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ポール・セザンヌ、アンリ・マティス、バーナード・リーチ、フィンセント・ゴッホ、黒澤明、手塚治虫、東山魁夷、宮沢賢治――。アートを通じ世界とコンタクトした物故作家20名に、著者が妄想突撃インタビューを敢行。いちアートファンとして巨匠たちに向かい合い、その創作の秘密に迫る。自ら初めて手がけた展覧会の為書き下ろした格別な創作集。
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Posted by ブクログ
画家、漫画家、映画監督など、二十の星々に出会い、短い時間の間に手土産渡しとインタビューをする…という原田マハさんへの挑戦状から始まる物語。 まるでその時代へタイムスリップし、冒険しているようなワクワクした感覚がありました! フィクションである筈なのに、一つ一つの言葉からまるでその時の場面で芸術家さん...続きを読むが話しているように聞こえます。 文章から芸術家さんの作品に込める熱意、感動が伝わり、きっとマハさんは楽しく執筆されていたんだろうなと思わされます。まるで本当に憧れていた人たちに出会えたかのように。
秋になると原田マハさんが無性に読みたくなる。 こちらはマハさんの著書の中で数少ない未読の本。 この物語は、マハさん自身がマハさんに与えた ミッションとして物故作家20名に会いに行き お土産を渡しインタビューを試みて、文章にまとめ 本にする。までがミッション。という想定 勿論、最早会えない方達ばかり...続きを読むであるけれど まるで史実のような不思議な感覚に陥る。 マハさんのアート小説はいつもそうだ。 それがちっとも不自然じゃないから 錯覚?!したまま読み終えることになるけれど いつもふわふわと幸せな余韻に浸れる。 マハさんのアート小説が好き過ぎて 取り留めのない感想になりますが 近々ゴッホ展に出向く前に読み終えたかった。 そしてこの本の中でラストに登場した ゴッホにたけは会うことが叶わなかったのが 何だか切なく泣けてしまった。 とても良い作品でした。
さすが原田マハ、としか言いようがない。 どうやってそれぞれのアーティストを魅力的なものとして伝えるか、で手土産と1.2の質問としたところも巧みだったし、それぞれの作品が読みたくなる素晴らしい作品だった。 いつもありがとうございます。
知ってる人もいれば知らない人もおり。そもそも作者の小説で知ってるという場合もあるけど。 こうして自分の興味関心を広げてくれる本はありがたいなぁ。コンタクトしている場面を隣でみていたかった。 そもそもの展示会も見ていたかった。。
友達から勧められて読んだ1冊 歴史に名を残した有名な芸術家が本を通して身近に感じられた。 今後、美術鑑賞するにおいてより感慨深くじっくり鑑賞することになるだろうと思います。
日本と諸国を繋いだ芸術家たちを集めたCONTACTという展示会。そこに登場した芸術家の中の20名に原田マハさんがインタビューしにいくお話。もちろん史実に基づいたフィクションなのだけど、本当にインタビューに行ったような感覚になれる本。手土産も興味深く、思わず調べてしまった。 もっと読みたい!と思った本...続きを読むでした。 展示会行きたかったなぁ。
作者が自らの挑戦状に従い、20人の星(物故作家)に会いに行き、作者の凝縮された思いから紡がれた2つの質問をぶつける、ファンタジータッチの掌編小説。星それぞれの作品や本人の魅力のエッセンスと、本当に目の前でその星本人と会っているような人となりをも浮び上がる描写は素晴らしい。作品に関連する何気ない一言や...続きを読む本人の好みに合わせ持参する色々なお土産のチョイスがアクセントとなっている。 それぞれの作品をweb検索しながら読むと更に楽しめると思う。
巨匠たちを身近に親しみやすく書けるのは、さすが原田マハさんだなぁの一言。 20の星々の中にはあまり馴染みのない方々もいたのですが、今すぐにでも見に行きたい会いに行きたいと思いました。
巨匠すぎて遠い存在だったアーティストたちが、マハさんの手にかかるとすぐそこに居るような感覚になる まさにマハ・マジック 作品名を挙げなくても、この作品のことを言っているのだろうとありありと浮かぶのが流石だ やっぱりマハさんの作品が大好き あとがきにかえて、なんだか涙が出ました
史実にもとづいたフィクションとはいえ素敵なインタビュー集だ。 みんな愛すべき人物で作品をみてみたくなる。 小津安二郎はBluRay買おうかな。ゴッホは原田マハの作品を読みたいな。
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20 CONTACTS 消えない星々との短い接触
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原田マハ
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