原田マハのレビュー一覧

  • モネのあしあと

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    モネは刻一刻と変わっていく風景を大切にしたから、睡蓮の絵を何枚も描いているのだと思った。(それまではなぜ何枚も描いているのか、疑問に思っていた。)確かにハンコを押したような日々を送っていても、昨日と今日の空の表情は違うわけで。マンネリ化を感じたら、ひとまずぼんやりと空を眺めてみるのも良いなと思いました。
    いつかジヴェルニーに足を運んでモネがアリスたちと共に暮らしていた日々を覗いてみたい。そしてオランジュリー美術館の楕円の部屋もいつか訪れてみたい。お金貯めなきゃ!

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    2026年03月08日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    デトロイト美術館が、デトロイト市の財政破綻の煽りを受けて所蔵品の処分を迫られる。セザンヌをはじめ、ピカソ、マティス、モネなどの名作コレクションを所蔵するデトロイト美術館。市民の生活も美術館も守りたい。それを救ったのは1人の市民のアートへの情熱だった。実話を元にした物語。四章からなる短編物語。流石の原田マハさん!

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    2026年03月08日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    ヘレンケラーの舞台替え、だけではない、原田マハさんの物語りの力、素晴らしかった。
    弘前の桜、楽しみです。ご当地のじょんがら節も聞きたいなぁ。

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    2026年03月06日
  • モネのあしあと

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    自分がモネの作品を初めて観たのはいつだったろうか。その時の衝撃や感動は最早忘れているが、原田マハさんのように今もなお鮮明に覚えていることは凄いなと思う。

    実際の作品を観るとともに話が深くなっていくのも楽しく読ませてもらった一冊である。

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    2026年03月02日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    ここまでよく話を膨らませられるなあ。

    後半を楽しみに。

    米沢にある洛中洛外図屏風を見に行きたくなりました。

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    2026年03月01日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    アートに絡めて史実と虚構を織り交ぜながら語られる物語は、他の著作同様素晴らしい。ただ、本作はあまりに有名なアート作品である分、以前に読んだ著作(リボルバー、楽園のカンヴァス)のように虚実境界が曖昧なワクワクミステリー感は少ない。どちらかと言うとサスペンス寄りで政治色、メッセージ性が強い。解説も池上彰氏。作品の時代と主人公の現代を交互に描く構成や語られるメッセージも既視感あり、読んだ順番の問題もあるが個人的にはもう一つ。

    「楽園のカンヴァス」の登場人物が出てきたり、「本日はお日柄もよく」ばりのスピーチ上手は作者ならではでフフッとなる。

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    2026年02月28日
  • 太陽の棘

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    戦後、沖縄
    アメリカから
    若き精神科医が派遣される

    ニシムイの美術家と
    過ごした時間

    勝者と敗者
    米人と日本人
    狭間の中で紡がれる
    熱く短い青春

    じーん…

    #太陽の棘
    #原田マハ
    #文藝春秋

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    2026年02月26日
  • スイート・ホーム

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    タイトル通り、スイートで優しい、いろいろな家族の物語でした。
    出てくる人物全員が優しくて、悪意の全くない世界。ちょっと現実味がないな、と思いましたが、心が弱った時のスイーツみたいに、そういう物語も必要なのだろうなと思います。(私には、少し胃もたれするかも。)

    収録作の中では、「希望のギフト」が好きでした。大切な人をきっかけに立ち上がる姿がとても素敵で。

    物語のテイストは合いませんでしたが、展開は穏やかながら面白くて良かったです。文体も心地よくて、同作者の他の作品も読んでみたいと思いました。

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    2026年02月26日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    柳広司さんの「風神雷神」を読んでいる時に原田マハさんの作品にも「風神雷神」があるのを知って読んでみた。
    実際の俵屋宗達がどんな人だったのかは謎に包まれているみたいだけど、かなりぶっ飛んだ内容だなぁ。
    宗達たちの旅がこれからどうなるのか、下巻が楽しみ。

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    2026年02月24日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    終始穏やかに進む物語の中に、深いメッセージがちりばめられている。故郷とは何か、幸せとは、生きるとは、考えさせられ、心が温かくなった。

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    2026年02月23日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    のめり込み、一気に読み切ってしまいました。相手を信じ、覚悟を持って共に歩む力強さとそれがもたらず奇跡を見ました。物語の舞台にオリジナリティがあったことも、この物語を身近に感じられて素晴らしかったです。

    巻末の解説にあった文言を引用します。
    言葉を「使える」ことの尊さ。言葉を持って、伝えたい思いを、伝えたい相手に伝えるということはどれだけの奇跡の上に成り立っているのかを本書は高らかに謳い上げている。

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    2026年02月22日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    個人的には自分で拾ってきたのに
    責任放棄しちゃったみくちゃんに
    悶々とするところはあれど
    作中のソーシャルワーカーの人にも、
    幼き私にも、ペットの世話を
    親任せにしていた過去があるので
    まあそれ自体も
    事実よくあることなんだよなあとは思う

    とはいえお父さんはソーシャルワーカーさんに
    早く繋がってほしかったなあ

    私が犬を飼うとき、ブリーダーさんから
    「どうしても育てられない事情ができた際は
    必ずご連絡ください」と念を押された。
    どうしたって飼い犬は
    飼い主の暮らしに左右されるものだから
    だからこそ責任を持ってほしかったなあと
    悔しい気持ち

    それはそれとして犬の愛情深さや忠誠心には
    日々感心

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    2026年02月23日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    この作品を読んで良かった点は美術に興味を持てた点、今まで名前だけの存在だった歴史上の人物が動き出し自分の中で形のある存在に変わったという2点だと思う。

    下巻はとにかく長く感じた。上巻は勢いよく読めたが、下巻になると同じ味の料理をずっと食べている感じで、面白みはあったはずなのに早く読み切りたくて読む感じだった。あと、絵を見たあとの感動を伝えるための情景描写が細かく、それが1度や2度ではなかったので、くどく感じてしまい自分には合わない作品なのかなと思った。

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    2026年02月18日
  • 太陽の棘

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    戦後沖縄に駐留した米軍医と沖縄芸術村の人達との交流を描いた史実に基づく小説、当時の空気感がリアルに伝わってくる。

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    2026年02月15日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    一人の男と一匹の犬が、旅の果てに辿り着く物語。

    あまりにも純粋で切ない愛の形に、静かに胸を締め付けられます。
    作中で印象的なのが、「もっと、恐れずに、愛すればよかった」という後悔の言葉。失われていく時間の中で、この一文がどれほど重く響くことか。

    私たちは傷つくことを恐れたり、何かを言い訳にして、目の前にある愛から目を逸らしてしまうことがあります。何も求めず、ただ寄り添い続ける犬の姿を前にすると、その後悔はいっそう切実なものとして迫ってきます。

    手に入るはずのない星を、それでも見上げ続ける「星守る犬」
    報われなくとも、ひたむきに愛し続けること。その健気さこそが、孤独の中にいた主人公にとって

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    2026年02月14日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    選挙での高市総理の歴史的勝利をうけて、思わず手に取った作品。夫と総理のキャラクターが「静」・「動」の対照の妙になっている。選挙に至るまでのシーン展開には一気に引き込まれた。後半は原田マハさんの作風に時折みられるテンポ感(トントン拍子)で締めくくられた。

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    2026年02月14日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    話は悪くはないんだけど、丘の上の賢人がどうしても想像できず・・いつのまにか現実主義になって、純粋さや素直さを失ってしまったんだなあ・・と、ちょっぴりそんな自分が残念でもあり。

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    2026年02月14日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    ネタバレ

    タイトルを見て日本初の女性総理が誕生した今だからこそ読もうと思った。
    初版は2013年ということで驚いた。
    総理と総理の夫の苦節や、現実にもきっとあるんだろうなというような政治界の闇が総理の夫が記載した日記という体でポップに描かれていた。

    終盤の富士宮さんに関する展開だけは少し蛇足に感じてしまった。
    中盤の解散総選挙へ向けた裏での駆け引きや陥れようとするような展開がいちばん面白かったと感じた。

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    2026年02月11日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    実話が基になっているそう。美術館の運営って大変なんだな、色々な危機を乗り越えて成り立ってるんだなと思うとまた見方が変わる気がする。

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    2026年02月11日
  • ジヴェルニーの食卓

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    マティス、ドガ、セザンヌ、そしてモネ。

    四人の有名画家がどんな暮らしをしていたかが描かれた本作。

    それぞれ人間なので、芸術ばかりがすべてではないのは当然なのだろうけれど食べ物のこと、恋のこと、住処のこと、恋愛のこと…。そして人間関係。

    普段美術館にはそう足を運ばない私で、絵を見るときにその『絵』ばかを見ていることが多かったが、これからは画家の背景も想像しながら見れるようになった気がしました。

    そしてそうすることでより絵を楽しめることを教えてくれたような作品でした。

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    2026年02月08日