原田マハのレビュー一覧
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前半はaudibleでも聴きました。
渡辺えりさんの朗読がもう、、ほんとにもう朗読っていうよりもう完全なる演技で、、登場人物たちの津軽弁も地の文も素晴らしかった。
audibleって朗読してくれるだけのものとは思えませんね。完全にエンターテインメント。
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“〈ひまわり〉がいま、東京の美術館にある。”
損保美術館所蔵の〈ひまわり〉大好きなので、チヤが語った【序章 一九八七年(昭和六十二年)十月 東京杉並】でわくわくです。
棟方志功の没二十年後に五十八億円で日本に〈ひまわり〉がやってきたところから始まる。
弘前新聞での公開ラブレター、これフ -
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近頃、読書ばかりでめっきり映画を観なくなったけど、この本を読んで久しぶりに映画を観たくなった。最後の作品は何なのかなぁ。ネットで探してみよう。
心温まる素敵なお話で一気読み。ホラー漬けの読書の息抜きとなった。(笑)
たまにはこんなのも良いね。
映画も賭け事も好きで借金もある破天荒なお父さん。自分勝手だけど魅力的で憎めない。
映画好きが功を奏して、評論を書き始める事に。そして大ブレイク。一生を通して好きなモノがあるって素晴らしい。
家族や友人との関係も温かい。お父さんが周りから助けられているようで、実は周りの人にチカラを与えてくれる存在なんだよなぁ。
良いなあ。長生きしていつまでも大好きな映画を -
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うつくしい墓:マティスに仕えた家政婦による追想、マティスとピカソの合流が描かれる
エトワール:ドガの最大の理解者メアリーカセットによる追想
タンギー爺さん:タンギー爺さんの娘からセザンヌへの手紙という形でタンギー爺さんのセザンヌへの心酔ぶりが描かれている
ジヴェルニーの食卓:モネの後妻アリスの娘ブランシュとモネの生活がブランシュが作る食事を交えながら描かれる
個人的にはタンギー爺さんの章が一番好き。タンギー爺さんの天真爛漫さ、こんな純粋な人がいるのかしらと思うし、この時代にタンギー爺さんの庇護がなければ名作たちは残らなかったのではないか、とすら思う。 -
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ネタバレ原田マハさんの本格ミステリー小説。以前最果ての彼女を読んだが、ほのぼのできるストーリーであったのでギャップがすごいと思った。
内容は、小さなオークションサイトに勤務する冴の元に一丁の寂れた銃を鑑定するところから始まる。その銃はかつてゴッホを撃ち抜いたとされる銃であると依頼人は主張する。
実際にゴッホを撃ち抜いた(自殺か他殺かは不明)銃はこの世に存在するのだろうか?と思いながら読んでいた。画家の作品以外にも有名な画家にまつわる品も価値を生むのだと再認識した。
もう一つのリボルバーとして、このリボルバーがゴッホと関係があるものなのかを調査する中で、ゴッホとゴーギャン、テオに関する事実に触れてい -
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ネタバレテレビタレントとして挫折した主人公・丘えりかが、旅の代行業「旅屋」を始め、日本各地へ旅に出る物語。依頼人の「人生の節目」に立ち会い、代わりに旅をする中で、えりかは様々な人々と出会い、自身の生き方を見つめ直す。
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私も旅行は好きですし、地方に行って、地のものを頂く、美しい風景に出会う、こういうのは好きです。
本作はそんな「旅」を仕事にしてしまう落ちぶれたタレントとその事務所の話であります。
旅の情景やテレビ撮影の裏方(あと零細芸能事務所の作り?)が分かって面白かったのですが、ストーリー展開はやや安易に過ぎたのかな、という印象を受けました。
ひねくれた中年おじさんは、こうした作品を素