原田マハのレビュー一覧

  • 小説 星守る犬<新装版>

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    本作は、コミックを読んだ原田マハが感動して小説に書き下ろしたものとのこと。犬本にハマって色々読んできたが、どこかで我が家のアホ犬の可愛い部分に重なるところがあり、必ずウルッときてしまう。
    ちょっと悲しい結末だけど、幸せな人生と犬生だったのかも。

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    2024年03月26日
  • フーテンのマハ

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    原田マハさんの旅エッセイ。

    「ハグとナガラ」もそうだったけれど、原田マハさんの楽しそうな旅の様子がとっても好きです。
    特に作家デビューとなった「カフーをまちわびて」のきっかけとなった出会いのところがとても素敵です。
    そういう何かに導かれるような出会い、私にもあったのかな。
    そんな大きなことでなくても旅にはたくさん忘れられない思い出があって、思い返すだけで幸せになったり温かい気持ちになったり。
    旅したいな〜。

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    2024年03月22日
  • ロマンシエ

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    小説としても面白いが、実際の展覧会も連動して実施されたことの方が面白いと思った。idemも見てみたいものだ。
    物語はみんな心根の良い人たちばかりで円満な空気感で満たされている。

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    2024年03月21日
  • 翔ぶ少女

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    震災の中で両親を失った3人の幼い兄弟と、同じく妻を失った医師の親子を超えた絆を描いた物語。

    震災での、家族が目の前で亡くなっていく悲しみや、その家族を助けられなかった自責の念。その中で、生き残った人々がお互い支え合って立ち上がり復興に向かって進んでいく、、。
    言葉では簡単に表現できるが、実際には一人ひとりの震災の状況があり、どんなカタチで生き進んでいくのかはいく通りもあるのだろう。
    街は復興しても、心の復興はなかなか追いつかなかったり、人々感情の描写が、胸に刺さり痛かった。
    ゼロ先生の子供たちに対する愛の深さや兄弟愛の健気さ、お互いを思いやる気持ちに涙が止まらなかった。

    何があっても前を向

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    2024年03月20日
  • お帰り キネマの神様

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    私は原作派でした。しかし映像やシナリオからここまで別のお話に持ってこられる筆者の巧みな言葉遣いと描写力に感動。結局映画みたくなりました。

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    2024年03月15日
  • スイート・ホーム

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    地元で愛される洋菓子屋「スイートホーム」を中心に、心温まる優しい住人たちの短編ストーリー。
    自分の気持ちに素直に、そして隣人に優しい。
    思いやりの連鎖が詰まっていた。私も大切な家族に、甘いケーキを食べながら、幸せな時間を共有したいと思った。

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    2024年03月11日
  • 妄想美術館

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    さすがアートに詳しいお二人ならではの対談。
    いろいろな美術館に行って、アートにどっぷり浸かりたいと思う本。

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    2024年03月10日
  • エール!(3)

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    働く人への応援短編小説集。異色だけど山本幸久さんの作品が面白かった。いろんな仕事があって、豆知識もたくさん。多彩なアンソロジーで楽しめた。頑張ろうって思える。

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    2024年03月05日
  • でーれーガールズ

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    星3.5
    原田さんのセンスの良さにはいつも脱帽させられる。人の気持ちの描写を繊細に、分かる分かる!というリアルさを醸し出しながら、感動、ユーモア、寂しさ、切なさなど喜怒哀楽全てを詰め込んだ作品に仕上げてるところはさすがとしか言えない。

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    2024年03月05日
  • でーれーガールズ

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    漫画家となった佐々岡鮎子は故郷岡山の高校へ講演会に参加するため帰省する。
    高校時代の友人と再会し当時の友情、恋愛を回想していく。
    高校時代ならではの悩み、しょうもないかっとう、友達との時間が楽しく生き生きと描かれている懐かしさを覚えるお話。

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    2024年02月12日
  • フーテンのマハ

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    マハファン垂涎「マハのマハたる所以」が横溢。エッセイなのに、リズムよく読める。読み進めるほど、人となりが解ってきて、マハ感が高まる。特に「猫舌の反対」のエピソードは笑み無く読めない完成度。単に温度への耐久機能だけでなく「ぬるい珈琲」への怒りまで登場し、まさに、マハ感MAX。結局、マハ感にやられて、マハマハになったところで、マハ感って何だ?

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    2024年01月17日
  • お帰り キネマの神様

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    もともと原作を読んでいたので、どうしてもはじめは原作のテイストを探しててしまっていたけど、こちらは全く別の物語。

    実際にこんな父親苦労するだろうなぁと思いつつ、憎めないキャラクターがずるい。お母さんがとても素敵。

    原田マハさんの登場人物が語る言葉たちには、ハッとしていつも心を掴まれます。

    映画も観てみたくなりました。

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    2024年01月13日
  • お帰り キネマの神様

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    「キネマの神様」を読んだのはもう14年前
    忘れていたが、これが友人から送られてきた

    映画を観ていないので繋がりが分からないけれど
    本として楽しんだ

    原田マハさんと山田洋二監次監督
    ほうほう
    いいなあ
    こんなことができるんですね

    壊れかけた家族の再生
    ハッピーエンドがやはり好き

    映画館へ行きたいなあ

    ≪ 帰り道 ちょっと大きく 映画観て ≫

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    2024年01月09日
  • お帰り キネマの神様

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    原作が好きで手に取ってみたが、肝心の場面がなく、原作の方が好きだな。
    ただ、受賞スピーチの場面は感動して涙が出た。
    家族の愛の物語。

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    2023年12月31日
  • フーテンのマハ

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    ネタバレ

    原田マハさんの旅エッセイ。「フーテンのマハ」と自称するだけあって、ふらっと出かけてはしばらく帰らず、自由気ままに旅をして、美味しいものに舌鼓を打ち、謎のお土産を仕入れてくるところ、なんとも自由で憧れる。

    マハさんは餃子の生まれ変わりと言っていたけれど、私はきっと甲殻類か貝類の生まれ変わりだ。海老、蟹、牡蠣、ハマグリにホンビノス貝、アサリにシジミ、なんにせよ、とにかく硬い殻をまとって、海の底に沈んでいたに違いない。

    そして創作の裏側の話が面白くて、マハさんの著作を読んでみたくなった。アートは自分にとって遠い存在で、「教科書で読んだことがある」「名前は聞いたことがある」レベルだったけど、これを

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    2023年12月25日
  • 恋愛仮免中

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    色んな作家さんが描く恋愛のお話。

    原田マハさんはもちろん素敵な物語で大好きでしたが、アポロ11号やシャンプーも初めて読んだ作家さんだったけれど、とても良かった。他の作品も読んでみたくなる。

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    2023年12月20日
  • 原田マハ、アートの達人に会いにいく

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    著者が美術館館長や建築家、音楽家、漫画家などに会いに行き、インタビュー形式でその人の半生や仕事について紹介するというもの。
    「芸術新潮」での連載を本にしたものらしい。
    33人もの個性豊かな美術や芸術全般のプロフェッショナルたちの考え方やこれまでの生活について知ることが出来て面白かった。

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    2023年12月15日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    白骨死体で発見された人と犬。その裏にあったせつないけど温かい旅の物語。

    ハッピーの視点で描かれているけれど、実際におとうさんにはどう伝わっているんだろう。そこには間違いない信頼関係と愛情がある。

    人間同士だとどうしても言葉にしなければという思いに駆られてしまうけど、人間と動物の関係って、言葉じゃないからこそ救われたり癒やされたりするのかもしれない。

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    2023年12月09日
  • やっぱり食べに行こう。

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    ネタバレ

    新聞の連載記事をまとめて本にしたもの。各エピソードにおいて、クスッと笑えたりほっこりする内容でマハさんの様子が書いてある。

    クマさんのお寿司と小平の純喫茶は絶対行きたい。
    神保町のまんてんも勇気出して行ってみたい。

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    2023年12月08日
  • お帰り キネマの神様

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    お帰り、キネマの神様というのだから、第二弾かと思ったら、原作者が映画化した原作を書きませんか?と言われて書いたものであるとわかって、ややこしいwwwと思った。まあ、映画化されたものには原作とだいぶ違うものもあるので、こういう事もあるんだなあと思い一気に読んでしまった。中々良い本であった。

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    2023年12月03日