原田マハのレビュー一覧

  • 星がひとつほしいとの祈り

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    言葉ひとつひとつが優しくて、心穏やかに読めた。
    『星がひとつほしいとの祈り』は 目の前に風景、情景が見えてくるようで、素敵な話だった。
    盲目のマッサージ師さん、私も会いたいな。

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    2026年07月22日
  • キネマの神様

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    会ったことがないおじさん同士の友情物語
    映画ひとつであったことなくても繋がれる

    キネマの神様って本当にいてくれたらいいな

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    2026年07月22日
  • まぐだら屋のマリア

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    修行先の老舗料亭の偽装事件で様々なものを失い、行き着いた先の尽果のまぐらだ屋とマリア。

    尽果で生活する人、行き着く人々。マリアと自分が大切に培ってきたお料理と其々の人物がそれぞれ抱えるものに触れるうちに紫紋に日々を生きていくことが現実として感じられるようになっていく。料理の素晴らしさ温かさと紫紋の心情変化していく描写はさすが。克夫さんの存在も大きい。

    一方でマリアのエピソードには少し物足りなかった気も。女将が憎むべきマリアを何故待っていたのか。赦したのか。その辺りの描写があると腹落ちしたかも。

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    2026年07月19日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    ネタバレ

     「月夜のアボカド」でエスターは、”一番の幸福は、家族でも、恋人でも、友だちでも、自分が好きな人と一緒に過ごす、ってことじゃないかしら”と言う。
     「無用の人」で聡美の父の蔵書『茶の本』は、”おのれに存する偉大なるものの小を感ずることができない人は、他人に存する小なるものの偉大を見のがしがちである”と説いている。
     「皿の上の孤独」でアマンダが、”人は、孤独になれる空間を必要としている”というバラガンの言葉を教えてくれる。
     気になる言葉があちこちにあった。解説の瀧井朝世がそれをうまくまとめてくれている。納得だ。
    「彼女たちはみな、自分と自分のこれまでを受け入れて、これからへと目を向けていく。

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    2026年07月19日
  • 生きるぼくら

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    登場人物みんないい人。現実はなかなかこうもいかないけど、きれいな場面をたくさん切り取ったような作品。こんな世界になればいいのに、と思う。でも、これはリアルに、人にしてきたことはこうやって人生の最後に表れるんだろうなぁ。

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    2026年07月18日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    うーん。話を膨らませたいがためだけに、狩野の洛中洛外絵図に宗達を関わらせるとは、狩野システム舐めるなよ??マハという気しかしないし、永徳の気難しさを舐めるなよ?マハとしか思えない。日本史もうちょっと勉強しようよ…

    俵屋宗達、安土桃山時代から江戸初期にかけて活躍した謎の絵師。のちに琳派の祖と崇められる。真筆とされているのは数点。

    原マルティノは剃髪式に出て、秘跡を授かる。その後有馬にできたセミナリオに入る。寄宿舎で寝起きする。中原ジュリアンと仲良くなる。
    国産の聖画が作れるように西欧から絵師がやってきて子供たちに教える。構図と陰影が大事。
    宗達が仲間に加わった。

    信長の申し出により、なぜか

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    2026年07月16日
  • 夏を喪くす

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    ネタバレ

    「本日はお日柄もよく」で原田マハさんに出会い違うのも読んでみようと思って購入。
    女性が主人公の短編小説4本。
    自分が女性だから共感できる部分あるかなと思ったが、性別とか関係なく、人生の中で出会った主人公たちの人生に超影響を与えた人たちの物語だった。
    今までの人生ターニングポイントで重要人物に会ってると思うし、その人たちで人生は大きく変わるよなと改めて思った。

    どの小説もちょっと重くてどんよりしてしまったかも。

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    2026年07月12日
  • 独立記念日

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    何かから独立する、自由になる、自立していくというストーリーは好き、でも女性が大体しんどそうで短編集が故、入れ替わり立ち替わりしんどい人たちが出てくるのがなんともいえなかった、まあその背景があるから独立していくんだけど、、

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    2026年07月11日
  • さいはての彼女

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    凪の魅力に微笑みながら楽しむことが出来た。人の縁って固いし、それをモノにできるのって才能なのかな?ちょっと羨ましい。

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    2026年07月10日
  • ロマンシエ

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    独特の暴走ギャグセンスで邁進するのが味わい深い。
    でも、美智之輔と・・・の恋愛的な進展は、自分が追いつけない展開だったのでそこで逆に冷めてしまいました。
    ​リトグラフの知識はなかったので、新鮮でした。
    アートを愛する人の思いが、国境も時代も超えるのが尊いな、と。

    自分の働くビルに入っている飲食店に、​高身長で金髪、ネイルとちょっと中性的?な雰囲気の​男性店員さんがいて、読み始めてすぐ美智之輔とイメージが合致しました。

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    2026年07月08日
  • 晴れの日の木馬たち

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    倉敷紡績で働く工女すてらのお話
    熱心なキリスト教信者で病弱な父の元
    東京神楽坂、常和田伊作へ巡りあう

    書くことをあきらめなかった少女が重ねる
    回転木馬から始まるお話

    倉紡社長大原孫三郎、画家児島虎次郎との出逢いを絡め

    回転木馬を初め、文士となる前の少女たちの惹き込まれる原稿
    節目に目に留まる洋画
    〜生きて、名前を晒して、書き続ける覚悟をなさい〜

    スペイン風邪の災禍

    〜小説とは、書き手の心の写し鏡のようなもの〜

    巴里渡航後のお話あるのかなぁと、思う次第

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    2026年07月09日
  • ゴッホのあしあと

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    ゴッホの画家としての歴史的に語るが半分、原田マハのゴッホ小説の解説と裏話が半分というところ。小説「たゆたえども沈まず」を読んでからこの本を読む方が内容を理解はしやすい。逆の順番ではネタバレになってしまうのではと思ったりもするが、それでもいいのか。いずれにせよ原田マハのゴッホを対する強い愛情、深い憧憬といったものが感じられる。
    この本を読んでいる最中に、上野で開催されているゴッホ展に行った。展覧会の構成にはいささかの不満があるが、この本によってゴッホの生涯を少し知っていたことで、パリ時代以前の習作といったものにも関心を持って眺めることができたのは間違いない。

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    2026年07月06日
  • 異邦人

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    主人公の菜穂は、原田マハさんが理想とする芸術至上主義の人らしい。
    美を突き詰めていく姿勢は極端にも傲慢にも思えて、周りの人を振り回しているので、あまり好感は持てなかった。
    刺されたと思う絵を買うことができるのは恵まれた環境で育ったからなのに、謙虚さがない。
    でも鋭い感性の菜穂の視点で京都の四季折々の祭りや景色が語られるのは魅力。
    白根樹は大人なんだからなにか自分から行動ができたはずだよな、という疑問は残った。

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    2026年07月05日
  • 晴れの日の木馬たち

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    ネタバレ

    綺麗に終わった
    女文士になるまで成長期
    読みやすく楽しかった

    目次で事前にパリへ行くことがわかってしまったことが残念

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    2026年07月05日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    2026/40
    ナチス・ドイツの戦争時代のお話
    ピカソにとって「描く」という行為は、自分で心臓を止めることができないのと同様だったんだね
    章が細かく分かれていて、瑤子とドラが交互に出てきて面白い
    ピカソはどんな思いで「ゲルニカ」を描いたのかなと考えながら読むのが楽しかった
    ピカソ、ドラの熱い思いが、パルドによって瑤子に引き継がれているのも良かった
    歴史難しすぎたからなのか読み進めるの大変だった

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    2026年07月01日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    上下巻あり、途中は天正使節団の話!と
    思ってしまったが、元々はこれ何の絵?から
    始まったのを最後に思い出した笑

    フィクションとして、
    いろんな人の出会いや絵との出会い
    おもしろく、ときにはウルッときました

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    2026年07月01日
  • ゴッホのあしあと

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    林忠正についてもっと知りたくなった。アプリのマップなどで位置や写真を見ながらこの解説を見た方がさらにゴッホゆかりの地が知れて楽しめるかも。

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    2026年06月30日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    日本にある美術館を舞台にした6つの短編集。
    どれも良いのですが原田マハさんはやっぱり長編小説の方がいいです。

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    2026年06月29日
  • 黒い絵

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    原田マハによるノワール小説の短編集。
    原田マハらしさ、は感じられるもののノワール小説という分野においてはミスマッチ感は否めない。
    しかし、純文学味のある情景描写は、読む者に迫ってくる狂気や官能がある。

    最初の4作品に比べると後の2作品は、かなり洗練されているように感じたが、どうやら前者はデビューしてから数年以内に書かれたものである一方、後者はそこから15年以上あとに書かれたものであるということだった。収録されている物語の完成度に差がある、という点でも評価が低くなっている気がする。

    先に述べた、後の2作品は読み物としての満足度は高く、原田マハが書くノワール小説、という点でかなり新鮮味があり面

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    2026年06月28日
  • ジヴェルニーの食卓

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    アンリ•マティス、エドガー•ドガ、ポール•セザンヌ、クロード•モネの周りにいた人々の目から描かれた4つの短編集。

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    2026年06月27日