原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレマハさんが訳したムンクが残した言葉(文字)がおさめられています。
本書におさめられているのは私にはムンクの「苦悩」のように感じました。
生きることへの「苦悩」。
そんな「苦悩」を描いたのが世界的にも有名な「叫び」。
ムンク...「叫び」しかイメージできるものがありませんでしたが、表紙に描かれた「マドンナ」も彼の作品だったんですね。
ようやく興味を持ち始めたアートの世界。
少しずつ知識も入れながら、機会を見つけて自分の目で見ていきたいと思います。
説明
内容紹介
ムンクの言葉で新しい人生が目を覚ます。原田マハの名訳により待望の刊行。
懊悩と官能をつづった画家ムンクの『愛のぬ -
Posted by ブクログ
ムンクって聞くと、「ムンクの叫び」が
一番最初に思い出される。
(ってか、それしか知らない…)
そんなムンクは、たくさんの文章を残してくれており、
それをマハさんが訳したものでした。
なんだか、ムンクが考えたことを覗き見る感じで、
ちょっとイケナイことをしている気分になったよー笑
写生をするのではない。
自然がいっぱいに盛られた大皿に
自由に手を伸ばすのだ。
見えるものを描くのではない。
見たものを描くのだ。
うきうきと君に会いに来て、
別れるときには
ぬけがらになっている。
マハさんも言ってるけど、ムンクは「言葉の画家」
なんだなぁーって思ったよ!! -
Posted by ブクログ
最近手を出してみようかなと思っている作家筆頭、原田マハさん。アートを題材にしている本を書いているイメージだったが、やはり本人もよくパリやニューヨークを旅し、美術館巡りをしているとのことで、膨大で徹底的な取材のもとに完成度の高い小説を世に生み出しているのだと納得。
2ユーロだけポッケに入れて、パリの朝パン屋さんで焼きたてバゲットを買う……なんてオシャレなんだ!!原田マハオシャレ。だって美術館巡りが好きなのもオシャレだし蓼科に住んでるのもオシャレ。だからちょっと敷居が高く感じてしまうのかも。エッセイもすごく上品なんですもん。西加奈子の下町感とは全く違う。双方に良さがあるけど。
エッセイ自体は一本が -
購入済み
美術館巡りしたくなる!
読んでいると美術館に行きたくなる!世界の美術館を訪れるのは厳しいこのご時世、主人公たちとともに訪れた気分になれました。
でも、いつでも女は男に捨てられる運命なのね… -
Posted by ブクログ
泣ける本。
という紹介で気になって借りた本。
まさにギフトに最適な本です。
詩よりは長く、小説よりは短い、絵本ほど絵もなく、音のテンポと挿絵がオシャレで、3ページほどの短編が連載されてます。
どれもなんだか心がホッとしたり、ほっこりしたり、ドキドキしたり、もったりしたり、、、
この本を読んでみたら、どこかで一つ綺麗な涙がホロリと流れ落ちること請け合い。
その涙おちた一編が、わたしの何かに触れるものなのだろうなぁ。と思いつつ読み進めました。
なんだろう。そこがきっとわたしのなにかと重なるんだろうな。と、思いました。
結婚前の友達に。
お父さんになる君へ。
恋する仲間へ。
ちょ