原田マハのレビュー一覧

  • モネのあしあと

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    原田マハさんがアートの世界に入ったきっかけや、モネの生涯をギュッとまとめた本で、よりモネのことを好きになる本だった。モネの絵を見に行く度に読みたいと思ったし、フランスへ行ってモネの見た景色を見てみたいという夢ができた。

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    2026年02月20日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    新婚旅行でスペインのマドリードを訪れた際、"ピカソの有名な絵があるらしい"と、ソフィア王妃芸術センターを訪れました。ゲルニカの絵の前にはツアー団体客など、人だかりが凄かったです。私たち夫婦はアートのことなどほとんど知らず、ふうんと見て、ゲルニカの写真を撮りました。

    帰国して次に何を読もうかな?と本屋を眺めていたら、表紙にあの時に見た絵だ!と即購入。
    早くも読みながら、新婚旅行で本物を見る前にこの本を読めばよかったと後悔しました、、。同時に、なんで貴重な経験をしたんだとも実感しました。

    時代を追いながら、ゲルニカを見つめていきましたが、このひとつの作品にはたくさんの背景が

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    2026年02月20日
  • 異邦人

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    照山により自由を奪われた樹を助けようとする菜穂。のちに2人の運命を変えるような事実に辿り着いてしまう。マハ先生には珍しく、ダークな感じでした。

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    2026年02月16日
  • リーチ先生

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    バーナード・リーチの生涯を沖亀之助の視点から描いたストーリー。2週間かかった。
    白樺派、アーツアンドクラフツ運動、栁宗悦、浜田庄司、富本憲吉など、芸術家がたくさん出てくる史実に基づいた話で勉強になった。
    カメちゃんの、リーチへの尊敬から来る追随と陶芸家としての自分の大成の間で揺れている感じの表現が素敵。
    シンシアへの愛、火事の後の辞めるという決意の辺り、思いとそれの表現が相反する切なさがあって泣く。

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    2026年02月15日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    時系列があっちゃこっちゃして少し分かりづらいけど、読後に必ず上野へ行きたくなります。
    オルセーでアルルの寝室を見る前に読みたかった…!

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    2026年02月15日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    短編小説。最後の物語に泣いた。

    色々な生き方の日常と特別展示ではなく常設展示。
    良い悪いではなく、評価するわけでなく、人生の一場面の日々を描いている。
    周りから見たら成功しているように見えているのかもしれない、何とも思われていないのかもしれない、如何にもかかわらず、それぞれ抱えているものがあり、人生がある。

    原田マハさんの言葉が好き。温かくすっと入ってくる。カフェで目の前で話を聞いているような感覚。

    何が良い、悪いではなく、自分にとって、自分の周りにとって、幸せな温かい道を選ぶのが大切なのかも。間違っても、また立ち直れば良い。自分から見えている自分や相手と、相手から見えている自分や相手は

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    2026年02月14日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    三重苦の娘れんと、教育係の安の物語。
    向き合い方で人は変わる。これは自分自身にも
    子供のことと重ね、ぐんぐん内容が入っていった。

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    2026年02月11日
  • やっぱり食べに行こう。

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    ハマさんの小説が好きで手に取ったエッセイ。読んでる途中で何回もこれ食べたいと思ったことか。素敵な交友関係を見るにつけて、食は人と人をつなぐ文化だなと思います。食品会社のCMみたいですが。個人的には「コロッケサンド」の章が好き。

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    2026年02月10日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    ネタバレ

    絵師俵屋宗達にまつわる美術ミステリー。
    ハイペースで読むことができた1冊。

    絵に関する知識を得ることができる点もそうだが、千々石ミゲル、原マルティノ、中浦ジュリアン、伊東マンショといった日本史でテストの為だけに覚えたただの固有名詞が、読んでいて動き出す感覚が心地良かった。かなりフィクションは強めなんだとは思うが、戦国時代の文化史に興味を持つきっかけになる良い作品だと思う。実際読んでいて風神雷神図屏風や2頭の象の絵の現物を見に行きたくなった。また、洛中洛外図屏風の見方が今度から180度変わるように思う。

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    2026年02月10日
  • リーチ先生

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    陶芸に少し興味を持ち、本書を手に取ってみた。
    どこがフィクションか分からないくらいリーチ先生含む実在の人物と、想像上の人物である沖親子のやり取りがリアルで面白かった。
    渡航が今よりも非常に困難だったことを考えると、彼らの芸術に対する情熱はすごいものだと感じる。時代背景についても、より深掘りしたいと感じた。

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    2026年02月09日
  • 太陽の棘

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    日本人が書いた沖縄の物語。その権威性を感じ取ってしまうのが怖く、読んでいる途中もハラハラしていたが、ただの感動作で終わらないところが良かった。日本人の視点を置かず、占領者・アメリカを前提としていたのが良かったのか。感動と問題提起のバランスが取れたうまい作品だと思った。
    解説で山之口貘の詩が引用されているのも良い。「弾を浴びた島」だいすきだ。

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    2026年02月09日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    「無用の人」と「波打ち際のふたり」と「皿の上の孤独」がよかった。無用の人、ラストのシーンの描写が素敵で景色が目に浮かぶようだった。映画化楽しみ。

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    2026年02月06日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    優しい気持ちになる短編集。辛いことや別れやわかりあえなさも、美しいものを愛でる気持ちなどふとした感情の共振で乗り越えられることがある。

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    2026年02月06日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    ニッポンのこともアメリアのことも全く知らなくて、私にはまだまだ知らないことがたくさんあるんだなあって思った。小説は王道の日曜劇場的な話で、エミリーがニッポンに乗ったところから激アツだった。戦争が起こるのは人と国家が別物だからなのではと考えているけど、いつの時代も国境を超えてアツく優しい人がたくさんいたんだなあと思った。
    本編もだけど、最後の後書きが非常に良くて、ニッポンに負けないくらいの熱量でこの小説が出来上がったんだなあと嬉しくなった。あと、後書きに飛行機評論家?みたいな人が登場するけど、その人みたいに私も何かに熱中して専門みたいなのを持ってみたいなあ

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    2026年02月06日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    こんな総理がいたらいいなー!という、超理想を描いた作品だった。

    高市さんにも、凛子総理のような政治を期待したいです。

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    2026年02月05日
  • ジヴェルニーの食卓

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    月と六ペンスを読んですぐだったので流石に比べるのも良くないと思うが。カサットとドガの関係とか、モネ一家の子供たちの思いとか、作者の想像で補われている部分がきっとこうであろうという感じでよかった。画家がみな神性を帯びているのだけがちょっとなという感じ。実際の絵がいくつも出てきて、検索しながら読むと臨場感たっぷり。

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    2026年02月03日
  • モダン

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    読みにくかったが面白かった。もしかすると、
    解説から読んだほうが入りやすいのでは?
    という感じ。
    短編で入り込もんだら、すぐ終わってしまう感じで。
    でも読み応えもあり。よかったですね。

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    2026年02月02日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    いくつもの短編小説が、一つの絵に紐づいていき、物語にも絵にもどんどん引き込まれていきました。
    美術館にそれほどの興味も無かった私が行ってみたい見てみたいと心踊る作品でした。
    マハさんの本もう沢山読みましたが、次も次もと心がはやります。

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    2026年02月01日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    ネタバレ

    久しぶりに読んだ原田マハさんの美術小説。

    どの章も心がぎゅっとなる痛みと安らぎが詰まっていてとてもお気に入りの1冊になった。

    特に、さざなみは大好きなモネの睡蓮が出てくるのでお気に入り。
    地中美術館の睡蓮は1度見に行った事があるけど、
    私もその時主人公と同じように、睡蓮にパワーと癒しをもらって長いこと眺めていたこと、また会いたいと思った情景と気持ちを思い出した。
    また近々、睡蓮に会いにいきたい。

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    2026年02月01日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    原田マハ氏の6遍のアート小説短編集。
    何冊原田マハ氏の短編集読むねんってくらい、原田マハ氏が大好き。

    本作も例外なく美しい文体で魅せてもらえる作品の数々。
    甲乙つけ難いですが、僕は個人的に『豊饒』と『聖夜』が好きですね。

    あー、心洗われる短編集でした。





    「絶対、あきらめないで。待ってるからね。ずっと、ずっと。」
    美術館で受け取ったのは、亡き祖母からのメッセージ──。

    作家志望でライターの亜衣は、忙しさを言い訳に遠ざけていた祖母を突然喪ってしまう。
    後悔と孤独に苛まれる亜衣を救ったのは、お節介な年上の隣人だった(「豊饒」)。

    傷ついても再び立ち上がる勇気を得る極上の美

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    2026年01月31日