原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回は日本の民藝運動に影響与えたといわれる、イギリス陶芸家バーナードリーチをもとにしたフィクション。マハさんの変わらない芸術に対する情熱と人物に対する尊厳や憧れが伝わってくる話でした。
1954年、大分の焼き物の里・小鹿田を訪れた、バーナードリーチ。父の遺言で小鹿田の窯元に弟子入りしていた、沖高市(おき こういち)は、リーチのお世話係に任命され、そこで彼は、亡き父の亀之助がリーチとかつて師弟関係だったことを知ります。
時代は変わり、1909年となり、亀之助君の視点から物語が始まります。
戦時中のシリアスな要素は意外と少なく、多少物足りなさはありましたが、、
当時の日本の陶芸という芸術を広げる為 -
購入済み
仕事に疲れた女性におすすめ
久しぶりに原田マハさん読みましたが、さすがの文章力、そして絵画的な描写が素晴らしく美しかったです。聴覚障害については少し夢見すぎではないかと思ってしまったけれど…
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Posted by ブクログ
織田信長、天正遣欧少年使節、俵屋宗達、日本の戦国時代に揃った類まれなる才能を持った人々が、それぞれの立場思惑によって結びつき、行動を共にすることになります。一枚の絵画「風神雷神」から膨らまされた著者の想像力が大いなる物語を導き出されています。歴史には描かれなかった部分について、飛躍した想像力をもって補われることで、イフ以上のストーリーが出来上がることが面白く読ませていただきました。キリシタン大名やその部下武将の子息として、絵師の子供として、少年達はローマに赴く使命を与えられます。目的地を同じくする彼らは日本を旅立ち、胸に燃えるものを持って海路を進んでいきます。無事にローマに辿り着けるのか。下巻