原田マハのレビュー一覧
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政治家に限らず変革を起こせるリーダーは、強い信念を実行しきる。その際、周囲の支持を得て、周りを巻き込んで押し進める。週刊少年ジャンプの主人公のように色の濃い人なんだろうなと思う。そんな理想的でもあるリーダー像を持って描かれる新任総理大臣である相馬凛子の躍進の物語を楽しめた。
その当時2021年には女性総理は現実にはいなかったので、初めての女性総理が就く世界線を妄想してみるという設定は楽しめた(高市さんで早くも実現!)。ストーリーは(良くも悪くも)わかりやすい展開で進むので気楽に読めた。もうちょっと捻りを求めたくもある。ライバルや困難をもめげず、真のある言葉まで人を巻き込み、らしさ全開で乗り越 -
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初めての原田さんの本。
映画を観た事があるので本も面白いかな?と原田さんの本に挑戦したくて手にした。
ダラダラ読んでるうちに
女性総理が現実に誕生してた。
それくらい読むのに時間がかかった。
映画では中谷さんが演じられてたから凛子さんは中谷さんのイメージだし、
日和くんは田中さんのイメージでピッタリだと感じた。
ただ、「これ、ファンタジーだなぁ」と感じてしまって没入出来なかった。
作者の思想も感じたし、
日和くんによる「うちの妻凄いんですよ」話ばかりな気がして継続して読み進められなかった。
面白くない訳でも
読みにくい訳でも無かったのですが。
次回は原田さんの短編に挑戦しようと思います。
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ネタバレ保奈美ちゃんのあの本読みました?という番組で紹介されていて興味が沸き、手に取りました。
沖縄のサトウキビでラム酒を創るという夢を実現させた、実話に基づいたサクセスストーリーです。
実話?!と言うのにも驚いたし、マハさんが下戸、と言うのにも驚きました。
作家が経験したことしか書けないなんて思っていないけど、飲めないのに風を感じるお酒を表現できるなんてやっぱりすごいな。
お仕事小説なんだけど、家族愛にもあふれてて、爽やかで読後感のいいお話でした。
ただちょっとひねくれものの私は、あまりに順調に進んでゆく展開と、おばあが倒れるベタな展開にうーん・・・となってしまった。実話ならしかたないけどさ。それ -
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解説を見て気づいた以下。
主人公は皆、未婚で自立した女性。
「いま」に至った過去を誰ひとり悔やんではいない。
あくまで自分で選択した道を自分で歩んできた。
でも、そんな彼女たちも、「誰か」を大切に思い、見返りを求めるでもない、思いを通わせた行動を取っている。
そして、「誰か」からも、大切に思われている表現が節々に読み取れた。
誰かに依存することなく、自他を尊重して生きていく。その過程で誰かを大切と感じ、誰かから大切に思われる。気づかないうちに「大切」の循環が生まれているんだな、みな、誰かの必要条件なんだなと思った本。
忙しい日々、どれだけここに立ち戻れるだろう。