原田マハのレビュー一覧

  • ゴッホのあしあと

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    ゴッホの作品を展示している美術館へ行く予定があったのでその道中で読もうと。
    結局は到着までに読み終わらず。
    でも観てきた作品も話の中に出てきたのでいいタイミングで読めた。

    パリでゴッホツアーとかしてみたいなあ。。。

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    2025年07月16日
  • 永遠をさがしに

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    久々に本屋さんで気になった一冊。楽器を弾く苦しさと楽しさが痛いほど伝わってきました。わたしもピアノお家に買おうかな………!!無性に弾きたくなったときに、弾ける環境でありたい。

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    2025年07月16日
  • モダン

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    久しぶりにマハさんに帰ってきました。
    やはり、私はマハさんのアート小説が
    好きなんだなというのが読後の実感でした。

    マハさんの作品を読む時にはいつもそうしているんですが
    「クリスティーナの世界」や「アヴィニョンの娘たち」など
    作中に登場するMoMAの収蔵絵画の画像を
    眺めながら読むのが楽しいんですよね。

    すると、
    展覧会ディレクターやセキュリティースタッフ、キュレーターなど
    MoMAで働く人々がアートに傾ける思いというものを
    より深く想像することができました。
    あ、最終話に登場する日本人研修員のモデルは
    マハさん自身なんだろうなと思いました。

    また本作では、
    ニューヨークの9.11や東日

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    2025年07月14日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あなたがリタイヤして、時間にも心にも余裕ができたら……あたし、一緒に行きたいと思ってたの。

    ──デトロイト美術館へ。
     
     
    実際に起こったデトロイト市の破綻と、それに基づいたデトロイト美術館の美術品の売却案。そして、それらに対して奇跡的な立て直しを図ったデトロイト市民たちの熱い想い。

    これらの史実に基づいたフィクションのお話。

    だけど、原田マハ氏が実際に現地に赴き取材をして作られたこのお話には、確かにデトロイターたちの情熱が、しかと描かれていました。


    ──思いあるところに道は開ける。
    不可能を可能にした、デトロイターたちの奇跡の物語。





    何でもします。
    あの絵を、

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    2025年07月12日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    慄きたくなる装丁、書道の達人ってくらい力強い文章、敬意が溢れ伝わってくる
    そしてゲルニカを初めて見た瑤子のエピソード、自分も同じ印象を受けてた
    読んでる最中にはなかった読後の壮大なストーリーだったなと深い溜め息
    どこの箇所が史実なのかは不明ではあるけどピカソとドラとイケ男パルドが目の前にいるかのように物語が進む、わざとらしく何度も繰り返されるエピソードに意識を持っていかれ、時に焦ったく時に印象強く受けた
    生涯ピカソは7万点以上もの絵画を生み出した…な、7万点?そんなに?
    時折でてくる鳩の絵画、どんなものかと調べたら可愛い絵がたくさん出てきたw
    その名を知らない人はいない創造主を登場させ、参考文

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    2025年07月10日
  • ジヴェルニーの食卓

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    マティス、ドガ、セザンヌ、モネ、巨匠と関わったパトロンや助手の4つの物語。

    表題作のジヴェルニーの食卓は、モネとそれにかかわるパトロン一家および、
    パトロン一家の娘がモネの助手としてかかわってくる物語。
    パトロン=画家から絵を買ったり、書いてもらったりを頻繁に行う、
    いわば、スポンサーのような人達。
    モネに起こることやパトロン一家に起こる出来事に
    助手としてかかわる若き娘のブランシュがどのようになっていくか・・・。

    モネの代表作と言っても良い作品を書くために掛かった期間に
    起きた出来事がメイン内容となって、パトロン一家とモネ一家の交流が
    色濃く描かれ、最終的に・・・。

    4つの物語に登場す

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    2025年07月09日
  • 旅屋おかえり

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    実家の本棚から。
    この作品も気になっていました。
    そもそも作品名がどういう事だろうと。
    旅館が舞台の話かな、と思っていました。が、違いました。
    旅屋=旅代行
    おかえり=丘えりか
    こういう事でした。

    2つの代行依頼があって、主人公は現地に行くのですが、自然描写がとても素敵でした。
    現実は猛暑の中、秋田県角館のふんわりの雪、そして満開の桜
    愛媛県内子町での真っ赤な紅葉と優しい和紙
    どれもこれも素敵でした。

    登場人物たちもいい人ばかりで、ストーリーもちょっぴり出来過ぎのように感じるところがありましたが、感情が入ってしまって涙を流してしまいました(//∇//)

    旅って素敵ですね。
    私もいつか、の

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    2025年07月07日
  • ジヴェルニーの食卓

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    ドガとモネの短編が、特に素敵だった。
    ドガの彫刻については知っていたけれど、世間的には悪趣味だとか気味の悪いものとして捉えられていることが多い中、原田マハさんの、ドガは踊り子を画家と同じエトワールを目指して戦う同志として捉えていたとする視点が絶妙で、胸が熱くなった。
    モネについても同様。パトロンの妻と共同生活をし、やがて再婚したことはモネの人生の中でも、影の部分だと思う自分がいた。けれど、この小説の中での家族は血のつながりを超えた深い絆で結ばれていて、順風満帆な時も、辛い時も、幸せそうに食卓を囲んでいて。彼の温かな画風は、周りのサポートあってのものなのかなと。
    もっと深く2人について知りたい、

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    2025年07月06日
  • ジヴェルニーの食卓

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    原田マハさんらしい、アートに関する短編集。

    ジヴェルニーの食卓が好きだった。
    実際にモネの作品を観たとき、遠目に見て“光が綺麗”と感じたのは間違いじゃなかった!と感じた。

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    2025年07月03日
  • 太陽の棘

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    沖縄の話と知らず、読んで、
    沖縄へ行くこととなり、
    太陽の真下の大地が戦場だったことを
    忘れられなくなった。
    当然、沖縄の人達も戦場になったことを語りついでいく。基地になり、観光地になり、何百年も琉球王国だった大地が削られていく。

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    2025年07月02日
  • キネマの神様

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    読後の爽快感がすごい。映画には、ドラマにはない良さがある。サブスクで、家で見るのが当たり前になってるけど、映画館でしか感じられない良さはある。映画館に行こう。

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    2025年07月02日
  • やっぱり食べに行こう。

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    マハさんや有川ひろさんの食べ物に関するエッセイはほんとに秀逸(この本はマハさんだけです。念のため)。読んでるこっちも幸せになります。筆者の幸せは読者の幸せ。
    1話1話が見開き2ページなので、合間時間にも読み進められて、幸せ長続き。

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    2025年06月29日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    れんの両親が、お行儀がよくなったからそれでいい、とか、久々に会った今日くらいは少しくらいのわがままを怒らないであげてほしいなどと言っていた。私もそう思うと思う。
    でも、それは、本当に、れんの為にはならない。れんがこれから自分の人生を生きていけるようにする為の、能力を引き出してあげなければならない、という安の強い信念を感じました。真の優しさを考えさせられました。



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    2025年06月22日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    豪快かつ快活で周囲を巻き込む勢いを感じた。世界情勢の波に飲み込まれても途絶えることのない信念が、現在の文化的な豊かさに繋がっている。

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    2025年06月19日
  • アノニム

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    原田マハさんには珍しく勧善懲悪もの。
    相変わらずこの人の作品を読むとアートへの興味関心をそそられる。
    ジャクソンポロック!

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    2025年06月17日
  • フーテンのマハ

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    なんだか最近、余白のない日々を過ごしていませんか?
    仕事と家の往復、SNSのタイムライン、積み上がるタスク…。そんな“詰まりすぎた毎日”の隙間に、ふっと風を通してくれるのがこの一冊、『フーテンのマハ』でした。

    小説家・原田マハさんが、世界・日本各地を旅しながら綴ったエッセイ。日本にフォーカスすると沖縄、鳥取、別府そして神戸…。名所ガイドとはひと味違って、マハさんの「ここに立って、こう思った」が丁寧に書かれていて、読んでいると不思議と自分も一緒にその土地を歩いている気分になります。

    中でもお気に入りは「永遠の神戸」。かつて通った料理店・雑貨屋、神戸の光と影を思い出とともに綴るこの章には、マハ

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    2025年06月15日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    美術館が好きでたまに行っているけれど、
    こんなふうに守ってきた人がいて、大切にしてくれている人がいるから今も私たちは気軽に美術に触れることができる。

    ありがたいなぁって思えた。

    こういう名もなき偉人をたくさん、知りたいし、知って感謝だけ感じで生きていきたい。

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    2025年06月13日
  • 旅屋おかえり

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    あたたかく、読みやすく、シンプルに旅がしたくなる本。真理子さんが素敵。角館や内子、高知に行ってみたくなった。

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    2025年06月11日
  • ジヴェルニーの食卓

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    モネの絵画に興味を持ったので読んでみた。

    やっぱり原田マハさんは美しい景色を言語化する天才だな〜と思いました。モネの家の庭の様子が鮮やかに浮かび上がってきてワクワクしました。

    画家のそばにいた人たちの目線で描かれていて斬新で面白かったです。

    それぞれの画家の世界に入り込むことが出来る素敵な時間だった

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    2025年06月11日
  • 旅屋おかえり

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    読んで旅してる風景がすごく具体的に伝わってきて。角館(かくのだて)を調べてみると私が想像した通りの街並みだった。言葉で風景を伝える天才だな....と思えば作者の原田マハさんは旅好き。なるほど…ドラマ見てるみたいな満足できる内容だった。最後、終わりの登場人物が次々に喋る様子は容易に想像できた。旅したくなったなぁ

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    2025年06月11日