原田マハのレビュー一覧

  • リボルバー

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    反証はできないこんな物語を、作り出すことができる原田マハさんはすごいと思った。
    ゴッホとゴーギャン、日本ではゴッホの人気が圧倒的であるが、海外では違うらしいね。
    ゴッホが、「僕はゴーギャンが好きだ、だって彼は、子供と絵、両方作れたんだから」と言ったのにハッとした。ゴッホは家庭を作る落ち着きは獲得しないままだったもんね。
    それでも、ゴッホには金銭的、精神的に支えてくれた弟テオがいて、ゴーギャンの身内には絵画制作に協力的な人はいなかったのだものね。
    美術品の価値が上がりすぎて、制作された場所へ取り戻すことがほぼ不可能になっていること、悲しいね。モネの連作だってバラバラになっているし。ミステリーらし

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    2026年01月06日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    松方幸次郎のとてつもないエネルギーが、原田マハさんのとてつもないエネルギーに乗っかって、ガンガン揺さぶってくる感じ。情熱は人をこれほどまでに突き動かすものだと再認識させられた。

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    2026年01月05日
  • たゆたえども沈まず

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    登場する2人の日本人とゴッホのやりとりはフィクションなのか!このように、史実を元にして日本とゴッホの関係性を表現しているのが面白かった。
    テオもフィンセントも、思い悩む性格に共通する部分はあって周りを困らせる。その似ている部分が面白い。フィンセントの自暴自棄さ、それでも絵を描き続ける根性、確かに圧倒される。
    日本の浮世絵、さらには日本人がパリへ影響をもたらしたと考えると素敵だ。

    芸術を通してテオとフィンセントは繋がっていたけれど、芸術が救いとはならなかったね。

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    2026年01月05日
  • 風のマジム

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    沖縄の島を舞台にした28歳の女の子の実話を基にしたキャリアサクセスストーリー!

    那覇で派遣で事務職をしてた女の子が大好きなおばあちゃんのおかげでラム酒に目覚め、
    沖縄のさとうきびでラムを展開する為に一世一代の奮起をする姿は前向きな気持ちになれる。
    なんせ周りの人間が暖かくてほのぼのする。

    そして、私自身行動力はある方だし直感のままに猪突猛進するタイプだが
    それでも主人公"まじむ"の真っすぐさが眩しくて仕方ない。
    おまけに"まじむ"は沖縄の方言で"真心“だというんだから素敵この上ない。

    原田マハさんの本を読むのは2冊目だけど、今回も本の世界

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    2026年01月05日
  • 黒い絵

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    賛否あるようですが、、
    作者が実は書きたかったのは、こちら側なのかな?と思いました。

    決して万人受けしないけど一部の人にめちゃ刺さる気持ち悪さやエロさ。

    描写や表現の格好良さは純文学のそれに似た「活字読んでます」な充足感あり。

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    2026年01月05日
  • リボルバー

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    同じ原田マハさん著の総理の夫と立て続けに読んだ。やっぱりアート絡みの作品の方が面白い。作品にきちんとしたバックグラウンドがあるからか、奥行きがある。
    主人公はオークショニアの女性。物語は、彼女が勤めるオークションハウスに錆びたリボルバーが持ち込まれたところから始まる。ゴッホとゴーギャンの研究者でもある彼女は、オークショニアの枠を超え、研究者として、さらには一人の人間としてリボルバーの正体を追求していく。
    原田さんの物語は大抵、95%ぐらいのところで終わる。残り5%を創造するのは読み手の役目。この半終止感が個人的には好み。

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    2026年01月04日
  • 独立記念日

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    この短編それぞれの「独立記念日」とは、「卒業」とも似ているけど、やはり「独立記念日」がぴったりだ。
    私の独立記念日はあの日だった、とか考えてしまう。

    以下、本文引用
    「ひと言で言うと、会社とか家族とか恋愛とか、現代社会のさまざまな呪縛から逃れて自由になる人々が主人公の短編集です。」
    「この本によれば、『自由になる』っていうことは、結局『いかに独立するか』ってことなんです。ややこしい、いろんな悩みや苦しみから」

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    2026年01月03日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    原田さんの小説にはいつもうるうるさせられます
    そーりん(愛称)とか…実際にいわれそうだなあと想像して笑えました

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    2026年01月03日
  • キネマの神様

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    だいぶ前に読んだけど、今年父を亡くしてまた改めて読みたくなった一冊。
    父が人生をかけて追いかけた生きがいが丁寧に描かれている。
    戦後の経済復刻を支えた世代を親に持つ団塊の世代ジュニア、かつ父っ子の私にとって、心のどまんなかに突き刺さるお話でした。

    映画化で父役を演じるはずだった志村けんさんを偲んで。

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    2026年01月02日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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     国民の願望が具現化したような理想の史上初の女性総理。現実にはこのようにビジバシと改革を断行するような総理ではないのが残念。都合良く事が運びすぎではあるが、明るい未来のために国を動かせる凛子のような人物に国を任せたい。日和のお坊ちゃん思考には鼻白む場面が多かったが、絶対的な味方がいてくれる心強さは総理大臣に必要不可欠な要素なのかも。総理夫妻でなくとも、この夫婦の関係性は素敵。そして日和のお母様がとても良いキャラだった。

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    2026年01月02日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    ピカソのゲルニカ
    有名だけどこんなに歴史と紐づいているものだとは知らなかった
    画家自身の人生というよりも、その画家と作品を愛した人のストーリーはとても面白かった

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    2025年12月31日
  • 旅屋おかえり

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    すてきな言葉が散りばめられて
    心をぎゅっと持っていかれる場面が
    いくつもありました
    私も旅が好き
    知らない場所で
    人や食べ物、風土に出会う
    旅から戻れば、なんなら旅の途中で
    次はどこに行こう
    なんて心を飛ばしてしまうこともある
    知らないところへ行きたい
    新しい世界を知りたい
    ずっとそんな気持ちを持ってきた

    いってらっしゃい
    おかえりなさい
    この2つの言葉に送り出され迎えられ
    旅は完結する
    ってことが書いてあったけど
    言ってくれる人がいない人もいるはず
    それでも元気に
    いってきます
    ただいま
    といいながら旅をしたい

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    2025年12月30日
  • 風のマジム

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    最近映画化したので、読んでみました。
    主人公のマジムが社内新事業を立ち上げ、沖縄産のサトウキビを使ったラム酒を作り上げる物語。
    この本では、仕事を進める、一歩一歩の重要性を教えてくれました。
    とても元気な気分になりました!

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    2025年12月30日
  • スイート・ホーム

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    「スイート・ホーム」という小さな小さな洋菓子店とその周りにいる人物たちの温かく優しい物語。
    どの話もネガティブな登場人物が出てこないのが良い。
    料理だって、スイーツだって、ひとりで食べてもおいしいものはおいしい。けれど、誰かと一緒に作って、そして一緒に食べることができれば、きっと、もっとおいしいんだ。って言葉が好きでした。いま隣にいる人とのこれから先の未来を、この本に重ね合わせて見てみたいなと感じる物語でした。

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    2025年12月30日
  • たゆたえども沈まず

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    ネタバレ

    原田さんのリボルバーを読んだときにも思ったけど、フィンセントを支え続けたテオが本当にすごい。最後までずっと色んな意味で苦しめられたのに、それでもいなくなったら自分も後を追って死んでしまうくらい、テオの中で兄はあまりにも大きすぎたんだな。
    解説にもあったように、史実にフィクションを差し込むのがうまいなと今回も思った。(自分は史実についてはほとんど無知だけど!)

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    2025年12月30日
  • 楽園のカンヴァス

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    美術の成績が良く、先生に気に入られていた事を思い出した。
    そんな稚拙な話では無い本作は、美術館に足を運んだり、特別展示に興味を持つきっかけになるかもしれない。

    もっと早く読んでおけば良かったと思う小説です。

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    2025年12月29日
  • さいはての彼女

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    ずっと心の片隅にあった一人旅への憧れ。その背中をそっと後押ししてくれるような一冊でした。見知らぬ土地に踏み出すことで出会う景色や人々、そしてそこで生まれる感情。その一つひとつの経験が、自分の人生を客観的に捉え直す大切なきっかけになるのだと実感。読み終える頃には「いつか行きたい」という漠然とした思いが、「絶対に行く!」という強い決意に変わっていました!

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    2025年12月29日
  • 独立記念日

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    軽く読めて良い。
    ちょっと古い時代背景だが、女性が自分の人生に対して主体的に進めていく様子が描かれていて、読んでいて前向きになれる。
    人におすすめしようとは思わないが。

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    2025年12月29日
  • さいはての彼女

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    スカッとしたい気分のときに手に取る本。短編集なので読みやすく、旅に出たい、バイクに乗って一人でどこかに行ってみたい、と思う。

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    2025年12月29日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    原田マハさんの作品を久しぶりに読みました。どこか影のある、傷を負った主人公のお話。新潟や高知など、さまざまな場所を舞台に描かれ、現地の方言も交えた温かい人との交流が描かれています。読後は爽快感というより、なにか心に少しずしっとくるような切なさがあります。

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    2025年12月28日