原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレゴッホの死は自殺ではなく、他殺だった。それも犯人はゴーギャン——。
「史実に基づいたフィクション」とわかっていても、教養をくすぐる小説は、私のような中高年の男性にとっては、面白くてしょうがない。
なぜなのか?
教養を得ると、人に話したくなる。承認欲求を満たしたい。
著者もうまい。
まず、タイトルが飛び道具で心を鷲掴みにされる。
リボルバーを軸に現代、ゴッホ、ゴーギャンたちが生きた時代に私を連れていく。
まるでディズニーランドのアトラクションの乗り物にのって、彼らの生活を覗き見るように。
そして、にわかキューレーターになり、わかったような気になる。
承認欲求を満たすための読書は浅はかである -
Posted by ブクログ
旅したくなる本
短編集のためほとんどが別軸の話ではあったが、どこか繋がっているような空気を感じた。それぞれの話で出てくる主人公の年齢が近いところにその空気を感じたと思う。
ナギのような人になりたいと思った。ハーレー乗りの会話空間が心地よく感じるのは、なんとなく想像できる。ナギのような存在が心地よい人になれたならとても幸せなことだと思う。
作中に出てきたあのホテルに一度は行ってみたい。
原田マハの文章の力だけで感動させるというのを改めて感じた。
この作品の中で1番好きなセリフは
「今日と明日のナギでした」
何か悪いことがあった時に読んで欲しい本