原田マハのレビュー一覧

  • ジヴェルニーの食卓

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    巨匠と呼ばれた人たちにも日常の暮らしがあった、当然だけど。原田さんならではの作品。芸術家たちの日々が天然色で目に浮かぶ。

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    2025年05月20日
  • やっぱり食べに行こう。

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    私も牡蠣が大好きなので牡蠣の生まれ変わりかも!と思った。ウニも先祖にいそう。肉刺しも好きなので牛豚馬も先祖かも。
    う~ん。海外を飛び回っている人特有の翼が生えた文章というか、自由さ、軽やかさが筆致に現れまくっているなあと思った。自分は大人になってから海外旅行に行ったことがないので、夢物語のように感じてしまったけど。ある人にとっては実現可能なことで、ある人にとっては夢物語のように感じるって、当たり前のことだけどなんだか分断を感じるなあと思うなど。まあ別にそんな深刻な話ではなく(私が極端な貧乏なら話は別だが)、旅って行き慣れないと行けるって思わないから、夢物語に思えがちだよね~という感じ。ロシア、

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    2025年05月20日
  • 太陽の棘

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    舞台は終戦後の沖縄。

    米軍軍医が沖縄の画家達の集落である「ニシムイ村」に偶然行き着いたところから物語が始まる。

    マハさんの作品にしては、絵に関する内容は少なめで、登場人物達の人情劇の割合が多い印象。

    アート小説過ぎないから、初めてマハさんの作品を読む人には割とオススメかもしれない。ライト層向け。

    逆に、普段のテンションで本作を読むと「おや?いつものマハさんとは雰囲気違うな…」と感じるかも。まあ、そこもいいんだけどね!!!

    沖縄の歴史を知っておくと、物語に入り込みやすくなると思う。

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    2025年05月19日
  • お帰り キネマの神様

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    ネタバレ

    キネマの神様を知らない癖になぜかこの本に辿り着いてしまった。冒頭の解説で「しくったな」とは思ったものの、買ってしまったしと思い読んだんですが、良かったです。シンデレラストーリーで、ザ・物語な流れは白けたが、映画ならちょうど良い起承転結なのだろうし、最後のスピーチで泣きました。でもラストはアレでいいのか、結局最後に手を握った相手が先に死んでいるとはいえ違う女って笑 さすが男が考えたラストやな。

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    2025年05月18日
  • アノニム

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    原田マハさんの他のアート小説とは色が異なり、ポロックの作品を取り巻くアート窃盗団のお話。表の顔は様々な業界のトップランナー、裏の顔は悪からアートを守るために活動するアート窃盗団。対立軸が明確でわかりやすい漫画チックなエンタメ小説です。

    個人的には史実を織り交ぜ画家自身の人生を重厚に描いたアート小説の方が好みではあるけれど、読み口はライトながら原田マハさんのアートを信じる気持ちが伝わってくる作品です。

    【アートが発信するメッセージは、幾千の言葉よりも饒舌なことがある】
    【アートには世界を変える力はないかもしれない。けれど、ひょっとすると、アートで世界を変えられるかもしれないと思うことが大切な

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    2025年05月18日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    「旅屋おかえり」の北海道編
    北海道は丘えりかに取っても 気になっている場所。
    中々現実ではあり得ないけど 愛の力ってすごい。

    ふるさとは生まれた場所だけではなく 「おかえり」って言ってくれる人がいる所。本当にそうですね。

    マハさんのエッセイはいいけど 漫画はちょっといらないかな

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    2025年05月16日
  • 旅屋おかえり

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    主人公にとって仕事であった旅が、かけがえのないものになり、彼女だけではなくたくさんの人たちにとってもかけがえのない思い出になっていく。旅行が好きな理由は楽しい美味しい面白いとかいう自分本位の気持ちでしかなかったが、誰かのために旅をするという視点が新鮮であった。

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    2025年05月15日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    史実とフィクションを織り交ぜたストーリー。
    読後感が爽やかで、カラヴァッジョと俵屋宗達の邂逅とかロマンがある。
    エンターテイメントとして面白い。

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    2025年05月14日
  • ロマンシエ

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    乙女な男子の主人公に、ハードボイルド小説を書くおばさんと、キャラがごちゃついてるけど、だんだんそれが気にならなくなってそれぞれの優しさに包まれる。

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    2025年05月14日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    3.5くらい 一気読みで面白かった

    日本初の女性総理誕生、これだけで十分面白いが、夫の目線(日記)で物語が展開していくのま面白い。

    ただ、夫の日和の行動が軽薄でやきもきする。会社の女性と自宅へ行きタクシー内での2人の写真を撮られ強請られる、アホかと思った。
     

    こんな国民に寄り添う総理がいて欲しいなと心から思った。

    あの時高市さんが総理になっていたら、こんな混沌とした閉塞感のある日本にはなってなかったんじゃないかなぁと思ってしまった

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    2025年05月13日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    「風神雷神」の俵屋宗達を欧州遣欧使節団に組み込んで描く。
    上下巻なのでながかったー。同じような記述が数ページ後にくるなどちょっとくどいと感じました。もう少し節約すれば1冊にできたのにな。

    宗達と信長のあたりはとても面白かったですが、船旅とかなんかペラッペラだった。。

    ■引用
    歴史は、ときに残酷である。起こってしまった出来事を、なかったことには決してできない。しかし、だからこそ、人は歴史に学び、先人たちが遺してくれたさまざまな知恵を現在に生かすことができるのだ。

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    2025年05月13日
  • まぐだら屋のマリア

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    何年振りかのThe小説。まずは完読おめでとう、私。大昔に読んだ「楽園のカンバス」に続く原田マハ2冊目。過去と現在が行ったり来たりする感じが懐かしく、あー、久々に村上春樹も読みたいな〜と思ったり、登場人物の過去が想像を超えて来る感じもなかなか新鮮でした。たまには小説良いね。調べてみるとNHKのドラマにもなっててマリア役は尾野真千子。確かにそーゆー雰囲気。

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    2025年05月13日
  • ジヴェルニーの食卓[電子特別版]

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    絵画の一瞬を切り取った美しいイメージの話。
    会話もなんだか本当にそこにいるかのように聞こえてくる、自分もその場に参加しているかのように感じた。

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    2025年05月12日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    ジャケ買いで買ったのを覚えている。
    いくつか見た作品があったためそれを思い出しながら読むこともできたし、見たことない作品の話には実際に美術館へ見に行きたいという気持ちにさせられた。短編でそれぞれ読みやすく登場人分にも感情移入がしやすい。
    原田マハさんの他作も読みたいと思ったし、なにより美術館行きてーとなる本。

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    2025年05月12日
  • モネのあしあと

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    絵画について全く知らなかったけど、モネって画家については聞いたことがあったし何となく見たことはあった。
    実際にどうゆう人なんだろう、どうゆう背景があって作品を作り上げたのかが何となくわかったようで面白かったです。

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    2025年05月11日
  • 妄想美術館

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    もっと美術の学があったら面白く読めるんだろうな〜!!と思いつつ、幼い頃から美術に触れてきた人の美術の見据え方はやっぱり参考になる。
    未完美術館いいなぁ笑
    お恥ずかしながらヤマザキマリさんは初めて知ったが、この人の作品も読んでみたい!

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    2025年05月11日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    表題作よりも、長良川という短篇が抜群に良い。
    表題作は、入れ子構造なのだが、外枠のストーリーが安直かな?もっと良い設定をつくれたんじゃないかな?と思わずにいられない。

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    2025年05月03日
  • アノニム

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    アノニムメンバーのミッションインコンプリートと高校生の甘酸っぱい恋という事か。登場人物が多くて登場回数も限られてて薄いかと、なんだか計画を計画通りになるのを目で追った感じ、あとどんでん返しもないかと。で何が言いたいかというと、この作品はキュレーター原田マハさんでなければ書けないのが一番のみそ。

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    2025年05月03日
  • 旅屋おかえり

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    丁度GW前。この本を読んで旅がしたくなりました。マハさんの本らしい暖かさと真っ直ぐな主人公。

    まあ、都合の良い展開もあったりするしそういう所は苦手だったりするんだけど、それでもちょくちょくマハさんのこっち系の本読んじゃうんですよね。たまにはこういうザ・ハッピーエンドもいいものです。

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    2025年05月01日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    どこまでが史実であるのか
    分からなくなるほどリアリティがある作品
    ただ少し反復表現が多いようにも思える
    しかし風神雷神を見に行きたくなる一冊には違いない

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    2025年04月29日