原田マハのレビュー一覧

  • エール!(3)

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    1巻から読むか悩んだけど、好きな作家さんと気になる職業が3巻だったので。
    どれも素敵な話だった!
    色んな仕事があって、みんなそれぞれに悩んだり励んだりしてて元気をもらえた

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    2026年03月08日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    本作が単行本として世に出たのが2013年7月。その前に月刊誌で連載を始めたのが2011年4月。2011年3月11日に東日本大震災が発生し、その年の4月時点の総理大臣は民主党の菅直人(第94代)だった。現実世界では2025年10に高市早苗が日本初の女性総理大臣として第104代総理大臣に就任したので、連載開始から約15年近く掛けて本作に追いついたことになる。
    15年の時の隔たりはあるものの、作中の出来事と現実とでいくつかの共通点があるのは興味深い。女性総理自身が強烈なリーダーシップを持っていて支持率が高いこと。作中では消費税増税、現実では憲法改正とお題は違っても国論を二分するような重大事項に正面か

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    2026年03月07日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    隙間時間に読むのにちょうどよかった一冊。
    物語はコンパクトながらも温かさがあり、美術や人の想いが静かに伝わってくる。

    私は 原田マハさんの作品に出会ったことがきっかけで美術に興味を持ったので、巻末の鈴木京香さんとの対談の内容にも心を打たれた。アートが人の人生や社会に与える影響について、改めて考えさせられた。

    短いながらも、芸術の力を感じられる一冊だった。

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    2026年03月04日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    私が今まで読んだ原田マハさんには、ハグとナガラがよく登場して今回も、自分と重ね合わせて読んでしまう部分、父親亡くして田舎で暮らす母親のこと、今は元気だけど、この先のこととか他人事とは思えない。他の作品にもお母さんが亡くなるとか、ホント自分のことと考えてしまって、読んでいて辛かった。

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    2026年03月03日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    未だかつて、本を読んだあとここまで「この場所に行きたい」と強烈に思わされたことはありません。美術館の常設展示に行く人を増やすとは、きっと各美術館が頭を捻っている課題であろうに、それを「物語」という形でここまで効果的に人を動かしてしまえるとは…読んでいて自分の心の動きに本当に驚きました。

    確実に一度は常設展示に行きます。デトロイト美術館の本も合わせて読むとさらに良いです。
    素晴らしい短編集でした。

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    2026年03月02日
  • ジヴェルニーの食卓

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    マハさんが書いた4人の画家、マチス、ドガ、セザンヌ、モネ。
    彼らの周囲にいた人々の目を通して描かれた画家達の姿も興味深いけれど、私にとっては、その語り手達がもっと興味深かった。

    特にドガに惹かれ、その才能に憧れ影響を受けたというメアリー・カサット。そして、モネの義理の娘である、ブランシュ・オシュデ。
    画家であるメアリーは、ドガが作成した踊り子の彫刻に衝撃を受ける。マハさんの描写によると、本当に今にも動き出しそうな彫像に思える。ドガの踊り子の絵は見た事が有るけれど、この話には彼の制作に対する執念に近いものを感じずにはいられない。メアリー・カサットについては詳しく知らなかったので、彼女の作品も見

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    2026年03月02日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    実在する絵にまつわる短編集。
    原田マハのアートに対する愛情は並々ならぬものがあるな。
    友人がプレゼントとしてこの小説を贈ってくれたことがとても嬉しい!

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    2026年03月02日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    ネタバレ

    【好きなシーン】
    『最後の伝言』より
    ・父は母に「化粧もしてない顔、あんたに見られたくない」と言われていたから、病室にも行けなかったのだということ
    ・父が葬儀場に到着し、トッコの名を叫ぶ場面

    【好きな話】
    『月夜のアボカド』
    エスターとアンディの純粋な愛に涙腺が緩みました。


    どれも上質な短編です。
    人生の節目節目に読み返すと、また違った視点や感想が出てくると思います。

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    2026年02月28日
  • サロメ

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    さまざまな人間模様が書かれた作品。ヒューマン系が好きな人は読んでも損しないような気がしないでもない。

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    2026年02月27日
  • 異邦人

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    京都に長く住んいるが、絵画と言う芸術の世界から観た京都の良さや閉鎖的な部分が良く理解出来る内容だった。美に対する菜穂の慧眼やブレない信念など菜穂の魅力がいっぱいの中、最終章では驚きの展開に色んな疑問が溶けて行くように感じた一冊でした。

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    2026年02月26日
  • ジヴェルニーの食卓

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    アートフィクションというジャンルらしい。
    穏やかで、各章読み終えるとじんわり目を閉じて浸りたくなるような温かい気持ちになる。
    モネ、マティス、セザンヌ、ドガそれぞれの短編エピソード集で、
    傍で支えた女性目線。

    最後の『ジヴェルニーの食卓』に出てくるガトー・ヴェール・ヴェールというケーキを食べてみたい。

    "ガトー・ヴェール・ヴェールは緑色のケーキで、モネの大好物だ。新緑に包まれた庭のイメージをそっくり映したようなうつくしいお菓子で鮮やかな緑色はピスタチオの実で色づけをする。"

    想像するだけでうっとりする新緑のケーキ、、!

    それぞれの作品をみにすぐ美術館に行きたくなった

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    2026年02月22日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    言葉は足りないし、理解もたぶん完璧じゃない。

    それでも、そのぎこちない距離の“間”に、ちゃんとかけがえのないものがある。

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    2026年02月22日
  • 太陽の棘

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    終戦後の沖縄のことが分かる物語でした。
    歴史知らなすぎて、沖縄が終戦後にアメリカの領土になってたことすら知らなかった。今の素敵な沖縄に戻るまでにどれだけ大変だったんだろうと、考えさせられました。

    そんな中で、沖縄の人達とアメリカ人兵士たちとの素敵な交流があったんですね。絵という芸術を通して、繋がる絆が深くて尊かった。でもそこにはアメリカ人には理解出来ない、戦争を経験した日本人ならではの苦悩も垣間見れて…主人公が分からないながらも、きちんと理解しようとしてた姿が印象的でした。

    戦争を経験したアメリカ兵の中には、PTSDに苦しむ人達もいて。酒に溺れたり、自暴自棄になったり。ほんと戦争って何なん

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    2026年02月21日
  • 翔ぶ少女

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    阪神淡路大震災の日に出会ったゼロ先生と3人の兄妹。震災で両親を亡くした兄妹はゼロ先生の養子になり、復興の中心理的な傷を抱えながら成長していく。逸騎、丹華、燦空はゼロ先生、仮設住宅や商店街の人たち、由衣、妙子たちに支えられて、逸騎と丹華はやりたいことも見つけ、目標に向かってすすむようになる。
    ゼロ先生に起きたことをきっかけにおきるファンタジー的なところはちょっとひっかからないでもないが、震災で大事な人を亡くしながらも、その経験と折り合いをつけながらも乗り越えていくのはよかった。

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    2026年02月21日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    他の方も感想として書かれているようにちょうど日本で女性初めての総理大臣として高市総理が誕生することを予言していたかのような一冊でとても面白かった。
    総理になったことに限らず日本の女性が政治に携わることへの困難や苦労が描写されていて、高市さんもこれまでこのような感情を持ったことが数えきれないほどあったのだろうな〜と改めて思った。
    また、これからの高市総理の政権がより楽しみになった。

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    2026年02月20日
  • モネのあしあと

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    原田マハさんがアートの世界に入ったきっかけや、モネの生涯をギュッとまとめた本で、よりモネのことを好きになる本だった。モネの絵を見に行く度に読みたいと思ったし、フランスへ行ってモネの見た景色を見てみたいという夢ができた。

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    2026年02月20日
  • 異邦人

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    照山により自由を奪われた樹を助けようとする菜穂。のちに2人の運命を変えるような事実に辿り着いてしまう。マハ先生には珍しく、ダークな感じでした。

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    2026年02月16日
  • リーチ先生

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    バーナード・リーチの生涯を沖亀之助の視点から描いたストーリー。2週間かかった。
    白樺派、アーツアンドクラフツ運動、栁宗悦、浜田庄司、富本憲吉など、芸術家がたくさん出てくる史実に基づいた話で勉強になった。
    カメちゃんの、リーチへの尊敬から来る追随と陶芸家としての自分の大成の間で揺れている感じの表現が素敵。
    シンシアへの愛、火事の後の辞めるという決意の辺り、思いとそれの表現が相反する切なさがあって泣く。

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    2026年02月15日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    時系列があっちゃこっちゃして少し分かりづらいけど、読後に必ず上野へ行きたくなります。
    オルセーでアルルの寝室を見る前に読みたかった…!

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    2026年02月15日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    短編小説。最後の物語に泣いた。

    色々な生き方の日常と特別展示ではなく常設展示。
    良い悪いではなく、評価するわけでなく、人生の一場面の日々を描いている。
    周りから見たら成功しているように見えているのかもしれない、何とも思われていないのかもしれない、如何にもかかわらず、それぞれ抱えているものがあり、人生がある。

    原田マハさんの言葉が好き。温かくすっと入ってくる。カフェで目の前で話を聞いているような感覚。

    何が良い、悪いではなく、自分にとって、自分の周りにとって、幸せな温かい道を選ぶのが大切なのかも。間違っても、また立ち直れば良い。自分から見えている自分や相手と、相手から見えている自分や相手は

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    2026年02月14日