原田マハのレビュー一覧

  • モネのあしあと

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    初めて読む原田マハさんの作品。アート小説ではなく、クロード・モネの解説本。
    先日、モネ展(モネ 睡蓮のとき)を観てきたので、モネの絵が生まれた時代背景やモネの人生について知ることができてよかった。約150ページと短めなので、短時間で読めるのも良いですね。
    オランジュリー美術館でモネの睡蓮を初めて見て、それからモネのファンになりました。以前、行ったのは30年以上前なので、彩光などが違ってるようですね。いつかもう一度、オランジュリー美術館の睡蓮の間を再訪してみたいです。

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    2024年11月03日
  • 異邦人

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    画廊を経営する夫婦。
    妊娠をきっかけに京都に来た菜穂。
    照山の弟子である樹の才能を見出し、助けるべく奮闘する。
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    Netflixのドラマもそのあと見た。
    樹と菜穂が異父兄弟だと分かった時ゾッとした。
    一輝がたかむら美術館存続のために菜穂のお母さんと一線を越えるとこキモかった。

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    2024年10月26日
  • スイート・ホーム

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    うるっときたり、あったかーくなったり。
    キンモクセイの香りも感じられるような。
    香田ファミリー素敵だな。

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    2024年10月25日
  • フーテンのマハ

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    短編の旅行記です。マハさんの一人ツッコミが面白いです。
    知ってる美術館、お店が出てきて嬉しくなり、行ってみたいお店や場所がたくさんできました。

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    2024年10月19日
  • モダン

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    原田マハさんの作品が初めてだったので短編から。
    MOMAに関わる人々にスポットをあてて、それぞれに抱えている思いが感じられてよかった。近々絵画を見にいきたいなあ。

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    2024年10月19日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    遠距離の話は一章飛ばしてしまった
    ほぼ全話で号泣して疲れた
    なんか既に読み終わったって本棚に登録してたんだけど何で?記憶にない

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    2024年10月19日
  • 永遠をさがしに

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    ネタバレ



    ゴッホの次の原田マハさんは音楽!
    音楽と言う芸術。
    こちらも私には到底わからない世界なので少し緊張する。

    音楽一家の心のチグハグがどう整っていくか?
    一見、傍若無人な真弓の登場で、どんなふうに真弓が和音と関わって、家庭が整っていくのか期待が高まる。

    和音のお母さんからの手紙や真弓さんからの告白以降、切なさに心が締め付けられて涙が止まらない。
    母親の、どこまでも子供を包み込む優しさ、強さ、厳しさ、苦悩、そんなようなもの全てが滲み出る言葉の数々に誰もが共感し涙するであろう。

    親が子供に夢を託すのは悪なのか?
    この本では和音が確実に母親や真弓の夢を引き継ぎ再びチェロに向き合っていこうとする

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    2024年10月16日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    この著者の本は何冊か読んで面白かったし、薄くてすぐに読めそうだったので、読んでみた。

    短編集で、国内の美術館に実際にある絵を、それぞれ1点ずつ取り上げている。度合いはそれぞれだが、傷ついたり、落ち込んだりしている女性たちが絵に励まされたり、前に進むきっかけになったりする話。

    お話はよくできていて、ホロリとしたり、素敵だなぁと思わされたりする。でも正直なところ、絵で人生変わらない、とは思う。
    直島がすごく魅力的に描かれていて、行ってみたくなった。

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    2024年10月07日
  • フーテンのマハ

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    原田マハ、久しぶりに読んでみようかな、、と本屋で複数選んでた中に趣の違うタイトルがあり合わせて手に取りました。ぼよグルと本人が言う気ままな旅や、題材を探したり、執筆の下調べの為の旅行。読んでいて、すぐ旅に出たくなる楽しさは一級。また有名画家の生業や出身に関わる事の勉強にもなりました。これから買った本を読み始めますが、あの取材や調査の結果出来た小説とわかった上で読むのも大変楽しみです、

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    2024年10月07日
  • モネのあしあと

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    ネタバレ

    印象派に日本の美術が与えた影響が書き記されている。浮世絵は確かに荒波の力強さや、富士山の雄大さ自体を描き、降りしきる雨や光自体を描いている。けれども「自然の美しさに西洋の風景画が気づくのは意外に遅く、純然たる風景画は十八世紀にならないと登場しません。」だそう。


    「モネは花や木を、命が宿っているように描きます。それは日本人の感覚と似ています。私たちは巨木があれば尊さを感じ、日向に小さなスミレの花が咲いていれば話しかけたくなります。そこには自然の中に神や命が宿るという、日本古来の自然観が染みついています」
    我々日本人は自然は御するものではなく、あらがわずに神に祈り、調和するという価値観を生まれ

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    2024年10月06日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    ネタバレ

    ローマへの道のラスト、教皇猊下との出会いのシーンはとても素晴らしかった。何度も挫けそうになり、命の危険さえもあり、それでも諦めずに目指した場所は、あまりにも美しい絵画で彩られている。絵師の宗達じゃなくても感動モノだと思った。ただそこから先のカラヴァッジョとの出会いからがちょーっと雑と言うか、旅の消化試合みたいになってしまったのが残念。タイトルの風神雷神も、かなり重要なポジションではあったものの、宗達が描いた風神雷神図そのものには関わらなかったのも残念ポイントだった。どうやって宗達は帰国し、どんな気持ちで絵師の仕事を続けたのか。贅沢を言うならそこまで読みたかった。

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    2024年09月23日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    ネタバレ

    琳派の祖のひとりである俵屋宗達の、風神雷神図にまつわるストーリー。まさか信長に会ってローマに渡るというびっくり展開ではあるんだけれど、宗達本人の謎めいた生涯を、フィクションであっても、とても鮮やかに瑞々しく描いているのでとても読みやすい。そんな宗達にマルティノが、ローマの画家たちがどう関わっていくのか、下巻がとても楽しみである。

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    2024年09月22日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    もしも女性初の総理大臣が生まれたら?
    日本の未来を先取りするような政治&お仕事小説。
    (期待どおり『本日は、お日柄もよく』とのクロスオーバーも楽しめます!)

    今年の現実にあったことをもとに書いた??と思うような展開も多く
    事実は小説よりも奇なりというか・・・本当に!!読むなら!!今!!

    夢の女性総理が誕生した後、
    ファーストレディ用の設備に「夫」が困る描写と、
    男性社会で奮闘する「女性総理」の姿の両方が丁寧に描かれる。
    総理以外にも色んな生き方をしてる女性が出てきたけど、
    最後はそれぞれが自分の決めた道を貫いていて、かっこいいし応援したくなった。
    そういう意味ではやっぱりジェンダー小説でも

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    2024年09月22日
  • 異邦人

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    個人で美術館を開いている有吉不動産娘の菜穂

    銀座老舗画廊息子の一樹

    地震が起こり妊娠中の菜穂は京都へ避難しそこで無名の画家樹の絵を見つける

    互いの家の業績不振

    芸術にかける菜穂の思い家族や周りの人の思い

    見えているだけではなく自分の意思を通すだけではなく互いの気持ちをぶつけ合い話していたら変わっていたのかと思う本だった

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    2024年09月18日
  • アノニム

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    香港の学生運動、アートのオークション、裏社会で取引される絵画作品を盗んで修復して本来の持ち主に返す義侠的集団という魅力溢れる要素を合わせた面白い作品です。
    ハリウッドのスパイ映画のようなアノニムがとても魅力的でしたが、ゼウスにまつわるエピソードの結末をもう少し読みたかったかな。

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    2024年09月06日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    前半は歴史を忘れていた私にとっては日本史の復習で眠くなることもあったけども、後半から下にかけてすごくワクワクした。宗達が最後の晩餐を見た時の場面がすごく好きだった!原田マハさんの本を読んでから美術館に行く流れがたまらなく好きな最近です

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    2024年09月02日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    初めて原田マハさんと出会った作品

    短編で読みやすい
    かと思いきや思わぬところで繋がっていたりする

    アート初心者にも入り込みやすかった

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    2024年08月31日
  • 永遠をさがしに

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    世界的指揮者の父と二人暮らしの高校生、和音。
    そこへ型破りな「新しいお母さん」がやってくる。
    原田マハの描く感動的な物語。音楽を通して語られるところも魅力的。

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    2024年08月30日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    旅屋おかえりのスピンオフ作品
    本編を読んでいないのに、スピンオフだと知らずに手に取ってしまった。
    丘えりかは、旅に行けない依頼人に代わって、代理で旅をする旅屋。
    面白そうだから、本編もぜひ読んでみよう。

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    2024年08月30日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    どこまでフィクションなのかわからなくなる没入感。今までは有名な絵としてしか捉えてなかったけど、この作品を読んでもういちどみてみたい!

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    2024年08月29日