原田マハのレビュー一覧
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美術に取り憑かれた人の話だったな。面白いけど、凡人の私にとっては、美術に取り憑かれるということは音楽以上にイマイチピンとこなくてそこまで感情移入はできなかった。莫大なお金とか権力で、いろんな人の思惑が交差する薄汚い世界?の話もイマイチピンと来ない笑
菜穂と樹が姉妹だというのは全く想像がつかなかった!おじいちゃん(実際は父親)の菜穂だけは絶対に守るという覚悟だったり、菜穂がすべてを捨てて京都で生きていく決心をしたところだったりは、胸にくるものがあった〜
原田マハさんは芸術系多いっぽいけど、そういう系よりも、総理の夫がおもしろすぎたよな〜という感想だな -
Posted by ブクログ
ゴッホとゴーギャンの関係はTVの番組で少し知ってはいた。
その仮説という形で物語は進んで行ったけど、どちらかというとゴッホを良い人な感じでまとめる方向に行っていた気がする。
ただゴーギャンがゴッホとの共同生活についていけなくてゴッホの元を去った時、ゴッホが耳を切るという自傷行為を行ってしまう。彼の行動は奇異に映るかもしれないが、私にはわかる気がする。その理由はうまく言えないが。
リボルバーの持ち主の変遷、そして結末までのリボルバーの扱いの伏線はさすがと思ったけれど、いままで読んだ原田作品の中では舞台が沢山あって少し読みづらい作品であった。
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Posted by ブクログ
【ツーリング旅の醍醐味を思い出す本】
—感想ー
初めて原田マハさんの作品を読んだ。オムニバス形式でひとつひとつの物語が綴られている。
美しく引っかかりのない文章は、サイハテの彼女「ナギ」の性格にもマッチしていて没入感があった。ツーリング好きなライダーという部分は、過去の自分にも通ずる面があり、読んでいるとバイクを所持していた頃を思い出し、旅に出るワクワク感を共感しながら楽しむことができた。
四編にわたる物語がどこかで交わることを期待しながら読んでいたのだが、残念ながら最初と最後の編のみだった。ナギの物語をもっと辿りたかったということもあり、他の3編が消化試合のようにも思えてしまった。
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Posted by ブクログ
いずれも女性の視点で描かれる、母や父や友人などの死が深く影響を及ぼす6つの短編集。私は「髪結いの亭主」が妻の稼ぎで働かずに暮らしている夫を指す俗語だとは知らなかった。時代の変化を感じる言葉だ。若くはない女性主人公の視点で描かれる両親や友人の死は私にとってもあまりにもリアルで、読んでいて苦しくも寂しくも感じた。メキシコ料理おいしそうだった。ワカモレっていいな~。作ってみたい。トルティーヤチップスにつけて食べるのが主流なんだろうけど、チップスの見た目があまりにもお菓子だから、夕食とかにしてもいいのかなあと思ってる(いいんだろうけど)。『緑陰のマナ』で出てきたマナはQuizKnockの企画「闇鍋クイ