原田マハのレビュー一覧
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ネタバレ「月夜のアボカド」でエスターは、”一番の幸福は、家族でも、恋人でも、友だちでも、自分が好きな人と一緒に過ごす、ってことじゃないかしら”と言う。
「無用の人」で聡美の父の蔵書『茶の本』は、”おのれに存する偉大なるものの小を感ずることができない人は、他人に存する小なるものの偉大を見のがしがちである”と説いている。
「皿の上の孤独」でアマンダが、”人は、孤独になれる空間を必要としている”というバラガンの言葉を教えてくれる。
気になる言葉があちこちにあった。解説の瀧井朝世がそれをうまくまとめてくれている。納得だ。
「彼女たちはみな、自分と自分のこれまでを受け入れて、これからへと目を向けていく。 -
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うーん。話を膨らませたいがためだけに、狩野の洛中洛外絵図に宗達を関わらせるとは、狩野システム舐めるなよ??マハという気しかしないし、永徳の気難しさを舐めるなよ?マハとしか思えない。日本史もうちょっと勉強しようよ…
俵屋宗達、安土桃山時代から江戸初期にかけて活躍した謎の絵師。のちに琳派の祖と崇められる。真筆とされているのは数点。
原マルティノは剃髪式に出て、秘跡を授かる。その後有馬にできたセミナリオに入る。寄宿舎で寝起きする。中原ジュリアンと仲良くなる。
国産の聖画が作れるように西欧から絵師がやってきて子供たちに教える。構図と陰影が大事。
宗達が仲間に加わった。
信長の申し出により、なぜか -
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ゴッホの画家としての歴史的に語るが半分、原田マハのゴッホ小説の解説と裏話が半分というところ。小説「たゆたえども沈まず」を読んでからこの本を読む方が内容を理解はしやすい。逆の順番ではネタバレになってしまうのではと思ったりもするが、それでもいいのか。いずれにせよ原田マハのゴッホを対する強い愛情、深い憧憬といったものが感じられる。
この本を読んでいる最中に、上野で開催されているゴッホ展に行った。展覧会の構成にはいささかの不満があるが、この本によってゴッホの生涯を少し知っていたことで、パリ時代以前の習作といったものにも関心を持って眺めることができたのは間違いない。 -
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原田マハによるノワール小説の短編集。
原田マハらしさ、は感じられるもののノワール小説という分野においてはミスマッチ感は否めない。
しかし、純文学味のある情景描写は、読む者に迫ってくる狂気や官能がある。
最初の4作品に比べると後の2作品は、かなり洗練されているように感じたが、どうやら前者はデビューしてから数年以内に書かれたものである一方、後者はそこから15年以上あとに書かれたものであるということだった。収録されている物語の完成度に差がある、という点でも評価が低くなっている気がする。
先に述べた、後の2作品は読み物としての満足度は高く、原田マハが書くノワール小説、という点でかなり新鮮味があり面