原田マハのレビュー一覧
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原田マハさんのにわかファンとして、絵画を題材にした作品として初めて手に取った一冊です。
残念ながら美術館巡りの趣味もなく、ましてや西洋美術史の素養もないため、この作品の背景や、どこまでが事実でどこからがフィクションなのかが分からず、物語に十分没入できなかったことが残念でした。
ゴッホについて私が思い浮かぶのは、安田火災(現・損保ジャパン)が「ひまわり」をオークションで競り落とし、本社に展示していることくらいです。
芸術家は感受性が豊かで、精神を病んだり自死したりする人も少なくなく、家族や関係者にとっては大変な存在なのだろうと思っていました。ゴッホも、もう少し後の時代に生まれていれば違った人生に -
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ネタバレ短編集。この感じのジャンルをノワールというのか。世にも奇妙な物語みたいなささやかな非現実性がクセになる感じ。
女性目線の官能表現が多くてちょっと冷笑しちゃう。中年女性がハイスペイタリア人に恋すな、求められるな。AVか。
「深海魚」描写がエロい。最後はちょいスカッと。
「楽園の破片」激イタ。見てられん。
「指」これもイタいけどカメラの青年は実在したのかそれとも、、みたいな終わりは良かった。
「キアーラ」この中では一番好き。因果応報というか罪に対して罰が返ってくるというか。意識がブツっと切れるようなラストが迫真。
「オフィーリア」絵に描かれることの永遠性を感じる。写真の発達していない時代の人がモ -
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短編集。
『フェルメールとの約束』は、展示会のチケットもない状態でアムステルダムまで赴く主人公の話。最初、筆者のエッセイなのかと勘違いした。チケットを譲ってくれたコンシェルジェの女性が素敵だった。彼女は何かを諦めたのだろうか。でも、芸術への情熱は忘れていないんだろうな。きっと同じ情熱を持つ主人公に心を動かされたんだろう。
『ユーレイカ』は、憧れの人の「憧れの人」を紹介されるというシチュエーションが好きだ。当然、憧れの人の「憧れの人」なんて素敵な人に違いないと思うが、現れたのは飾り気のない女性だった。そういう人を憧れと言える人に私もなりたい。 -
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原田マハさんは2000年の6ヶ月間、森美術館の設立準備室から、MoMA(ニューヨーク近代美術館)へ実務的な研修と人事交流と云う目的で派遣されていた。
その時に体験した事柄から生まれたのだろうか、5話の短編を収めた『 モダン 』を手に取った。
物語は当然フィクションだろうが、とてもリアル感溢れた短編集だった。
MoMAと言えば世界の現代美術を収集した美術館との評価がある。
特に1950年代からの作品の充実度は、現代アート群を収集している他の美術館を圧倒している内容を誇っている。
この一冊では1934年に開催されたレディー・メイドの「Machine Art(機械美術)」展、そしてアクション・ペイ