原田マハのレビュー一覧

  • 星がひとつほしいとの祈り

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    原田マハさんの短篇集、じんわり沁みた。
    様々な年代の女性が主人公で、どれも一筋の光が見える物語。アートに彩られた長篇とはまた違った良さがある。
    解説の『本書には「動」の作家の「静」がある。』という言葉が腑に落ちた。
    表題作が好き。情景描写が美しく、実際に訪れたくなるところも良い。

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    2026年07月24日
  • キネマの神様

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    映画愛に溢れる方々のお話。
    父の生き方を軌道修正していこうとする中で、多くの友情や、愛情を多方面から受け、その情の深さから、生きる世界が変わっていく話。
    冒頭にニューシネマパラダイスの話があったこともあり、現代のニューシネマパラダイス拡大版のような印象。
    今週末は映画館へ行こう。

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    2026年07月23日
  • 旅屋おかえり

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    あなたの旅、代行します!っていう旅屋さん。
    観光の話がメインかなって思ったけど、叩かれて叩かれて強くなった美しい人たちのお話でした。

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    2026年07月23日
  • キネマの神様

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    ネタバレ

    ・作者の原田マハ氏は、学生時代に池袋文芸坐でもぎり嬢のバイトをしていた。
    ・本書に出てくる名画座は、シネスイッチ銀座がモデルで、本書解説の片桐はいり氏はここでもぎり嬢をやっていた。(関係ありませんが、片桐はいり氏を渋谷PARCOの対面式上下エスカレーターで偶然目撃しましたよ、やはり存在感がすごかった)
    ・私も学生時代とサラリーマン時代、文芸坐(当時は4本立てもあった!)やシネスイッチへ何度も通っていた。もちろん、ぴあ片手に。

    さて、これだけ親近感のある場所と素材を扱った小説が、面白くないわけがない。

    とはいえ、細かい点が気になる私は、2点違和感を持ったことも事実。
    まず、父親の「フィールド

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    2026年07月26日
  • リボルバー

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    原田マホさんが描く、ゴッホとゴーギャンの物語。
    歴史物でありミステリー要素あり。 美術館に行きたくなります。

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    2026年07月22日
  • 楽園のカンヴァス

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    楽しく読めた!

    今後10年はアートの知識を少しずつ詰め込もうかな。。そう思わせてくれる作品に出会えた。

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    2026年07月22日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    夢を追いかける情熱に胸を打たれた。子供のような純粋なワクワクがみんなに伝播していっている感じが素敵だった。こういう人のそばにいると楽しそう
    美術館を行きたいところリストに入れた
    原田マハさんの歴史とかそこにあるドラマ面白い

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    2026年07月22日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    もっぱらアートに疎い私でも読みやすい時代派小説だった。過去と現在、2つの時代のストーリーが交互に描かれる点はよくあると言えばよくある構成ではあるものの、テロや戦争、かく言えば人類の戦いの歴史など扱うテーマが重厚。

    それでいてそれらのテーマに傾倒するのではなく、あくまで主眼はアートであり、アートの持つ力を2つの時代から描き出している点が素晴らしく楽しかった。

    楽園のカンヴァスを先に読めばよかったなー。

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    2026年07月20日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    久々のマハさんの作品。この作品では、戦後の講和条約を巡るやり取りも出てきて、その意味でも興味深く感じました。特に印象的なのは、吉田茂元首相。フランス外相に、松方コレクションの返還を求めた際の交渉術は、お見事!また、戦時中にフランスでタブローを買いまくった松方氏の様子に、これだけの資金は、一体どこから出ているのだろう?と疑問に感じました。しかし何と言っても、この小説の主人公は、日置氏!だと思います。松方コレクションを守り、そして日本に持ってこようとする多くの人たちの情熱にすごく感動しました。今度、東京に行った際には、国立西洋美術館を訪問します!

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    2026年07月20日
  • 楽園のカンヴァス

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    美術の知識はほとんどない。それでも、ページをめくる手は止まらなかった。

    「なぜよく分からないのに読み続けてしまうんだろう」
    読んでいる間ずっとそんな不思議な感覚だった。画家の名前や時代背景を完璧に理解しているわけではないのに、真贋を巡る緊張感とルソーの人生に少しずつ惹き込まれていく。

    読み終えて振り返ると、これは単なるアートミステリーではなく、それぞれがルソーという画家に情熱を注ぎ、ある意味「恋をしていた」物語だったのだと思う。

    美術に詳しい人ほど違った見え方があるのだろうが、知識がなくても十分楽しめた一冊。読み終えたあとに静かな余韻が残る、美しい作品だった。

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    2026年07月20日
  • 生きるぼくら

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    全若者に読んでほしい一冊。
    現代社会の課題や問題を切り取り、お米の成長で人生の醍醐味を表現しています。
    人生とつぼみのその後が気になります。
    映画化希望の作品です。

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    2026年07月19日
  • リボルバー

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    西洋美術史で誰が一番好きかと訊ねられたら、迷わずゴッホと答えるだろう
    作品はもちろん、その波乱に満ちた生涯も含めて、とても愛しい
    作品を鑑賞するためにアムステルダム・パリ・ニューヨークにも何度となく足を運んだ
    ゴッホの作品には人を夢中にさせる魅力がある

    この本はゴッホとゴーギャンの友情を描いた作品だ
    その友情は少しいびつなものかもしれないけれど
    しかしふたりの間には確かに存在していた絆

    読後、改めてゴッホの作品に触れたくなった

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    2026年07月19日
  • ゴッホのあしあと

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    知っているようで実はあまり知らないゴッホ。
    パリ、アルル、サン=レミ、オーヴェル=シュル=オワーズと、その時代背景とともにゴッホの人生や作品について描かれていて、わかりやすい。

    ゴッホの解説書のようでありながら、まるで物語を読んでいるような気持ちになりました。
    その人生を辿りながら、『アイリス』『星月夜』『花咲くアーモンドの花』など、描かれた当時の境遇や心情、暮らしぶりがどんなものであったのか、思いを馳せることができる。

    そしてファンには嬉しい「たゆたえども沈まず」の誕生秘話や、マハさんが作品に込めたかった思いも知れました。

    名前は知っているけど遠い存在だったゴッホ。
    苦しい時も、書いて

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    2026年07月19日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    ゲルニカ、学校の教科書で習って以来、全然知識を忘れていたが、こういう背景で描かれたのかと分かると、理解が深まる

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    2026年07月19日
  • さいはての彼女

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    遠方に家族旅行に行く時に、旅系の本を何冊か読んだ一冊。どれも良かった!特に最初のが良かった!生まれた実家で苦労した涼香が猛烈に努力して起業して成功。しかし、封印していたパンドラの箱、イケメン社長に恋したが、失恋した痛みを仕事に没して消そうとし、部下にもキレまくる。こんな上司のもとでは働きたくない。信頼していた秘書にまで辞めることになり、頼んだ一人旅も思わぬ方向へ。しかし、それからの旅での出会いがかえってガチガチだった彼女の心をほぐし、秘書の有難みを感じ、「もう一度、一緒に走ってみない?」とのメールまで送るに至った。まさに涼香の心に風を通すような旅だったんだなぁ。 

    ハーレーが好きな人たちには

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    2026年07月18日
  • たゆたえども沈まず

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    フィンセントファン・ゴッホがこんな人物って知らなかった。絵だけ知ってるのと、作者について知ってるのは別なんだなって思った。原田マハ作品もっと読みたくなった。

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    2026年07月17日
  • たゆたえども沈まず

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    やはり自分はこういうふうな激動の時代を生きた人間が好きだ。
    ゴッホの生き方は賛否の否の方が多い気がする。
    テオに頼りまくって絵も生きてる時にはほぼ売れず、酒浸りで精神疾患を患った。最低やん。
    と、同時に何かを手にする人間は何かを捨てねばならぬのも事実。

    ま、今作はほぼフィクションという事を読み終わった後に知ったのが減点でした。僕のせいやけども。

    パリ出張の時に泊まったホテルがルピック通りということもあり没入の深度は凄まじかった。

    ・380
    そしてー
    箱の中に残された最後の一枚を、テオは取り上げた。なぜだろう、その一枚は特別なものだという予感があった。
    息を止めて、包み紙を広げる。現れたの

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    2026年07月17日
  • エール!(3)

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    原田マハさんの話が好きだったなぁ。そうだよね、そうだよなぁと思わされ。
    あと、伊坂幸太郎さんのもよかった。不思議だけど、現実味がある感じ。森谷明子さんのもよかった。向き不向きを考えるなど。
    あと日明 恩さんのは、どこはかとなくズートピアを思い出しました。
    山本幸久さんのは、展開が読めるなぁと思ったのと、こんなことは起きないだろうな〜と悲観してしまった。
    吉永南央さん、嫌いじゃないはずなんだけど全然しっくり来ず。親近感もわかず。

    原田マハさんの短編の中で今回の話が一番しっくりきたので、星は4。

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    2026年07月17日
  • まぐだら屋のマリア

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    ネタバレ

    及川紫紋
    生まれ故郷は東北の盆地の中心にある町。地元の高校を卒業後、調理師専門学校へ行くために東京に出てきた。父は七歳の頃に他界。東京・神楽坂にある「吟遊」という老舗料亭に勤めていた。春晴香の内部告発により吟遊を辞め、死に場所を求めていたところ、まぐだら屋にたどり着く。

    浅川悠太
    紫紋の職場の後輩。北東北地方の寒村の貧しい家庭に生まれ育ち、家計を助けるために中学を卒業後上京、料理屋で見習いを始めた。

    湯田真
    吟遊の料理長。

    早乙女晴香
    吟遊の仲居。紫紋のふたつ下。吟遊が料理の使い回し、賞味期限切れ食材の使用を内部告発した。湯田と付き合ってた。

    宮前登紀子
    吟遊の女将。十三代目吟遊グルー

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    2026年07月16日
  • 妄想美術館

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    絵がカラーで紙が厚めの私好みの本で、それだけでまず好印象でした。

    ヴェチェッリオの「手袋を持つ男」は、とてつもなく格好よく、ウッチェロの「聖母子像」は、聖母の耳の後ろから出る赤い矢印が意味不明でインパクトが強すぎ、モランディの描く無機質なはずの瓶には不思議と温かみが感じられ、それぞれが印象深く脳裏に焼き付きました。

    めくるめく絵画体験でした。

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    2026年07月17日