原田マハのレビュー一覧
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すごく感動したし、胸が熱くなりました。
このお話、実在したアメリカの女性飛行士アメリア・イアハート(エイミー・イーグルウィング)× 1939年毎日新聞社(暁星新聞社)による世界一周飛行という本当の出来事をモデルにして創り上げられたられた作品で、フィクションだけど完全なるフィクションではなかったのが衝撃!!( ˃ ˂ )
とても好きな作風でした。
誰かにとっては純粋に大好きな飛行機が、
政治では戦争に使われる兵器にもなってしまうという事実を突きつけられた。
実際に第二次世界大戦が起こる前のお話みたいで、この本を読んで心の底から世界が平和であって欲しいと強く思った。
エイミーの、
〝 世界はひとつ。空から見れば国境などない。〟
というこの訴えが世界中の人の心に響けばいいな。
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Posted by ブクログ
アーティストセゾンのモネ展に行く前に
予習として。
一昨年、モネの連作の睡蓮を見た。
一目で、「綺麗〜」と水面の輝きと色彩の美しさに多福感に包まれたような感動を覚えた。
この感動は、絶対、美術館で本物のモネを
観ないと味わえず、モネの展覧会は、いつも混んでいるのも頷ける。そして今回、マハさんが
本書で、日本人がモネに惹かれる理由について
日本人が古来から大切にしている自然観草や木に命の尊さを感じ愛でる気持ちを
モネの絵から感じとっているのではないか。日本人は、モネ以上にモネを知っていると考察されていて、なるほどなと思った。
季節の移ろいを敏感に感じ取ってきた日本人。
自然の一瞬を捉えようとしたモネの絵に、
心うたれる人は、必然なのかもしれない。
早くモネの絵に会いに行きたいな。
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Posted by ブクログ
ネタバレ歴史と趣のある京都の静けさが文から感じられ、題材も相まって上質で豊かなものに触れているような気分にさせてくれる小説でした。
途中までは、星5をつけたいくらいの気持ちでしたが、終盤の「そんな偶然ないでしょ」と突っ込みたくなる展開(巡り会った菜穂と樹が異父姉妹)が残念でした。
また、異父姉妹にしたことによって、菜穂が樹の絵に取り憑かれたように魅せられたのは、結局「異父姉妹だったから?」とも読めてしまいました。樹の芸術の魅力に菜穂が純粋に取り憑かれた形にした方が、アートのもつ圧倒的な力を感じる作品になったのにと残念です。
また、「実は運命だった」というような関係性を示しておきながら、最後に菜穂と樹がどうなったのかは示されず、終盤は脇役化してきた一樹の目線であっけなく終わってしまったのも、長編の小説の割にラストがあっさりしすぎであるように感じ残念でした。 -
Posted by ブクログ
読んでよかったなーと思う作品でした。
翻訳モノを読んでいるような…
飛行機の「光」と「陰」か…たしかに…
どこにでも飛行機で行ける便利な世の中になったけれど、一方で世界のどこかで飛行機から爆弾を落としているんだもんな…(T_T)
世界の隅々まで平和であればいいのにな…とつくづく思わされる作品でした。
また、第二次世界大戦前,すでに日本もこういったレベルまで近代的な社会が営まれていたのか…と改めて実感。
どうも、戦後の復興から高度経済成長期以降に日本は発展したのだと錯覚しがち。
今後、明治大正から戦前までを生きた人々の日常を知ることができる小説を読みたいと思いました。
そして、日本の技術力や勤勉性がすでにこの時代には確立されていて、日本人に生まれてよかったな…と思わずにいられませんでした。