原田マハのレビュー一覧

  • 小説 星守る犬<新装版>

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    ネタバレ

    犬との絆が素晴らしく、自分も実家の犬をもっともっと目一杯愛そうと思いました。
    でもお父さんのセルフネグレクト感が否めなく、あまり物語に没頭できない所もありました。最後にハッピーがお腹空いたり、人間に殴られたり、お父さんが適切に助けを求めていたらと思わずにはいられませんでした。あとがきの原田マハさんの犬がどこかに行ってしまった話も、家族の雰囲気を察知して出て行ったと美化しているけど、野犬として生きていくのは大変だし、なんだか無責任にも感じてしまいました…うーん、いい話の部分と引っかかる所と両方あるお話でした。

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    2025年08月27日
  • 異邦人

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    ネタバレ

    表紙からも想像させるけど、結構ダークな感じ。
    最初から一樹と克子の関係が怪しく光ってたけど、それは今後の展開の伏線になってたのかなと思った。照山と樹の関係、樹と菜穂の関係、照山と樹の父の関係、喜三郎と菜穂の関係、怪しい関係がうじゃうじゃ。
    京都が舞台で祇園祭りなど詳しく書かれててそれだけでも面白かったけど、菜穂の出生の秘密がわかった時そんなこと考えもしてなかったから純粋に驚いた。思ってた展開より斜め上をいくようなお話でした。

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    2025年08月20日
  • 翔ぶ少女

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    この本は震災を知らない子どもたちにぜひ読んで欲しい。とても読みやすいので小学校高学年位から読めそう。とてつもなく辛く悲しい体験をした兄弟がゼロ先生に助けられ、温かい人たちとの関わりの中で強く優しく成長していく。突然ファンタジー要素にはちょっとびっくりしたが、子どもたちが読むならいいのかも…

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    2025年08月10日
  • ロマンシエ

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    ネタバレ

    心は乙女な主人公の美大学生の男の子が、同級生に恋をしたり、憧れのフランスに渡るものの、理想通りにはいかない中で、大好きな小説の作者と出会って新しい生きる道を見つけたりする話。帯に書かれていた通りで、後半の切なさと展開がとてもいい。失恋は辛いけど、でもそれでも前を向く主人公の姿勢に励まされる。ハルさんとの関係性はちょっと言語化が難しいけど、それもまたいいのかも。今まで読んできた原田マハさんの作品とはまた違う面白さを感じました。

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    2025年08月09日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    大部分が織田信長の時代の話だとは思わずに読んだけれど、青年たちの言動や葛藤に魅了されてページを捲る手がどんどん進む。
    下巻ではどうなっていくのか、楽しみ。

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    2025年08月07日
  • 異邦人

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    ネタバレ

    日本が舞台の美術をめぐる原田マハ作品。
    忖度抜きの評価を下すなら期待は超えてこなかった。東京に根を張ってきた菜穂が大震災による原発問題を機に京都に居候することから始まる展開。
    京都特有の縁故を重んじ、独特の街並みや文化、価値観に対して夫である一輝と菜穂の感じ方に徐々にギャップが生まれる構図。

    小さな問題がいくつか起こり、最終的に大きな問題に直面するというストーリーは小説としては王道の展開なのだが、睡蓮売却とか倒産の危機がご都合主義のパンチ力が個人的に弱く感じてしまった。
    あと、京都を意識したであろう落ち着きのある文体が逆にあまり盛り上がれなかった。

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    2025年08月06日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    旅屋おかえりの一部分、おそらく前回の書籍に入らなかったところ?が収録されている様子。前回の方が面白かったように感じた。話が少し現実離れしているというか、あんまり共感できるところがなかった。でも文章は読みやすいし、相変わらず主人公が健気でがんばり屋で、応援したくなる。

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    2025年07月24日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    さくっと1時間で読める。Beatlesのthe fool on the hillを流しながら読んだ。便利な時代。風邪ひいて詰まった頭に軽い娯楽。
    北海道に6月に行って、車でのんびり廻って、六花亭に行きたい。ウニはむしろ数少ない苦手な食べ物。でも本当に美味しいウニを食べたことがないからかもしれない。

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    2025年07月09日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    久しぶりのおかえりちゃん
    自分のイメージはテルマエロマエのヒロインみたいな感じ
    ドタバタとストーリーが進んでいく
    ご都合主義はお愛想でまあまあ楽しく読めた
    故郷と呼べるところや帰れるところがあるのは
    幸せな事ですね
    何処にもない人も日本は故郷だな

    フーテンのマハ北海道編
    面白く読めた
    帯広の六花亭行ってみたいなー
    自然の中で作家さんの世界に近づいてみたい
    本店でいただくお菓子も美味しい事でしょうね

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    2025年07月06日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    原田マハ何冊目やろう、すっかり沼った。
    史実に基づいたフィクションっていう書き方が最高に好きー!!!
    デトロイト美術館の歴史全く知らんかったなあ、というかデトロイト美術館すら知らんかった!
    何十回も通ってしまうほど大好きな作品に出会えるってめちゃくちゃすごいこと。絵って何回見ても変わらんし何か楽しいことが起こるわけじゃないのに、見てるだけで癒されたり親しみ持てたりお気に入り見つけれたり、不思議やなー。

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    2025年06月24日
  • やっぱり食べに行こう。

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    日本、海外あちらこちらの食べ物が本当に美味しそう…。特にロシアの料理が食べたくて仕方なくなった!!!渡航経験がない私だが、その土地の料理を食べたいが故に旅行するってのも大いにありだなと心底思った。

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    2025年06月22日
  • ロマンシエ

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    主人公みちのすけのテンションが、まあ~高くて高くて、マハさんこれ書いてて楽しいだろうなぁ。と思うようなテンションの高さ。

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    2025年06月07日
  • お帰り キネマの神様

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    続編かと思っていたらノベライズだった。映画は観ていないが原作と大きく違って、コロナ禍であったことも相まってエンタメについて考えさせられた。読書感想文の読書感想文を読んだ気持ち。

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    2025年06月03日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    美術展に行った直後に読みました。登場人物の想いや行動に感動しましたがそれよりも、絵との向き合い方を知れた気がします。対談にあるように、アートへの入口(出口)になるような作品でした。

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    2025年06月02日
  • 異邦人

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    ネタバレ

    菜穂のこと、最初は世間知らずのお嬢様すぎると苦手意識を持ったけど、芸術に携わるためには並の家庭と教養、才能では無理だと中盤から分からされた。自分が良いと思ったもののためには何でもするという、序盤から一貫した態度が最後になって気持ちよかった。
    反対に、一輝は自分の保身の時だけ凄く大胆な手を打って、それがことごとく失敗するという、、、。
    芸術を愛し愛された者と、見放された者のドロドロ劇。

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    2025年06月02日
  • やっぱり食べに行こう。

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    私も牡蠣が大好きなので牡蠣の生まれ変わりかも!と思った。ウニも先祖にいそう。肉刺しも好きなので牛豚馬も先祖かも。
    う~ん。海外を飛び回っている人特有の翼が生えた文章というか、自由さ、軽やかさが筆致に現れまくっているなあと思った。自分は大人になってから海外旅行に行ったことがないので、夢物語のように感じてしまったけど。ある人にとっては実現可能なことで、ある人にとっては夢物語のように感じるって、当たり前のことだけどなんだか分断を感じるなあと思うなど。まあ別にそんな深刻な話ではなく(私が極端な貧乏なら話は別だが)、旅って行き慣れないと行けるって思わないから、夢物語に思えがちだよね~という感じ。ロシア、

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    2025年05月20日
  • 太陽の棘

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    舞台は終戦後の沖縄。

    米軍軍医が沖縄の画家達の集落である「ニシムイ村」に偶然行き着いたところから物語が始まる。

    マハさんの作品にしては、絵に関する内容は少なめで、登場人物達の人情劇の割合が多い印象。

    アート小説過ぎないから、初めてマハさんの作品を読む人には割とオススメかもしれない。ライト層向け。

    逆に、普段のテンションで本作を読むと「おや?いつものマハさんとは雰囲気違うな…」と感じるかも。まあ、そこもいいんだけどね!!!

    沖縄の歴史を知っておくと、物語に入り込みやすくなると思う。

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    2025年05月19日
  • アノニム

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    原田マハさんの他のアート小説とは色が異なり、ポロックの作品を取り巻くアート窃盗団のお話。表の顔は様々な業界のトップランナー、裏の顔は悪からアートを守るために活動するアート窃盗団。対立軸が明確でわかりやすい漫画チックなエンタメ小説です。

    個人的には史実を織り交ぜ画家自身の人生を重厚に描いたアート小説の方が好みではあるけれど、読み口はライトながら原田マハさんのアートを信じる気持ちが伝わってくる作品です。

    【アートが発信するメッセージは、幾千の言葉よりも饒舌なことがある】
    【アートには世界を変える力はないかもしれない。けれど、ひょっとすると、アートで世界を変えられるかもしれないと思うことが大切な

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    2025年05月18日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    「旅屋おかえり」の北海道編
    北海道は丘えりかに取っても 気になっている場所。
    中々現実ではあり得ないけど 愛の力ってすごい。

    ふるさとは生まれた場所だけではなく 「おかえり」って言ってくれる人がいる所。本当にそうですね。

    マハさんのエッセイはいいけど 漫画はちょっといらないかな

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    2025年05月16日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    史実とフィクションを織り交ぜたストーリー。
    読後感が爽やかで、カラヴァッジョと俵屋宗達の邂逅とかロマンがある。
    エンターテイメントとして面白い。

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    2025年05月14日