原田マハのレビュー一覧

  • モダン

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    読後感爽さわやか
    読み終わるのに足かけ一年かかったけど

    私の問題だけどどんな作者も初めては読みにくく感じる
    しかも知らない絵ばっかり

    調べ始めてはとまり、でも急にスルスル読みやすくなる
    不思議な作家さん

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    2025年12月17日
  • モネのあしあと

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    印象派の有名画家の作品はたくさん日本にも所蔵があるという。日本絵画とくに浮世絵が19世紀に欧米で人気になり、その影響もある模様。そしてフランスでの美術館やモネゆかりの地を紹介、とてもモネ愛が伝わってきてほっこりする。ノルマンディーどころかパリを少し離れただけで相当な田舎になるのがフランス。コンビニもwifiスポットも無い、しかしそれがまたよかったりするし、いつまでもあの風景を保っていてほしい。セーヌの最下流、オンフロールを少し西に行けばジュラ紀の地層が海沿いに続く。いつかまたノルマンディーに行ける日が来るだろうか。エビにムール貝、生ガキ、チキン、ワインにカルヴァドス…食材も食事も最高だ。本書と

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    2025年12月16日
  • 独立記念日

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    あの人は綺麗だな、素敵だな、私にはないものを持っているな。と、思っていても、実際はそうではない。逆に相手が同じことを思っていることもある。
    目に見えているものが全てではなく、それぞれ何かしら抱えていて、他人をうらやましいなと思う気持ちがある。誰しも同じなのである。
    そう考えると肩の荷が下りて、ふと気持ちが楽になる気がする。
    隣の芝生は青いとは、この事なのではないだろうか。
    読んだ後、曇り空のような心が、爽やかな初夏のように澄み切った。

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    2025年12月15日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    原田マハさんは「さいはての彼女」とこれのみ。
    作者の経験と才能が詰め込まれているな。40代〜の女性、独身、自立、アートな世界。どの作品も心地よい読後感があった。旅をしたくなった。

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    2025年12月15日
  • リボルバー

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    原田マハさんの小説を読み続けて一ヶ月。
    今作は、ミステリーものと銘打たれていたが、展開としてはやや浅い。
    ただし、ゴーギャンの独白の章、ゴッホとゴーギャンの感情描写は流石の一言。
    彼らと向き合い続けたマハさんだから描ける感情だなと。

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    2025年12月15日
  • FORTUNE BOOK 心のままに思い書く120の言葉

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    原田マハさんの言葉と一緒に自由に書ける本。日記にもなるしスクラップブックにも、マハさんの一言にアンサーとして書いてもいいし、何にでも使えます。マハさんと自分のコラボブックですね。

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    2025年12月15日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    久々の原田マハさん。
    「誰かとのつながり」がテーマの短編集。
    親子・夫婦・友人・同僚、いろいろな関係が描かれていて、どれも「この人がいてよかった」と単純な締め方になっていない。
    それでいて、各話を読み終わった後にはじんわりとした温かさが残る。
    話の端々に見られるマハさんらしい“マハ節”にくすっとするところもあり。
    「あー面白かった!」ではなく、しんみり染みてくる感じの、味のある作品。

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    2025年12月14日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    日本人がやった すごい記録なのに、なぜ後世に伝えられてないのか⁈その実話ベースの物語が、最近分断されつつある世界と 恐ろしいくらいリンクしています。
    実話で、飛行機という技術オタクに偏りがちな内容を、人物中心に描いた原田さんの筆力は、すごかった…
     余韻が残る、読み終わった後に、空を見上げたくなる作品でした。

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    2025年12月13日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    本屋さんの中で一番薄い本を買ってみようと思い立って見つけた作品。
    人生ってドラマで溢れてるなって。いろんな人の思いが繋がって救われていく過程にとってもほっこりしました。

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    2025年12月11日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    Audible
    渡辺まりさんの朗読が、レビュー通りとても良かった。津軽弁の温かさと、棟方志功の力強さ、勢い、まっすぐさが伝わってくる。まるで、一人舞台を見ているような臨場感だった。

    棟方志功の芸術、ゴッホへの憧れ、(棟方曰く)日本独自の芸術である木版画の追求、家族への愛情があまりにもまっすぐで、純粋で、一気に聞いてしまった。

    また、棟方志功の妻チヤの棟方志功への愛情と、彼の芸術を支えるという使命感も、負けずにまっすぐ。

    二人の純粋さとまっすぐさが、余りにも眩しく、物語として嫌だったり、進めるのが辛くなるところがない。

    検索したら、棟方志功チヤ夫妻の、いかにも仲睦まじそうな素敵な笑顔があ

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    2025年12月07日
  • ロマンシエ

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    読んだのはだいぶ前だけど、読後にジワジワと余韻に浸った事を思い出す。パリに行った事はないけど、その情景を自分なりに思い描けていたな。

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    2025年12月06日
  • 旅屋おかえり

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    大好きな原田マハさんの作品!
    読んだのは何作目だろうか。

    今回は、旅がテーマだ。
    「おかえりなさい。」と言ってくれる誰かがいるから、旅を楽しめる。と物語の中で主人公が言っていた。
    たしかに、わたしも昨年までいた地域へ訪れ、お世話になった方々と会ったとき、「おかえり」と言ってくれたその瞬間、わたしにはいつでも帰れる場所があるんだ、帰る場所はひとつじゃないんだと思った。ここが出発点となって、まだまだ人生の旅は続いていくんだと感じた。

    旅って、旅できる身体があって、想いがあって、できるものだと思う。

    旅に必要なものは揃っている。旅、したいな。



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    2025年12月05日
  • ジヴェルニーの食卓

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    まるで印象派の絵のように心がグッと引き込まれ、しばし見つめていたくなるような作品だった。
    日本でも絵が来日してはその人気が話題になる印象派の画家。そんな画家たちがかつては作風が認められず日々苦労に苛まれ、それでも絵に対する純粋な思いを失わずにいられたのはどうしてか、を作品を読んで知れた気がした。
    また、周囲の一般的には知られていない、画家を支えた人々にスポットライトを当てることで画家に人間味が与えられていて読んでいて楽しかった。
    読んでいると画家の絵を見たくなり、画家自身や周囲の人々についてもっと知りたくなって、アートが前より好きになった。
    印象派の優しい光を感じられる素晴らしい作品でした。

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    2025年12月03日
  • 異邦人

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     この本は川端康成さんの『古都』をお手本に書かれたそうです。設定とか、いろいろ『古都』。出来れば『古都』→『異邦人』の順に読んで欲しいな。異邦人(いりびと)は京都生まれではない京都に住む人のことらしい。

     主人公は30代の菜穂。祖父が設立した美術館の副館長で美術品を見抜く目を持ってる。夫の一輝は銀座の老舗画廊の跡取り。赤坂で幸せに暮らしていたところに東日本大震災が起きる。原発事故を恐れた菜穂は京都に身を寄せることになって、、、新人の画家に出会ったり、信頼していた人に裏切られたり。。。

     菜穂のお母さんが気持ち悪かった。
    若い男性に色目を使うおばさんにここまで嫌悪感抱いちゃうのはなんでだろ?

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    2025年12月03日
  • キネマの神様

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    自分の本棚のアクティビティを見ると、著者別の登録数で最も多いのが、原田マハさんになっていた。アート・美術小説が代表作だけど、その分野にとどまらず、古き良きもの・後世に残していきたいものが、原田マハさんの手にかかると素敵な小説になる。だからまた読みたくなるのかもしれない。
    ちなみに今年はシリーズものに手を出したせいで、著者別登録ランキングは、原田マハさんの後ろを中山七里さんと知念実希人さんが猛追している…( •̀ㅁ•́;)

    『会場のいちばん真ん中の席に、父がゆっくりと腰を下ろす。その瞬間、ふっと、もうひとりの誰かが、その隣に一緒に腰かけるのが見える気がした。』

    正直映画には疎くて、劇場でエン

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    2025年12月03日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    読んでいる途中に映画化していたことを知って、そこから相馬凛子が中谷美紀さんの印象でしかイメージできなくなっていった。

    生きている人間とは思えないほど、凛子は濁ったところが一つもなくて、まさに物語の中だからこそ成立する人物像だったように感じてしまう。
    夫の日和も40歳手前に関わらず、めちゃくちゃピュア。現実にいたらなかなかの天然記念物。

    とにかく真っ直ぐに正しいと思ったことを、正しく推し進めていく。それが正義として勝つ。
    部分的にでも現実でそんなことが起きたらいいなと思わせてくれる話だった。

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    2025年12月02日
  • モネのあしあと

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    この著者の本はよく読んでいるので、読んでみた。

    画家のモネについて、生涯や題材などについて紹介し、見られる美術館も紹介している。

    モネをひいきにしてくれていた富豪家族が、破産した後に転がり込んできて長年同居していた、というのは驚きだった。結局家族になったのだから、お互いに認め合えるところがあったのだろう。そういった背景を知って絵を見るとまた違った見方ができそう。ジヴェルニーにもいつか行ってみたい。

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    2025年12月01日
  • 黒い絵

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    『深海魚』
    『楽園の破片』
    『指』
    『キアーラ』
    『オフィーリア』
    『向日葵奇譚』

    ほの暗さを感じる6編。
    原田マハの『サロメ』が好きなので楽しみにしていたのですが、読み始めてみるとその暗さとも違う。
    こんな原田マハは初めてだな~と。
    テイストは好きなのだが、正直思ってたよりハマらず。
    いつもは読むスピードが上がる原田マハ作品が、少しずつペースが落ちていってたのですが、後半2編は私好みで読みやすい。
    そう思ってたら、前半4編は作家1~2年の頃の作品なのだとか。
    そう知ったら読み直したくなってしまうのは、やはり原田マハが好きなのだ。

    オフィーリアは芥川龍之介『地獄変』を下敷きに創作されたそう

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    2025年12月01日
  • 恋愛仮免中

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    みんな、「好き」という感情が絶対的上等感情だと崇めがちだ。だが「ほしい」という感情がさらに純粋なものではないかと感じたことはないですか?比べたらことがなかった「好き」と「ほしい」の相対論。この2つは似ている感情だと勘違いしていました。小説の中では「好き」と「ほしい」のかけ違いや勘違いで恋愛に物語が発生し、「好き」と「ほしい」の合致で恋愛が成就していた。更にこの2つを掛け算で考えてみると複雑で面白い。「好き」だから「ほしい」と「ほしい」から「好き」は全然違う。例えば、メルカリをして世の中の欲に触れた時。「ほしい」から「好き」という感覚の存在に気づかされる。別に好きではないのにほしくなる!ほしくな

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    2025年11月27日
  • 独立記念日

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    ちっちゃい子が転んだ時に、
    明らかに甘えて泣いて、立てない!って言ってると、
    負けた気がして、立てるよ頑張れって
    言いたくなっちゃうんだけど、
    ギャン泣きしながらでも自力で立とうとしてると、
    偉いね、強いねって手を出しそうになってしまう。
    みたいな感じで、
    頑張れって言ってあげたい人達のお話。

    我ながらまわりくどい。

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    2025年11月24日