原田マハのレビュー一覧

  • ゴッホのあしあと

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    19世紀末から20世紀初頭のフランスのクラシック音楽が好きで、ネットや図書館でこの時代の事を調べていましたが、音楽だけでなく絵画や芝居など芸術全般で、新しい”波”がうねっていたように思います。本書は、小説「たゆたえども沈まず」読了後に読み、フィクション部分と史実の差異など、改めて小説の理解が深まったと思います。

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    2022年09月08日
  • 異邦人

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    原田さんのアートもの・・・ではあるのですが、いつものようなアート主軸というより、どちらかというと“人の業”が渦巻く様を描いた作品となっております。

    資産家の娘で実家が所有する美術館の副館長・菜穂の視点と、彼女の夫で銀座の画廊の経営者の息子・一輝の視点が交互に綴れていく構成です。
    原田さんの小説の登場人物にしては珍しく、この作品のメインキャラは我の強さや執着があったりと、所謂“いい人”ではないのですが、そんな生々しい人間たちの気持ちの変化や思惑の交差が、京都の移ろう四季の情景描写と見事に調和しているので、本来ドロドロな内容が情緒あふれる印象になっているのが流石です。
    そして、ミステリアスな美貌

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    2022年08月02日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    ネタバレ

    美術が苦手で、美術館やアートと言われるものには興味がないとずっと思い込みつつ、時々、食指が伸び、いや、一瞬でもの気の迷いに違いない…と思ったりしてきた。

    でも、原田マハさんの小説は大好きで、そこで出てくる数々のアートはやはり気になり…この本を読んで、生きているうちに、このうちの1枚でも見てみたいと思わされた。

    特に【ゲルニカ】に関しては、心を打つ。

    未読のマハさんのアート小説もまた読んでいこうと改めて思う。

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    2022年07月21日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    色々な作家さんたちの妄想突撃インタビュー。
    読み始めると??だったのが読んでいくうちになるほど、確かにこういうこと言いそうだなと納得しました。
    面白い。

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    2022年07月21日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    原田マハさんがディレクションした京都での展示会にまつわる、今は亡き芸術家にマハさんが会いに行く短編集。
    端的にその芸術家にまつわるエピソードをもりこみつつ、本当にあっているような会話がちりばめられていて、その芸術家の人柄がよくわかって面白かったです。

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    2022年07月14日
  • 異邦人

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    京都に行きたくなるし、住みたくなる小説です。
    訪れたところがある場所も登場するし、まだまだ知らないところもあるし、何度も京都を訪れているけれど、祇園祭や五山の送り火は見たことがなくて、でも、一度は行きたくて、この小説を読みながら行った気分を味わっていました。

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    2022年06月19日
  • 異邦人

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    「スイート・ホーム」を読んでから、こちらを読んだが、同じ作者なのかと驚くほど、世界観が違い驚いた。扱うのは美しい絵画だが、ドロドロした人間の心理があり、本当の世の中はこっちに近いのかと思った。

    世知辛い世の中なら、小説だけでも「スイート・ホーム」のほんわかした話を読みたいと思った。

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    2022年05月29日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    原田マハさん自身が、芸術家の方々を手土産片手に訪問しお話ししていく短編集です。ゴッホや手塚治虫など亡くなっている方々なので、もちろんフィクションなのですが芸術家の方々の人柄が垣間見えるようでほっこりします。
    ビール会社のCMの大人エレベーターを見ているような気分で読みました。
    私はアートには詳しくないので、各章読む前に検索をしてその人の作品がどのようなものか知ってから読み進めました。画像で見ただけでも心が揺さぶられるような作品の数々。この本をきっかけに新しく興味の扉が開いたような気がします。東山魁夷さんとシャルロット・ペリアンさんが特に惹かれました。深掘りしていきたいと思います。
    私自身はとて

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    2022年05月24日
  • でーれーガールズ

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    他の作品とは雰囲気が少し違い女子高生の青春モノでした。原田マハさんの過去と現在を繋ぐ物語の進み方が読みやすく好みです。映画化もしているようなので見てみたい。武美は最初から気づいていたんじゃないかな。

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    2023年06月10日
  • やっぱり食べに行こう。

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    アート小説で有名な原田マハさんの食べ物エッセイ。

    著者の作品「ハグとナガラ」のモデルにもなった旅友さんとの旅についても綴られています。
    作品から受ける印象と違って、マハさんたらおもしろいなぁ♪素のマハさんを知ることができて嬉しい。
    熱い食べ物愛があふれていてホッコリ。
    前世トークがおもしろかった。

    世界での美味しい体験とマハさんの思い出に触れられるうえ、作品の取材旅も絡んでいて二重に楽しめました。
    そして、マハさんにちょっと親近感もわきました。

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    2022年04月26日
  • 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU

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    スケッチブック、ノート、手紙などに書かれたムンクの言葉。マハさんの翻訳ということで手に取った。並列して、英語の文が掲載されているが、実際には、この英語の文自体が翻訳文で、元はノルウェー語か? ムンクの絵画、写真が多く掲載されているのも、絵画だけを画集のように眺めて、楽しむことができていい。「私のアートは、人生との不和の理由を探って考えあぐねたことに始まっている」「生まれたときから、私のそばには不安の天使、悲しみの天使、死の天使がいた」など、不穏な言葉が、ムンクの絵画を理解する上で、大きなヒントになりそう。

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    2022年04月23日
  • やっぱり食べに行こう。

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    大好きな作家の一人、原田マハさん。
    エッセイは初めて読んだ。
    今まで読んだ小説や登場する絵画に、美味しそうな食べ物の話がうまくリンクしていて、一緒に旅をしている気分になった。

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    2022年03月18日
  • 楽園のカンヴァス

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    劇中劇というのかな?革表紙の本に書かれたルソーを中心とした物語(史実を踏まえた上でのフィクション)とティムと織江の物語(フィクション)が、二重構造になっているのが面白いと思った。特に、劇中劇部分の20世紀初頭のパリ美術界の様子が生々しくて当時の熱い息吹が伝わってくるように感じた。

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    2022年03月14日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    「生きているうちに見るべき名画」という副題に、大げさな印象を持ちながら読み始めました。

    ただ、巻頭の26枚のカラー写真を、1枚
    1枚原田マハさんが自身と絵画との出会いと共に、作者や作品の歴史的背景や意味合いを解説してくれている。
    それを読む中で、少なくとも6月のパリでモネの睡蓮、ニューヨークでポロック、千葉のDIC川村記念美術館には行きたくなった。

    そう言った意味でも、今後の人生に少なからず影響を与えてくれる1冊。
    「生きているうちに見るべき名画」があるのかもしれないと思わされた1冊。

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    2022年03月13日
  • 愛のぬけがら LIKE A GHOST I LEAVE YOU

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    ムンクとはこんなにも語る画家だったのか。その言葉は辛辣で狂気にも思える。人生に絶望し、怒りが溢れだすような。ムンクの日記なので文章の内容はわからないのもあったが、感情の激しさは伝わってきた。

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    2022年03月07日
  • やっぱり食べに行こう。

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     ゆるくゆるくパリやニューヨーク、モスクワ、日本などなど(蓼科、京都、北海道、東京、岡山など)の美味しかったものについて語られている。
     特に牡蠣への熱量はすごく、食を楽しむって人生得だなあと思ったわけである。

     著者の作品を読んだことがある人は、あの作品ができる過程の中でこんな料理との出会いもあったのかと思いながら読むとちょっとワクワクする。
     
     MoMAに行って、ベーグル食べたい。
     惣菜パンは日本のソウルフードだし、
     地名の入った食べ物をその土地で食べてみたいし
     海鮮処かふか、行きたい!!

     あなたはなにの生まれ変わりですか??

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    2022年03月06日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    今は亡き20人の巨匠(星々)たちとのやりとりが、まるでそこにいるかのように生き生きと綴られており、そのやりとりの温かいこと。
    宮沢賢治の章が特に好きでした。

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    2022年02月14日
  • やっぱり食べに行こう。

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    旅行も食べることも大好きなのでに共感ばかり。。
    美味しそうだし、その場所にお店に行ってみたいー!
    生まれ変わりの話がお気に入り。笑
    そして原田マハさんの作品を読んだことあるものも読み返してみようと思いました。

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    2022年02月09日
  • エール!(3)

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    この物語に出てくる人達は、みんな自分の仕事に誇りを持っていてかっこいい。自分の好きなことを仕事にする人、天職を見つけた人、大変だけどやりがいを見出せる人、様々な人がいたけれどどの人もプライドを持って働いているのが素敵だなぁと感じた。私も自分が誇りを持てる仕事に就きたいな〜

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    2022年01月27日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    朝も早よから産寧坂をはあはあ言いながらのぼり清水寺へ。ワクワク胸熱しながら展示を観て回った、ICOM京都大会に合わせて行われた「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」。キュレーターとしてのマハさんを初めて知って、なんてカッコいいんだろうと大満足で帰宅したのが2019年9月。

    文庫化を待って読んだので更に時空を超えた。20人ものアーティストそれぞれに深い知識と愛情が無ければこんな無謀な試みは出来ない。美術の世界の扉の前で一生懸命手招きするマハさんが見えるような作品だった。

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    2022年01月20日