原田マハのレビュー一覧

  • まぐだら屋のマリア

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    原田マハ氏は初めまして本。

    品の良さが感じられる、手際よく丁寧に作られていく和食の世界が魅力的。

    暖かく柔らかい表現かと思えば、内容全体は結構ヘビー。救いようがない事情を抱えていると尽果に辿り着く因果関係があるのだろうか。不思議な伝承も多くある土地のようだ。

    罪を感じているのか、とにかく認められたいだけなのか、捉え方ひとつで生き方に大きく影響される様子が見られる。

    正直言うと所謂モヤる部分も多かったが、すべてがすべてスッキリ綺麗に片付く訳が無いのでそういった不条理も作品の味と言えるのだろう。

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    2026年02月27日
  • 独立記念日

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    ◼︎自分メモ
    もうすぐ雪が降る。何もかも、白く塗り替えて。

    自由になったのかな、とふと思った。彼を求めて泣かなくてもいい。私の人生をめちゃくちゃにされた、と恨まなくても、もういいんだ。

    でも、自由って、なんだろう。

    口にするのも面映ゆく、うっとうしい感じさえする、その言葉。

    それなのに、それを求めて苦しんでいるなんて。

    まるで、苦しい恋に溺れていったあの頃とおなじように。

    一生懸命生きている人こそが、自分が寄り添うべき人である。

    自由になるってことは、結局いかに独立するかってことなんです。

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    2026年02月26日
  • 太陽の棘

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    戦後、沖縄
    アメリカから
    若き精神科医が派遣される

    ニシムイの美術家と
    過ごした時間

    勝者と敗者
    米人と日本人
    狭間の中で紡がれる
    熱く短い青春

    じーん…

    #太陽の棘
    #原田マハ
    #文藝春秋

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    2026年02月26日
  • スイート・ホーム

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    タイトル通り、スイートで優しい、いろいろな家族の物語でした。
    出てくる人物全員が優しくて、悪意の全くない世界。ちょっと現実味がないな、と思いましたが、心が弱った時のスイーツみたいに、そういう物語も必要なのだろうなと思います。(私には、少し胃もたれするかも。)

    収録作の中では、「希望のギフト」が好きでした。大切な人をきっかけに立ち上がる姿がとても素敵で。

    物語のテイストは合いませんでしたが、展開は穏やかながら面白くて良かったです。文体も心地よくて、同作者の他の作品も読んでみたいと思いました。

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    2026年02月26日
  • リボルバー

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    たゆたえども沈まずの後に読みました!推理系なので登場人物、時系列など考えると読むのに少し疲れましたが、ゴーギャンという作家にも興味が湧いた。フィクションなのかノンフィクションなのか分からなくなる。事実だったらいいなぁと思ったり、本当はどうおもってたのかなと考えるのが面白い。

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    2026年02月25日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    柳広司さんの「風神雷神」を読んでいる時に原田マハさんの作品にも「風神雷神」があるのを知って読んでみた。
    実際の俵屋宗達がどんな人だったのかは謎に包まれているみたいだけど、かなりぶっ飛んだ内容だなぁ。
    宗達たちの旅がこれからどうなるのか、下巻が楽しみ。

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    2026年02月24日
  • たゆたえども沈まず

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    _Fluctuat nec mergitur
    パリは、たゆたえども沈まず。

    タイトルに惹かれ、そのタイトルを体現する登場人物たちの生き様に胸打たれた。
    どんな著名人にも日々を生きる中でのドラマがあり、それは我々と変わらないのだ、と改めて。

    ゴッホの絵をまた観に行きたくなった。

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    2026年02月23日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    終始穏やかに進む物語の中に、深いメッセージがちりばめられている。故郷とは何か、幸せとは、生きるとは、考えさせられ、心が温かくなった。

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    2026年02月23日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    のめり込み、一気に読み切ってしまいました。相手を信じ、覚悟を持って共に歩む力強さとそれがもたらず奇跡を見ました。物語の舞台にオリジナリティがあったことも、この物語を身近に感じられて素晴らしかったです。

    巻末の解説にあった文言を引用します。
    言葉を「使える」ことの尊さ。言葉を持って、伝えたい思いを、伝えたい相手に伝えるということはどれだけの奇跡の上に成り立っているのかを本書は高らかに謳い上げている。

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    2026年02月22日
  • たゆたえども沈まず

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    原田マハさんの作品は非常に読みやすい。 また美術史に関する洞察が深いので、書いてあること全てを事実として受け入れてしまいそうになる。 この点は要注意か。

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    2026年02月21日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    個人的には自分で拾ってきたのに
    責任放棄しちゃったみくちゃんに
    悶々とするところはあれど
    作中のソーシャルワーカーの人にも、
    幼き私にも、ペットの世話を
    親任せにしていた過去があるので
    まあそれ自体も
    事実よくあることなんだよなあとは思う

    とはいえお父さんはソーシャルワーカーさんに
    早く繋がってほしかったなあ

    私が犬を飼うとき、ブリーダーさんから
    「どうしても育てられない事情ができた際は
    必ずご連絡ください」と念を押された。
    どうしたって飼い犬は
    飼い主の暮らしに左右されるものだから
    だからこそ責任を持ってほしかったなあと
    悔しい気持ち

    それはそれとして犬の愛情深さや忠誠心には
    日々感心

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    2026年02月23日
  • 本日は、お日柄もよく

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    「良い人生」を送るには、「言葉の力」を引き出す心と技術が大きく影響してると改めて実感。
    内容自体は物語感が少し強くて面白さというより読みやすさ重視やと感じたけど、出てくる言葉やその使い方は面白く学ぶものがある作品やなあと思います。
    ↓は作中の気に入った名言
    「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。」

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    2026年02月21日
  • 旅屋おかえり

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    ん~、ちょっと主人公が王道過ぎて、あまり個性を感じられずあんまり感情移入できなかった  

    他の原田マハさんの作品の方が好きかな

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    2026年02月20日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    この作品を読んで良かった点は美術に興味を持てた点、今まで名前だけの存在だった歴史上の人物が動き出し自分の中で形のある存在に変わったという2点だと思う。

    下巻はとにかく長く感じた。上巻は勢いよく読めたが、下巻になると同じ味の料理をずっと食べている感じで、面白みはあったはずなのに早く読み切りたくて読む感じだった。あと、絵を見たあとの感動を伝えるための情景描写が細かく、それが1度や2度ではなかったので、くどく感じてしまい自分には合わない作品なのかなと思った。

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    2026年02月18日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    楽園のカンヴァスが面白くて、その勢いで本作を読んだ。原田マハ作品で散見される史実とフィクションの融合物語で、最初の方は没入して読めたが、途中から冗長だと感じてしまった。問題作『ゲルニカ』
    を借り出す交渉の厳しさを表現するには仕方がないことかもしれないけど、、、。締め方も納得のいくものではなかったかな。ティム・ブラウンが登場したシーンはめっちゃ熱くなりました。

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    2026年02月17日
  • 太陽の棘

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    戦後沖縄に駐留した米軍医と沖縄芸術村の人達との交流を描いた史実に基づく小説、当時の空気感がリアルに伝わってくる。

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    2026年02月15日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    一人の男と一匹の犬が、旅の果てに辿り着く物語。

    あまりにも純粋で切ない愛の形に、静かに胸を締め付けられます。
    作中で印象的なのが、「もっと、恐れずに、愛すればよかった」という後悔の言葉。失われていく時間の中で、この一文がどれほど重く響くことか。

    私たちは傷つくことを恐れたり、何かを言い訳にして、目の前にある愛から目を逸らしてしまうことがあります。何も求めず、ただ寄り添い続ける犬の姿を前にすると、その後悔はいっそう切実なものとして迫ってきます。

    手に入るはずのない星を、それでも見上げ続ける「星守る犬」
    報われなくとも、ひたむきに愛し続けること。その健気さこそが、孤独の中にいた主人公にとって

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    2026年02月14日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    選挙での高市総理の歴史的勝利をうけて、思わず手に取った作品。夫と総理のキャラクターが「静」・「動」の対照の妙になっている。選挙に至るまでのシーン展開には一気に引き込まれた。後半は原田マハさんの作風に時折みられるテンポ感(トントン拍子)で締めくくられた。

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    2026年02月14日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    話は悪くはないんだけど、丘の上の賢人がどうしても想像できず・・いつのまにか現実主義になって、純粋さや素直さを失ってしまったんだなあ・・と、ちょっぴりそんな自分が残念でもあり。

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    2026年02月14日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    ネタバレ

    タイトルを見て日本初の女性総理が誕生した今だからこそ読もうと思った。
    初版は2013年ということで驚いた。
    総理と総理の夫の苦節や、現実にもきっとあるんだろうなというような政治界の闇が総理の夫が記載した日記という体でポップに描かれていた。

    終盤の富士宮さんに関する展開だけは少し蛇足に感じてしまった。
    中盤の解散総選挙へ向けた裏での駆け引きや陥れようとするような展開がいちばん面白かったと感じた。

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    2026年02月11日