原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ゴッホとゴーギャンの関係はTVの番組で少し知ってはいた。
その仮説という形で物語は進んで行ったけど、どちらかというとゴッホを良い人な感じでまとめる方向に行っていた気がする。
ただゴーギャンがゴッホとの共同生活についていけなくてゴッホの元を去った時、ゴッホが耳を切るという自傷行為を行ってしまう。彼の行動は奇異に映るかもしれないが、私にはわかる気がする。その理由はうまく言えないが。
リボルバーの持ち主の変遷、そして結末までのリボルバーの扱いの伏線はさすがと思ったけれど、いままで読んだ原田作品の中では舞台が沢山あって少し読みづらい作品であった。
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Posted by ブクログ
まさに女性首相が誕生し、それとともにファースト・ハズバンドが史上初めて登場したわけであるが、そんな「総理の夫」の視点から政局や政策を見るとどうなるのだろうか。ユニークな着眼点から創作された作品に現実が追いついてきた。
相馬凛子は少数野党の党首だったが、原久郎という与党の大物議員から担がれる形で連立与党を組み、日本初の女性首相として擁立されることになる。それに伴って凛子の夫である日和も日本初の「総理の夫」として、党や政府から理想的な夫婦像を示す役割を期待されるようになる。
相馬家が国内有数の閨閥であったり、凛子が東大卒の才媛で美人だったり、フィクションならではの現実離れした設定がいかにもエン