原田マハのレビュー一覧

  • キネマの神様

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    最近はサブスクでもっぱら自宅やスマホで映画を鑑賞しているが、映画館の暗闇の中、大きなスクリーンでじっくりと名画を観たい、と改めて思わせてくれた作品。最後の方は涙しながら読んだ。ニューシネマパラダイスは10代の頃より人生で何度も観てきているけどまた観たくなった。

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    2026年04月11日
  • 夏を喪くす

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    大人の女性のお話。心を揺さぶられる。
    私だったらどうするだろう。

    夫になにかあったら。私になにかあったら。、

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    2023年12月15日
  • やっぱり食べに行こう。

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    取材のために外国を飛び回るマハさんなのに、日本大好きな私には日本のエッセイがお好みらしい。

    原田マハさんの純喫茶の定義、「入り口に小便小僧、薄暗い、クラシックが流れている。」お父さんが子ども時代に連れてってくれたらしい。9時まで入ればトーストとゆで卵がつく!
    私にとっては、モーニングがある、薄暗い、ナポリタンが美味いかな?

    原田マハさんが牡蠣の生まれ変わりだとは。
    牡蠣フライ、牡蠣の土手鍋までは許せるが、生牡蠣は絶対無理だ。ニュージーランドに初めて行った時、最後のツアーディナーが生牡蠣だった時の落胆は忘れられない。

    礼文島の店、「海鮮処かふか」も面白い。
    私もカフカの変身にあやかったと思

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    2023年12月07日
  • お帰り キネマの神様

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    これが『キネマの神様ディレクターズ・カット』の文庫なんですね〜!
    単行本を読もう読もうと思っていたのですがね

    間の映画を観ずに、二つの小説『キネマの神様』と『お帰り キネマの神様』を読みました

    話は全く別物でした
    初めはそう思っていました
    しかしどちらも登場人物はほぼ同じで、内容も前作同様「映画愛」と「家族愛」を謳っています
    そしてゴウがもたらす奇跡によって、家族の絆が再び結ばれていく様は、どちらの小説も感動的でした
    もちろん読んだあとも心温まるものでした

    小説が映画化されて、映画が小説化されて、全く別の話が生まれるなんてと驚きですが、両作のテーマがぶれていない所が素晴らしいなと思いま

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    2023年11月28日
  • エール!(3)

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    憧れて手に入れた仕事にも嫌な事はある。
    こんな仕事辞めてやる!という仕事の中に、
    笑顔になる一瞬がある。
    生活の為に働くのだから割り切る、
    という考えもある意味正解だと思うし、
    この仕事が天職だと思っていたのに、
    向いてないって挫折する事も多分ある。

    大変そうだね、と言われる仕事に、
    笑顔で楽しげに関わる人もいる一方で、
    誰もが羨む職業に就いているのに、
    人知れず悩んで塞いでいる人も多分いる。

    早期退職に憧れた時期もあったけど、
    社会の片方にしかいられない人生が楽しいのか、
    自信がなくなってきた。
    助け合って社会を作って生きていく上では、
    誰もが自分の役割を「ちゃんと」する事が、
    大事なの

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    2023年11月26日
  • お帰り キネマの神様

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    キネマの神様とは全く異なるストーリー。山田洋次監督という映画人だからこそ見える絵をベースに、小説家の原田マハだからこそできる文字を重ねた共同作品。やはり映画はいいな、と感じた。

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    2023年11月24日
  • 夏を喪くす

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    どれも結構重めでシビアな作品。夏を喪くすとは人生の夏を謳歌してきた主人公が人生の秋を迎える決意を表しているように思えるという解説を読んですごくしっくりきた。特製カバーが可愛くて買ったけど当たりだった

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    2023年11月20日
  • お帰り キネマの神様

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    原田マハ『お帰り キネマの神様』文春文庫。

    『キネマの神様』の続編かと思ったら、山田洋次監督により大幅に手を加えられ、映画化され作品のノベライズということらしい。そんなこともあるのか。

    確かに大幅に内容が変わっている。もう一つの『キネマの神様』と言って良いだろう。山田洋次らしい派手なハッピーエンディング。しかし、原作の『キネマの神様』の方が遥かに良かった。

    本体価格600円
    ★★★★

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    2023年11月19日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    あれあれ、いきなり涙腺が緩むような展開ッ!
    決して人前では読まないで下さい

    こちらは村上たかしさんのコミックを、原田マハさんが小説化した作品なのだそうです

    お父さん(飼い主)と、いつまでもお父さんを愛し続ける愛犬ハッピーのお話です

    それに加えて、お父さんとハッピーの事を調べるうちに福祉事務所の奥津さんも、愛犬だったバンとの生活の日々を回想します

    いつも真っ直ぐなハッピーがとっても可愛くて、穏やかで優しいお父さんが大好きな気持ちが沢山伝わってきました
    遊んでもらえると、嬉しくて尻尾をちぎれんばかりに振るしぐさ♪
    大好き過ぎて、お父さんの顔中を舐めまくる姿♫
    犬って、こちらが照れてしまうほ

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    2023年11月06日
  • リーチ先生

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    イギリス人陶芸家バーナード・リーチの他者視点による伝記フィクション

    以下公式のあらすじ
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    1954年、イギリス人陶芸家バーナード・リーチが大分の焼き物の里・小鹿田を訪れる。その世話係を命ぜられた高市は、亡父・亀乃介がかつてリーチに師事していたことを知らされる。
    時は遡り1909年。横浜の洋食屋で働きながら芸術の世界に憧れを抱いていた亀乃介は、日本の美を学び、西洋と東洋の架け橋になろうと単身渡航した青年リーチと出会う。その人柄に魅せられた亀乃介は助手となり、彼の志をひたむきに支えていく。
    柳宗悦や武者小路実篤ら白樺派の面々や、のちに陶芸家として偉大な

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    2023年11月02日
  • ラブコメ

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    原田さんの作品ということで購入。
    タイトルと漫画家とのコラボから、恋愛小説の漫画版と思ったが全く違う「米:コメ」作りの話だった。
    日本農業新聞で連載することになった原田さん。その参考として農業体験を試みることに。ちなみに、連載の方は『生きるぼくら』で既に読んでいて、引きこもりの主人公がコメ作りで立ち直る感動的な話しだった。
    この始める時期が劇的な時期で、2011年2月からで、震災当日も信州の農場に行く予定だったとか。震災後も描かれているが、コメ作りが主なので震災は抑え目。
    自分自身、コメ作りは実家が農家だったし、家を出て半世紀ながら、都会のど真ん中の公園ボランティアで田んぼも畑も作っていたので

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    2023年11月02日
  • リーチ先生

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    ネタバレ

    原田マハ先生の作品には毎回フィクションかノンフィクションかの区別がつかなくなるほど没頭させられるけれでも、今回もそんな作品です。
    作品に登場するリーチ先生も高村光太郎も柳宗悦らも実在した人物だけれでも、彼らの功績といったものを、実在しない亀乃介、高市という親子を通じて知るという巧妙なストーリーで、読後はまた少し美術史に明るくなったような気にさせられるのでした。

    それは「陶芸」という名の「冒険」だった、とリーチは言った。・・・・あの日々を、冒険と呼ばずしてなんと呼ぼうか。(作品から一部抜粋)

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    2023年08月14日
  • 妄想美術館

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    原田マハさんとヤマザキマリさん(テルマエ・ロマエの作者)が対談形式で美術史や画家に対する妄想を語っている本。
    ヤマザキマリさんの経歴は何も知らなかったので興味深かった。今度著書を読んでみたい。

    二人ともとても知識豊富で、それに裏打ちされた「こんな美術館(美術展)を作りたい」という妄想が爆発して盛り上がっている様子がわかって楽しかった。
    お話しの中で知らなかった画家が出てきたり、その人が描いた絵画の写真もカラーで掲載されていて未知の世界を少し覗くことができた。

    あとがきでマリさんが「美術館は、芸術という人間にしか生み出せない創造物を糧に生きてきた様々な人々の魂が集う緑豊かな森のようなもの」と

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    2023年08月03日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    「生きているうちに見るべき絵画」の本物に出会いに行きたくなりました。
    いや、読んだだけでも、出会った(見た)ような気になってしまっている!マハさんの文章による惹きつけに、もう全部持っていかれちゃっています。

    ゴッホやドガが日本画・浮世絵に憧れ、その技法をも取り入れたという点、興味深く読みました。その事実は知っていても、一人一人の画家を丁寧に取り上げているマハさんの作品を読んでいると、より親近感がわいて、事実味が増してくる感じがします。

    あとがきのことば、非常に印象的でした。

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    2023年08月03日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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     本作は、原田マハさんが村上たかしさんの同名コミックに惚れ込み、小説化した珍しいタイプの本のようです。逆パターンは結構多いのだそうで‥。(小説のコミック化・映画化ともあまり関心がなく‥)

     今回、著者がお気に入り作家の一人である原田マハさんであること、更に昨年、17年連れ添った愛犬を亡くしたこともあり、何となく手にしました。

     子どもでも読める平易な文章で、特に中心となる犬の視点で描かれた内容は切なく涙を誘います。が、そんな単純な話だけでなく、人間の思いやりや身勝手さ、犬の一途な寄り添う気持ちと共に、愛することや幸せなど、根源的な問題について自問させられることが多々ありました。
     井上ひさ

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    2023年07月29日
  • やっぱり食べに行こう。

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    マハさんのアート小説が好き。たまにはちょっと違う路線のマハさんに出会ってみるか〜と手にとったこの一冊で、小説の舞台裏を知ることになり、ますます沼ることになろうとは。
    飽くなき美味しいものの追求と、それにまつわるアートのお話、海外暮らし、どこをとってもキラキラしていました。お腹いっぱいー♪

    アートをテーマにした小説を書くときにいつも心がけていることは、いかにも「これはほんとうにあったことかもしれない」と感じていただけるように書くこと。ただし、実在のアーティストが登場するばあは、彼らに対するリスペクトと愛情を決して忘れない。そうすることによって、読者がアートに対して興味をもち、自分自身でもっと調

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    2023年07月22日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    一気読みして泣いた本。苦しくて切ない。
    犬と比べると人間って気まぐれで残酷だなぁと思う。動物を迎え入れて大切な家族の一員になるって奇跡のようなことだけど、その責任もしっかり持たなきゃね。私も胸を張って自分の小さな相棒は生涯幸せだったと言えるように、たっぷり一緒に過ごしてたっぷり愛す:)

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    2023年07月10日
  • 妄想美術館

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    フランスのマハさん、イタリアのマリさん、という感じでめっさ面白かった!「カノーヴァ ぶつぶつ」を私も検索してしまった。案の定、ギャーってなった。笑

    マリさんのメッシーナ、ウッチェロ推しが伝わる。おかげでイタリアの画家が描いた絵についても覗きたくなった。「美術館は幸せになりに行くところ」っていうのがお二方の愛情を感じた。絵を見た時の「なんかいいな」っていう感覚を大事にしたい。

    ヴェネツィアのペギー・グッゲンハイム・コレクション、、、行ってみたし!

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    2023年07月08日
  • 恋愛仮免中

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    私にとって、よく名前もみるし、代表作も分かるけど、読んだことはない作家さん達の恋愛小説アンソロジーとのことで面白そうだなと思い購入しました。
    それぞれに面白かったり、感動したり、共感したりしてとても良かったです。

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    2023年06月30日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    これこそが、奇跡。神が為したもう奇跡だ―。

    現代の学芸員の視点から始まり、物語は一気に戦国時代、元亀から天正の時代へと読者を引き込んでいく。
    下巻の解説でも述べられているが、史実ではないし、詳しい方からしたらあり得ない展開だと思うが、読んでいるとこんな出会いがあったら面白いとワクワクしてくる。俵屋宗達と織田信長、天正遣欧少年使節団、カラヴァッジョ。幾年もかけてたどり着くローマ。この後どうなるの!?と下巻の2巻目があるんじゃないかと確認してしまう。本当に大変な時代に、大変遠い場所で、大変な経験をした少年たちの物語がもっと読みたかった。
    原田マハさんの小説に出てくる人たちは、本当に真摯で、ひたむ

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    2023年06月11日