原田マハのレビュー一覧

  • 楽園のカンヴァス

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    ノンフィクションである絵や画家たちの関係と実は夢を見たという絵が存在していて、そこから始まるミステリーというフィクションがとても自然に書かれていて引き込まれた

    いつも残酷な事件のミステリーを読みがちなので、この本のような綺麗なお話のミステリーが新鮮ですごく好きだった

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    2025年12月13日
  • たゆたえども沈まず

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    opal毛糸のゴッホシリーズを使っていたこと
    友達がゴッホの生涯を描いた舞台を全ツしたと話していたこと
    これまで折々にすれ違うことはあったけれど、
    真正面から知ろうとすることはなくて、
    でも先日ゴッホ展に行ってみて
    ちゃんと知りたくなって、こちらの本を手に取りました。

    教科書のように説明された文章だと頭に入りませんが、物語でなら経緯が追いやすく、フィンセントの生涯をなぞることができました。

    フィクションということは忘れないようにしつつ、けれども、こんな一瞬があったかも、こんな邂逅があったかもと、生身の感情の流れを想像しながら読み進めることができました。

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    2025年12月11日
  • たゆたえども沈まず

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    フィンセントヴァンゴッホの生涯を、弟のテオと重吉の視点で描いている。テオとフィンセントの兄弟愛、支援し続けるテオの性格もよく分かる作品でした。
    サラッと文章中に出てくるゴッホの作品を、"あ、この環境で書いてるんだ!"とゴッホの絵が好きな自分はワクワクして見ることが出来た。
    とても面白かった。

    本作品を通して理解したこと、感じた3つのこと
    ①歴史的背景、当時のパリの状況
    なぜ日本の浮世絵をゴッホが描いているのか、浮世絵がどの様に浸透したのか、当時の時代背景を知る事が出来る
    ②ゴッホの作風の変化
    同じ時代に新たな流行をもたらした画家からの影響や、普段の環境による画風の変化が興

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    2025年12月11日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    本屋さんの中で一番薄い本を買ってみようと思い立って見つけた作品。
    人生ってドラマで溢れてるなって。いろんな人の思いが繋がって救われていく過程にとってもほっこりしました。

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    2025年12月11日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    「剣より鋭い絵筆の力」

    戦争や暴力ではなく、言葉やアートが持つ力の大きさを全ての登場人物のゲルニカへの想いを通じて痛感した。
    時代や社会情勢が変化しながらも、その中でメッセージ性が失われることなく受け継がれていく――そんなゲルニカの存在に強く魅力を感じた。

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    2025年12月10日
  • 風のマジム

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    まじむのまわりには、素敵な人たちがたくさんいて。でも、まじむが素敵な人だからなんだなって思い直して。類は友を呼ぶではないが、生きざまがまわりにあらわれるんだと。自分の人生を豊かにするためには、飾らず正直に生きることが大事なんじゃないかなと思わせるストーリーでした。

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    2025年12月10日
  • リボルバー

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    とにかく面白かった

    フィクションだと分かっていても
    本当にあった話なんじゃないか
    と思うような出来事が書かれていて
    一気に引き込まれる

    ゴッホとゴーギャンの関係性

    こんな感じ方があるのか…
    と思ったり
    こんなお仕事があるのかー
    と思ったり

    私は絵画の世界には詳しくないから
    どれが本物でどれが偽物かすら分からないし
    画家たちの関係性なんかも全く分からないけど…

    その画家たちが
    何を思ってそこにいてそこで絵を書いて
    相手のことをどう思っていたか
    なんて
    手紙にどんなに残っていたとしても
    それが本心かどうかなんて
    本人にしかわからないことで…

    今ここで生きている私たちは
    残っているもので

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    2025年12月08日
  • さいはての彼女

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    旅ならではの特別な出会いや経験が詰まってて旅に行きたくなる作品。

    「線を引いているのは自分、そんなもん超えていけ」が心に刺さった言葉。

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    2025年12月08日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    Audible
    渡辺まりさんの朗読が、レビュー通りとても良かった。津軽弁の温かさと、棟方志功の力強さ、勢い、まっすぐさが伝わってくる。まるで、一人舞台を見ているような臨場感だった。

    棟方志功の芸術、ゴッホへの憧れ、(棟方曰く)日本独自の芸術である木版画の追求、家族への愛情があまりにもまっすぐで、純粋で、一気に聞いてしまった。

    また、棟方志功の妻チヤの棟方志功への愛情と、彼の芸術を支えるという使命感も、負けずにまっすぐ。

    二人の純粋さとまっすぐさが、余りにも眩しく、物語として嫌だったり、進めるのが辛くなるところがない。

    検索したら、棟方志功チヤ夫妻の、いかにも仲睦まじそうな素敵な笑顔があ

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    2025年12月07日
  • ロマンシエ

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    読んだのはだいぶ前だけど、読後にジワジワと余韻に浸った事を思い出す。パリに行った事はないけど、その情景を自分なりに思い描けていたな。

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    2025年12月06日
  • 旅屋おかえり

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    大好きな原田マハさんの作品!
    読んだのは何作目だろうか。

    今回は、旅がテーマだ。
    「おかえりなさい。」と言ってくれる誰かがいるから、旅を楽しめる。と物語の中で主人公が言っていた。
    たしかに、わたしも昨年までいた地域へ訪れ、お世話になった方々と会ったとき、「おかえり」と言ってくれたその瞬間、わたしにはいつでも帰れる場所があるんだ、帰る場所はひとつじゃないんだと思った。ここが出発点となって、まだまだ人生の旅は続いていくんだと感じた。

    旅って、旅できる身体があって、想いがあって、できるものだと思う。

    旅に必要なものは揃っている。旅、したいな。



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    2025年12月05日
  • 風のマジム

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    いやー泣けるんだわ。
    原田さんのお話は。
    人が多いところでは読むの恥ずかしいくらいにくるんだなーー。
    カフーを待ちわびてからの大ファンである。

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    2025年12月05日
  • キネマの神様

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    まず、伏線の回収が上手く、それも映画の伏線を日常で拾っていく。見事だった。
     最初はキャリアーウーマンの社会への思いが前面に出ていて、早く行動しろ、とむずむずもした。
     少しやり切れない歩むと父だったが、その2人だからこのストーリーができたのだろうと思う。家族と愛と友情と全てを詰め込んだなぁというのが素直な感想。
     現実離れした内容で、入り込みづらい内容と思ったが、親しみやすく、読みやすい話であった。
     映画と童謡、本に神様はいると思う。

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    2025年12月04日
  • ジヴェルニーの食卓

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    まるで印象派の絵のように心がグッと引き込まれ、しばし見つめていたくなるような作品だった。
    日本でも絵が来日してはその人気が話題になる印象派の画家。そんな画家たちがかつては作風が認められず日々苦労に苛まれ、それでも絵に対する純粋な思いを失わずにいられたのはどうしてか、を作品を読んで知れた気がした。
    また、周囲の一般的には知られていない、画家を支えた人々にスポットライトを当てることで画家に人間味が与えられていて読んでいて楽しかった。
    読んでいると画家の絵を見たくなり、画家自身や周囲の人々についてもっと知りたくなって、アートが前より好きになった。
    印象派の優しい光を感じられる素晴らしい作品でした。

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    2025年12月03日
  • 風のマジム

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    実話をもとにした小説。
    伊藤沙莉主演で映画化もされている。

    沖縄の南大東島で、日本初のアグリコール・ラム酒を造りたい。ふとした思い付きから、28歳の派遣社員のまじむがベンチャーを立ち上げるまでのお話。

    正社員ではないからダメかもなあと尻込みしているところから、よくぞここまでと話は力強く進んでいく。まじむはとにかくコツコツの努力家さん。それでいて素直。さらに明るく誠実な人柄から、彼女を支えたい人たちがどんどん現れる。

    個性的なキャラが多く登場する。厳しくも温かく見守るおばあもいいが、マイウェイを突っ走る冨美江が最高だった。まじむは誰とも喧嘩しない。主張しつつも相手のプライドをへし折ることは

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    2025年12月03日
  • 風のマジム

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    様々な障害がありながらも、自然の広さを感じるような世界観の中で足掻いていく姿に応援したくなる気持ちを抱き、ラム酒を飲んでみたくなった。

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    2025年12月03日
  • 異邦人

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     この本は川端康成さんの『古都』をお手本に書かれたそうです。設定とか、いろいろ『古都』。出来れば『古都』→『異邦人』の順に読んで欲しいな。異邦人(いりびと)は京都生まれではない京都に住む人のことらしい。

     主人公は30代の菜穂。祖父が設立した美術館の副館長で美術品を見抜く目を持ってる。夫の一輝は銀座の老舗画廊の跡取り。赤坂で幸せに暮らしていたところに東日本大震災が起きる。原発事故を恐れた菜穂は京都に身を寄せることになって、、、新人の画家に出会ったり、信頼していた人に裏切られたり。。。

     菜穂のお母さんが気持ち悪かった。
    若い男性に色目を使うおばさんにここまで嫌悪感抱いちゃうのはなんでだろ?

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    2025年12月03日
  • キネマの神様

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    自分の本棚のアクティビティを見ると、著者別の登録数で最も多いのが、原田マハさんになっていた。アート・美術小説が代表作だけれど、その分野にとどまらず、古き良き後世に伝えて残していきたいものが、原田マハさんの手にかかると素敵な小説になる。だからまた読みたくなるのかもしれない。
    ちなみに今年はシリーズものに手を出したせいで、著者別登録ランキングは、原田マハさんの後ろを中山七里さんと知念実希人さんが猛追している…( •̀ㅁ•́;)

    『会場のいちばん真ん中の席に、父がゆっくりと腰を下ろす。その瞬間、ふっと、もうひとりの誰かが、その隣に一緒に腰かけるのが見える気がした。』

    正直映画には疎くて、劇場でエ

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    2025年12月03日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    読んでいる途中に、映画化していたことを知って、そこから相馬凛子が中谷美紀さんの印象でしかイメージできなくなっていった。

    生きている人間とは思えないほど、凛子は濁ったところが一つもなくて、まさに物語の中だからこそ成立する人物像だったように感じた。
    夫の日和も40歳手前に関わらず、めちゃくちゃピュア。現実にいたらなかなかの天然記念物だ。

    とにかく真っ直ぐに正しいと思ったことを、正しく推し進めていく。それが正義として勝つ。
    部分的にでも現実でそんなことが起きたらいいなと思わせてくれる話だった。

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    2025年12月02日
  • モネのあしあと

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    この著者の本はよく読んでいるので、読んでみた。

    画家のモネについて、生涯や題材などについて紹介し、見られる美術館も紹介している。

    モネをひいきにしてくれていた富豪家族が、破産した後に転がり込んできて長年同居していた、というのは驚きだった。結局家族になったのだから、お互いに認め合えるところがあったのだろう。そういった背景を知って絵を見るとまた違った見方ができそう。ジヴェルニーにもいつか行ってみたい。

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    2025年12月01日