原田マハのレビュー一覧

  • インディペンデンス・デイ

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    こうやってちょっとずつ人は繋がっているのかもしれない。不思議な縁があるかも。自由ではなく独立するのね。

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    2025年02月25日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    ヘレン・ケアーの知識は小学生の時に漫画を読んだくらいの知識しかないですが、信じて何度でも何度でも向き合ってくれる人がそばにいることが誰にとっても大事なのだと思わせます。
    甘やかして、守ることは誰のためにもならない。そしてあくまでその子の才能を引き出したにすぎないということを忘れてはならないのだと思います。

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    2025年02月25日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    ネタバレ

    史上初の女性総理の夫の日記。連立政権中心人物の裏切り→解散総選挙→再選→妊娠と激動の日々を描きながら妻との馴れ初めからこれまでを振り返っています。大波乱を颯爽と乗り越えていく妻がカッコよかったです。回りの人の変化もすごかったです。

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    2025年02月24日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    巨匠たちを身近に親しみやすく書けるのは、さすが原田マハさんだなぁの一言。
    20の星々の中にはあまり馴染みのない方々もいたのですが、今すぐにでも見に行きたい会いに行きたいと思いました。

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    2025年02月23日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    心温まる、小さな短編ドラマを見終えた気分。
    自分の中での「ふるさと」の意味はなんだろう、読み終えてからふと考えた。それぞれが色んな葛藤、過去を背負っているからこそ、他人が結んでくれた繋がりはより輝くんだな。人が影響しあうって、いいな。

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    2025年02月21日
  • モネのあしあと

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    モネ展を観に行った後、もっと知りたいなと思い本を探していたら、マハさんのこちらの作品を見つけて読んでみました。

    モネが生きた時代について、印象派とは何か、モネの人生、という構成でとても読みやすかったです。

    原田マハさんのアートへの、モネへの、愛をひしひしと感じて、私も美術の沼へ引っ張り込まれそうです笑

    日本美術の影響を受けていること、
    草や花に命が宿っているように描くこと、
    日本人である自分は遺伝子的にモネの作品に心惹かれるのかもしれない。

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    2025年02月21日
  • ロマンシエ

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    フランスに旅行するってなった時、フランス舞台の作品が読んでみたくて私にとって初めての原田マハさん作品として読んだ!
    他の作品はまだ読んだことがないけどこれが原田マハ?っていうレビューが多い気がするから他とは違うのかな?
    主人公がバイト先で大好きな作品をかいている作家と出会ったフランス生活がえがかれてる。主人公の一人称小説だから共感しやすいしオネエキャラで濃くておもしろい!パリの魅力が言葉の節々から感じられて読み返すとパリの記憶がよみがえる!
    そして最後の展開私はえっ!ってびっくりしちゃった。なんか予想してなかったけどめちゃくちゃしっくりきて読んでよかったかも
    idemが本当にあるものなのも知ら

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    2025年02月19日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    ネタバレ

    アートと文章、どちらにも心を奪われて満たされた。
    一番好きだったのは最後のモネの睡蓮に会いに行く話。
    仕事が忙しくて病気をしてしまった主人公が入院して、その先のテレビを見たら直島がありそれに魅了され、退院してすぐきてしまう話。
    この絵は生きているんだ、というセリフがすごく考えさせられた。強い気持ちを持って絵と会話をし、一つになり、絵が生きているのを感じる瞬間ば自分にはあるのだろうか?生きた絵を、見たことはあったかな?と自問した。
    一度だけ行ったことがあるけれど、また行ってみたいなと思った、原田マハ作品は本当に自分もアートと触れたくなる

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    2025年02月16日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    新婚旅行に夫と旅行に行った長良川。
    2度目は癌の告知から退院していったとき。
    3度目は夫が亡くなって半年後に娘と娘の婚約者と。

    幸福のかたちがめにみえた
    地味だったけれど安息に満ちていた

    君はひとりになるけれど
    寂しくなるかもしれないけど
    第二の人生を始めてほしいんだ
    すきなところに行って、すきなものを食べて、好きな音楽を聞いて
    好きな絵を見て、好きな花を育てて、好きな本を読んで
    そしてもし、好きな男がてきたら迷わずにそいつと生きていってほしい。
    そうしてくれよな、
    おれが死んだら

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    2025年02月14日
  • フーテンのマハ

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    エッセイはなぜか今まであまり惹かれず避けてきた分野だったけど、丁度私も今月ヨーロッパに行くのでリサーチも含め手に取ってみた。

    なぜ今までエッセイを食わず嫌いならぬ、読まず嫌いしていたのかと後悔するほど面白かった。

    原田マハさんが好きなので人柄や制作秘話を知れたのも嬉しかった。これから好きな作家のエッセイは積極的に読みたいと思った。

    本作に出てきた、場所やお店はいつか行ってみようとメモをとっておいた。

    ハイアンドローや地元の人にお勧めを聞くなどフーテンのマハ流の旅を私もしてみたい。

    沢山旅がしたくなるワクワクする本だった。

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    2025年02月13日
  • モネのあしあと

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    原田マハさんによるクロード・モネの解説本。
    非常にモネへの愛情に溢れた内容だった。
    ちょうど来月から京都の美術館でモネ展があるので、行ってみようと思う。

    「ジヴェルニーの食卓」を含む連作小説を読むのが楽しみ。

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    2025年02月11日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    ネタバレ

    原田マハさんの作品はたくさん読んでいるが、自分的にはベスト3に入る気がする。

    松方コレクションはなんとなく聞いたことがあったが、その熱い経緯を(フィクションが混ざってはいるが)知ることかできて面白かった。

    それぞれの情熱がなければ、国立西洋美術館はできていなかっただろうし、意思を継ぐことでなんとか最後までたどり着いたことを知り、今度行く時はよりしっかり見てみようと思った。

    また、どの登場人物も誰かのために動いていた。松方のような周りを巻き込みながら夢を叶えていくような人になりたいなー。
    日置が悪役なのかとミスリードさせられたが、むしろその逆であったし、日置の戦時中の描写はずっとハラハラで

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    2025年02月09日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    泣けました( ; ; )
    私は今は猫を飼ってるので断然猫派!
    なんだけど、以前は犬も飼っていたことがあるから、犬の忠実さや愛情の深さもよくわかる
    だから、ここに登場する犬
    (名前はハッピー、拾われた時は本当にハッピーだったのにね)
    の飼い主に対する愛情があまりにも純粋で、
    その健気さに泣けてしまった
    人は心変わりするけれど、動物は裏切らない

    そして、もう1人の登場人物であるケースワーカー、彼もまた元飼い犬に対する後悔の思いを抱いている
    私にはそれもよくわかる
    かつて同じような行い(いえ、もっと酷かった) をしてしまったことに、いまだに悔いが残っているから。

    村上たかしの原作マンガを原田

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    2025年02月09日
  • モネのあしあと

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    先日モネ展に行って、「セーヌ川の朝」の連作がハッとするように
    美しかった。
    空も水面も、木々の緑も光を受けて、柔らかな空気を纏っていた。
    あんまり良かったから、マハさんの本で追モネ。
    印象派の成り立ちから、モネの晩年まで。
    あしあとを辿りながら、私たちがモネに魅了される理由を紐解いていく。
    巻末のマハさんの「モネのあしあと案内」が素敵すぎて、
    心がフランスに飛んでいった。
    いつかオランジュリー美術館の睡蓮を見てみたい。

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    2025年02月08日
  • モダン

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    M o MAで働くひとを一人ずつクローズアップして、その物語が展開される。美術館や美術にかかわっている人の思いが短編にまとめられて、全体で繋がって読後感はとても良かった。

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    2025年02月08日
  • ロマンシエ

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    読んだ後に心がスッキリ、そしてふわっとあたたかくなりました。
    ジェンダーの話かな、同性愛の話かな、、と読み始めは考えましたが
    人を区切る枠の話ではなく、『人間』のお話。
    誰もが一度は感じたことのある、ジワッと湧いてくるあたたかい感情を思い出しながら読み終えました。

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    2025年02月08日
  • フーテンのマハ

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    マハさんてこういう方なのだなあと嬉しく読みました。お父さまゆずりの旅行好き、美術好き、まんがもお上手、そして気さくで楽しい方とわかりました。

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    2025年02月06日
  • モダン

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    原田マハさんが一番得意とする、ニューヨークの現代美術館(MOMA)にかかわる人たちを題材とした短編集。美術小説といえば原田マハさん、読みやすさはさすが。
    著者自身がMoMAにいたころの経験がふんだんに活かされていて、とてもリアルである。年代は様々で、2001年貿易センタービルのことや、2011年の東北の地震のこと、美術館がクイーンズへ一時移転していた頃の話、MOMAの扱う重要な絵画について、など、いろいろ興味深くて引き込まれる。
    一方、原田さんの著書をたくさん読んできた人には、ややお腹いっぱい感がある。彼女の作品を読んだことがなくて、長編を読む前に軽く読んでみたい人にはお勧め。

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    2025年02月05日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    ★★★★☆良かったです。話が進むにつれて思うような展開を期待してしまい、考えていた通りの展開に進んでいきましたが、ガッガリすることなく逆に泣けてしまいました。わかっていながら泣けてしまうところが流石だなと嬉しくなりました。そして、やっぱり北海道旅行に行きたくなりました。

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    2025年02月03日
  • ロマンシエ

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    主人公の妄想癖が暴走するやかましい小説(笑)
    原田マハさんがこんなに振り切った文章を書くことに驚いた。
    作中で羽生光春の書くハードボイルド小説『シャーク本郷、クールな殺し屋〈暴れ鮫〜殺意の囁き(ジュテーム)〉』はタイトルだけで笑えるし、内容もベタすぎてそっちも読んでみたくなる。

    リトグラフに魅せられていく過程の描写は意外と少なく、悩みながら前に進んだり、切ない恋をしたり、仲間の心地よさを感じたりする内容だった。 
    みんなでドーヴィルに行く場面は青春ドラマみたいでちょっと素敵。
    美智之輔は高瀬くんを純粋に想っていていいやつだったなぁ。

    この小説が実際の展覧会と連動した企画だったことは驚きで、

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    2025年02月01日