原田マハのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書は、ひきこもりだった主人公が、周囲の人々に支えられながら一歩を踏み出し、成長していく姿を描いた物語である。主人公に自分を重ね、勇気づけられる読者もいるだろう。しかし、私の心を最も強く動かしたのは主人公ではなかった。
私の心を捉えたのは、作中のマーサばあちゃんの姿である。大切な人が少しずつ変わっていく現実を見守る切なさや葛藤には、経験した者にしかわからない重みがある。その描写は、かつて私が向き合った日々を思い起こさせた。
そのような日々を送っていた頃、私を支えてくれた言葉があった。主人公の母の「堂々と自分の人生を、自分の好きなように生きなさい」という言葉は、改めて心に残った。
正解がわ -
Posted by ブクログ
好きなお米は愛山
ってな事で、原田マハ みづき水脈の『ラブコメ』
恋愛系の内容のラブコメかと思いきや、LOVE RICEのラブコメじゃった。
米農作を実体験した原田マハさんのアートじゃない内容。
なので、思ってたマハさんの内容じゃなく素のマハさんやお茶目なマハさんが垣間見えるほのぼのしたお話。
詳細は端折るけど、マハさんの『生きるぼくら』を書く題材の元になった内容。
米作りを農機械を使わず、農薬も使わず自然の成るがままでお米を作る自然農の大変さや大事の体験記
昔は実家でも米作ってからある程度の大変さは分かるけど、それよりも更に -
Posted by ブクログ
ネタバレ「満員電車で嗚咽するほど泣いたことはありますか?」
裏表紙のコメントが気になり、読んでみたいけど満員電車で嗚咽は嫌だな…と葛藤。
この数年心がカサカサの空っぽだと感じていたので、少しは心を動かされてみたいなと思い、嗚咽を警戒しつつもほんのちょっと期待しながら読み始めた。
結果的に満員電車で嗚咽は回避した。
私がチェロの奏者だったら、何かしらその世界のトップにいる人だったら、登場人物の苦悩をもっと深く理解できたのだろうか。
音楽を、人を、深く愛して奏でることの喜びについて描くために用意された登場人物とそのエピソードという感じ方をしてしまい、自分の冷たさを再確認した。
ただ、音楽をかじったものと