原田マハのレビュー一覧

  • あなたは、誰かの大切な人

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    人を想う気持ちを書いた小説かなと
    アートな部分はあまり理解できないけれど、全体を通してあたたかい雰囲気を感じた

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    2026年08月02日
  • スイート・ホーム

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    宝塚の街にあるケーキ屋「スイートホーム」。お菓子が美味しいのはもちろん、家族で営んでいるその暖かさが街の人たちに支持されて人気のお店だ。
    シェフパティシエの父、看板娘の母、引っ込み思案な長女、明るく華やかな次女。
    その家族が織りなす恋にまつわる物語。
    読んでいて暖かい気持ちになれる作品。
    うまくいく恋だけじゃなく、胸を痛める恋もあるけれどそれでも爽やかな余韻が残る。
    読後感のいい作品。

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    2026年07月31日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    久しぶりの原田マハさん。

    孤独で、逃げ出したくなるほどの時間と向き合ってきたのだろうと思わせる、その言葉の温もり。
    だから私は、マハさんの言葉が好きなんだなと改めて感じた。

    時代がどんなに困難でも、私は私を諦めない。
    星をひとつ、わたしも探して生きていきたい。

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    2026年07月30日
  • まぐだら屋のマリア

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     人生から逃げ出したいと彷徨った挙句に辿り着いた「尽果」の地。そこの料理屋「まぐだら屋」を切り盛りする1人の女性。
     地名の通り、過去に色々抱えている人々。彼らと触れ料理を楽しむことで、再び生きる気力が湧いてくる。
     主人公をはじめ登場人物たちは、なかなか清算しようと思ってもできないものを抱えている。そんな人々との料理を通した心の触れ合いを描く。

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    2026年07月29日
  • 風のマジム

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    まじむとは、沖縄の言葉で「真心」の意味。

    南大東島のさとうきびで、国産のラム酒を造りたい!

    ひとりの女性の願いが、やがてまわりを巻き込んでいく。

    実話が元になってるそうです。
    猛烈にラム酒が飲みたくなります(笑)

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    2026年07月27日
  • キネマの神様

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    これは作者が実際に経験した部分も大きく反映されているのだろうか。
    作者の経歴をネットで調べたが、小説の主人公とかなり共通する部分がありそうなのかなと。

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    2026年07月26日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    人生は思い通りにならない。それでも人は誰かを想い、何かを願いながら生きていく。そんな瞬間を描いた短編集。登場人物はそれぞれ違う人生を歩んでいるのに、抱える寂しさや迷いには思わず重なるものがあった。

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    2026年07月26日
  • 風のマジム

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    私はお酒が飲めないから良さが分からないけれど、
    もし飲めたらまた違った世界があったんだろうなと、その世界も知りたいなと、思った。

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    2026年07月26日
  • 太陽の棘

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    戦後の沖縄で、アメリカ陸軍精神科医と芸術家達との、絵を通じた交流が描かれた物語。
    静かに心揺さぶられる、切なくも美しい読後感だった。
    読み終えた後で史実に基づいた小説と知り、改めて平和が続きますようにと祈りたくなった。芸術を心の拠り所にして生き切った人々が沖縄にもアメリカにもいたこと、芸術が互いの架け橋となったこと、まだまだ知らない歴史が沢山あり、原田マハさんならではの切り口で学べてよかった。

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    2026年07月25日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    ネタバレ

    それぞれ、日本国内で見られる名画がキーワード(モチーフ)になってる短編集。最近、長編ばかり読んでたから、最初のを読んで少し物足りない気もした。ただ次第に、それぞれの物語に浸っていった。
    広島の女三世代の家族とゴッホ。広島の夏。
    あるカップルとピカソの鳥籠。
    学生時代の淡い恋とそれが踏み躙られた思い出、そしてセザンヌの静物画。
    年の離れた隣人との触れ合いと別れとクリムト。
    大学生だった息子を亡くした夫婦と東山魁夷の作品。
    都会から瀬戸内海の直島へやってきた病み上がりの女性とモネの作品。
    文庫の表紙絵はクリムト。それ以外は、いくつか検索して見てみた。だが検索して見た気になるより、この本を片手に実際に現地を訪れるのもいいかもしれない。そんな絵画を求めた旅のガイドブックにもなってる気がした。

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    2026年07月25日
  • さいはての彼女

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    北海道の、雄大で、清々しくて、どこまでも続いているあのまっすぐな道を思い浮かべながら読んだ。

    旅のよさがぎゅっと詰まっていて、自分も一緒に旅をしているような、そんなわくわくした気持ちになれるお話。

    -生きるんだ。超えていくんだ。

    ナギの強さ。
    それは過去を受け入れて前を向いているだけではなくて、人に対する距離感とか、ハーレーに対する愛情をみても伝わってくるものがある。

    好きなものを、とことん追求している人はかっこいい。
    きらきらしてるまっすぐなお話はもうあまり読まなくなったけど、たまにはいいな。

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    2026年07月24日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    2026.7 オーディブル用だったみたいで文字も大きく、サクッと読めました。奥様の愛情が伝わるほのぼのした小説。それにしても原田マハさんはやはりゴッホなのですね。

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    2026年07月24日
  • 独立記念日

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    色んなシガラミから、解放されたい!でもそう簡単にはいかない、、という思いを抱えながら生きている人って、きっといっぱいいるんだろうな。これからは、そんなシガラミの中から、少しずつでも出来る小さな独立を見つけて、それを積み重ねて、自分のことも大事にして生きていきたいなと思います。

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    2026年07月23日
  • 旅屋おかえり

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    ネタバレ

    おかえり
    丘えりか。旅するタレント。旅とご当地グルメがテーマの旅番組をレギュラーで持っている。よろずやプロ唯一の所属タレント。本名は岡林恵理子。北海道の礼文島出身。番組でスポンサーの名前を間違い、打ち切られる。

    市川
    ディレクター。

    みっちゃん
    ヘアメイク。

    ミミちゃん
    スタイリスト。

    安藤順太
    カメラマン。

    奥村
    アシスタントディレクター。

    澄川のんの
    よろずやプロの事務及び経理担当副社長。元セクシーアイドル。五十八歳。

    萬鉄壁
    よろずやプロ社長。かつてプロボクサーだった。

    えりかの父
    漁師。

    えりかの祖母
    コンブ加工工場のパート。

    えりかの母
    コンブ加工工場のパート。

    恵太
    えりかのふたつ下の弟。

    慶田盛元
    以前よろずやプロに所属していた俳優。ドミナント所属。波照間島出身で萬が掘り出してきて天塩にかけて育てていた。

    常盤千一
    大手芸能プロダクション「ドミナント」の社長。業界最大の芸能プロダクションだった「米沢プロ」で萬とともにマネージャー修行し独立した。

    リリアン
    超人気グラビアアイドル。ドミナント所属。

    藤嶋
    あけぼのテレビのプロデューサー。

    徳田
    大手広告代理店「番通」営業課長。

    豊田キヨ子
    おかえりの「ちょびっ旅」が終了したことがざんねんで、おかえりを心配して手紙を出した視聴者。

    飛山
    よろずやプロでおかえりの元マネージャー。

    鵜野千代子
    おかえりが電車で忘れたバッグを届けてくれた婦人。娘の代わりに旅をしてほしいと依頼する。華道「鵜野流」の家元。

    真与
    千代子の娘。二十九歳で難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症し、入院したきり外へ出られなくなった。

    鵜野華伝
    鵜野流四代目家元。

    玉田大志
    玉肌温泉三代目湯守。地元の高校卒業し映像の専門学校に行った。卒業後は学習ビデオ制作専門の小さなプロダクションに就職。学習ビデオに出演していた年上の舞台女優と結婚。

    雪菜
    大志の長女。五歳。

    太郎
    大志の長男。七歳。連れ子。

    次郎
    大志の次男。六歳。連れ子。

    大志の祖母

    高倉
    真与の担当看護師。

    江田悦子
    江田ソース会長。創業者・江田吉三郎の実子にして二代目社長。江田吉三郎と妻、たえの長女として誕生した。

    本田
    江戸ソース社長室長。

    山城
    江戸ソース広報室長。

    天川真理
    江田の遠縁。若い頃に修学旅行で東京へやってきたときに、街中で芸能事務所の人にスカウトされて歌手デビューした。悦子の妹のひとり娘。国沢真理子。五十三歳。喫茶「やまもも」の経営者。

    恵美子
    悦子の妹。三歳のとき、子供のいない遠縁の夫婦の養女となり、高知県へ移り住んだ。娘をひとり産んだのち、二十五歳で病没した。

    ヤン・ヤンセン
    オランダ人の和紙職人。

    千絵子
    ヤンセンの妻。

    ツネさん
    真理子が住むアパートの経営者。一人暮らし。真理子が最期を看取った。

    芳我

    美歌
    真理子の亡くなった娘。


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    2026年07月23日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    言葉ひとつひとつが優しくて、心穏やかに読めた。
    『星がひとつほしいとの祈り』は 目の前に風景、情景が見えてくるようで、素敵な話だった。
    盲目のマッサージ師さん、私も会いたいな。

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    2026年07月22日
  • キネマの神様

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    会ったことがないおじさん同士の友情物語
    映画ひとつであったことなくても繋がれる

    キネマの神様って本当にいてくれたらいいな

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    2026年07月22日
  • まぐだら屋のマリア

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    修行先の老舗料亭の偽装事件で様々なものを失い、行き着いた先の尽果のまぐらだ屋とマリア。

    尽果で生活する人、行き着く人々。マリアと自分が大切に培ってきたお料理と其々の人物がそれぞれ抱えるものに触れるうちに紫紋に日々を生きていくことが現実として感じられるようになっていく。料理の素晴らしさ温かさと紫紋の心情変化していく描写はさすが。克夫さんの存在も大きい。

    一方でマリアのエピソードには少し物足りなかった気も。女将が憎むべきマリアを何故待っていたのか。赦したのか。その辺りの描写があると腹落ちしたかも。

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    2026年07月19日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    ネタバレ

     「月夜のアボカド」でエスターは、”一番の幸福は、家族でも、恋人でも、友だちでも、自分が好きな人と一緒に過ごす、ってことじゃないかしら”と言う。
     「無用の人」で聡美の父の蔵書『茶の本』は、”おのれに存する偉大なるものの小を感ずることができない人は、他人に存する小なるものの偉大を見のがしがちである”と説いている。
     「皿の上の孤独」でアマンダが、”人は、孤独になれる空間を必要としている”というバラガンの言葉を教えてくれる。
     気になる言葉があちこちにあった。解説の瀧井朝世がそれをうまくまとめてくれている。納得だ。
    「彼女たちはみな、自分と自分のこれまでを受け入れて、これからへと目を向けていく。その姿勢があるからこそ、人は本当に誰かのことを大切に思うことができるし、あるいは自分は誰かに大切に思われていることを信じられるのではないだろうか。だからどんなに辛い人生だって、あなたは絶対、一人は味方がいると思っていい。それは自分自身という、最強の味方だ。あなたを大切に思っている人は、必ずいる」なんか救われるな。

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    2026年07月19日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    うーん。話を膨らませたいがためだけに、狩野の洛中洛外絵図に宗達を関わらせるとは、狩野システム舐めるなよ??マハという気しかしないし、永徳の気難しさを舐めるなよ?マハとしか思えない。日本史もうちょっと勉強しようよ…

    俵屋宗達、安土桃山時代から江戸初期にかけて活躍した謎の絵師。のちに琳派の祖と崇められる。真筆とされているのは数点。

    原マルティノは剃髪式に出て、秘跡を授かる。その後有馬にできたセミナリオに入る。寄宿舎で寝起きする。中原ジュリアンと仲良くなる。
    国産の聖画が作れるように西欧から絵師がやってきて子供たちに教える。構図と陰影が大事。
    宗達が仲間に加わった。

    信長の申し出により、なぜか狩野瑛人くんとともに、たぶん長谷川等伯になる人とともに、洛中洛外絵図を完成させて、ローマ遣欧使節団とともにローマに遣わされる宗達。

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    2026年07月16日
  • 夏を喪くす

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    ネタバレ

    「本日はお日柄もよく」で原田マハさんに出会い違うのも読んでみようと思って購入。
    女性が主人公の短編小説4本。
    自分が女性だから共感できる部分あるかなと思ったが、性別とか関係なく、人生の中で出会った主人公たちの人生に超影響を与えた人たちの物語だった。
    今までの人生ターニングポイントで重要人物に会ってると思うし、その人たちで人生は大きく変わるよなと改めて思った。

    どの小説もちょっと重くてどんよりしてしまったかも。

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    2026年07月12日