原田マハのレビュー一覧

  • 異邦人

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    ネタバレ

    画廊経営の夫と、祖父の血を濃く継ぎ絵画を観る目が突出している妻。京都に産前休暇で来た妻はみるみるうちに京都に迎え入れられる。経営難にあとがなくなっていく夫とのコントラストが面白い。

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    2025年01月14日
  • 太陽の棘

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    終戦直後の沖縄に実在した画家たちのコミュニティであるニシムイを舞台にした作品。
    ヤマト、特に薩摩に支配され、その後は米軍に蹂躙された沖縄の歴史に対する距離感と、言葉より雄弁に絵に語らせるという手法が良い。近藤沖縄を訪れた時に是非見に行ってみよう。

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    2025年01月13日
  • 翔ぶ少女

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    お正月に実家の母の本棚から借りました。
    「翔ぶ少女」の作品名にぼんやりとしたイメージを持って読み始めました。
    物語の始まりは、阪神淡路大震災。その日の様子からでした。
    そして、その後10年間の事が描かれています。

    物語の舞台は、神戸市長田区。
    主人公は、震災で両親を失った少女、阿藤丹華。後に佐元良丹華。
    登場人物は、
    丹華の兄 逸騎
    丹華の妹 燦空
    ゼロ先生こと佐元良是朗 心療内科医
    研修医 石塚由衣

    阪神淡路大震災は今から30年前の出来事です。
    当時、テレビで映された映像は覚えています。とても衝撃的で、その出来事が本当に起こったこととは信じられませんでした。
    地震があった所では、当時

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    2025年01月09日
  • フーテンのマハ

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    マハさんの生き方から学ぶことがたくさんある。エッセイでその奔放な生き様をみせてくれるからどんどん描いてほしい笑

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    2025年01月07日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    西洋と東洋それぞれの神話には共通するものがある。遣欧使節はダ・ビンチ、ミケランジェロ、カラバッジョと出会っていく。"見る者を励まし、一歩前へ進む力を与える絵の感動と体験を日本へ持ち帰るのが使命"と。原田マハのテーマであると思う。

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    2025年01月05日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    10年ほど前「風神雷神図屏風」を観た。俵屋宗達のそれを模写して尾形光琳が、そしてまた坂井抱一が模写。宗達を専門とするキュレーター彩の元にマカオのキュレーターから原マンショと宗達の間に関係があるとする資料が持ち込まれる。

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    2025年01月05日
  • モダン

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    MoMA(ニューヨーク近代美術館)で働く人たちの短編集。
    原田マハさんの他の作品(楽園のカンヴァス、暗幕のゲルニカ)で出てきた登場人物に出会えて、嬉しかったです。

    原田さんの作品のおかげで、MoMAにも興味を持ち、2024年にニューヨークに行った際に、MoMAを訪れました。原田さんに感謝です。

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    2025年01月05日
  • アノニム

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    ボロックというアーティストを初めて知り、近代アートにも興味が湧きました。やはり背景を描くのが秀逸です。

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    2025年01月05日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    売れないアラサータレント「おかえり」が旅の代理人として北海道を巡る小説。コミカルでハッピーエンドで面白かったです。収録されている「フーテンのマハSP旅すれば乳濃いし」でも北海道旅。勝田文さんの漫画と瀧井朝世さんの解説もよかった。

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    2025年01月05日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    ネタバレ

    まだ上巻しか読み終えていないので、感想は下巻の方に書こうと思いますが、謎大き俵屋宗達とキリシタンの少年たち、そこに織田信長の野望も絡めてあるわけですねー

    壮大でいて、『もしかしたら、そうなのかも』『そうだったら面白いなぁ』と思わせる展開です。

    下巻も楽しみ!

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    2025年01月04日
  • モネのあしあと

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    モネの人生や絵画への向き合い方に迫りながら、
    実際の絵画を詳しく見たり思い出の地を巡る構成。

    色が花開くように
    想像を膨らませて読み進めることができたので、とてもワクワクしながら楽しめた!

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    2025年01月04日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    俵屋宗達という主に江戸時代に活躍した絵師を題材とした物語。
    史実通りではないと理解しつつ、ノンフィクションなのではないかと思わせるほど、登場人物の心情や西洋の風景の繊細な描写は読む手が止まらない。上巻は生い立ちを理解するために存分にページを割いていて、下巻はいよいよ西洋に到着してからの物語。西洋画の知識が全くなく信仰心もない自分でも、ヴァチカンに到着するまでの船旅の過酷さを一緒に見てきたからこそ、目標を達成した瞬間の喜びに共感することができた。

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    2025年01月03日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    ネタバレ

    一枚の絵をテーマにした短編集

    それぞれ人生の転機で、絵を通じたエピソードが描かれており、
    読むと前向きになる。
    原田マハさんらしい物語で好みだった。
    今回も読んだ後は物語ででてきた美術館に行きたくなった。

    印象に残った短編は「ハッピーバースデー」
    広島出身の女性が主人公で、就職活動に行き詰まる話。
    広島弁の方言が懐かしさを感じる。
    お好み焼き屋でパートをしている母が、初めて連れて行ってくれた美術館に大人になってからまた行く、美術館で働き友達が訪ねてくるなど
    何か心にぐっとくるものがある。

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    2024年12月30日
  • 太陽の棘

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    ★★★★☆実話をもとにした作品でした。終戦後、沖縄の芸術村で活動する日本人芸術家たちとアメリカ人医師との交流の話でした。実話をもとにしているということで、リアルな内容に重たいと感じることもあり読み進めることが苦しくなることもあり、また苦しい生活を強いられた人たちの切なさも感じる内容でした。

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    2024年12月21日
  • FORTUNE BOOK 明日につながる120の言葉

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    自分が普段、何気なしに考えていることや思っていること、感じていることってなかなか言語化することがない。けど、この本の言葉も含めて、他の人の言葉が自分の考えを言語化してくれ、考えが明確になることはよくあると思う。
    そういった意味では、たとえ一言だけであっても、感じたことや思ったことを言語化するということは大事だし、言語化は意外と訓練しないとできないことなのでは、とも思った。

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    2024年12月17日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    織田信長、風神雷神、宗教、絵画等、私の好きなものがたくさん詰めこまれており、原田マハ氏の作品ともなれば面白くないわけがない。俵屋宗達が狩野永徳とともに洛中洛外図屏風を描き上げるシーンは途中で止められず、寝る間も惜しんで読んでしまった。ゴリゴリの時代小説ももちろん大好きだが、本書は文章が易しく読みやすい。下巻も非常に楽しみであると同時に、もう終わりに向かってしまうのかと少し寂しくもある。

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    2024年12月15日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    120ページの短編小説。
    デトロイト市の財政破綻により、デトロイト美術館(DIA)のコレクションが売却されてしまう危機に。実話を元に書かれたデトロイト美術館の奇跡。
    アートは友だち。友を追い出すわけには行かない。友を思う気持ちが奇跡を生む。奇跡のための第一歩目のシーンには思わず、出先で涙を流してしまった。
    登場人物はフィクションらしいが‥相変わらずマハさんは史実とフィクションを混ぜ合わせるのが上手い。何時も上手すぎて混乱してしまう。
    短いけど感動できて、「アートは友だち」が体感できて、美術館をに行くための旅をしたくなる。デトロイト行ってみようかなぁ。。

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    2024年12月15日
  • 翔ぶ少女

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    阪神淡路大震災に被災した三人兄弟と血のつながらないおっちゃん。
    兄弟は震災で両親を亡くした。
    羽が生えるなんてありえない話しなのになぜか泣いてしまう。
    でもなんかこんなことありそうかもと思わせる、不思議な話し。

    他の作品も読んでみたい。

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    2024年12月15日
  • ロマンシエ

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    めちゃくちゃ良かった…
    先月からいろんな小説を読んで見たけど今のところこれが1番面白かった!
    読んですぐこれは手元に置いておこう!と思えた!!

    序盤は美智乃輔の癖が強すぎて「こんな可愛い表紙でこんなまろやかな響きのタイトルだったのに騙された…」とすら思ったけど、明るくて面白くて笑ってしまうところも何回かあった!
    原田マハ、作品によって画風が全然違っててほんますごい
    同じ人が書いた本と思えない

    そしてタイトル「ロマンシェ」
    このまろやかな言葉、フランス語で“小説家”という意味らしくて
    1番最後のタイトル回収素晴らしかった
    最後を読んだらからくりが分かったうえでもう1度最初から読んでみたくな

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    2024年12月14日
  • でーれーガールズ

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    東京で、売れっ子少女漫画家として活躍していた鮎子。実は30年前に親の転勤によって、岡山市へ引っ越してきた鮎子。高校の3年間を市内の白鷺女子高校ですごすこととなったのだった。東京で育った手前、岡山弁に馴染めず、周りの発する「でーれー」を真似しては失笑され、一人ノートに漫画を描く日々であったが、その漫画の最初の読者となった武美との友情が深まっていく…。

    まず始めに、ワタシが大学4年間を過ごした岡山市内が舞台ということで、ちょい甘めの採点になっていることをご了承ください。

    知らない人には「でーれー」と言われてもなんのことかわからないと思うだろうが、「どえらい」みたいな言葉である。名古屋の「どえり

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    2024年12月14日