原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アーティストセゾンのモネ展に行く前に
予習として。
一昨年、モネの連作の睡蓮を見た。
一目で、「綺麗〜」と水面の輝きと色彩の美しさに多福感に包まれたような感動を覚えた。
この感動は、絶対、美術館で本物のモネを
観ないと味わえず、モネの展覧会は、いつも混んでいるのも頷ける。そして今回、マハさんが
本書で、日本人がモネに惹かれる理由について
日本人が古来から大切にしている自然観草や木に命の尊さを感じ愛でる気持ちを
モネの絵から感じとっているのではないか。日本人は、モネ以上にモネを知っていると考察されていて、なるほどなと思った。
季節の移ろいを敏感に感じ取ってきた日本人。
自然の一瞬を捉えようとした -
Posted by ブクログ
史実を元にしたフィクションで、面白いんだけれど、やっぱりどこまでが史実なのかが気になってしまう。物語の肝心な部分が結局創作なのかと思うと、うーん、興醒めするような気持ちにもなる。ミステリーとしての面白さはそこまでなくて、やっぱりその画家について知りたくなるっていう部分が良さだと思う。
画家についての知識が増えるのは面白いし、ルソー作品は、私もオランジュリー美術館で見た分には魅力が分からなかったから、もっと他の作品も見たい、MoMAにも行ってみたい、という気持ちになった!!!
MoMA行きたい!!もっと美術館へ行きたい!飽きるまで見つめてみたい!
美術史ももっと知りたい〜! -
Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりに泣いてしまった一冊。
おかえりちゃんと、そのまわりの社長、のんのさん、市川さんたち、登場人物が全員あったかくて、個性に溢れてて素敵。何より、周りの人があったかいのは、おかえりちゃんが素直で人懐っこくてあったかい人だからなんだって伝わった。
時には社長とおかえりちゃんの掛け合いにクスッと笑えたり、時にはおかえりちゃんの葛藤に共感して苦しくなったり、また時には真与さん家族の絆や社長と真理さんの過去に涙したり。
たくさんの感情に出会えて、心が動かされる、周りの人を大事にしたくなって、ちょびっと旅にも出たくなる、素敵な一冊だった。