原田マハのレビュー一覧

  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    人生の大切な1コマと絵画が結びついている。とても素敵だと思いました。

    本書ほどの結びつきではないですが、私にも衝撃を受けた絵があります。鴨井玲氏の「1982年 私」です。

    白紙のキャンパスの前で呆然と佇み、描けないというこの上ない苦悩を描いた絵です。

    私は絵は描けませんが、つらい気持ちを文章で書いていた時期がありました。

    描くということと書くということ。違いはありますが、鴨井氏の絵に自分の心を重ね合わせたのだと思います。

    絵に自分の人生を見る。私もそんな絵にまた出会えるかもしれないと期待して美術館に足を運びたいと思いました。

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    2026年04月24日
  • スイート・ホーム

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    キンモクセイが目印のケーキ屋「スイート・ホーム」。
    家族を中心とした、幸せあふれる物語。

    幸せすぎる。
    私がずっとずっと渇望して、この年齢になっても手に入れられていないすべてがある。
    こんな家族があるのだろうか。
    こんな親がいるのだろうか。
    こんな生き方ができるのだろうか。
    優しさで接すれば優しさが生まれ、優しさが返ってくるのだろうか。
    少しの山や谷があっても、お互いを信じ、思いやり、優しさだけで穏やかに生きている彼らは尊い。
    でも、あまりに現実離れしているようで(私の人生と比較すると現実離れと感じる)、感情移入できなかった。
    美しいお話だけど、私には合わなかった。
    今の私の心がささくれ立

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    2026年04月18日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    絵とその人にとっての思い出
    一人一人まったく違うストーリーがあって
    それがとっても素敵だなって思った

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    2026年04月17日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    ゴッホのあしあと、につづき、マハさん
    最近は原田マハさんのアート小説以外を多く読んでいたことに気づいて、やっぱりマハさんといえばアート小説ですよね、となった

    少し上の空で読んでしまい、カタカナの名前が頭の中でごっちゃになってしまいました
    集中して読もうと思う。

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    2026年04月16日
  • 本日は、お日柄もよく

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    ネタバレ

    好きな言葉と出会える本かも?とお勧めしてもらって、ご祝儀袋のカバーデザインにも惹かれて本書を読み始めた。自分に刺さるフレーズはたくさん出てきた。特に、『黙って聞く、という行為は、その人のことを決して否定せずに受け止める、ということなの。』というフレーズが1番好きなフレーズだった。最後まで人の話を聞く大切さを改めて感じれた。ただ、最後全員幸せになった展開は個人的にはあまり好みではなかった。でも、本全体的には好きな言葉と出会えたので読めて良かったと思った。

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    2026年04月16日
  • 風のマジム

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    ラムがサトウキビからできていることも知りませんでした。
    たしかに、サトウキビといえば日本では沖縄ですね。

    最後に実話を元にしていると知ってびっくりしました。
    しかも約束を果たした結果の小説なのですね。


    沖縄の言葉と文化を感じながら、まじむの奮闘を小説を通して応援しました。
    南大東島のサトウキビ畑を想像しながら、そこに吹く風はどんなんだろうと思いを馳せて。


    I truly feel the winds from there.
    I can’t imagine how wonderful the taste of rum is.

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    2026年04月16日
  • すべてが円くなるように

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    マハさんには全幅の信頼を寄せているので、このようなエッセイ風短編集も悪くないが、良いともいえない(月刊誌の掲載であることは重々承知)。やはりアート(出来ればミステリー)小説が真骨頂だと思うので、そこで勝負してほしい。短編の1編がフェルメールだからといって、装丁に「真珠の耳飾りの少女」を持ってくるのも小狡い感じがする。。

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    2026年04月15日
  • すべてが円くなるように

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    フェルメールの真珠の耳飾りの少女。
    絶妙に真珠にフォーカスしたトリミングで良い表紙。
    フェルメールに関するエッセイに始まり、真珠にまつわる短編集だった。
    決して派手ではないけど内側から静かに光るような、長い時間をかけて形成されていくような、そんな真珠ならではの時間と孤独の積層のようなもの。
    憧れの人の憧れの人というポジションで登場する、喫茶店の隅で1日中万年筆を走らせている視界の端に存在している老婆が森茉莉という。そんなメタファー。ユーレイカがとても印象的だった

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    2026年04月14日
  • 夏を喪くす

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    どの話も面白かった
    ごめん が1番好きだったかな

    最近、大人の恋愛を知るようになって
    浮気や不倫なんて理解ができなかったけど
    理解してしまっているような自分が怖い…

    お互いそうで成り立っていたらいいけど、お互いそうじゃない場合は誰も幸せにならない…

    そんなことしそうにない人でも何か隠し事はあるって、怖いなあ
    その秘密を知った時にもまだその人のことを好きでいられるのだろうか?

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    2026年04月13日
  • 独立記念日

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    断続的に主人公が切り替わる物語。一人一人の些細な悩みや生活風景が美しく言葉で表されている。これといったパンチはないけれどサラサラと読める本だと思う。心にグッとくるようなフレーズは私はなかった。

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    2026年04月12日
  • 楽園のカンヴァス

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    作者の美術愛が伝わってくる作品。美術に全く知識や興味がなかった立場からすると、カタカナが多く、美術の歴史に関する記述が大半を占め、読み進めるのに苦労した。終盤は今までの点が線でつながっていく怒涛の展開で、とても綺麗に物語が締め括られている。あとほんの少し先の、未来の話も見てみたいと思った。

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    2026年04月12日
  • ジヴェルニーの食卓

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    ネタバレ

    マティス、ドガ、セザンヌ、モネの絵を見に行きたくなった。

    ▪️うつくしい墓
    マティスの元で侍女として働いた女性マリアがマティスについて語る。マティスが愛したマグノリアの花。ライバルのピカソ。秘書、家政婦、料理長、絵のモデルも、マティスの絵は周りの人を魅了する。
    マティスの絵は奇抜。

    ▪️エトワール
    エドガー・ドガが描き続けた踊り子について語られる。印象派の絵を逸早く評価した画廊デュラン=リュエルはドガが亡くなった後に彼が遺した彫刻のモデルを探すため、彼の友人である画家メアリーを呼ぶ。
    幼いバレエの踊り子の裸体を描くドガに疑念、嫌悪感を抱くところが、画家としてのエゴを分かりたい気持ちとそれで

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    2026年04月12日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    さすが情景描写がとても美しくスマート
    アートに関する短編集なのであえてそうしたのだろうが、些細な言い回しまで美しかった
    ストーリーについてはこれといって特筆すべきことはなかったが

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    2026年04月11日
  • さいはての彼女

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    旅先で少し価値観を変えられる出来事に合う、素敵な短編集

    知らず知らずに頑張りすぎたり、こういうものだという思い込みがあったり、誰しもが経験していることから解き放ってくれる本。

    正確には、あなたも自分を他人の目で見てみたらどうかしら?と問いかけているような本。

    主人公たちは旅先での出来事から小さな変化を得ていたけれど、きっとどこにいてもできること。
    そう思いました。

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    2026年04月10日
  • 黒い絵

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    6つの短編
    闇ってどうしてエロスなのかしら
    どれも、サラサラとした質感で闇のなかへはいっていく。

    ちなみに、私は、奈良の大仏様の手を見て
    あ〜淫靡と思ったことがあります。

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    2026年04月10日
  • すべてが円くなるように

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    短編小説でさらっと読み終えた。

    自分は真珠が好きだから、真珠の色や輝きなどの美しさを際立たせるために、物語をつくる原田マハさんに感謝の気持ちが湧いた。
    自分は本小説の初めの3節をマクドナルドで読み進めてしまったが、おすすめはテラス席でそよ風の中、1文字1文字を噛み締めながらのんびりと読みたい作品。
    原田さんの作品は読後感が爽やかでうっとりした気分になるので好きです。

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    2026年04月09日
  • 永遠をさがしに

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    前回読んだ原田マハさんの「本日は、お日柄もよく」と同じような登場人物、同じような展開でした。
    変な恋愛ものより好きです。現実でもこんなかっこいい女性に出会いたい。

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    2026年04月09日
  • すべてが円くなるように

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    短編小説と知らずに購入しました。風景描写がうまいからその空間にいるように感じます。
    量より質かもしれませんが、薄い割に少し高いなと思いました。

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    2026年04月06日
  • すべてが円くなるように

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    ミキモトの公式サイトで『真珠』をテーマに連載されていたものが一冊にまとめられ創刊されたもの。

    フェルメールの真珠の首飾りの少女 が表紙なので
    絵画が好きな人、
    原田マハさんが好きな人、
    真珠が好きな人、

    がきっとこの本を手に取るんじゃないかと。


    フェルメールとの約束
    庭の朝露
    真夏の夜の夢
    ユーレイカ
    いつか、相合傘で
    あの日のエール
    海からの贈りもの

    個人的には
    フェルメールとの約束

    いつか、相合傘で
    が好みだった。

    どれもほっこりするような話。

    今年フェルメール展が大阪で開催されるので
    それも楽しみ。

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    2026年04月06日
  • フーテンのマハ

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    すぐに美味しいものを食べにでかけたくなる。
    自由奔放にぽよグルするマハさん。
    アート小説とはまた違う、明るくユーモラスな語り口で一気に読めてしまう。

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    2026年04月03日