原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
震災の中で両親を失った3人の幼い兄弟と、同じく妻を失った医師の親子を超えた絆を描いた物語。
震災での、家族が目の前で亡くなっていく悲しみや、その家族を助けられなかった自責の念。その中で、生き残った人々がお互い支え合って立ち上がり復興に向かって進んでいく、、。
言葉では簡単に表現できるが、実際には一人ひとりの震災の状況があり、どんなカタチで生き進んでいくのかはいく通りもあるのだろう。
街は復興しても、心の復興はなかなか追いつかなかったり、人々感情の描写が、胸に刺さり痛かった。
ゼロ先生の子供たちに対する愛の深さや兄弟愛の健気さ、お互いを思いやる気持ちに涙が止まらなかった。
何があっても前を向 -
Posted by ブクログ
遠ざかる距離 読むのにかなり時間を要した。
美術に疎いこともあり、話に入り込めない部分は正直あった。
ただ途中で読むことをやめない、やめたくない、続きを気にならせる魅力があった。
後半、特に最後の方はついつい時間を忘れて一気に読んでしまった。
色々なことが少しずつ紐解かれてく中で、菜穂という人物の強さを感じることが多かった。
最初はただわがままな強さを感じていたが、最終的には、それは人間としての強さであるということに気づくことができた。
一輝と菜穂、それぞれの視点で章ごとに交互に入れ替わる話の進みかたによって、同じ事象に対してそれぞれがどう感じているのか、その掛け違い、そしてどんどん遠ざかっ