原田マハのレビュー一覧

  • フーテンのマハ

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    少し前にカフーをまちわびてを読みました。その作品から原田マハさんの作家人生がスタートしたことをあらためて知りました。日本中をそして世界を旅しながら感じたことを元に沢山の作品を書いたいる。大好きなピカソをはじめとする画家の物語は画家に特に興味がない私でも波乱に満ちていて面白い。旅物も面白い。フーテンをしながら描かれるお話に今後も興味深々です。

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    2026年08月11日
  • 独立記念日

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    様々な登場人物が抱える悩みや不安を、今の自分と重ねたり、重ねられなくても自分なら・・と考えながら読み進めた

    結婚出産の話にグサリと刺されるような感覚になったり、人生の最期のお話には想像するだけで涙が出そうになったり(泣いてたかも)。

    でも、全部まだ自分の人生には起きていないことであって、先のことをモヤモヤ考えるより今できることをやっていくしかないよなあとも思う

    考えすぎて足踏みしているところからまずは進められるように
    独立できるように

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    2026年08月11日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    七つの人生の物語。 どっぷり世界観に浸って読む長編もいいけど、短編も余韻の残る良いものばかり。

    実は読み始めてから、再読に気づきました。かなり前の記憶で朧げだったので、もう一度楽しめて良かった。
    心に灯る希望というか願いというか、静かだけど強い想いみたいなものを感じました。
    どれも静かに心に染み込んで、優しく馴染んでいく。余韻に浸りたくなるような心地よさがある短編集でした。
    良い再読でした。

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    2026年08月11日
  • さいはての彼女

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    夏旅のお供にぴったりの作品でした。

    短編集ですが、一話ずつとても面白かった。
    それぞれの主人公の女性たちが良いですね。
    どれかに自分も当てはまりそうな…そんな共感できるところも良かったです。

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    2026年08月10日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    原田マハさんの作品が好きで、夏休み、海外に渡航する機内から読み始めました。
    またやはり8月という月は日本人にとっては、戦争について振り返る月であり、飛行機のこと、戦争のことを考えるのに、この作品はぴったりな内容でした。
    本作の女性主人公となったエミリーのモデルとなった伝説の女性パイロット、アメリア・イアハートさんは不勉強な私は初耳でしたが、北米の人にとっては常識的なくらい有名な方のようです。
    そしてニッポンという純国産飛行機による世界一周旅行という史実も初めて知りました。
    その二つの史実を織り交ぜて、見事な長編小説とした原田マハさんの力量はさすがです。アインシュタインや山本五十六などの歴史的に有名な人物がキーパーソンとしてさらりと混ぜ込まれるのもよかったですし、プロペラ機で世界中を飛び回るという臨場感あふれる場面も圧巻で、一気に読み切りました。
    星一つ減らしたのは、日本海軍がエミリーをどうしたかったのか?がイマイチわからなかったことに加えて、序章で結末が見えた通りだったから。
    しかし、世界がまた戦争に向かっている今だからこそ読む価値のある一冊。

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    2026年08月10日
  • 晴れの日の木馬たち

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    文学、絵画への愛情やリスペクトが詰まった作品。加えて女性作者だからこその作品。原田マハらしくもあり、これまでとは異なる作品の印象。再読したいと思う

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    2026年08月10日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    まずタイトルがカッコいい。
    平和について改めて考えさせられる、社会的メッセージ性の強い重厚な小説でした。
    ピカソについては一般知識程度ですが、ゲルニカに込められた平和への叫び、ピカソの戦いについて興味深く読めたし、反戦の象徴「ゲルニカ」が色々な人を惹きつけ虜にし、人生を変えていく大きな力を持った絵画だと実感したので、私にとってもちょっと特別な絵になりました。
    ドイツの武官にゲルニカはお前が描いたものかと尋ねられ、「作者はお前たちだ」と言い放ったピカソは最高にかっこよかったですね。
    2026年に生きる私たちにとっても他人事ではないような気持ちにさせられました。

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    2026年08月10日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    船で3年ほどかけて、俵宗達と遣欧少年使節一行は無事にヨーロッパに到着。ローマ教皇との謁見も果たし、ミケランジェロ、レオナルド・ダヴィンチの作品鑑賞をして宗達も衝撃をうけていた。ヨーロッパに着いたら思ったより豪華な旅で羨ましい(*´Д`)

    『ユピテル、アイオロス。風神、雷神。東と西、ふたりの神、ふたつの魂が出会い、光を放つその絵。…真の傑作に出会ったとき、ただ黙ってその絵をみつめることしかできない。傑作はいかなる言葉も奪い去る。傑作の前では言葉など必要ないのだ。』
    『「描かなあかん。わいも見せなあかん、わいの絵を。あやつに」』

    ユピテルとアイオロスは、風神雷神であり、日本だけの存在ではなかった。国籍も言語も生きる世界も異なる東洋と西洋で、芸術によるシンクロ。慣れ親しんだ扇子に描かれていた神様が西欧で昇華、新たな作品を生み出す流れはフィクションとはいえ素敵な内容だった。

    2026.8

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    2026年08月09日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    世界一周に情熱を向ける、女性パイロットと日本の新聞記者たちの話。
    原田マハは芯があって強い女性を描くのが上手。

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    2026年08月09日
  • キネマの神様

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    心があたたまった。
    中盤から奇跡の連続。
    うまくいき過ぎているけど、それでいい。それがいい。
    とても読みやすく、胸が熱くなる物語でした。
    はいりさんの解説も良かった。

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    2026年08月08日
  • 晴れの日の木馬たち

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    久しぶりに原田作品を読んだ
    面白かったし、作品の中にもあるが、どんどんページが進んだ
    主人公の山中ステラのモデルはいるのだろうか

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    2026年08月08日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    この絵にまつわる話を知りたいという欲求を満たしてくれる。史実とは異なる、けどそんな歴史も実は存在したのでは?と思わせる手腕に脱帽。
    そもそも史実に基づく部分があるってだけでも事実は小説よりも奇なりだよね。

    私も世界中旅して素晴らしいアートにふれたくなった!

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    2026年08月07日
  • ジヴェルニーの食卓[電子特別版]

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    誰もが知る4人の画家マティス、ドガ、セザンヌ、モネの人生を一緒の時代を生きたかのように語る作者はいったい私達に何を伝え何を夢見させてくれるのだろうか?
    画家達は何と闘い何を夢見たのか
    そして画家達を支えた家族や画材屋のおじさん達は何を求めて支えていたのだろうか?
    きっとそこには私には理解不能な事が起こっているのでしょうネ
    でも原田マハさんの作品を読む事によって少しでも遥か遠い昔の巨匠達の人生が色鮮やかに蘇るから不思議ですね。
    絵を鑑賞する時もただ観るだけで無くそんな事を思い出しながら鑑賞すると絵を観る目も違ってくるのでしょうね...きっと

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    2026年08月05日
  • リボルバー

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    持ち込まれたリボルバーは何なのか、読んでいくと受け継がれた想いが伝わってきて、絵を見たいと強く感じた。最後、さえにとっても報われそうな展開は温かい気持ちになった。

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    2026年08月05日
  • 旅屋おかえり

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    面白かったです
    少し軽くて明るいタッチで進む
    元アイドルで旅番組タレントの
    失敗 苦境 ピンチからの大逆転の問題解決物語

    TVドラマなどで映像化されてそうなストーリーで
    ひとたらし的涙もろくてドジ 元気で人の良い
    主人公や周りのキャラも1つも2つも癖のある
    面白キャラが固めてます

    旅屋なるファンタジーで不思議な職業も
    適度なリアリティを感じさせ
    物語の軸として面白いと思いました

    私も旅行が好きです
    物語過ぎるとはいえ
    理想的な旅先での出会いや発見をする
    主人公に旅情をそそられました

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    2026年08月03日
  • リボルバー

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    原田マハさんの作品は、3作目。『楽園のカンヴァス』同様、没入感が半端なかった。絵画の知識がない私が、ゴッホやゴーギャンに心寄せてしまう。『たゆたえども沈まず 』も読みたい。そして来年の大ゴッホ展に行きたい。

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    2026年08月02日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    原田マハさんのアートに纏わる小説が好きです。フィクションなんだけど、美術館存続のため、こんな思いを持った人たちがきっとたくさんいたのではと思うような、アート愛溢れるお話でした。

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    2026年08月02日
  • 独立記念日

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    いろんな女性たちのささやかなで美しい独立のお話。
    少しづつ人の人生が重なって繋がっているなぁと感じてそこもまた好きだった。
    普通に生きていると、生活の中ですれ違った人の人生まで知ることはできないけど、小説の世界ではそれができて、ひとりひとりに人生があるって改めて気づかせてくれる。

    -転がる石
    「思い切ってやってみれば、けっこう想像もしなかったほうに、物事っていうのは転がっていくものですよ。」
    「転がそうとして、あたしのほうが転んじゃうかもしれない」
    「いいじゃないですか。転がってみれば?気持ちいいわよ。『転がる石に苔むさず』ってね。転がってるうちに、悪い運も落ちちゃうかも」

    -独立記念日
    「自由、になるんじゃない。独立、するんだ。ややこしい、いろんな悩みや苦しみから。」
    「自由になりたいな。でも、自由ってなんだろう。その答えを求めて、ひさしぶりに今夜、本を開こう。ほんのいっとき、ささやかな「独立」を求めて。」
    真嶋博史さんの本を私も読みたい

    -川面を渡る風
    「私たちはこうして、ひとりひとりつながっているんだ。ゆるやかなつながりの中で、はれば!と凜々しく独立していくんだ。」
    最後のお話まで美しかった

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    2026年08月02日
  • リボルバー

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    ゴッホも好きだし、原田マハさんも好きなのに読んでなかったなと思って。大ゴッホ展にも行ったしね。

     パリのオークション会社にゴッホが自殺した時に使用したとされるリボルバーが持ち込まれる。本物なのか判断するための調査が始まり、、、。

     ゴッホを撃った弾丸でも残ってないと照合できないんじゃ、じゃあどうやって終わるんだろうとか思いながら読み進めました。今の常識で判断してはいけないのかもしれないけど、ゴーギャン、、、。

     『たゆたえども沈まず』も読んでみよう。

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    2026年08月02日
  • 独立記念日

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    ネタバレ

    心がなんかワクワク、あったかくなった。

    月とパンケーキ
    ・まず箱を取り出す。茶器でも眺めるように、箱を三六〇度、あちこちから見回している。この時点で笑いがこみ上げてきた。
     そうっとふたを開ける。壊れものでも取り出すように、慎重に、パンケーキを取り出す。
    またもや全方位から眺める。うんうん、とうなずく。真上から見て、もう一回、二回、うんうん。
    ありゃりゃ、なんとケータイを取り出した。写真撮影してる。こっちはおっと噴き出してしまった。
    メープルシロップの瓶を取り出し、デスクに置く。ポケットからメガネを出してかけ、もう一度瓶を手に取る。表示を読んでいるようだ。
    最後に、ナイフとフォークを取り出した。ひと組•••もうひと組あることに気づいて、おや、となっている。
    工藤さんは、ふた組のナイフとフォークをデスクの上に置いて、腕組みをしてみつめている。いつまでもいつまでもみつめている。
    そこまで観察してから、私は店の前を通り過ぎてT川に向かった。
    川は広々と月を浮かべて流れている。
    まん丸い月に、ふつふつと泡を立てて焼き上がるパンケーキが重なる。
    そろそろ、誰かと一緒にキッチンに立ちたくなった。
    「ねえ、そうしたって、いいでしょ?」
    誰にともなく、囁いてみる。
    もう、そうしたっていいよね。
    明日の朝も、私はまたパンケーキを焼くんだろう。
    いつか隣に立つ誰かのことを思い描きながら。

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    2026年08月01日