原田マハのレビュー一覧

  • 異邦人

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    原田マハさんにしては珍しく日本が舞台。本の題異邦人(いりびと)とは京都以外の土地で生まれて、京都にやって来た人をさす京都の言葉だそうだ。
    京都生まれ京都育ちの京都人との区別というかなんというか。

    ということは、主人公は一輝かと思って読んでいたが妻の菜穂だったということか。
    所々結末が、え?簡単すぎん?と思うところもあったが、どんでん返し系が好きな私としては満足度星4つ。
    原田マハさんの本は美術の知識が少し増えるから嬉しい。

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    2026年04月11日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    6人の女性のお話…みんな独身であることが共通している。とても身近に感じてしまう。それぞれが幸せであることが嬉しくなる。
    原田マハさん…良いな。

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    2026年04月10日
  • 永遠をさがしに

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    ネタバレ

    読み始めたら止まらなかった。
    温かくて熱くてきれいな物語。
    真弓、文斗、朱里と和音の関係性がとても良かった。

    反面、自分で選ぶことができないまま始めさせられたチェロに対してどうしてそこまでできるのか…という気持ちも拭えない。
    トワを逃がしたこともショックを受けてしまった…
    真弓と和音の母親どちらもなかなか擁護できないと思ってしまうのと、和音の父親も最終的には良き父親であったが、やはり幼少期に与えた傷の深さを思うと許しきれないと思ってしまう…

    心を動かされたのは確か。

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    2026年04月10日
  • 本日は、お日柄もよく

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    幼なじみの結婚式で聞いたスピーチをきっかけにスピーチライターを目指すことになったOL、二ノ宮こと葉の奮闘を描いたお仕事小説。

    作品中で語られるいくつものスピーチが、語るスピード、声の抑揚、強弱、間、全てにおいて完璧に脳内再生され、心が揺さぶられた。

    言葉の持つ力だけではなく、聞くこと・あえて言葉を発さないことも書かれている点に、スピーチには言葉以上に語る人の心持ちも大切だという事がわかる。

    誰かを貶めたり操るために使う言葉は美しくない。
    世の中を少し良くするために、自分の思いを正しく伝えるために言葉を使えたら素敵だと思った。

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    2026年04月09日
  • モネのあしあと

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    アーティストセゾンのモネ展に行く前に
    予習として。
    一昨年、モネの連作の睡蓮を見た。
    一目で、「綺麗〜」と水面の輝きと色彩の美しさに多福感に包まれたような感動を覚えた。
    この感動は、絶対、美術館で本物のモネを
    観ないと味わえず、モネの展覧会は、いつも混んでいるのも頷ける。そして今回、マハさんが
    本書で、日本人がモネに惹かれる理由について
    日本人が古来から大切にしている自然観草や木に命の尊さを感じ愛でる気持ちを
    モネの絵から感じとっているのではないか。日本人は、モネ以上にモネを知っていると考察されていて、なるほどなと思った。
    季節の移ろいを敏感に感じ取ってきた日本人。
    自然の一瞬を捉えようとした

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    2026年04月08日
  • たゆたえども沈まず

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    重吉、忠正、テオ、フィンセント、タンギ叔父さん登場人物全ての人柄に惹かれ、特別大きな起承転結があるわけではないのに、ページを捲る手が止まらなかった。

    フィンセントとテオの想い思われる関係。2人の努力、苦しさが何とか報われて欲しいと中盤以降は思わずにはいられなかった。ゴッホの作品が評価されたのは、亡くなった後だと知っているのに。。

    評価されなくても、描き続けた強さは、本当にかっこいい。

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    2026年04月07日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    美術・芸術ではなく
    歴史作品に近い気がした。
    戦描写のない今村翔吾作品を
    想起する瞬間もあった。

    上巻に続き流麗な筆致はそのまま、
    エピローグで急転し、現実に戻されるが
    読後感はとても良かった。

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    2026年04月07日
  • 楽園のカンヴァス

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    史実を元にしたフィクションで、面白いんだけれど、やっぱりどこまでが史実なのかが気になってしまう。物語の肝心な部分が結局創作なのかと思うと、うーん、興醒めするような気持ちにもなる。ミステリーとしての面白さはそこまでなくて、やっぱりその画家について知りたくなるっていう部分が良さだと思う。

    画家についての知識が増えるのは面白いし、ルソー作品は、私もオランジュリー美術館で見た分には魅力が分からなかったから、もっと他の作品も見たい、MoMAにも行ってみたい、という気持ちになった!!!
    MoMA行きたい!!もっと美術館へ行きたい!飽きるまで見つめてみたい!
    美術史ももっと知りたい〜!

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    2026年04月06日
  • 独立記念日

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    それぞれの女性の独立に関するエピソード
    1話1話が短く読みやすくするする読めた

    みんなそれぞれ悩んで生きていく中で、いろんなことから独立していく様が描かれていた

    特に印象に残ってるのは、花屋さんの言葉を伝えるサービスの話と、認知症のおばあちゃんの話、いじめを受けている女の子に対する先生の話

    登場人物はこれから先を生きていくために、何かから独立して前を向いて進んでいってる。

    私もずっと固執してることがあるから、そこから独立していきたいなと、前向きな気持ちをもらえました。

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    2026年04月06日
  • 独立記念日

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    原田マハさんの小説を読みたくて手に取った一冊。
    彼女の作品は思わず涙が出てくる温かさ、切なさ等が感じられる。この本は10〜15分程度で読み終わる短編集で、各短編集での登場人物が他の短編集にも登場したりと面白かった。
    個人的には長編の方が好きなものの、読み応えのある一冊!

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    2026年04月06日
  • すべてが円くなるように

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    短編小説と知らずに購入しました。風景描写がうまいからその空間にいるように感じます。
    量より質かもしれませんが、薄い割に少し高いなと思いました。

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    2026年04月06日
  • 生きるぼくら

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    このタイトル、直球すぎてなんだろうと気になっていました。

    人生の負も暖かく受け入れられ(その前は壮絶な苦しみがありますが)、包まれてしまうのが原田さんワールド。
    認知症の進行など少しぶつ切りな印象もありますが、一つ一つを丁寧に書く重ねて、すとんと読者も癒す言葉が端々に散りばめられていた気がします。

    稲作や自然農法にも興味が湧きました

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    2026年04月06日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    人間の可能性を感じる作品
    ヘレンケラーとサリバンの日本版
    諦めない強い意志を持った杏が素晴らしい
    昔からの日本のしきたり、社会的に強き者と弱き者 この時代は貧しさゆえに才能を開花させる事なく人生を終わらせた人間が沢山いたと思う
    津軽地方だからこそ書けた小説だと思う

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    2026年04月05日
  • 本日は、お日柄もよく

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    言葉のもつ力に圧倒され続けた。
    こんなふうに言葉を『話せる』ようになりたい。

    展開はシンプルだが、ひとつのスピーチにここまで戦略と考えと想いが及んでいるとは、最後まで引き込まれました。

    ちょっと展開が読みやすいのと出来すぎているのは否めないが、それ故にスピーチライターが光っていたかも。

    良い小説でした!


    P335 ふたりの悲しみが、いつまでも彼らにとどまらないことを、祈らずにはいられなかった

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    2026年04月05日
  • すべてが円くなるように

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    宝飾のMIKIMOTOのため
    書き下ろした真珠に絡む短編集

    MIKIMOTOのサイトで
    ほぼ無料で読めるけど
    最後だけ未公開で

    それでも読みたい
    買って読みたいと

    そう思わせる価値が
    この物語と文章にある

    #すべてが円くなるように
    #原田マハ
    #幻冬舎

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    2026年04月05日
  • ギフト

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    嫌な事があった時に読み返したい本です。

    全部の物語が心温まるお話でとても安心して読めました。
    悲しい展開や心がハラハラする物語が読めない時にそっと寄り添ってくれる、生きるっていいなって思える作品だったと思います。装丁と途中の挿絵もすっごく素敵でした。

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    2026年04月05日
  • 原田マハ、アートの達人に会いにいく(新潮文庫)

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    33名のアートに係る仕事をしている人々との対談集ひとり10ページほどなので、気になる人から読めるのが、良かった。
    『地球へ』の竹内恵子さん、和歌の冷泉代貴美子さん、ピアニストのフジコ・ヘミングさん、大原美術館館長だった高階秀爾さんの対談がわたしは特に興味深かった。
    情勢が厳しくなると、ないがしろにされがちなアートだけれど、アートは心を解き放ち、豊かにし、過去と未来を繋ぐ架け橋になると思う。
    厳しい時ほどアートを大切にしたいと思う?

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    2026年04月05日
  • 旅屋おかえり

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    ネタバレ

    久しぶりに泣いてしまった一冊。

    おかえりちゃんと、そのまわりの社長、のんのさん、市川さんたち、登場人物が全員あったかくて、個性に溢れてて素敵。何より、周りの人があったかいのは、おかえりちゃんが素直で人懐っこくてあったかい人だからなんだって伝わった。

    時には社長とおかえりちゃんの掛け合いにクスッと笑えたり、時にはおかえりちゃんの葛藤に共感して苦しくなったり、また時には真与さん家族の絆や社長と真理さんの過去に涙したり。
    たくさんの感情に出会えて、心が動かされる、周りの人を大事にしたくなって、ちょびっと旅にも出たくなる、素敵な一冊だった。

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    2026年04月04日
  • 楽園のカンヴァス

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    4年前くらいに一度読んだけど、傲慢と善良読んだら少し疲れちゃってわくわくした気分になりたくて再読。

    やっぱりアートっていいなあ。これを読んだあとにMoMAに行けたのは本当によかったなあ。でも絶対にもう一度は行くって決めてる。

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    2026年04月04日
  • リボルバー

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    知らない世界を読むのは楽しい。
    フィクションではあっても、ゴッホの史実からの展開なので、絵画に興味がなくても楽しめる作品です。
    ゴッホ展を観に行きたくなりました。

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    2026年04月04日