原田マハのレビュー一覧
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ネタバレ絵に関する恋愛と地獄のような物語の短編集といった感じ。
友人がオススメして貸してくれたのですが、だいぶ不幸!!!
一番最初の深海魚はまだ好きでした。女子校にとてもとても夢がある自分としては(絶対に女子校にこんなイジメないやろ)という逆偏見があるため共感はしづらいものの、ルカちゃんの妖艶さにドキドキしっぱなしでした。
不倫関係がとにかく苦手で、イチャイチャ夫婦を見てウットリニヤニヤしたいタイプなので、多くの作品の登場人物に嫌悪感半端なかったです。
文章読みやすいし繊細な気持ちの変化もあらわされていて物語として本当に面白いのに、不倫のせいで純粋に楽しめないといった感じ。だから不倫関係の男女とか平気 -
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「たゆたえども沈まず」を読んでゴッホに興味を持ち、ゴッホ展に足を運んでみたら今度は作中に出てきた印象派のことをもっと知りたくなり、印象派の中でも特に有名なモネのことが気になって今回はこちらを読んでみました。
まずモネってどんな人?ということから、縁のある土地や作品が展示されている美術館などにも触れられていて、マハさんが実際に現地に行かれた際の写真も載っていて美術の知識がほぼ0の私がでもとっかかりやすくもっとモネのことを知りくなりました。
ただマハさんの主観や予想で語られているところもあるので、読む人によって受け取り方もけっこう変わってきそう。
この後「ジヴェルニーの食卓」も読んでモネ展に行って -
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この作品と同じくゴッホを題材にした「リボルバー」を読み、ゴッホの世界をそれなりに調べていて、自分の中で好きな作品【星月夜】が表紙の作品。
リボルバーとはちがった視点。
10年間で2000点もの絵を描いたといわれているが、生前売れた作品は1点のみ。
精神的にも金銭的にも不安定なゴッホを支えていた、弟テオ目線の物語。
この二人は兄弟以上に特別な関係だよな…たぶん前世でも深いつながりだったんだと思う。
いくら兄弟といえどここまでの献身はできない。
言葉がなくても通じる心、通じすぎて辛い…恋人以上じゃん。
今だ自殺か他殺か議論されるゴッホの死の真相。
この本の通りだったら悲しすぎるな… -
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ネタバレ離婚・いじめ・就活・引きこもり・介護の苦難から、家族・仲間・米づくりを通して、主人公達が前に進んでいくハートフルストーリー。わかりやすく感動できます。梅干しおにぎりにはじまって、梅干しおにぎりに終わる構成は少しくさいが良い。
以下気になった点(読み手の能力もある)
・1人称と3人称がよく切り替わって少し読みづらい。
・チートキャラ志乃さん。主人公に降りかかる受難をほとんどこの人が解決。
・父親が手紙を偽名で出した設定。差出人不明→場所からおばあちゃんと勘違いする、でよかったのでは?嘘をつく心情がよくわからない。
・父親の存在。重要人物なのに父のキャラクターが理解できる描写が少なく思う。多分つ -
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日本に関係する芸術家(日本に影響した/影響された外国人、世界的に知られた日本人)総勢20名に対する“妄想突撃インタビュー”。もともと、2019年に清水寺を会場に開催された展覧会の“発展的資料”という位置づけのものということで、話の内容に目新しさはそれほどない。
芸術家20人ともなれば、中にはきっととても気難しい方がいたはずなのだが、誰も彼も結構気さくに取材を受けてくれるのも御愛嬌か(まあ、妄想だから何でもありではある)。
最後の一篇が、それまでの話を全体的に特徴づけるものになっていると思う。最後の一人、「フィンセント・ファン・ゴッホ」。彼だけは、作者が対面して取材するという形で書いていない。終