原田マハのレビュー一覧

  • 翔ぶ少女

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    ネタバレ

    人情物かと思いきや、突然ファンタジーになって急な展開に度肝を抜かれましたが、続きが気になって一気に読んでしまいました。心温まる優しい物語でした。陽太への気持ちは勉強に押し込めてしまったのが残念。好きな気持ちから逃げてた姿が、自分の青春と被って勝手に歯痒さと後悔が蘇る。ニケには愛も否定せずに、真っ直ぐに伝えて欲しかった。そんな個人的な希望もあり星⭐️1つ減点しましたが、全体的にとても面白かったです。原田マハさんの本は初めて読みましたが、テンポ良く心情描写も美しくてもっと読みたいと思いました。

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    2020年04月26日
  • ギフト

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    一編一編が短くて1時間くらいで育児の合間にもさらっと読めた。
    恋愛ストーリーが苦手でも、ほっこりできる話が多い。
    情景描写から、想像できる楽しさ。
    わたしもこんな素敵な関係を築きたいなと思える話が多い。

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    2020年02月16日
  • インディペンデンス・デイ

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    楽しみじゃない?いちから始められるなんて。すごいじゃない?誰にもたよらないなんて。ひとりの女性に、ひとつの独立を!さまざまに悩み、しがらみに揺れる女性たちに贈る連作短篇集。

    24人の女性たちの、人生の転機を描いた短編集。
    各話に登場した人が、次の話の主人公になり…と、緩やかにつながっている。
    傍から見たら、余裕のある大人の女性だったり、ハキハキと若々しい子だったり見えるけど、実は悩みに直面していて、自信をなくしていたり、将来を不安に思っていたり…
    それでも懸命に生きようと、前を向いている彼女たちは、みんなかっこいい。

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    2019年11月11日
  • エール!(3)

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    様々な職業をテーマに、様々な作家さんが競演したアンソロジーの第3弾。
    たまたま好きな作家さんが多かったので、第3弾からいきなり読み出したが、美術作品の運搬の方の話や、ベビーシッター、新幹線の清掃員の話が特に面白かった。
    それぞれの作家さんの得意分野の作品が読めたのも、とてもお得な作品集だったと思う。
    順番が違うけど、第1弾も第2弾も読んでみようと思う。

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    2019年10月05日
  • ギフト

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    気持ちがほっこり温まる。甘酸っぱい空気感。結婚し、子供が生まれ、その子供たちも中学生になり、自分も少しずつ老けていく。いつの間にか感じなくなったその感覚を思い起こしてくれる。浮気や不倫に走る必要はない。この感覚を本を読み、家族と感じ合えばいいのだから

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    2019年09月22日
  • モダン

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     美術館は、一体何を大切にするべきなのか?キュレーターとは、具体的にどのような活動を行う存在なのか。原田マハは、2000年に美術館のキュレーターとしての経験を生かし、ニューヨークの近代美術館MoMAに半年間派遣された。この作品は、その彼女の体験を通じて描いたものである。

     舞台は、ニューヨークの中心地、マンハッタンに位置する近代美術館MoMAである。この美術館は、1920年代から「ザ・モダン」と称されるモダンアートの殿堂であり、近現代美術や工業デザインを幅広く収集している。20世紀以降の美術の発展と普及においては、非常に大きな貢献を果たしてきたといえる。作品は、五つの短編集から構成されており

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    2025年01月24日
  • ラブコメ

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    農業体験エッセイ?でもお米だけでなく、日本のコメだけでなく、農畜海産物は安すぎ。でも消費者としては高すぎると困る。悩ましい。

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    2019年02月18日
  • インディペンデンス・デイ

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    心温まるストーリーばかりだった。
    自由に成ることは独立することという観点から。
    女の人の強さが表れていた。

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    2019年02月14日
  • エール!(3)

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    伊坂幸太郎目当てに借りたのだが、日明恩にぐっときた。

    しかしこれ「たちもり・めぐみ」とはとうてい読めないゾ。

    パソコンで全然変換してくれないし、「にちあかるいbs(バックスペース)bsおん」でやっと変換した。

    めぐみはいいよ。変換してくれるから。でも、たちもりはねーべ。

    警察や消防のリアルを描くらしい。有川浩の自衛隊オタクみたいなものか?

    しばらく日明恩を読んでみようと思う。

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    2018年12月09日
  • エール!(3)

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    ■原田マハ「ヴィーナスの誕生 La Nascita di Venere」(美術品輸送・展示スタッフ)
    ■日明 恩「心晴日和」(災害救急情報センター通信員)
    ■森谷明子「『ラブ・ミー・テンダー』」(ベビーシッター)
    ■山本幸久「クール」(農業)
    ■吉永南央「シンプル・マインド」(イベント会社契約社員)
    ■伊坂幸太郎「彗星さんたち」(新幹線清掃スタッフ)

    クールだけは何をいいたいのかわからず読破断念したが、それぞれ悩み、でも頑張って何か得ていく流れは何ともあったかく、自分も自分になりに頑張っていきたいなぁと思えた。

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    2018年10月12日
  • ギフト

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     心洗われる清々しい短編の数々。特にコスモス畑に関する連作が印象に残った。「コスモス畑を横切って」双子姉妹のように仲が良かった女子大生2人が恋敵になり疎遠になった後年に懐かしのコスモス畑で会うシーン、コスモス畑で大きなエンゲージ・リングを見ながらのプロポーズ・シーン、4人の花嫁の友たちの4人のパープル色のグラジュエーションがコスモスに譬えられるシーンなど、そして先輩女性に花を持たせてプレゼンを譲るお話、クリスマスイブの忘れ物が子供へのプレゼントだったお礼のシーンなど、どれもが美しい一篇の詩のよう。本の装丁、折り込みの挿絵ページもパステルカラーで、コスモス畑のイメージ!まるで詩集のような爽やかな

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    2018年09月02日
  • 普通じゃない。 Extraordinary.

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    植物の声が聞こえる♬という、空想の世界が現実にあるストーリー。
    p125〜126、p147が、ストーリー最大の衝撃!!
    優しく思いやりのある主人公、彼女を支える周りの人たちのやりとりに元気づけられる、温かいストーリー♬
    少しずつ変わってくる人間関係も人情味あふれ、強く思えば実現すると、後押ししているように感じた。
    夢、目標を持つことは、原動力になる!と気づかせてくれる作品。

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    2018年07月27日
  • インディペンデンス・デイ

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    ちょっと感傷的な心持になる女性が主人公の短編集。それらが何となく1つのテーマに繋がる。それが自分自身の悩みや苦しみからの独立、自由になるということ。「甘い生活、幸せの青くもない鳥、独立記念日」の3編が連作で、主人公が2人の女性から、その後輩の女性、そして近隣の母子とリレーしつつ、オカメインコのトコちゃんが癒しの存在として登場する。ほっこりする物語である。「ひなたを歩こう」はこの言葉が若い男女の会話から人生そのもののキーワードへなっていく。「魔法使いの涙」は子育てに悩む母親と物語を語ってくれるお爺さんの出会い。実はその物語の作者が…。いずれも感動的な小品だった。

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    2018年07月20日
  • 独立記念日

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    楽しくちょっとホロッと読める

    人との繋がりを大切にしたい。
    一度の人生、今日と同じ日はない一歩前に踏み出そう。

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    2018年06月24日
  • 楽園のカンヴァス

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    ミステリー、ラブ&偉人伝

    とても良かったです。
    原田マハさんの作品は「本日はお日柄もよく」「たゆたえども沈まず」に続き3作目。

    前2冊は始め良かったのですが、わたし的にはドラマ面で物足りない感がありましたが、今回の「楽園のカンヴァス」は大満足。

    ミステリーとしても秀逸ですし、過去そして現在の人々の絵に対する情熱に胸が熱くなりました。
    原田マハさんはミステリーの方が私にあっているようなので、この勢いに乗って「ゲルニカ…」を早速購入したいと思います。

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    2018年05月20日
  • 普通じゃない。 Extraordinary.

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    なんか原田さんの本ではないと思うほど軽いタッチ。
    ネットで読むにはちょうど良いかも。
    登場人物が良いキャラ出しているのに、もう少し描けばという感はしますが。
    でもこのテイスト嫌いではないです。
    疲れた時に、癒されたいときに、軽く読める本です。
    最後に日記があります。まあ、おまけかな。
    この世界観の余韻を楽しみたい人向けかもしれません。

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    2018年04月20日
  • 異邦人

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    この時期、関東から出た人はそこそこいたのだと思う。そう言えば、子供とともにやってきたという人がいたなぁ、近くにも。
    その避難先が京都で、その後に書家のところに厄介になれるってすごく恵まれている。芸術に慣れ親しんできた人ならではやな。
    こんな計算高い夫いらないよ。子供は手に入った。子供ができたから京都に来られたと思うと、そうなる運命だったのよ。腹違いの妹もこれからいい方向に人生が向いていきそうな予感。他人に頼らず自分の力で。

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    2024年05月24日
  • 本日は、お日柄もよく

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    大変面白かった

    原田マハの作品は以前に小説新潮で連載していた題名は忘れたが、なんとかのキャンバスを読んで面白かった記憶があった。最近入院したのをきっかけに娘の推薦でジベルニィーの食卓で読んでこれも面白かったので何か他はないかと

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    2017年09月19日
  • エール!(3)

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    小春日和/日明恩 ☆5
    災害救急情報センター通信員

    ラブ•ミー•テンダー/森谷明子 ☆4
    ベビーシッター

    シンプル•マインド/吉永南央 ☆3
    イベント会社契約社員

    彗星さんたち/伊坂幸太郎 ☆4
    新幹線清掃スタッフ

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    2017年08月15日
  • 恋愛仮免中

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    アンソロジー5作。
    いくつになっても大人でもぶきっちょなんだよ。
    クスってなったりハッとしたり。なんだかあったかい気持ち。

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    2017年08月04日