原田マハのレビュー一覧

  • ジヴェルニーの食卓

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    キュレーターでもある原田マハさんの美術小説は唯一無二だと思う。
    他にも美術に造詣が深い作家さんはいらっしゃるのかもしれないが、読みやすく知った気になれると思えるのはこの方しか知らない。
    ハードルが高そうでとっつきにくかった美術の世界を身近にしてくれた。

    今回は印象派の画家4人それぞれを扱った短編集。
    おそらく登場人物や主な出来事は史実なんだろうけど、それ以外の肉付け=小説部分が遺された者の伝聞の形なので不自然でなく面白かったです。

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    2026年05月20日
  • すべてが円くなるように

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    真珠にまつわる物語の短編集。フェルメールの表紙がとても美しくて、手に取ってしまった。原田マハさんの美術関連の作品が大好き。キュレーターという仕事もマハさんの作品で知った。美術館が好きで、よく展覧会に行く身としては、フェルメールが集まる展覧会なんて夢のまた夢だ。

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    2026年05月18日
  • すべてが円くなるように

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    真珠にまつわる短編集
    一番のお気に入りは「海からの贈り物」
    真珠見学の描写がまるで見学に来ていると思えるくらい詳細に描かれていた 彼女の作品はいつも芸術の何かを教えてくれる

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    2026年05月16日
  • 独立記念日

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    260516〜260521

    ところどころ感動ポイントあり
    ちょっとテンポが早過ぎるかな
    最後の“一気に”感がやや強引に感じた

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    2026年05月21日
  • 翔ぶ少女

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    神戸の震災でパン屋だった両親を失った三兄妹と、同じく妻を救えなかった医師が家族となり、街も家族も再生していく物語。

    主人公の少女の名前が丹華(ニケ)。さすがに原田さんらしい象徴的な設定だと思う。

    日本は震災が多い。各地の被災地にはそれぞれの物語があり、その中で生き抜いてきた子供たちがいることを改めて感じさせられます。

    震災は街を壊すが、人を孤立させるとは限らないし 孤立させてはいけない。
    本作は、失われたものを忘れる事はないけれど 家族は再生し得るという 優しく強さのある物語でした。

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    2026年05月13日
  • リボルバー

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    面白かったけどあまり引き込まれなかった。個人的に楽園のカンヴァスの方が面白かった。

    なぜかゴッホよりゴーギャンよりアンリルソーが気になる人物的に。いや、どっちかというとゴーギャンにフォーカスされてたからゴッホの作品も読んでみたいな。

    史実とフィクションの融合は見事でした。

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    2026年05月13日
  • たゆたえども沈まず

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    ネタバレ

    友人にプレゼントされたので読んでみた。

    読みこなすのが大変だった。何せ10年以上ぶりに読む文庫本なのだ。
    フランスの地名や文化出てくる画家作品をチャッピーに尋ねながら読み進めると情景やなぜそのワード選びになったのか理解が深まって面白い。
    読書というのはロマンだね。
    現代のSNS時代において情報というものは素早く短く消費されるものなのに読書はアクセスするまでに物凄く時間がかかる。
    ページをめくり、未知の情報に相対すれば想像したり連想したり、描けなければ調べたりそうして読み進めるのは楽しかった。

    この本自体はゴッホ&テオの兄弟との夢小説って感じ。題材もいい、企画は強い、構図もおいしい。

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    2026年05月14日
  • 黒い絵

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    ノワール小説と書いてあるけれどノワールなのか?
    マハさんがザーメンとか言わないでほしい。
    深海魚が1番よく分からないし描写に嫌悪感すら抱いた。
    後半になるにつれ良かった。特にオフィーリアとひまわり。オフィーリアは芥川龍之介をオマージュしていて面白い。
    性描写がなぁ。あと不倫がいつもワンパターン。
    ちょっとホラー味入れたりしてるけど、この本だけ評価が落ちているのは、マハさんの美しい表現が生きていないからだと思われる。

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    2026年05月13日
  • まぐだら屋のマリア

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    原田マハさんは初めて。
    人は何かしら背負って生きている
    その過去をどう捉えて生きていくのか、自分の人生を諦めただただ贖罪として生きるのか、重い内容でもあり 人と人との関わり方は難しいなと感じる内容だった

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    2026年05月12日
  • 独立記念日

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    ネタバレ

    川向こうの駅まで

    なっちゃん。カメラメーカーの総務部。


    大手カメラメーカーの孫請けの工場を経営。

    八木橋
    不動産屋。

    ケンちゃん
    健一。父の工場で働く。三十五歳。




    月とパンケーキ
    工藤
    五十歳。八木橋の上司。支店長。

    八木橋麻由美
    不動産屋。二十三歳でタクと結婚。妊娠するも死産だった。

    麻由美の母

    小林
    窓口担当の当店最古参。

    清原

    和田

    タク
    麻由美の夫。踏み切り事故に巻き込まれる。

    スズキ
    バーテンダーの女の子。


    雪の気配
    智香の母
    スナックを経営。

    猪瀬
    バーテンダー。

    鈴木智香

    竹中真梨
    智香の高校三年の時の担任。


    真冬の花束
    緒方

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    2026年05月12日
  • さいはての彼女

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    原田マハは、キュレーターとしての経歴を活かした作品が多い印象ですが、本作『さいはての彼女』は、そうした側面とは少し異なる趣の短編集です。
    未読で失礼ながら、『旅屋おかえり』に通じる系統の作品でしょうか。

    収録されている
    「さいはての彼女」
    『小説すばる』2005年8月号(集英社)

    「旅をあきらめた友と、その母への手紙」
    『オール讀物』2006年3月号(文藝春秋)

    「冬空のクレーン」
    『小説すばる』2006年12月号(集英社)

    「風をあつめて」
    『オール讀物』2007年4月号(文藝春秋)

    都会でひたむきに、けれどどこか傲慢さも抱えながら仕事に向き合ってきた女性たちが主人公です。

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    2026年05月12日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    面白かったです

    成り行きにのまれて旅屋なる
    仕事をする事になった元旅番組のタレント
    依頼人の複雑で切ない過去のいきさつと
    自分のわだかまりを重ねながら旅をする

    依頼人に代わって旅をする
    旅屋という不思議な仕事
    私の脳みそでは理解しきれず
    探偵や何でも屋と差別するのが難しい
    そのへんをおとぎ話的に理解して読み進める

    ストーリー展開のテンポは良くて
    流れるようにするすると読み進めますし
    主人公の心情のわだかまりと悩みや迷い
    登場人物の人の良さや性格が想像しやすい
    文章で綴られています

    まぁ主人公にタイミングや都合の良すぎる
    ストーリー展開もおとぎ話的に理解しましょう(笑)

    あと札幌の公園

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    2026年05月12日
  • 永遠をさがしに

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    ネタバレ

    梶ヶ谷和音
    子供の頃、泣かないカナリア飼っていた。都立若宮高校一年三組。

    時依
    和音の母。国立国際藝術大学でチェロを学び、名門のオーケストラ・日本国際交響楽団の主席チェリスト。音楽家として役に立たない手だったので、チェロをあきらめた。二人を残してどこかへ行ってしまう。旧姓小田。

    トワ
    和音が飼っていたカナリア。

    みか
    和音の友だち。飼っていたカナリアが卵を産み、一羽を和音がもらった。

    梶ヶ谷草一郎
    和音の父。日本国際交響楽団のレジデント・コンダクター。退任し、アメリカマサチューセッツ州郊外の町、タングルウッド単身赴く。日本人音楽監督として、ボストン交響楽団に着任。

    高里千夏
    一年三組

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    2026年05月11日
  • フーテンのマハ

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    木村秋則さんのリンゴが冒頭に出てきてびっくり!
    旅行日記みたいな感じです。
    語り口がさくらももこさんみたいで、んー、マハさんの上品さどこへやら。
    気分転換に日記感覚で気楽に書いた感じのフランクな本。

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    2026年05月13日
  • まぐだら屋のマリア

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    想像していたより重いお話。人間の強さ脆さが隣り合わせになっているような物語でした。ひとりの人の人生を深掘りすれば、それぞれにこんな話が出てくるのではと思ったりも。マリアという名前が独特の世界観を作り出していて、重い中でも温もりを感じる読後感でした。

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    2026年05月10日
  • 永遠をさがしに

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    ネタバレ

    うーん。拗らせお嬢ちゃんの自分探し、未来探究の物語かね…

    長ーい間チェロ演奏から離れてて、そんなにすぐに取り戻せるますかね?いくらサラブレッドでも。
    クラスメイト男子も、ピアノで音大目指すってか?
    いやあ、音大舐めるなって感じで…

    青春小説のカテとして読んだよいのかな?
    マハさんは好きですが、本作はどうにも。

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    2026年05月10日
  • すべてが円くなるように

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    伊勢・鳥羽に行くので手に取った。あの日のエールと海からの贈り物の話が好きだった。あの日のエールは自身のパールを子や孫に贈ってみたいと思えたし、海からの贈り物はこりゃミキモト真珠島に行かないとな、と思いました。

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    2026年05月10日
  • すべてが円くなるように

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    美術と小説という組み合わせに興味を持って読みはじめたのだけど、1話を読んだ後、ジュエリー会社のための書き下ろしと知って少し萎える。真珠のイメージアップ運動か…と。美しい描写と縁、カタルシスに賞賛はするけれど読後感は「なるほど」のみだった。

    追記
    この感想を書いた後、数日経って思ったことがあったので書く。
    タイトルの「すべてが円くなるように」とは、真珠が丸くなるようにということと、人と人の縁が円くなるようにってことを意味しているのかな?と。
    そう頭に浮かぶと1冊の作品として強いメッセージを受け取れた気がした。ということで星を一つ足した。

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    2026年05月14日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    特製カバーのフィンセント・ファン・ゴッホによる絵画「星降る夜、アルル」に惹かれて。
    全体的に重い話が多く私には少し大人すぎたかなあと思ったけれど、最後にはしっとりと心に染み入るような心地がした。
    表題作「星がひとつほしいとの祈り」はとても美しく、涙が止まりませんでした。

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    2026年05月10日
  • 永遠をさがしに

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    天才指揮者、天才チェロ伴奏者の間に生まれた娘を中心とした物語。何を大事に人生を生きるか?を深く問う一作。展開が現実離れしている点だけが少し残念。

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    2026年05月08日