原田マハのレビュー一覧

  • ギフト

    購入済み

    読みやすい

    一つ一つのお話が短いので、サクッと読みやすいです。移動中に読んでます。まだ最後までは読んでないですが、一つ一つのお話が丁寧です。ただ、どんどん続きが読みたくなる!的なことはないので、まったり読書向きかなと思います。

    #癒やされる

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    2023年01月31日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    遣欧使節団として欧州に派遣された事実と、風神雷神の作者である俵屋宗達が使節団の一員だったら。という作者の想像を併せたお話。
    事実をベースにしつつもフィクションを織り交ぜたアート関連の作品を作らせたら原田マハさんの右に出る者はいない。
    ただ風神雷神と、この話の主要部分とは少しズレがある気がしてしまう。私だけかも。

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    2023年01月22日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    絵本を原作とした小説で、動物もの。犬の視点で描かれている。
    犬を飼ったことがある人なら間違いなく共感できるだろう。ペットは飼い主の都合に振り回されながらも、飼い主の人生にそっと寄り添い癒してくれる存在だ。特に犬は常に飼い主の気分や体調を意識してくれ、優しい。
    本書の元になったのは、死後1年経った身元不明の死体の横に犬の死骸があった話で、実話かは不明。飼い主の男性は消極的に犬を飼い始めたが、いつの間にか相棒になっていた。一緒に長い旅に出る。
    犬は飼ったことがないが、飼い主が全て過ぎてプレッシャーを感じそうである。常にかまってあげなくても適当に暮らしてくれそうな猫の方が私の性に合っていると、改めて

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    2023年01月04日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    風神雷神の俵屋宗達の物語。
    幼少の頃から絵に並々ならぬ才能があった宗達
    父の仕事を手伝っていたが、彼が描く扇が他の職人の物より売れた。
    織田信長に所望され、出された板に象の親子を描く。
    さらに、絵師狩野永徳に師事して、共に洛中洛外図を描き、信長の命令でそれをローマに運び法王に献上することになり、九州のキリシタンの少年らと長い旅に出る。
    さすがに原田マハ、一気に読ませてくれる。

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    2022年12月31日
  • 翔ぶ少女

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    ☆4

    1995年、一瞬にして多くの人々の日常を奪った「阪神・淡路大震災」。
    震災で両親を失った少女(丹華・にけ)は、兄妹とともに医師のゼロ先生に助けられる。

    大切な誰かのためなら「人は強くなれる」と実感させられる…そんな作品でした。
    途中からファンタジー要素が強めになるので、そこに関しては少し「うーん…」と思ってしまう部分もありました。

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    2022年12月27日
  • 楽園のカンヴァス

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    絵画からここまでの小説が書ける

    美術 絵画をネタにここまでの小説が書けるという作者の力量に素直に感心した。
    名画 以外にミステリー ラブロマンス 他いろいろな要素をたくさん盛り込んだこの作者の代表作。
    しかし何故かこの作者の文章は、私の個人的な好みになぜか合わないところがある。

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    2022年11月08日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    史実にもとづいたフィクションとはいえ素敵なインタビュー集だ。
    みんな愛すべき人物で作品をみてみたくなる。
    小津安二郎はBluRay買おうかな。ゴッホは原田マハの作品を読みたいな。

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    2022年10月21日
  • でーれーガールズ

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    面白かった~

    大学時代から15年ほど暮らした岡山。
    細かい地名が出てくるだけでうれしくてたまらない。
    友人が住んでいた奉還町なんて、ローカルすぎる。
    天満屋、1番街など、本当に青春を過ごした場所。
    懐かしすぎる。。。

    原田マハさんが過ごした女子校が舞台。
    卒業して15年。
    記念式典で講演をする今と青春時代を各章で少しずつ進んでいく。
    そして最終章。
    これまでのことが急な展開に。

    非常に面白く読めました。
    岡山弁や人柄の良さ。。
    映画もあるようで、そちらも是非手に入れたいと思います。

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    2022年10月20日
  • エール!(3)

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    世の中には色々な仕事があるんだなぁと改めて思う。
    救急センターの電話は、読んでるだけで手に汗握りました。
    農業のゑいさんが、かっこよくて素敵でした☆こんなおばあちゃんになりたい(笑)
    あと、スプーンひとさじの砂糖、というメリー・ポピンズの歌の中の言葉が心に残りました。

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    2022年10月15日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    おすすめ、とプレゼントしていただいた一冊。(裏表紙に作家の直筆サイン入りで…!)

    星々との接触がフィクションだということを忘れてしまう。
    マハさんと巨匠たちが本当に会っているみたい。
    そう思わせるほどの緻密な情報収集・知識の深さと対象へのリスペクトが本当に凄い。

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    2022年10月08日
  • でーれーガールズ

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    ネタバレ

    荻原一子
    岡山白鷺女子高校の国語教師。創立百二十周年の記念事業実行委員。結婚してだんなの苗字と武美が字画的に合わないって占い師に言われ一子をペンネームとして使用している。

    佐々岡鮎子(小日向アユコ)
    岡山白鷺女子高校進学クラスZ組卒業生。人気マンガ家。アユたんはデビュー当時のニックネーム。高校入学時に小平から岡山に引っ越してきた。

    南原みずの
    旧姓篠山。鮎子の同窓生。

    中谷純一
    鮎子の恩師。三十年前は中村雅俊似のイケてる中年だった。

    高畑
    鮎子が二十代から通っている渋谷の美容室オーナーでスタイリスト。鮎子のひとつ年下。

    あずみ
    美容師見習いの男の子。

    秋本武美
    鮎子の同窓生。高校一

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    2022年09月21日
  • アノニム

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    ネタバレ

    帯文「アートで世界は変わらない?誰がそう決めたんだ?」に惹かれて購入。
    某スーパーチームエンタメ映画を彷彿とさせる、軽快な場面運び。

    最初は滑稽に描かれていた少年英才が、キーマンに選ばれ、奇跡の開眼を果たし、本当の自信をつけるのが良かった。全てはボス次第だったかもしれないけれど、ボスに届くほどの情熱は、きっと本物だったのだろう。

    「おれたちには何もない、だからこそ、おれたちにはすべてがある。おれたちは可能性のかたまりなんだ。
    いまこそ、叫ぼう。叫んでみよう。一緒に進もう。そして生き抜こう。
    きっと、おれたちの目の前で、世界へのドアが開くはずだ!」

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    2022年09月14日
  • ゴッホのあしあと

    購入済み

    19世紀末から20世紀初頭のフランスのクラシック音楽が好きで、ネットや図書館でこの時代の事を調べていましたが、音楽だけでなく絵画や芝居など芸術全般で、新しい”波”がうねっていたように思います。本書は、小説「たゆたえども沈まず」読了後に読み、フィクション部分と史実の差異など、改めて小説の理解が深まったと思います。

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    2022年09月08日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    原田マハさんの安定の世界観。原作の村上さんのコミックは読んだことないので、ぜひ読んでみたいなと思いました。一気読みした。

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    2022年09月04日
  • 異邦人

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    原田さんのアートもの・・・ではあるのですが、いつものようなアート主軸というより、どちらかというと“人の業”が渦巻く様を描いた作品となっております。

    資産家の娘で実家が所有する美術館の副館長・菜穂の視点と、彼女の夫で銀座の画廊の経営者の息子・一輝の視点が交互に綴れていく構成です。
    原田さんの小説の登場人物にしては珍しく、この作品のメインキャラは我の強さや執着があったりと、所謂“いい人”ではないのですが、そんな生々しい人間たちの気持ちの変化や思惑の交差が、京都の移ろう四季の情景描写と見事に調和しているので、本来ドロドロな内容が情緒あふれる印象になっているのが流石です。
    そして、ミステリアスな美貌

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    2022年08月02日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    村上たかしさんのコミックは読んでないけれど
    原作を大切にしながら小説化されたことが
    伝わってくるようだった。


    全てを、ほんとうに全てを失ったおとうさんに残ったのはがらくたのような宝物と
    いつガス欠するかわからない車だけ。
    でも、そばには犬のバンがいる。


    実際、犬は“言葉”は話せないけれど
    おとうさんとバンは、いつも“話”をしていた。
    バンにはちゃんと伝わっていた。
    さびしさも愛も。全部。

    人によっては、おとうさんの人生や最期は
    不幸に見えるのかもしれない。

    それでも、おとうさんとバンは幸せだった。
    そう、わたしは思いたい。

    なにが幸せか、それは自分が決めること。

    自分にとってな

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    2022年07月31日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    ネタバレ

    美術が苦手で、美術館やアートと言われるものには興味がないとずっと思い込みつつ、時々、食指が伸び、いや、一瞬でもの気の迷いに違いない…と思ったりしてきた。

    でも、原田マハさんの小説は大好きで、そこで出てくる数々のアートはやはり気になり…この本を読んで、生きているうちに、このうちの1枚でも見てみたいと思わされた。

    特に【ゲルニカ】に関しては、心を打つ。

    未読のマハさんのアート小説もまた読んでいこうと改めて思う。

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    2022年07月21日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    色々な作家さんたちの妄想突撃インタビュー。
    読み始めると??だったのが読んでいくうちになるほど、確かにこういうこと言いそうだなと納得しました。
    面白い。

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    2022年07月21日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    原田マハさんがディレクションした京都での展示会にまつわる、今は亡き芸術家にマハさんが会いに行く短編集。
    端的にその芸術家にまつわるエピソードをもりこみつつ、本当にあっているような会話がちりばめられていて、その芸術家の人柄がよくわかって面白かったです。

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    2022年07月14日
  • 異邦人

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    京都に行きたくなるし、住みたくなる小説です。
    訪れたところがある場所も登場するし、まだまだ知らないところもあるし、何度も京都を訪れているけれど、祇園祭や五山の送り火は見たことがなくて、でも、一度は行きたくて、この小説を読みながら行った気分を味わっていました。

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    2022年06月19日