原田マハのレビュー一覧

  • 永遠をさがしに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    親に強制的にやらされた習い事って本人とって辛いものではあるが、長くなればなるほど生活の一部となり、かけがいのないものになっている。それは多分一度挫折したとしても経験や出来た時の達成感は消えないからだと思う。

    和音もやりたくない思いも少なからずあったのかもしれないけど、それ以上に家族との関係性がギクシャクしていたのが嫌だったのかも。

    結局家族でさえ何を考えているのかはわからなくて、どんな形でもいいから想いを伝えてあげればまた違う世界線で和音は生活していたかもしれない。

    0
    2026年06月11日
  • 独立記念日

    Posted by ブクログ

    転職を決意してのタイミングで読めてよかった。
    この選択は間違ってなかったと勇気をもらえた一冊。

    主人公の年齢・ライフステージは様々だが、両手に塞がったものを手放すのに年齢は関係ないと言われている気がした。
    両手を自由にしない時新しいものも掴めないのだ。

    0
    2026年06月08日
  • リボルバー

    Posted by ブクログ

    解説にも書いてあったとおり、「作り話にもほどがある」という気持ちもありつつ、作り話ができるのが小説のいいところというのも賛同する。
    ゴッホとゴーギャンの関係性やゴッホの死への新解釈は物語としておもしろかった。

    0
    2026年06月07日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

    Posted by ブクログ

    ありえないんだけど、この出会いはよく想像できたと思う。日本に帰るところまで、信長に報告するシーンも欲しかったです。

    0
    2026年06月06日
  • 独立記念日

    Posted by ブクログ

    さまざまな環境でその呪縛から自由になるために奮闘する人たちを描いたオムニバス。それぞれの短編は、どこかで緩やかに繋がっていて、最後にはほんのりと繋がっていくテクニカルな作品。良いとは思うのだけれど、僕にはそのテクニカルなところで、いまいち入り込めなかった。

    0
    2026年06月06日
  • あなたは、誰かの大切な人

    Posted by ブクログ

    ⚫︎最後の伝言
    母はしっかりもので明るくて、
    周りに愛されていた太陽のような人。
    父は容姿だけがとりえの、ろくでなし。
    仕事もせず浮気性で、放浪癖があり、
    母が危篤のときも、病室には来なかった。父曰く
    母から電話で、化粧してない顔は見せたくないから
    病室には来るな!と言われたかららしい。
    出棺の直前、ようやく現れた父は情けない姿で
    おいおい泣いたのだった。

    誰よりも母を必要として愛していた、
    ろくでなしであることも許せるくらい
    母を逞しく居させてくれたのが父だった。
    父親らしい振る舞いを、母は別に
    求めていなかったのじゃないかな?
    強制することで父の何かが壊れてしまうなら、
    ろくでなしである

    0
    2026年06月06日
  • リボルバー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「たゆたえども…」の流れで読みました。「たゆたえども…」とは違った世界線の話。ちょっともっていきかたに無理があるような…。個人的には「たゆたえども…」の方が刺さりました。

    0
    2026年06月05日
  • 独立記念日

    Posted by ブクログ

    独立記念日。独立って何?
    自分が自立したと思ったらそれは独立?
    他人にどうこう言われるものではないよね。自分の考えようなんだから。

    0
    2026年06月04日
  • 楽園のカンヴァス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美術館より博物館派の自分にとっては芸術に関わる人(芸術家も美術館スタッフも蒐集家も)の考えていることが新鮮で面白かった。
    名画に受ける感想や向き合い方が登場人物の感じたこととして文章として追体験できるのは良いなと思う。鑑賞のしかたの参考にしてみたいと思った。
    作者とコレクターの正体はすこし見えてた感じだったのと、なんか恋愛要素はなくてもよかった気がした。
    原田さんの感覚とは合わないのかもしれない。

    ---

    美術館とは、芸術家たちが表現し生み出してきた「奇跡」が集積する場所。動物園や植物園は、太古の昔から芸術家たちが表現の対象としてみつめつづけた動物や花々、この世界の「奇跡」が集まるところ。

    0
    2026年06月02日
  • 風のマジム

    Posted by ブクログ

    優しい栄養ドリンクみたいな本
    もう内容とかどうでも良くて、原田マハの文章を読むことで心にゆとりを生もうとしている

    0
    2026年05月31日
  • インディペンデンス・デイ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ChatGPTにおすすめされたから読んだ。
    期待してたよりも微妙だったな。
    まあ、ほぼみんないいお話だったんだけど。
    所々胸糞悪くて。
    特に暴力娘とお母さんのお話とか胸糞悪かった。このお母さんの旦那が2個目のお話の不動産の女性の婚約相手と同じ目に遭えば良かったのにと思った。
    あと話が多すぎて長く感じた笑

    0
    2026年05月31日
  • さいはての彼女

    Posted by ブクログ

    3.8
    二個目の話が好きやった
    一緒に旅に出られる友だちが2人もおる人生に感謝したくなった
    1人でも行ってみたい
    旅が教えてくれることがある
    あと、線を引いてるのは周りじゃなくて自分で、線なんかないんやってのがグッと来た
    線の話は、一個目と最後のででてくる
    あとがきもよかった

    0
    2026年05月27日
  • 永遠をさがしに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前半は高校生の友情物語?それに若くてエネルギーに満ちた継母?で、前に進めないでいる主人公を引っ張っていってめでたしめでたし??
    なんて勝手に想像して浅くて既視感たっぷりなストーリーかなと期待していなかった
    後半はかなり心情的描写も多く物語もスムーズに進む。どこかに引っかかるとしたらここら辺かななんて意地悪く思いながら…
    年齢世代的なギャップなのかあまり入り込めなかった。完全に先が読めてしまう展開に少しがっかりした

    0
    2026年05月27日
  • 原田マハ、アートの達人に会いにいく(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    対談集。雑誌の連載らしく数ページにまとまっているのでトピックは限られるけれどダラダラすることもなく。一気に読むのではなく一編読むたびに少しずつその人について調べながら読むのが楽しかった。石内都さんとの対談が読めたのは良かったな。

    0
    2026年05月26日
  • 翔ぶ少女

    Posted by ブクログ

    なんだか不思議なお話。原田マハさんの中では、ちょっと変わった印象。東日本大震災があったので、少し遠い前の話と思ってしまいがちですが、神戸の震災が残した爪痕の大きさを改めて実感。

    0
    2026年05月26日
  • 永遠をさがしに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    物語の背景は、ありふれた家族や生い立ちや才能ではないけど、何重にも重なる物語としてとてもおもしろく読み進めた。
    お母さんが進行性の病なのに、和音が16歳まで真実を告げないで…というのは、ちょっと違和感。どんどん機能が落ちていくのに、もう母娘として出会えなくなっちゃうじゃん。物語だから、ギリギリいいタイミングで出会えるけど、現実だったらお母さんがもっと話せる時に会えた方が絶対いいのに…と思った。

    0
    2026年05月25日
  • 永遠をさがしに

    Posted by ブクログ

    誰かがレビューで、ちょっと前にはやった携帯小説みたい、と評していた。その時はムッとしたけど、読んだらちょっと納得してしまった。今までそう感じたことはなかったけど、他の作品も今読んだらそう思うのかなぁ。
    設定がそんなことある⁈って感じの始まりで、韓流ドラマみたいな展開で、既視感あるなぁと。
    ただ最後の音楽に対する気持ちや、弾き始める直前の気持ちはよくわかるし、こんなふうに言語化できるのってやっぱりすごいと思った。
    …主人公の名前、どうしてもAEONのワンコが出てきてしまって…締まらなかった笑

    0
    2026年05月25日
  • 異邦人

    Posted by ブクログ

    原田マハ作品はけっこう読んでます。
    アートにちなんだお話で、この人らしいのですが、
    作り話ならではの偶然だったりとかそういうのが多くて冷めましたね。
    ドラマも見てましたが細かいストーリーは忘れてて、
    「こんな結末だったっけ?」って感じでした。

    0
    2026年05月22日
  • 黒い絵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    芸術とはエロス、そして狂気であることを感じさせる短編集。

    多くは作家デビューしてまもなくの作品だそうで、確かに最近の原田マハさんとは作風がだいぶ違う。

    原田マハさんの描かれる、芯のしっかりした強い女性(能力も高く洗練されている)が好きなのですが、それ期待して読むと肩透かしを喰らいます笑笑

    それでも、「オフィーリア」は斬新で、短編ならではの疾走感と臨場感を持って読めました。
    絵の印象が変わりそうです。

    0
    2026年05月22日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    デトロイト市が財政破綻となり、市が運営する美術館のコレクションが売却の危機にさらされる。2013年に起こったことを元にしたフィクションという小説だが、ストーリーはアート愛に溢れる人たちの美しい物語だ。小説としては物足りなさはあるけれど、事実は小説より奇なり、もっと大変なこと、苦しいこと困難なことドロドロとしたことがあったかもしれない。それでも美術館を維持するのは、美術を大事にすることは、人間として取るべき道なのだ、というメッセージを出していることがこの小説の良さかなと思う。

    0
    2026年05月21日