原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
短編集を久々に読みました。
妊娠中絶という現実が自分の目の前に来たら、どうするだろうか。考えたこともないし、なんとか産ませてあげたいと思うのが普通だが、いろんな事情があって、中絶になることはあるかもしれない。
耐え難い経験であることに変わりはないだろうが、もし身の回りに経験をこれからする人、したことがある人がいたら、心の助けになれる行動、言葉をかけたい。
「沈下橋」
人の人生は、成功するのに長い時間がかかる場合が多いが、崩れるのは一瞬である。そんな時に身の回りに頼れる人はいるだろうか。何人いるだろうか。その人と関わることで、立ち直れるだろうか。自分にとって、助け合いができる人を何人作れるか、 -
Posted by ブクログ
私も牡蠣が大好きなので牡蠣の生まれ変わりかも!と思った。ウニも先祖にいそう。肉刺しも好きなので牛豚馬も先祖かも。
う~ん。海外を飛び回っている人特有の翼が生えた文章というか、自由さ、軽やかさが筆致に現れまくっているなあと思った。自分は大人になってから海外旅行に行ったことがないので、夢物語のように感じてしまったけど。ある人にとっては実現可能なことで、ある人にとっては夢物語のように感じるって、当たり前のことだけどなんだか分断を感じるなあと思うなど。まあ別にそんな深刻な話ではなく(私が極端な貧乏なら話は別だが)、旅って行き慣れないと行けるって思わないから、夢物語に思えがちだよね~という感じ。ロシア、 -
Posted by ブクログ
原田マハさんの他のアート小説とは色が異なり、ポロックの作品を取り巻くアート窃盗団のお話。表の顔は様々な業界のトップランナー、裏の顔は悪からアートを守るために活動するアート窃盗団。対立軸が明確でわかりやすい漫画チックなエンタメ小説です。
個人的には史実を織り交ぜ画家自身の人生を重厚に描いたアート小説の方が好みではあるけれど、読み口はライトながら原田マハさんのアートを信じる気持ちが伝わってくる作品です。
【アートが発信するメッセージは、幾千の言葉よりも饒舌なことがある】
【アートには世界を変える力はないかもしれない。けれど、ひょっとすると、アートで世界を変えられるかもしれないと思うことが大切な