原田マハのレビュー一覧

  • エール!(3)

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    お仕事短編集の第3弾。自分が一番共感できたのは第2弾だったかな。就活中の人なんかが読んだらいいんじゃないかと思いました。人生でいくつの仕事を経験できるか、そんなに多くないから小説で擬似体験、、

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    2021年09月17日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    田中栄一の作品「メアリー・スーを殺して」。

    所謂オタク女子という人物が小説を書いていて、ある人の言葉を切欠に現実と関わる。
    関わる先は大きくなっていく一方、メアリー・スーは?
    そう、メアリー・スー=中二病となっているが自らが生み出したキャラだ。
    作中のメインヒロインを理想の女性として置き、それに自分を投影していく。
    彼女の作品の中に必ず出てくる彼女の理想が、メアリー・スー。
    没頭していた時代に同じくそれらに没頭していた友人が、少し離れた時間に現れて「あなたの作品が読みたい」と。
    久々に訪れた母校、そこで転寝をした彼女の前に現れたメアリー・スー。

    キーボードを動かし始める動作で物語は終わる。

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    2021年09月11日
  • ギフト

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    短編集ではなかなか感動するのも、させるのも難しいと思われますけど、この短編中の短編の中では泣きそうになった話がいくつもありました。

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    2021年07月04日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    美術作品に関して、全く疎い私ですが、それは決して敷居の高いものではなくて、誰でも楽しむことができる奥の深いものだということを、この作品を読んで実感いたしました。

    友達と呼べるくらい、気さくで大切な存在に対する行動にも納得しましたし、原田マハさんの

    「今は美術史と自分の妄想を組み合わせてフィクションの世界を自由に書くことができています」

    の言葉に、すごく興味を覚えました。

    表紙のポール・セザンヌの「マダム・セザンヌ」に対する愛しさも、読む前と後で大きく変わり、巻末のマハさんと鈴木京香さんとの対談も素晴らしい内容で考えさせられる点が多く、他の作品も読んでみたくなりました。

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    2025年04月11日
  • ラブコメ

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    「生きるぼくら」という小説の作成裏が描かれた本。米作りをテーマにした小説を書くために、自ら米作り、しかも自然農を体験する原田マハさん。バイタリティに溢れている。

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    2021年05月21日
  • 独立記念日

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    かなり短め&多めの短編集

    一つ一つは、ほんのりほっこり。それをたくさんたくさん重ねた短編集です。

    ひとつの話が短くて読みやすいので、スキマ時間に少しずつ読みたい時には良いかもしれません。

    が、「今日は読むゾー」って日に連続で読んでると飽きます。

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    2021年05月19日
  • ギフト

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    一編一編がさらっとしててどんな話があったかよく思い出せないけど、ちょっとした隙間時間に読むのに丁度いい!

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    2021年05月10日
  • 生きるぼくら

    購入済み

    みんなに見て欲しい良い本です

    生きる僕ら凄く凄く良かったです

    おばあちゃんや育ての親である おばちゃん他界しちゃってるので
    もう会えませんが

    姉と私と家族の為に1人で出稼ぎで離れて暮らし頑張って働いて育ててくれた
    今は認知症を発症しな母を思いだし胸がつまりました

    生きてるうちに出来る事はしなくちゃですね

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    2021年03月19日
  • エール!(3)

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    シリーズの中でも変わり種の職業が多かったです。伊坂幸太郎は短い話しの中にも伏線と回収があり、楽しく読めました。

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    2021年03月06日
  • 恋愛仮免中

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    5人の作家さんの短編。それぞれ面白かった。
    アンソロジーで作家さんの作品がきにいったらその作家さんの作品を読んでみるきっかけになる。読書幅がひろがる。
    広がりすぎて積読がたまっていく。。。

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    2021年02月13日
  • 翔ぶ少女

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    阪神淡路大震災の時の情景、被災地の様子を如実に描きつつ、羽が生えるというファンタジー要素が入った物語。原田マハにしては珍しいなと思うファンタジー要素に驚きましたが、ニケという名前を主人公の名前にして、羽が生える様子をルーブル美術館においてあるサモトラケのニケと重ねて想像させる所はさすが、素敵です。と思いました。

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    2021年02月05日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    ルソーの夢、ピカソのゲルニカなど、『 楽園のカンヴァス』を読んでいたので、とくにそこにでてくる作品について知れて良かった。また、本書の解説を読んではじめて『楽園のカンヴァス 』の主人公が著者に準えられていることに気づいた。

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    2020年12月13日
  • ギフト

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    日曜日、昼間の暑さが嘘のように、多摩川の支流にはひんやりと夕闇が満ちていた。せせらぎ沿いにたくさんの人が集まっている
    新幹線のドアが開いてホームに降りると、思いっきり冷たい北風が頬をうつ。思わずコートの襟を立てて、肩をきゅっと縮める
    自宅に続くなだらかな坂道は桜並木だった。夜の桜は霞のように白く煙って夢のようだ

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    2020年11月07日
  • ラブコメ

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    自然農法でのコメ作りにチャレンジした著者とその仲間の1年間の米作りエッセイ。
    私も米作りやってみたいが自然のスケジュールが優先して1年間縛られるのは結構難しい。

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    2020年10月16日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    中田永一(乙一)の作品が収録されていること、そして本にまつわる話のアンソロジーということで購入。
    しかし、朱野帰子「初めて本をつくるあなたがすべきこと」と沢木まひろ「時田風音の受難」以外はすべて『ダ・ヴィンチ』に掲載されたものだった。
    『ダ・ヴィンチ』に掲載される作品は結構クセがあるので苦手だ。
    案の定、この短編集も特徴的というか・・・。


    中田永一「メアリー・スーを殺して」
    おもしろかった。しかし、終盤にかけておもしろさが加速していくような他の乙一の作品と比べると、ややしりすぼみしている。
    あと、主人公の内面の話だと思ってたら外に向き始めたことにもやや違和感があった。
    「メアリー・スー」と

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    2020年10月07日
  • インディペンデンス・デイ

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    連作短編集。
    各話で少しずつ繋がっていく人たち。
    どの話も面白かったのだけれど、ちょっとくどかったかも。

    夜寝る前、何話か読むのに丁度いい長さ。

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    2020年08月03日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    朱野帰子「初めて本をつくるあなたがすべきこと」、沢木まひろ「時田風音の受難」、宮木あや子「校閲ガール」が好き。「初めて本を~」は一番身近な感じがした。「校閲ガール」は単行本の第一話なのかな。キャラのポテンシャルが収まりきっていない印象(良い意味で)。

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    2020年06月01日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    アンソロジー、まとまった時間が取れない時や、気分が浮き沈みしている時に手に取る事が多いな。新しい出会いもあったりして嬉しくなる。

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    2019年11月24日
  • ギフト

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    忙しさの中で見落としている「贈り物」をあなたへ。第1回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞、『カフーを待ちわびて』の著者が贈る、珠玉のショートストーリー。

    人の優しさがみっちり詰まっている。読み終わったら、自分も誰かに優しくなれる気がした。そんなギフトをくれる一冊。

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    2019年11月04日
  • でーれーガールズ

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    雰囲気からしてきっと自分が好きな青春小説、でもって自分の大好きな放浪息子の作者である志村貴子先生のイラストが表紙になってたらそりゃ買うでしょ……。
    お年を召された(オブラートに包まれた表現)売れっ子漫画家が高校時代を振り返る、という形で進む話だったのでちょっと期待とは違ったものの、甘酸っぱい少女の体験とかけがえのない友情が描かれた素敵な物語だった。
    自分の中で「岡山」というと宮本武蔵出生の地、もしくは5時に夢中!の木曜レギュラーである豹のオバサンこと岩井志麻子さんくらいのイメージしかないんだけど、この本を読むことでそのうちふらりと訪れてみたい場所、になった。元々実際の土地が舞台になっている作品

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    2019年03月09日