原田マハのレビュー一覧
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ネタバレ議員の息子である美智之介の恋愛対象は男の子で,心は乙女。親を説き伏せて入った美大の同級生高橋くんにゾッコン!
卒業後の進路が決まらず,親は40前の女性との縁談を考えている(将来の総理大臣の娘)
ぜーったい、いやだーーー
そんな時、作品が受賞してパリに留学できることになった!!コレまた親を説き伏せ留学する。卒業したら帰ってくることを条件にされたが、そんなもんはどうにかなる!
だが、美大に留学と思ったら、美術サロンだった。2年で帰らねば?!その間に何度か美大の受験をするが失敗。帰国して、うーーーんと年上のオンナと結婚?!
バイト先の常連のお客さんで目立つ女性がいた。ハルさん。いつもノーパソを凄い勢いでタイピングしてた。その連れはムギさん。
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政治について詳しくなくてもすごく楽しんで読めた。国民と政治、その関係図も分かりやすくてちゃんと選挙に行こうと思った。
『本日は、お日柄もよく』と地続きで、久遠久美の名前とスピーチが出てきたらその度に嬉しくなった。
登場人物全員、おい!ってなるしよくやった!ってなる。よくに日和のお母様。実業家としての確かな目もあるし、どんなに立場のある人にもズバッと言う姿がかっこいい。このお母様も原久郎も結局はどうすれば日本がいい方向に進むかを真摯に考えていて、こう言う人たちが現実の日本にもいてほしいなと思った。
日和が凛子の仕事に干渉しすぎないところも素敵。家族としてしか支えられない部分があると思う。その支えと違いへのリスペクトが夫婦としてとても素敵だった。
中盤以降から加速する面白さ。女性や若者の働き方、活躍の仕方、理想論ではあるだろうけどこう言う社会になったらいいながつまっていて明るい気持ちになった。 -
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短編集で、最後二つが好きだな〜と思ってたら最後二つだけはデビューして15年経ってから書いたものらしい。文章の上達って表現とかじゃなくて直感的にいいなって思わせる力の向上のことなんだなって思った。私が文章を綴ることについて明るくないからか、あまり技巧とか技術の点での違いはわからなかった。
自分は特に後ろから2番目「オフィーリア」が好きだった。絵画目線の物語が斬新でおもろかった。
あと原田マハさんの美術への造詣が深さに驚いた。西洋画だけじゃなくて日本美術についても物語が作られていて原田マハさんの専攻が何か知りたくなった。
あと、女性じゃないと書けない気がすると思った描写がちらほらあった。
でも大仏の中指にエロティシズムを感じたことはなかったなあ〜、レベル高い。 -
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アンドリュー ワイエス展を楽しむために読んでおこうと手にした作品だったが、それ以上の価値!ニューヨークの9・11 と東北の3・11が時代背景のベースにあり、美術館に関わり支える側の人々の視点で描かれている。ニューヨーク近代美術館MoMAでのモダンアート。初代館長のアルフレッドが「知らないところで役に立っていて、それで美しい。そういうものを『アート』と呼ぶ」というのに同意。私が思っている数学と音楽と絵は同様に美しいというのに繋がっているなと。この作品には、楽園のカンヴァスにも登場するティムも出てきたりして大原美術館を思い出し、また、ピカソのゲルニカについて書かれていたりと、夏のこの時期に反戦に思いを馳せるにふさわしく。また、大塚美術館へも行く予定だから、ゲルニカは心してみようっと。客観的に見て星3だが、主観的に見ると星4にしたいくらい笑
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ネタバレどの話も甘くて幸せな雰囲気が漂っている。
ケーキ屋さんのスイーツが食べたくなる。
ただ、普段からイヤミスなど人間の隠したい部分が全面に出てる作品が好みの私には登場人物がみんな善人すぎて、どこか夢物語感が否めなかった。ごめんなさい。
そんな中でもお気に入りは『希望のギフト』。いっこおばちゃんが怪我によって諦めモードになるところの描写は少し共感できた。
私自身も心労が重なってセルフネグレクト気味だった時に、姉の結婚報告を受けて、式への参列を目標に少しずつ心のリハビリをした事を思い出した。自分のためには頑張れないけど、他の誰かの幸せのためなら頑張れることもあるんだと思った。