンフィクションが混ざり合う原田マハさんの小説の引き込む力がすごくてどんどん読み進められる。そして決まって絵画を見たくなる。

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    2026年06月18日