原田マハのレビュー一覧
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人真似ではなく独自性が重要であり、また誰にも似てないことを見つけ出してこそ、本当の芸術家なんですね。
これはヨーロッパの印象派の強い思いにも繋がるものであり、全ての芸術に通じると改めて感じました。
1909年4月に亀乃助がリーチ先生にあった時から1979年4月に息子高市がイギリス・セント・アイヴスに行く迄の縁の繋がりに感激し涙が出てくる思いでした。志を同じくする仲間は、素晴らしい!
また、縁がシンシアまで繋がったのが嬉しかったです!
私は酒飲みなので、この地に地場のウィスキーを飲みに訪ねたいと思いますが、できれば飲む器は「陶器」でやりたいですね!
原田マハ先生も文学を探求する新しいジャンルのク -
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漫画ライクなアートエンターテイメントストーリ
冒頭に登場人物がイラストで紹介されていて、ライトノベルといった感じ。
ストーリとしては、
様々な業界の表で活躍する一流の人たちが集まったアート義賊団、アノニム。盗難された美術品を盗み出し、修復までして持ち主に返す集団です。
そんなアノニムの今回のターゲットは、ジャクソンポロックの幻の作品「ナンバーゼロ」
これをオークションで落札しようとしているコレクターとの戦い。
オークションで史上最高価格で落札させる一方、贋作を渡すといった展開。
その贋作を描くのが、高校生の英才。
英才の想いが、そして、アノニムの想いが語られる物語です。
このアノニムの使う -
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ネタバレすごいなあ原田マハさんは。今回の作品では登場人物のことを全く好きになれなかったのだけれど、スイスイ読めてしまった。なんだろうなあこの力は。私はまだ原田さんの小説を4冊くらいしか読んだことがないんだけど、この著者の本に出てくる日本人って、私が見た限りでは大体何かしらの闇は抱えつつも帰国子女だったり裕福だったりして、もちろんものすごい努力はあるんだろうけれど、田舎で外国語をゼロから始めて、習得にものすごく苦しんでる自分からすると毎度「いいなあ」と思ってしまうんだよね。今回も「持てる者」の話という面では「またかあー」と思ってしまった。一輝の苦悩とか焦ったら嫌な部分出ちゃうところは凡人ぽくてよかったか
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〜生きているうちに見るべき名画〜
このなかなかのタイトルに惹かれ読むことに
26点の名画が紹介されている
気になった作品をピックアップ
個人的な過去の体験やら思考整理が大半のため、たぶん本の参考にはなりません
悪しからず…
■アンリ・ルソー
「夢」
ルソーの絵は技術的には稚拙と言われるが、色彩が素敵で何故か心がウキウキする
不思議なときめきをもたらせてくれる
ルソー自身は家庭に恵まれず孤独な人生を送ったはず…
税関職員だった彼は誰にも師事せず、独学で自分の才能を信じ描き続けた
ゴッホ同様、生前はあまり評価されず、死後に評価が上がったアーティスト
彼の人生はあまり楽しそうじゃないけ -
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ネタバレマハさんが訳したムンクが残した言葉(文字)がおさめられています。
本書におさめられているのは私にはムンクの「苦悩」のように感じました。
生きることへの「苦悩」。
そんな「苦悩」を描いたのが世界的にも有名な「叫び」。
ムンク...「叫び」しかイメージできるものがありませんでしたが、表紙に描かれた「マドンナ」も彼の作品だったんですね。
ようやく興味を持ち始めたアートの世界。
少しずつ知識も入れながら、機会を見つけて自分の目で見ていきたいと思います。
説明
内容紹介
ムンクの言葉で新しい人生が目を覚ます。原田マハの名訳により待望の刊行。
懊悩と官能をつづった画家ムンクの『愛のぬ -
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ムンクって聞くと、「ムンクの叫び」が
一番最初に思い出される。
(ってか、それしか知らない…)
そんなムンクは、たくさんの文章を残してくれており、
それをマハさんが訳したものでした。
なんだか、ムンクが考えたことを覗き見る感じで、
ちょっとイケナイことをしている気分になったよー笑
写生をするのではない。
自然がいっぱいに盛られた大皿に
自由に手を伸ばすのだ。
見えるものを描くのではない。
見たものを描くのだ。
うきうきと君に会いに来て、
別れるときには
ぬけがらになっている。
マハさんも言ってるけど、ムンクは「言葉の画家」
なんだなぁーって思ったよ!!