原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み終わった後に少し元気をもらえる本。
主人公の丘えりか(通称おかえり)は、礼文島出身の32歳芸能人、高校生の時に東京でスカウトされ、事務所入り、少しづつ仕事が減り、現在は旅番組1本のみ。しかし、スポンサーを怒らせてしまったことによりその旅番組降板、無職・独身・フリー芸能人となった。
旅をすることは好きだったので、何かしらの事情で旅ができない人のために代わりにおかえりが旅先でロケを行い、動画を提供する「旅屋」という新しいビジネスを始めることにした。口コミで広まり少しづつ人気になっていった。
自分の好きな旅で、人と人とを繋げていく、繋がっていく。この本を読むと旅に出たくなる、そんな感じ。 -
Posted by ブクログ
反証はできないこんな物語を、作り出すことができる原田マハさんはすごいと思った。
ゴッホとゴーギャン、日本ではゴッホの人気が圧倒的であるが、海外では違うらしいね。
ゴッホが、「僕はゴーギャンが好きだ、だって彼は、子供と絵、両方作れたんだから」と言ったのにハッとした。ゴッホは家庭を作る落ち着きは獲得しないままだったもんね。
それでも、ゴッホには金銭的、精神的に支えてくれた弟テオがいて、ゴーギャンの身内には絵画制作に協力的な人はいなかったのだものね。
美術品の価値が上がりすぎて、制作された場所へ取り戻すことがほぼ不可能になっていること、悲しいね。モネの連作だってバラバラになっているし。ミステリーらし