原田マハのレビュー一覧

  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    久しぶりに本で号泣した。
    終盤、涙が溢れ出てきた。

    棟方志功という1人の人の人生を、1番近くで見つめ支えたチャの視点で追いかけた気持ちになれました。

    去年青森県立美術館で棟方志功を知り、以来この本を気になりつつ、手に取ることがなく1年経過した。
    最近になってたまたま書店で見かけて、今読みたいと思って購入。
    直前に「たゆたえどもしずまず」を読んでいたので、まさかの繋がりがあって驚き。生前報われなかったゴッホが日本でヒーローになっている様を知ることができて、喜びもあった。

    全身全霊で命をかけて版画に向き合った人。家族への愛も強かった。
    エネルギッシュな太陽のような人だった。

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    2026年07月16日
  • たゆたえども沈まず

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    ゴッホ展に行く前に読んだ
    初めの100ページくらい自分的に入り込めへんくて読み進まへんかった
    シゲとテオが出会ったくらいからおもしろくなってきて、最終的には泣いた(笑)
    いまゴッホ展が開かれてるのをフィンセントとテオが知ったらどうなるやろう
    生きてるうちに評価されてほしかったなあ

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    2026年07月15日
  • 旅屋おかえり

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    ネタバレ

    楽しかった。
    私も旅行が好きだけど、旅のできない人に代わってレポートするなどという発想は全くなかった。
    人のために旅をする、こういうのもあるんだなあ。

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    2026年07月15日
  • さいはての彼女

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    面白かった。旅の話。短編4つ。

    「凪」という漢字、素敵だなと思った。風を止める。
    サイハテの彼女、読んで涙した。

    どれも芯の強い女が出てくる。
    私もこういう風に一匹狼になっているのだろうか。わからないけど、やっぱり自分ごととしては読めない。

    4つめに凪が出てきて嬉しかった。
    構成もすごい素敵だなあ。

    旅が大好きな私にとってはとっておきの一冊だった。ほっこり。

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    2026年07月15日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    迷った時にやり抜く強さを教えてくれる。
    決めたことをやり切る姿に人はついてくる。
    身近な人への寄り添い方を教えてくれてる。

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    2026年07月14日
  • 永遠をさがしに

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    優しいお話だった。和音も真弓が互いにかけがえのない存在になってく感じが優しくて、心地よかった。
    音楽の世界の過酷さもひしひしと伝わって、苦しさもあった。

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    2026年07月14日
  • ゴッホのあしあと

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    先に読んでいたモネのあしあとは広く浅くといった内容だったが,こちらはゴッホについて深く書かれていて,とてもよかった。
    「たゆたえども沈まず」におけるフィンションとノンフィクションの境目も明らかにされていたのがわたしにとってはありがたかった。

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    2026年07月13日
  • 風のマジム

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    読み終えて、フィクションなのに驚いた!!
    ラムに惚れて、地酒がないなら作ればいいの発想と行動力!
    すごい!!

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    2026年07月12日
  • 風のマジム

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    原田マハさんの小説を読みたくて購入。
    やってみたい!の一心で動ける主人公すごい。突っ走る行動力、尊敬する。
    女性だから、派遣社員だから、とか関係なく採用してくれた会社も素敵。なんだかんだ主人公を支えてくれる周りの人たちも素敵。

    私も酒好きなので、読んでいて楽しかった。
    ラム酒飲んでみたいなー。

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    2026年07月12日
  • 異邦人

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    アートに魅せられた好事家と画家たちの話。京都のうだるような暑さが伝わってきて、行きたい、行きたくないの繰り返しになった。アートに限らず、本作に出てくる伝統的なお祭も、歴史を知る知らないでは見え方がまるで違うし、浅い生き方してるなと反省も。本の登場人物たちって自分ならすぐに言ってしまうようなことを心に溜めて、よく考え熟成して、吐き出すのがとにかくうまい。見習いたい。

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    2026年07月12日
  • 永遠をさがしに

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    有名指揮者の父、チェロ奏者の母を持つ少女の成長物語。
    両親が離婚、母が家を出て、チェロから遠ざかっていた主人公のもとに父の後妻を名乗る女性が現れ、運命が動き始める。
    王道の感動小説です。
    原田マハさんて美術だけでなく音楽にも造詣が深いんですね。尊敬します。

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    2026年07月11日
  • さいはての彼女

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    疲れた時でも読みやすい短編集で、前向きになれるビタミン小説だった。
    バイクに乗って遠くへ走りに行った時の気持ちよさはとてもわかる。バイクには他に例えられない楽しさがある。ナギは1,000ccのハーレー乗りで、自分でバイクのメンテが出来るし、ひとりでもどこまでも行ける人。私とは正反対のライダーで尊敬してしまう。そして、障害を乗り越え出会った人を明るくする力を持っている。本当にかっこいい。頑張り過ぎちゃって失敗しても何回転んでも、ちょっと休んでまた頑張ろうって思えたらいいじゃん。

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    2026年07月12日
  • お帰り キネマの神様

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    原田マハ「キネマの神様」を山田洋次監督が映画にして脚本を大幅に変更し、その映画を元に原田マハがまた小説にした本作品。映画は観てないが、設定がかなりしっかりくるのと、あくまでも主人公目線の娘の背景をさらっとさせて、お父さんの若い頃と今という対比が明確になることによりキャラがより立体的に濃く見えるようになった。あとがきで山田洋次監督が絶賛しているものの、映画の脚本がかなりあっぱれなように見えてならない。さすがヒットメーカーを産み出す才能を見た気がした。

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    2026年07月10日
  • キネマの神様

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    映画好きのギャンブル狂の父親をもつ、娘の視点で話しが進みます。
    娘も、父親の影響でいつのまにか映画に拘りを持つようになり、仕事でも出世していたが、周りから反感をかって自主退職をしてしまう所から話しが進んでいきます。
    映画好きの父親が中心となり、映画好きの職場仲間と、家族を巻き込みながら、展開していく話しは、なかなか興味深く読み進められます。
    それと、ちょうど映画をよく観ていた頃の名作が出て来てくれたので、非常に懐かしく思いながら読み進めることができました。

    もう少し感動したかったなぁ、という気持ちが残ってしまったので☆4つ

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    2026年07月10日
  • 楽園のカンヴァス

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    アートがテーマの物語はなんとなくハードルが高い印象があったけど、どんどん引き込まれて面白かったし、何よりルソーや作品が読む前よりぐっと身近に感じられて、世界が広がった感覚を得られた。

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    2026年07月08日
  • 楽園のカンヴァス

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    画家アンリ・ルソーの『夢をみた』は本物か偽物か。判定を依頼された、2人の若き男女の研究者。ある物語を1日1章ずつ読むというルールのもと、2人が見出した結論とは。

    特別な一節があるわけではない。
    ただ、読み終わったとき、じわじわと心が暖まっているのを確かに感じる。
    静の中にある静と動、と言うべきか。
    時折緊張を孕みながらも、静かなタッチで物語が続いていく。
    全てを直接的に表現しないがゆえに生まれる余韻。それが心地良い。物語全体が、まさにひとつの美術作品のように深みをたたえて読者に寄り添う。
    読む前と後、本作のカバー画であるルソー『夢』が別物に映る。愛おしさすら感じる。

    解説には美術ミステリと

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    2026年07月06日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    タイトルにある”星がひとつほしいとの祈り”
    がこの中でもズバ抜けて良かった。

    戦時中や敗戦後の日本にあった気高さと美しさを堪能できる。
    ロマンチックな物語であった。しかし悲しい。
    ここで描かれるような命を燃やすような大恋愛というのは、もう現代では無いのかもしれない。
    周りの空気を喰らい尽くすほど強烈に燃え、ふっと消えてしまう。その儚さの中にある美しさを汲み取ったシーンにただただ涙を流した。

    原田マハ作品は絵画のイメージが強いけれども、そうではないし、彼女の紡ぐ言葉の柔らかさに触れられる本書は読む価値あり。

    本日は、お日柄もよく も積本してるから早々に読まねば。
    ↑読んだ。あんまおもんなか

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    2026年07月06日
  • リボルバー

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    再読。
    原田マハおなじみの史実に基づくフィクション。本当の物語はここにあったのかと思わせる巧さがある。

    ゴッホにフィーチャーしている作品ではあるが、この「リボルバー」は同時にゴーギャンの物語でもある。2人の間にしか分からない物語が現代まで滔々と流れてた、その欠片を覗かせてもらった気持ちになった。

    悲劇の画家と描かれるゴッホとその対極にあるように描かれるゴーギャン、この小説を読んだ後では見え方がまた少し変わってくる。2人の絵画をもう一度じっくりと見てみたくなった。

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    2026年07月06日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    2026/7/1

    とても温かくて、素晴らしい短編集だった。
    なかでも、私は「長良川」が1番好き。

    癌で夫を早くに亡くした主人公。
    夫婦の思い出の地を、娘とその婚約者と共に旅行に訪れた。
    幸せだった結婚生活を振り返りながら、かつて2人で歩いた地を、娘夫婦と巡る。

    なんて悲しくて、なんて幸せな作品なのだろう。
    最後、主人公の気持ちは語られない。
    でもきっと、これからも幸せに生きていけるだろう、という希望のあるラストで、涙が溢れた。

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    2026年07月06日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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     いずれも女性が主人公で心温まる、癒される思いのする短編7つ。読後にいずれもほんわかと幸福感を感じる佳品だった。
    「椿姫」は不倫の子を宿した香澄が産婦人科の前で出会った少年との心の交流。「夜明けまで」はひかりが母あかりの不思議な遺言で大分県の田舎町を訪れて初めて知った母の過去。表題作は文香が道後温泉で出会った老婆マッサージから聞いた不思議な人生物語り。
    老婆は名前が出てこないが、彼女の若い日に女中として仕えていたとして語るヨネという女性と2人の信頼関係が感動的。しかしこの物語りはもしかして文香の夢だった…?「寄り道」は2人の旅付きハグとナガラが白神山地ツアーで出会った若い菜々子との出会いと菜々

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    2026年07月06日