原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
4編からなる中編集。
残念ながら、イマイチでした。
女性の生き様を語る物語ですが、あまり共感できませんでした。
■天国の蠅
ある詩から、子供の頃の悲惨な生活を思い出す物語。ありがちなダメ親父だったが、最後にはそれらしいことをする。
これ、いい話なのかな?
■ごめん
これまたすごい女性です。
不倫旅行中に夫が事故に遭って、意識が戻らない状態に。
その夫の通帳に毎月、見知らぬ先に振り込みが。
たったそれだけの手がかりでそこまで辿り着けますか?笑
そして、その金額がなぜ10,210円なの?
■夏を喪くす
これはちょっと重い話。
さらにW不倫!
夫とは冷えた関係にあった女に乳癌発覚。そして恋人と -
Posted by ブクログ
この作家さんお得意の美術に関する話。
今回は画廊、美術館、画家のそれぞれの思いと、血縁関係が入り混じった物語になっている。
ワタシ自身は美術に関してまったく才能がないのでわからないのだが、わかる人には作品と出会った時に「刺さる」そうだ。
その「刺さる」と表現する人の中にも、才能の高い低いがあるようだ。
画廊や美術館で働く人は、無名の作家の作品を高値で買い取って有名になった時にさらに高値になることを見抜くチカラが必要らしい。
さらにその画家に個展などを開いて投資をし、世間に名を知らしめるようなこともするそうだ。
日本美術界もバブルの時にすごい金額でゴッホの絵を買ったというニュースを見 -
Posted by ブクログ
震災の中で両親を失った3人の幼い兄弟と、同じく妻を失った医師の親子を超えた絆を描いた物語。
震災での、家族が目の前で亡くなっていく悲しみや、その家族を助けられなかった自責の念。その中で、生き残った人々がお互い支え合って立ち上がり復興に向かって進んでいく、、。
言葉では簡単に表現できるが、実際には一人ひとりの震災の状況があり、どんなカタチで生き進んでいくのかはいく通りもあるのだろう。
街は復興しても、心の復興はなかなか追いつかなかったり、人々感情の描写が、胸に刺さり痛かった。
ゼロ先生の子供たちに対する愛の深さや兄弟愛の健気さ、お互いを思いやる気持ちに涙が止まらなかった。
何があっても前を向