原田マハのレビュー一覧

  • 夏を喪くす

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    揺れる女性4人の短編集。
    夏を喪くすが一番好き。

    とても悲しい現実を前に、一縷の望みを見出していく女性達。
    それぞれ何かを無くしながら、無くしたものへの愛を忘れず生きていく。
    弱くて強い。

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    2026年05月02日
  • ジヴェルニーの食卓

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    年表で見る画家の一生の一部部が切り取られてそのシーンを原田マハさんを通して覗き見ることのできるそんな作品。さらりと読める

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    2026年05月02日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    最初あんまりハマらなくて、ずっと放置してたのですが、読み進めていくほど面白くなってきました。特に俵屋宗達と織田信長が登場してきたあたりから。どこまで本当か、物語なのかは分からなかったけれど、織田信長が戦略家で先見の明もあって、かっこよかった!新しいものもどんどん取り入れようとしてたのも、今の日本の発展に寄与したんじゃないかと思いました。

    洛中洛外図というものを知らなかったけど、描くまであんなに大変なんだということを知りました。1度でいいから見てみたいなー。

    俵屋宗達とキリシタンの子達が交流するところも好き。宗達が良いキャラしてる。昔は海外に行くにも命懸けだったんだな。今は、飛行機でひとっ飛びで行けるから、本当に便利な世の中になったんだなぁ。

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    2026年05月01日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    アートに関わる人たちのお話。

    仕事に熱心になりすぎて、親をほったらかしにしてしまったり、ボケてきた親を蔑ろにしてしまう描写があり、自分と重ねてしまった…。(将来自分もそうなってしまうのではないかと思った)
    自分も今は好きな仕事を親と離れてやっているけど、この先どうなっていくのだろう…。
    とりあえずその時に考えよう。

    たしかに美術館に行きたくなるお話だったが、自分はどうもアートについてはさっぱり分からない。笑

    また、人が死んでしまうことが多く、そこだけは少し微妙だったな。

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    2026年04月29日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    上巻に比べると、拝謁シーンや渡航シーンに既視感がありやや間延びした印象を受けた。
    もう少し宗達の絵のことや風神雷神について掘り下げて欲しかったかな。

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    2026年04月26日
  • 楽園のカンヴァス

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    ネタバレ

    「(ルソーの謎全部は明らかになってなくても)それでよかった」という暖かい幸福が、
    アートそのものを愛した時の暖かい幸福と重なる

    この物語そのものが含む、アートと似た性質が愛おしいと感じた

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    2026年08月22日
  • 永遠をさがしに

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    原田マハさんの作品は、
    マハさんの幅広い知識や趣向が散りばめられていて
    あたらしい世界を垣間見えるのが醍醐味。

    お話はさくっと読める感じだったけど
    (そしてちょっと
    あれもこれも重なりすぎ感はあったけど)
    読後G線上のアリアを聴いてみたり
    鳥の歌を聴いてみたり優雅な気分になった。
    お話的には中高生でも読めそう。

    特装版で使われていたゴッホの絵もすてきだったな。

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    アート帯デザイン◎大久保伸子
    アート帯作品◎Vincent van Gogh: The Paintings

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    2026年04月23日
  • 風のマジム

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    情けは人のためならず
    物事に懸命に取り組む人には、何故か人が集まり協力してくれる。
    そんな物語
    そして、主要登場人物 誰もが、爽やかで、私には、くすぐったい

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    2026年04月19日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    人生の大切な1コマと絵画が結びついている。とても素敵だと思いました。

    本書ほどの結びつきではないですが、私にも衝撃を受けた絵があります。鴨井玲氏の「1982年 私」です。

    白紙のキャンパスの前で呆然と佇み、描けないというこの上ない苦悩を描いた絵です。

    私は絵は描けませんが、つらい気持ちを文章で書いていた時期がありました。

    描くということと書くということ。違いはありますが、鴨井氏の絵に自分の心を重ね合わせたのだと思います。

    絵に自分の人生を見る。私もそんな絵にまた出会えるかもしれないと期待して美術館に足を運びたいと思いました。

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    2026年04月24日
  • スイート・ホーム

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    キンモクセイが目印のケーキ屋「スイート・ホーム」。
    家族を中心とした、幸せあふれる物語。
    *
    幸せすぎる。
    私がずっとずっと渇望して、この年齢になっても手に入れられていないすべてがある。
    こんな家族があるのだろうか。
    こんな親がいるのだろうか。
    こんな生き方ができるのだろうか。
    優しさで接すれば優しさが生まれ、優しさが返ってくるのだろうか。
    少しの山や谷があっても、お互いを信じ、思いやり、優しさだけで穏やかに生きている彼らは尊い。
    でも、あまりに現実離れしているようで(私の人生と比較すると現実離れと感じる)、感情移入できなかった。
    美しいお話だけど、私には合わなかった。
    今の私の心がささくれ立っているからかな…。

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    2026年04月18日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    絵とその人にとっての思い出
    一人一人まったく違うストーリーがあって
    それがとっても素敵だなって思った

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    2026年04月17日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    ゴッホのあしあと、につづき、マハさん
    最近は原田マハさんのアート小説以外を多く読んでいたことに気づいて、やっぱりマハさんといえばアート小説ですよね、となった

    少し上の空で読んでしまい、カタカナの名前が頭の中でごっちゃになってしまいました
    集中して読もうと思う。

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    2026年04月16日
  • 風のマジム

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    ラムがサトウキビからできていることも知りませんでした。
    たしかに、サトウキビといえば日本では沖縄ですね。

    最後に実話を元にしていると知ってびっくりしました。
    しかも約束を果たした結果の小説なのですね。


    沖縄の言葉と文化を感じながら、まじむの奮闘を小説を通して応援しました。
    南大東島のサトウキビ畑を想像しながら、そこに吹く風はどんなんだろうと思いを馳せて。


    I truly feel the winds from there.
    I can’t imagine how wonderful the taste of rum is.

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    2026年04月16日
  • 夏を喪くす

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    どの話も面白かった
    ごめん が1番好きだったかな

    最近、大人の恋愛を知るようになって
    浮気や不倫なんて理解ができなかったけど
    理解してしまっているような自分が怖い…

    お互いそうで成り立っていたらいいけど、お互いそうじゃない場合は誰も幸せにならない…

    そんなことしそうにない人でも何か隠し事はあるって、怖いなあ
    その秘密を知った時にもまだその人のことを好きでいられるのだろうか?

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    2026年04月13日
  • ジヴェルニーの食卓

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    ネタバレ

    マティス、ドガ、セザンヌ、モネの絵を見に行きたくなった。

    ▪️うつくしい墓
    マティスの元で侍女として働いた女性マリアがマティスについて語る。マティスが愛したマグノリアの花。ライバルのピカソ。秘書、家政婦、料理長、絵のモデルも、マティスの絵は周りの人を魅了する。
    マティスの絵は奇抜。

    ▪️エトワール
    エドガー・ドガが描き続けた踊り子について語られる。印象派の絵を逸早く評価した画廊デュラン=リュエルはドガが亡くなった後に彼が遺した彫刻のモデルを探すため、彼の友人である画家メアリーを呼ぶ。
    幼いバレエの踊り子の裸体を描くドガに疑念、嫌悪感を抱くところが、画家としてのエゴを分かりたい気持ちとそれでもやっぱり良識を持った大人としてどうなの?という気持ちの狭間で揺れる感じが良かった。絵のヌードなんて昔は普通だったのでは?って勝手な印象があったけど、芸術の世界にもちゃんと児童ポルノの概念ってあったんだ…と思った。
    踊り子も画家もパトロンを見つけるために泥臭くやっていかないと、綺麗事ばかりは言ってられないんだと、ドガが踊り子をモデルにして一種のパトロン(モデル代も払うし絵が有名になったら踊り子としての知名度も上がる)になっていたのは、少女を助けるためだったのだろうか?
    何枚も描いてる踊り子の絵が素敵。

    ▪️タンギー爺さん
    売れない画家のための画材屋。
    タンギー爺さんの娘がツケを回収するためにポール・セザンヌに宛てた手紙で構成される。
    タンギー爺さん良い奴だな。商売よりも未来ある画家に絵を描いて欲しいって思えるのがすごい。
    セザンヌは林檎の絵が有名らしい。見たままを描く印象派とも少し違う、対象をデフォルメして描いた画家。

    ▪️ジヴェルニーの食卓
    モネがジヴェルニーで睡蓮を描く姿を、義理の娘であるブランシュ目線で書かれる。

    モネのパトロンであるオシュデ一家とモネ一家が一緒に住んで、オシュデとモネの妻カミーユが亡くなった後に、モネとオシュデ妻アリスが再婚する。その後に、モネの実の息子ジャンと義理の娘ブランシュが結婚する。???複雑すぎる。

    アリスが亡くなった後に塞ぎ込んでたモネが、凍結したセーヌ川が解けていく姿を見て、今しかない瞬間を描くんだ、と創作意欲が湧き出る話が芸術家って感じがして良い。

    パトロンの政治家クレマンソーとモネの関係性も良い。なんだかんだ言いながら、モネの描く絵が好きでモネを尊重して最大限守ってあげようと動いてくれてるところに好感を持った。

    睡蓮の絵がフランス政府に依頼された絵で、完成させるまでに白内障になったり気分が沈んで上手く描けなかったりと紆余曲折ありながら時間をかけて描かれたものだと初めて知った。睡蓮のある庭に日本が影響を与えていることも。

    次にパリに行くときはオランジュリー美術館に行きたいなと思った。あとはジヴェルニーにも。光溢れる素敵な景色が広がってるんだろうな。印象派の画家達が見たフランスの景色を巡る旅をしたくなった。

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    2026年04月12日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    さすが情景描写がとても美しくスマート
    アートに関する短編集なのであえてそうしたのだろうが、些細な言い回しまで美しかった
    ストーリーについてはこれといって特筆すべきことはなかったが

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    2026年04月11日
  • 黒い絵

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    6つの短編
    闇ってどうしてエロスなのかしら
    どれも、サラサラとした質感で闇のなかへはいっていく。

    ちなみに、私は、奈良の大仏様の手を見て
    あ〜淫靡と思ったことがあります。

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    2026年04月10日
  • フーテンのマハ

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    すぐに美味しいものを食べにでかけたくなる。
    自由奔放にぽよグルするマハさん。
    アート小説とはまた違う、明るくユーモラスな語り口で一気に読めてしまう。

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    2026年04月03日
  • 風のマジム

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    何かに挑戦してみたいけど失敗したらどうしよう、今よりも幸せになれないかもと思っている人に勧めます。
    世の中こんな出会いや巡り逢わせがあったらいいなと思える作品。知識や経験がない素人が、自分の中の好きを追い求める。
    その姿に周りも動かされて、最終的には主人公の「沖縄産のラムを作る」という夢に向けて大きな流れが生まれている。
    夢にまっすぐ向かう主人公とそこに関わる人たちの温かさにほんのり幸せを感じられる物語です。

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    2026年04月02日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    読むの2週間かかっちゃいました汗

    青森の弘前や金木が舞台であり、
    その土地の四季の表現が豊かで
    待ち侘びた東北の春、弘前(公園)の桜を見てみたくなりましたね
    いつか絶対に見に行く!

    アンの手紙の描写が本編と内容駄々被りなので
    長いな〜と積読になりそうでした。
    ただ、何度も同じ描写を叩き込むことにより、
    れんが少しずつ成長する度、読み手の感動が大きくなるなと。

    最後のところは感動しました。
    れんが水をわかった瞬間〜老婦人になるまで描かれてないのですが、そこも少し読みたかった

    てかこれヘレンケラー(介良れん)とサリヴァン先生(去場安)の話なんだね、知らなかった
    ヘレンケラー小学生の時に読んだな、もう一回読みたいな
    読んでよかったです

    1番好きなところはキワと楽しく
    どんどんコミュニケーションを覚えていくとこかなぁ
    新たな解決策、良かった

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    2026年04月09日