原田マハのレビュー一覧

  • 星がひとつほしいとの祈り

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    私が「私」であることを肯定して生きていく。
    人生の様々な局面に立つ女性たちの姿。
    静かに緻密に心に迫る描写を通して、人生の悲喜を擬似体験する。心に星が灯るような体験であった。

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    2026年08月22日
  • たゆたえども沈まず

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    “たゆたえども沈まず“

    タイトルと、フィンセントにとっての意味がとってもよかった
    兄弟の絆とセーヌ川

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    2026年08月22日
  • 黒い絵

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    バラエティに富んだ作品と、その裏にある美術の世界がとても美しい。初期作品も多いとのことでやや荒削りに感じたが、一気に楽しんで読めた。

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    2026年08月21日
  • 晴れの日の木馬たち

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    最初はなかなか進まなかったが、中盤から一気にのめり込んでしまった。
    大原美術館は訪れたこともあり、知っていたけれど、倉紡、大原孫三郎という偉大な人物のことが生き生きと描かれていて俄然興味をもった。
    ものを書くということもさることながら、読書の醍醐味を再確認させてくれたようで嬉しかった。

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    2026年08月21日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    舞台は明治20年、アメリカで最先端の教育を受けた『去場安』と見えず・聞こえず・喋れずの三重苦のわずか6歳の令嬢『介良れん』。
    この2人があらゆる困難を、逆境を、不条理を乗り越えてゆく様は、胸が熱くなる。

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    2026年08月20日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    初原田マハ。
    『群青』が1番好きだった。
    『豪奢』はサガンの作品ぽかったけど、女性のその後が気になる。

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    2026年08月20日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    2026.8.18
    同世代が主人公で、色々と考えさせられた一冊。この歳になると、本当に大切な人ってだんだんしぼられてくる。自分にとって大切な人をちゃんと大切にし続けられる生き方をしたいなぁと思った。
    そして、いろんな旅先がすごーく魅力的に書かれていて、思わずGoogleマップで調べた。知らない国、そこの町の様子、人の姿なんかがとっても活き活きと書かれていて、行きたくなった!

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    2026年08月18日
  • さいはての彼女

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    雨と川と旅を人生に結びつけるのが美しく上手い。
    そこに母親が合わさると本当にずるい。
    涙を流すまいと思いながら読んだけど結局また負けた。
    自分に娘がいたら読ませたいな

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    2026年08月18日
  • たゆたえども沈まず

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    ゴッホ展で見た絵も出てきたり、知ってるやつ〜ってたびたびなれてたのしかった
    『たゆたえども沈まず』いいタイトルすぎ

    星月夜のシーンがよかった

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    2026年08月18日
  • 生きるぼくら

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    母と2人で暮らす
    24歳の引きこもりの青年が
    母の失踪後、幼い頃過ごした
    ふるさと、蓼科で大好きなおばあちゃんに再会し、米づくりを通して
    生きること、命、に向き合う話

    ものすごく優しくて、凛として
    のどかで、あたたかい田舎の情景がありありと浮かぶストーリーで
    人の成長、他者との関わりや、葛藤など
    ボリューミーで、読みやすい作品でした。

    田舎のない私でも、たまらなく愛しくなるような
    あたたかい、人生は思うほど
    わるいものではない、と思わせてもらった気がする。

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    2026年08月17日
  • 永遠をさがしに

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    重い内容の物語だと思うのに、重いどころか、清々しさを感じるのは登場人物の良さでしょうね。

    中でも真弓さんがとても良いです。
    こういう母娘の関係性っていいな〜と思いました。

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    2026年08月17日
  • ラブコメ

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    原田マハさんの『生きるぼくら』、とっても良かったです。あの本は、農業新聞への連載がきっかけだったんですね。しかも、書くために1年 お知り合いの方の自然農の学校に通って、もみ殻くん炭づくりから鍬を使っての畦塗り、機械を使わない田植え、雑草管理、手での稲刈り、ハゼ掛け、脱穀と一通りのことを『お米の都合に合わせて』東京から長野まで通ったというのだからすごい。一緒にお米育てされた漫画家さんのみづき水脈さんも旦那さん方も編集さんも巻き込んでの1年間。
    読んだあとに申し訳なくなりました。お米の価格が高い高いって言って。その上、今年が豊作だと目処がつくやいなや、去年の秋のお米の価格がどんどん下がってしまうことに。お米、たくさん食べます!いつか、自分でも作ってみるかもしれません。『お米の都合』に自分の仕事を合わせられるようになってから…

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    2026年08月16日
  • 永遠をさがしに

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    新しいお母さんと、不器用なお父さんとの家族愛を綴る物語。シリアスな展開が多いが、主人公の和音が結構シニカルで、割と重いシーンでもクスッと笑える悪態をついている(特に真弓さんに対して)。
    作中に出てくる曲たちを聴きながら読むのがオススメ。

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    2026年08月16日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    ネタバレ

    プロローグの、現代で絵の研究者同士が会話してカラヴァッジョ云々と言ってたシーンなんてとうに忘れるくらいには、織田信長治世の京都の扇屋の息子俵屋宗達と有名な絵師一家の狩野永徳、他方有馬のセミナリオで学ぶ少年たちと宣教師の、戦国時代のキリシタンや芸術、南蛮貿易にかかわるストーリーや描写が想像しやすく没入感があった。

    セミナリオで学ぶ子達の、敬虔な信仰心とそれにより深くキリスト教のことを知りたいという好奇心と情熱、時を同じくして信長に買われた絵師の宗達の変わったものや初めて見るものに触れてこの手で描きたいという好奇心と情熱。それらが交わってローマへの船旅に旅立つというのがロマンがある。

    そんな想いがが海を越えるのだと思うとワクワクするし、海を渡るのがかなり困難だったこの時代に、志と好奇心と情熱がそこまで人を動かすのか、と。

    p438 マラッカに寄った時、宗達を筆頭に4人が象を近くで一目見ようと走って行くさまが、この子たちは少年なんだなと心がほっこりした。きりしたんとしてセミナリオで学び、よく躾けられた真面目な子たちが、宗達のような好奇心あふれる子と過ごして良い意味で影響されてるのかなとか。好奇心に駆られたロヨラ(彼らの教育係)が少し気まずそうにヴァリニャーノの許可を得てから後を追うのもクスッときた。セリフが可愛かったのでメモ。
    -ヴァリニャーノ「あの者たちは若い。彼らの心にはみずみずしい好奇心が宿っている。それは神からの大切な贈り物なのだ。」
    -ロヨラ「私もまた、彼らを追いかけていきたい気持ちに抗えないとしたら…神からの贈り物は、この私の心にも届けられたということなのでしょうか?」

    あとは、序盤で、宗達がいかに絵描きとして天才なのかが描写される時、「絵を描く時はまるで水を得た魚」と表現した後、狩野永徳と作った洛中洛外図の彩色の時に屏風の金色の海に潜って泳ぐ=集中して色を塗る、という比喩の使い方に表現が素敵だし技巧的だなと思った。

    やはり原田マハは、史実を使いながらのフィクションで人をワクワクさせるのに長けているなと感心してしまう。


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    2026年08月15日
  • 〈あの絵〉のまえで

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     心に傷を負ったり、現実に疲れた登場人物が、世界の名画からパワーを受け、立ち直っていく6話の短編集。

    ゴッホの「ドービニーの庭」
    ピカソの「鳥籠」
    セザンヌの「砂糖壺、梨とテーブルクロス」
    クリムトの「オイゲニア・プリマフェージの肖像」
    東山魁夷の「白馬の森」
    モネの「睡蓮」

     それぞれの絵を検索しながら読み進めた。
     絵の持つオーラやパワーに触れるには、やっぱり美術館へ足を運んで、その場の雰囲気も一緒に堪能することが大切なんだろう。
     ひとまず近場の美術館へ行ってみたいと感じた作品だった。

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    2026年08月15日
  • 生きるぼくら

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    私のとっておきの一冊は、原田マハさんの『生きるぼくら』です。
    原田マハさんの作品は、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』に次いで3作目。前2作ほど泣きながら読むことはありませんでしたが、今回も何度もほろっとさせられました。
    直前に東野圭吾さんの『悪意』を読んでいたため、同じ「いじめ」という重いテーマでも、作家によってこんなにも料理の仕方が違うのかと感心しました。
    原田マハさんの作品の魅力は、現実にはなかなかいないような、それでいてとても魅力的な人物が登場し、最後はハッピーエンドになること。読み終えた後、幸せな気持ちに浸れるところも大好きです。
    次は、絵画を題材にした作品を読んでみたいと思います。

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    2026年08月15日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    ネタバレ

    2017/6/12
    すごくよかった
    女性総理が生まれたら、きっとドロドロな中でもやりきるんだろうなって
    早く女性総理生まれて欲しいなあ


    2025/10/31
    そう思ってから8年、ついに女性総理が誕生した。この小説では、立憲民主を想定した弱者に優しい政治家が総理になっているが、実際はきな臭い国際情勢、貧しくなった日本、押し寄せる移民から、ハト派である自民党の高市さんが総理になった。自分なりの信念を持ち、自分の言葉でスピーチするのは、高市さんも一緒だ。だからいくら旧体制の新聞などが批判しても(それはオールドメディアと呼ばれる)、国民の支持は高い。
    小説の中でも相馬総理が圧倒的な支持率を受けて、怖い、自分がいつか慢心するのではないかと言っている。高市さんもそう、自制しながら進んで欲しい。ただ、女性としてトップに立ってくれてありがとうございます。

    総理が妊娠し、辞職すると言った。それを周りが撤回させるところで小説は終わる。さて、駐在中に妊娠したらどうなるんだろう、と考えた事はあったけど、それと同じである。想定されてないのだ。

    高市内閣は派閥に気を遣い、結局大臣には2名しか女性が入閣しなかった。女性が国会議員の半々に、内閣の半々になる未来が来るだろうか。
    きっと来るんだろうな。長い行列に並んでいればいつか。

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    2026年08月15日
  • さいはての彼女

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    仕事や家庭で頑張っている大人の女性への、応援のメッセージが詰まった一冊でした。
    仕事に疲れた主人公が、旅を通じて癒やされ、気持ちを新たに前に進む姿は、読んでいてとても清々しかったです。
    仕事での躓きや後悔は誰にでもあると思いますが、同じような経験を持つ人ならきっと深く共感できる内容だと思います。
    読み終わったあと、無性に旅に出たくなりました。ハーレーダビッドソン推しの内容でもありますが、そこだけはちょっとハードルが高いかも(笑)。

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    2026年08月14日
  • リボルバー

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    『原田マハの最高傑作』というポップを見て手に取った1冊。


    ゴッホに縁のあるリボルバーがオークションハウスに現れたことで物語は大きく動き出します。

    そこから辿り着いた思い掛けない真実。

    ゴッホとゴーギャンの関係性。

    色々な話が混ざり合っていてとても面白かったです。

    原田さんの作品を読んでいると、作中に出てくる絵がどんな絵か調べてみたくなります。


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    2026年08月13日
  • さいはての彼女

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    人生をもっと足掻こうっていいフレーズ
    旅って普段自分がいる場所から離れて、自分のこと俯瞰してみれたりして、あぁまた頑張ろうって思わせてくれるよねぇ

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    2026年08月13日