原田マハのレビュー一覧

  • たゆたえども沈まず

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    読みやすい。芸術に生きることの尊さと辛さ。全ての創作に生きる人に幸あれ。この流れで「リボルバー」も読みます。

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    2026年05月29日
  • さいはての彼女

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    再生をテーマにした短編集。北海道の大自然と風を感じられて、癒されて前向きな気持ちになれました。これからも手元に置いて度々読み返したいです。

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    2026年05月29日
  • 生きるぼくら

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    この本の表紙、どこかで見たような気がしていた。読んでいくうちに、東山魁夷の「緑響く」という絵だとわかった。マーサばあちゃんが好きだと言って人生とつぼみと3人で出かけた場所が、その絵の場所だった。この場面は、ちょっとした事件も起きるが、好きな場面だ。
    この本の中で、心に響いた言葉は、「失敗を繰り返してこそ、成長できる。自分が傷ついてこそ、人の痛みを理解できる大人になれるのに」って言葉。今の自分への励ましになった。人生も、つぼみも、いろんな苦労がありながらも、自分の力で、周りからの助けもあり、感謝して必死に生きていく。その中で、大事なものを見つけていく。すてきな愛ある、成長の物語だった。

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    2026年05月29日
  • 楽園のカンヴァス

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    新感覚の読書体験だった

    本を読みながら、美術館巡りをしているような
    物語を想像しながら、実在の絵を鑑賞しているような

    美術に関する知識は少しもないけれど
    画家の人生や作品への壮大な想いを
    史実がベースとなる内容を経ることで
    想像できるようになっていった

    絵のタイトルを検索かけながら、
    読んだのは初めて

    1世紀という時代にまたをかけながら
    壮大な謎を解き明かしていく

    ぜひ洋画で実写化してほしいななんて
    スケールの大きさを感じた小説でした

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    2026年05月28日
  • 翔ぶ少女

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    震災時、目の前で広がったであろう光景を想像させられた。私は、幸運なことに災害に身近な人を奪われていない。だから、その悲惨で残酷な出来事を事実として身近に感じることができない。
    でも、これは地続きの、この世界で起こった事実。
    どれほどの人が苦しんだか見当もつかない。

    悲しさは治らない。抱えていくもの。
    それと同時に生きてこれたということを喜びたい。
    そのような文が印象に残る。

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    2026年05月28日
  • ジヴェルニーの食卓

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    たゆたえども沈まずを呼んでタンギー親父を見にロダン美術館へ。

    終章のジヴェルニーの食卓を見るとモネの家にも行きたくなると思い、パリ旅行後に読んだ。

    モネの睡蓮は普通のよく見る絵のサイズではなかったオランジュリーの壁を覆ってるほど長かった。

    そのオランジュリーに飾られるのもいろいろあったんだなーと後日談的に回想することができた。絵は見る人がいれば、描く人がいた。描く人のいろんな想いが詰まっていることを原田先生は教えてくれた。

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    2026年05月28日
  • 晴れの日の木馬たち

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    紡績工場で働く少女「すてら」が作家になるまでを描く長編。

    良き理解者たちにも助けられ成長していく。

    小説とアートの融合、まさに著者の真骨頂。
    感動する。

    イサは凛々しく「男前」。
    大原孫三郎は郷土の誇り。

    読み終えて表紙を見てため息。

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    2026年05月25日
  • 風のマジム

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    沖縄の契約社員だった主人公が、地元の素材を使ったラム酒づくりを実現しようと動き出す物語。成功だけでなく、企画を通す難しさや周囲を巻き込む苦労も丁寧に描かれていて説得力があった。
    特に印象的だったのは、主人公が理想論に終わらず、一歩ずつ現実を動かしていく姿。自分の「好き」や「やってみたい」を大切にしてもいいんだと思えた。

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    2026年05月25日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    ピカソが生きていた時代と、主人公が生きる現代の物語が重なり合っていく展開が面白い。2度、3度読むとさらにじわじわ味わい深くなっていくストーリー。
    ゲルニカの物語から、戦争と平和、アメリカと中東関係など考えさせられた。

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    2026年05月25日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    それぞれのお話を読み終えたとき、
    雲で隠れた星が微かに見えてきたという感覚
    になる。

    表題作の「星がひとつほしいとの祈り」は、すごく良かったな。
    昔話をするマッサージ師のおばあさん、
    ヨネへの特別な想いが溢れていて、大切な人を想う気持ちって色褪せないなと思った。
    人のことを星に喩えるのはよくあるけど、改めて空を見てみたい気持ちになった。
    数えきれないくらい、大切な人を想う気持ちがいっぱいあるんだろうな〜。

    「斉唱」のテーマである朱鷺、見たくなって検索したんだけど、朱鷺、朱鷺色、綺麗すぎるね!

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    2026年05月24日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    原田マハ著『〈あの絵〉のまえで』のレビューです。

    とても良い読書体験でした。
    美術館に行って絵を見るとき、「その時に」「その場で」「この自分で」しかできない体験をしている、という気分になります。
    別に美術館ではなくても「いまここ」でしかできない世界を生きているというのは当たり前なのですが、絵を見ると特にそれを強く感じます。
    その個人的体験のものがたりが、その美術館を訪れる人の数だけ存在すると思うと、人間の精神世界の膨大さに何とも圧倒されます。

    この小説は、そんな人の数だけあるものがたりのうちいくつかを、こっそりと読者に届けて、一緒に体験させてくれます。
    日本にある6つの美術館を舞台にしたこ

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    2026年05月25日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    短編集ですが、美術作品は前に出て語られるというより、物語の中に自然に溶け込むように登場していました。特に「道 La Strada」は印象的で、無名のアーティストの作品を軸に物語が展開していきます。有名かどうかではなく、その絵を見た人の心がどう動くかによって、作品の価値が決まっていくのだと感じました。絵は人によって受け取り方が違うからこそ、誰かにとっては傑作になり得るのだと思います。この物語はとても温かく、それでいて少し切なさもありました。読後には、作品そのものだけでなく、それを見つめる人の心にも想像が広がる一冊でした。

    目次
    群青 The Color of Life
    デルフトの眺望 A Vi

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    2026年05月23日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    美術館に、常設展に、まんまと今すぐ行きたくなった。

    美術館は好きで、気になる企画展にはたまに行くけどアートには疎くて、全作品調べながら読んだ。
    そんな自分でもいつか、こんな運命的な一枚と巡り逢えるんじゃないかと思わせてくれる。

    『翼をください』の暁星新聞社が出てきました。
    この方は時々こういう散りばめ方をするから、粋ですよね。好きです。

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    2026年05月23日
  • 晴れの日の木馬たち

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    どうして作家さんはこんな感情の機微を表せるのか。イサ先生のかっこよさが最高だった。ドラマティックな過激さの中の幸せに向かう姿、誰かがみていてくれる安心感。グッとくる書きすぎない終わり方。
    全部の本を読んでみたい。

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    2026年05月21日
  • まぐだら屋のマリア

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    テレビドラマを見て読む。テレビの方が良かったと思う本。物語はいいのだが、少し無理があるような設定。テレビの方がシンプルに脚色したので心に残ったのかも。それとも中島みゆきの魔術?

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    2026年05月21日
  • さいはての彼女

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    ネタバレ

    本を読んで、自分が普段考えていることを言語化してくれてるなと感じたし、自分の選択に確信持てた。
    人の脳は、自分が思ってることをフィルターにかける機能がある。本の内容とは違うけど、改めて普段からプラスなことを考えるよう意識したいなと思った。

    ①さいはての彼女
    耳が聞こえなくても前を向き続ける。お父さんが庇ってくれた話を見て泣きそうになった。
    過去は努力の源にもなる。
    一方で、過去は前に進めない要因にもなる。
    バイクのエンジンがかからないとき、過去を振り切っている様子が印象的だった。
    過去に囚われず今どうしたいか!常に見つめられる人生でいたい。

    ②旅をあきらめた友と、その母への手紙
    「人生を足

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    2026年05月21日
  • 生きるぼくら

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    少し心がおつかれさんなので
    久しぶりの原田マハさん。
    登場人物がみんな優しくて癒されました。
    「ふるさと」ってやっぱり憧れる。
    原田マハさんの本はほとんどがハッピーエンドなので、疲れている時には安心して読めるのがいい。

    再読2026.5.20

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    2026年05月20日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    星がひとつほしいとの祈り 
    「ローヌ川の星月夜 ゴッホ」の装丁で再販してくれなかったら読んでない気がする
    たったひとつのひかる星の思いが得られたなら
    生きていけるのかもしれない

    だけど「戦争」というものは、、、
    やりきれない

    それにしても紙の本の装丁の力よ!
    日々のタスクに忙殺される、、、ああもうこんな時間!
    きっかけは、それでも手に取りたくなる本のしかけ
    読後はなにやら心清らか

    この本に関しては紙で読んでいる読者が多い気がする。

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    2026年05月20日
  • リボルバー

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    ゴッホが自殺に用いたリボルバーが、主人公が務めるオークションハウスに持ち込まれ、これをきっかけに、ゴッホとゴーギャンの関係がどんなものであったか明らかになっていく…そんな話。
    美術とか芸術とかからっきしの私でも、興味深く読ませて頂きました。勉強になったし、機会があれば2人の絵を見てみたいもんだと思いました。
    史実とフィクションを上手い事織り交ぜて、「ひょっとしたらホントの話かも分からんね」と思ってしまうくらい上手く作られた話だなと。
    なんせ、実際に存在するリボルバーですら、「可能性が高い」までの判定しか出ていないわけですから。
    話の終わり方も、皆ハッピーになる方向になってて良かったです。
    そん

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    2026年05月20日
  • 風のマジム

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    たまたま古本屋で手にとって読み始めた本。

    南大東島でとれたサトウキビでラム酒を作るまでの物語。
    サトウキビが育ち、加工されてラム酒となり、私たちの手元に届くまでには、多くの人の手や自然の力が関わっていること、思いがこもっていることを知ることができた。
    身近にあるものの背景にある物語を知ることは、一つひとつを味わい、より大切にできることに繋がると感じた。

    すべてを大切にすることは難しいけれど、自分にとって大切なものが増えること、その背景にある物語を想像できるものが増えていくことは、人生の楽しみや物事の意味を増やしていくことなのだと感じる。

    効率的な生き方ではないけれど、そういった想像を楽し

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    2026年05月17日