原田マハのレビュー一覧

  • 永遠をさがしに

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    高校1年生の梶ヶ谷和音。父は世界的な指揮者・梶ヶ谷奏一郎。元チェロ奏者の母・時依は奏一郎と離婚し、和音を置いて、家を出ており、行方はわからなかった…
    そして、幼い頃より、時依に教えられてきたチェロもやめてしまっていた。
    離婚の原因は奏一郎だと思っている和音と奏一郎の関係も…
    そんな時、奏一郎の再婚相手として、元チェロ奏者の真弓が現れる。
    そこから、動き始める、『永遠』をさがしに。

    父の想い、母の想い。
    何も知らずに16歳になった和音。
    そんなことが…
    真実を知った和音にできることは。
    真弓もまた自分と和音を重ね合わせる。
    時依のために。
    和音にまたチェロを弾かせたいと。
    奏一郎もただのわがま

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    2026年03月22日
  • ジヴェルニーの食卓

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    印象派の巨匠である、マティス、ドガ、セザンヌ、モネのフィクションでありながら、リアリティを感じる作品。語り手は画家の身近にいた女性たちだが、繊細な描写の中に、その情景が目の前に現れ、もっと原田マハさんの著作を読んでみたくなる一冊。

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    2026年03月22日
  • リボルバー

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    ネタバレ

    実物の絵が見てみたい!と思わせる作品。
    もともと史実に基づいている系の話が好きだから、次のページを捲る手が止まらなかった。
    ゴッホとゴーギャン、美術の知識がない私からするとゴッホしか分からなかったが、ゴーギャンにも関心が湧いてくるほどの文章力。圧巻だった。
    ゴーギャンのみならず、偉人の血を引いている者はこの世界に多くいて、その人にしか分からない苦悩や真実があると思うから、それを口にすることには責任も伴っているということが、この本でよく分かった。また、その歴史は本人が血筋を引いているというだけでマイナスにもプラスにもなり得るのだと。

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    2026年03月21日
  • リボルバー

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    ゴッホの絵が好きで、今回この本をゆーっくり噛み締めながら読んだけど、フィクションだとわかった上で
    「本当にこうだったら、幸せでいいのにな」と思いながら読み進めました。
    ゴッホの事、ゴーギャンの事まだまだ知りたいなと思える本でした。

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    2026年03月21日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    美術に関してほぼ知識の無い私でも、小難しい内容も無くて、ただただどんな作品かな?と携帯で調べながらスラスラと最後まで読むことが出来ました。
    最後の「道」という話しが切ないけれど好きでした。

    あと毎回思うのですが、解説の方やあとがきを書いている方達は本当に的確に読者の気持ちを書く方が居ますが、今回の上白石さんもそうでした。ありがたいですね(笑

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    2026年03月20日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    国内で見られるある絵画と、その絵にまつわる小さな物語。まだ訪れたことがない美術館の作品が多く、観てみたいな、と思った。ピカソの鳥籠、のエピソードが特に好き。

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    2026年03月20日
  • リボルバー

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    一般人からすれば、ゴッホもゴーギャンも天才。

    しかしゴッホは内側から溢れる衝動を芸術で消化し、ゴーギャンは戦略性のある芸術を得意とする。

    その互いに違ったスタイルで鎬を削った先に起こったあの事件。どこまでが史実なのか?という線を越えて没入するミステリー展開に、洒落た着地。
    ネットで絵や土地を検索しながら読むのが面白い。

    苦悩、劣等、依存。才能に溺れる2人。天才は地獄。

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    2026年03月19日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    アートに関わる人たちのそれぞれの日常を描く短編集で、私は最後の「道」で泣いた。幼い頃アスファルトにチョークで落書きした一本の道の思い出が引き寄せる姉弟。東山魁夷の絵が文中に出てくるのも嬉しい。

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    2026年03月19日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    10時間のフライトをどう過ごそうかと思い、空港の本屋で原田マハの棚を見ると、まだ読んでいない分厚めの本を発見し、すぐに購入した。
    サスペンスと書いてあったが、あまりサスペンスな感じはしなかったので、そこは期待外れ。
    しかし、さすが原田マハで、私の好きな話だった。
    第二次世界大戦について、学校で習ったことくらいしか知らなかったので、当時の人々についての描写が目に新しく、興味深かった。
    また、ピカソについて今までそこまで興味がなかったので、美術界でそこまで偉大な存在だと考えられているのに驚いた。ピカソの展示を見に行きたいなと思った。やはり、原田マハの本は私に新たな興味を持たせてくれる。
    ドラがとて

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    2026年03月17日
  • 独立記念日

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    ふと気づく。1人ではないということに。言葉とともに浮かび上がる思い出が、きっとわたしを強くしてくれる。そんな気持ちが揺れ動いた作品。

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    2026年03月16日
  • さいはての彼女

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    少しオトナな女性たちが主人公の4篇からなる挫折と復活の短編集。
    文体は平易でテンポよくよみやすく、ストーリーの構成も面白い。
    気疲れせずライトな感覚でサラッと読めるのに読後の余韻が心地よい好著。

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    2026年03月16日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    ちょうど高市政権が発足しようというタイミングでたまたまこの本を読んで、すごくタイムリーでした。予言されていたのかと思うくらい、本書の主役である「相馬」さんと高市さんが重なります。(モデルにしたのかもしれません)
    女性総理に対する強いリーダーシップへの期待と「女性」というラベルやレッテルがストーリーの中で描かれていると感じました。

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    2026年03月16日
  • 旅屋おかえり

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    誰かのために旅をする
    旅屋おかえり
    色んな人との出会いがあり、別れがあり
    一期一会の旅の中に忘れられない思い出がある

    雪が降ってくるシーンや、
    雪の中先に行く番頭さんのシーン
    描写が綺麗で、雪の降る町の温泉に行きたくなった

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    2026年03月15日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    自分の住んでる所とは違う場所で、色んな経験をするような話の短編集。
    当たり前だけど、その地に行くまでに1人1人色んなことがあって、非日常の場所で心を整理したくなるのかもしれないなと思った。
    自分の故郷の方言が出てきて、読んでいても頭の中でその方言が頭の中を占め、自分も帰りたいなと思った。
    長良川の話が、好きだった。

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    2026年03月14日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    ネタバレ

    私は無学である。「奇跡の人」と聞いてもヘレン・ケラーが浮かばない。タイトルを聞いてもどんな話かとピンともこない。だけれど、無学でよかったぁと思った。この作品をまっさらな状態で読めてよかった。れんと安とキワの物語を身体全体で感じて、受けとめられた。贅沢すぎる時間だった。三重苦の少女の成長に、先生の厳しさと優しさに、世の中の不条理さに、なんの雑念もなく、のめり込めた。解説まで、最高だった。原田マハという人間は本当に存在するのだろうか。本を読んで、「人」が見えない。何もない。原田マハは私にとって、とても遠い。

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    2026年03月14日
  • キネマの神様

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    映画愛に溢れる作品だった。
    出てくる映画名も俳優名もほぼ分からないながらもめちゃくちゃ楽しめたし、映画の魅力も感じられた。映画好きが読んだらもっと面白さを感じられるんだろうなぁと。いささかうまく話が進みすぎでは?って思うけどまあフィクションだしね。サブスクとかが普及してる時代に読むと改めて、映画館で映画をみる良さ(私はコナンしかほぼ映画館で見ないけど)とか感じたし、名画座?に行ってみたいって思った!
    映画好きの方にはとてもおすすめ

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    2026年03月14日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    今の世の中とも繋がる内容で、考えさせられる話だった。
    原田さんのアート小説、まだまだたくさん読んでみたいと思った。

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    2026年03月14日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    美術館に展示されてる絵への思いを綴った物語の短編集。

    6作品のなかで、一番は「聖夜」かな。
    登山をしていた両親の間にクリスマスに生まれた息子は、心臓が弱く、
    手術に成功し、両親と登山をしてたくましく成長し成人を迎えるのだが・・・。
    息子の願いでもありるが、何ともちょっとした苛立ちと悲しい感情の
    2つが同時に生まれる感情揺さぶられる作品でした。

    どれもそんなに長くなく、読みやすい。
    絵画好きなら、気になってしまう作品の数々にも魅了される。
    今の時代は、検索で観れちゃうけど、可能なら本物を見に行くのも良いかも。

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    2026年03月13日
  • 風のマジム

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    【コルコル】やまやに売ってるかな?

    本日はお日柄よくも思ったが、もっと長編でも読んでみたくなる作品でした。

    原田マハさん、好きな作家さんの一人です。

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    2026年03月13日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    ネタバレ

    読み始めてすぐ、50ページ位で衝撃に襲われる。
    久しぶりにマハさんでアタリ引いたと思い、ページを捲る手が止まらなかった。
    最後、完全に泣く準備してたのに泣かせるより余韻に浸らせる良い終わり方。
    余韻に浸りながら解説読んでいて、「そうやん!ヘレンケラーやん!」ってなった。
    違和感感じてた去場安、スッキリしました。
    ヘレンケラー知らずに読んだ方が面白いかも。

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    2026年03月13日