原田マハのレビュー一覧

  • ロマンシエ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人生は思っているほど上手くいかないが、自分らしく生きることが人生を豊かにする一番の方法なんだと気付かされた。

    冒頭は自分のコンプレックスや家族環境等の要因で自分らしさを閉じ込めることが最善だと考えていた美智之輔も、自らの手で掴んだパリ留学にてハルさんをはじめとしたパリの仲間と携わり、徐々に自分らしさを出すことに躊躇をしなくなっていった。

    美智之輔自身も想像していなかった新たな幸せの終着点まで辿り着くまでに数々の壁があったが、その都度最終的には美智之輔らしく振舞うことでいい方向へ好転していっていたのがとても読んでいて気持ちよかった。

    物語の殆どが美智之輔視点での展開になっていたところも、テ

    0
    2026年01月24日
  • 夏を喪くす

    Posted by ブクログ

    40代になって年相応に浮上する人生の転機となる出来事、駆け抜けてきたこれまでを振り返って立ち止まる節目と向き合った時の女性たちがこれまで築き上げてきたキャリア、人間関係、一つひとつが繋がっていくことを認識する物語だった。
    女性たちの人や自分との向き合い方や向き合った時の感情がそれぞれの物語から共感したり学んだりとても面白かった。

    0
    2026年01月23日
  • 黒い絵

    Posted by ブクログ

    黒い絵 Les Tableaux Noirs

    深海魚 Secret Sanctuary
    楽園の破片 A Piece of Paradise
    指 Touch
    キアーラ Chiara
    オフィーリア Ophelia
    向日葵奇譚 Strange Sunflower

    むっつの 黒い絵 闇の物語たち
    それぞれの物語の最後の数行に誘われる
    いくら目を凝らしても見ることの出来ない
    深淵に…………

    0
    2026年01月22日
  • ゴッホのあしあと

    Posted by ブクログ

    ゴッホは弟であるテオの存在があればこそという認識でしかなかったが、より身近に感じさせてくれる本であった。日本との関係も見えており、早く「たゆたえども沈まず」も読みたいと思う。

    なお原田マハさんは、モネやパブロ・ピカソ、ゴッホの小説。かたや澤田瞳子さんは日本画家の小説。どちらも史実を元にフィクションを織り交ぜながら、人物を浮かび上がらせるように書いているようで、すごい作家さんたちだと感じる。

    0
    2026年01月22日
  • ゴッホのあしあと

    Posted by ブクログ

    大ゴッホ展に行ってから、読もうと思ってた本をやっと読み終えました。
    ゴッホのことを知ってるようで知らなかった…。
    もっと知りたいと思ったから関連書籍も今後読み進めていこうと思う。

    0
    2026年01月19日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

    Posted by ブクログ

    序盤は読む速度が上がりませんでしたが、中盤以降は速度も上がり、作品の世界に引き込まれていきました。あまりにも有名な風神雷神図を題材にした夢のある話です。

    0
    2026年01月17日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    1937〜1939年が舞台。朝日新聞社社用機ニッポンが世界一周を果たす史実とフィクションを織り交ぜた話。

    諦めない。
    仲間を信じる。

    こんな言葉がキーワードではないかなと思う。

    0
    2026年01月16日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    戦争が始まりそうな緊迫した時代に、日本人が日本の飛行機を使って世界一周をしたことを知りませんでした。そして勇敢な女性パイロットがいたことも。この本に出会えて、そんな大切な歴史を知ることが出来て良かったです。

    膨大な資料や、乗組員の家族たち、パイロットなどの飛行機やニッポンを知り尽くしたプロフェッショナル達から助言を貰いながらこの小説を完成させたと、あとがきにありました。当時の情景を想像できるし、登場人物たちの人柄も伝わってくる素敵な文章に、やっぱり原田マハさんはすごいと思いました。しかも当時はデビューしたてだったというのが驚きです。

    特にヤマジュンと機長が好きでした。恋愛もどきどきしてしま

    0
    2026年01月13日
  • 小説 星守る犬<新装版>

    Posted by ブクログ

    先月18年間一緒に過ごした愛犬を亡くしたので、だいぶ心動かされた。
    「1分間だけ」もそうだけど、原田マハさんは犬の心情を文にするのが上手だと思う。
    短くて直ぐに読めました。

    0
    2026年01月11日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

    Posted by ブクログ

    原田マハさんの初期の長編の文庫新装版。スケールの大きな話なのだが女性パイロットに焦点を当ててうまくまとめている。毎日新聞から「ラブを入れて」と言われて引き当てたお題によく応えている。これが新人小説家の作品であればその後の成功間違いなしと太鼓判を押されたことだろう。山田さんの扱いが涙涙で情けない男に描いてこれは甘いかなという点はあった。それにしても空はつながっている、地球は空を通じてどこへも渡れる。そしてどこからでも侵入できるという怖い時代に入ってしまった。史実ではあの大戦の中でパイロット一人が戦死し、他の7人は生き残って戦後の日本を作ったことが今からを展望する望みだと思った。

    0
    2026年01月11日
  • 夏を喪くす

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    絶対過去に読んだことある、と読み始めて気付いたけど、また最後まで読んでしまった。なんとなく後ろめたい、人に言えない事情や過去を持つ女性たちの話で、私が状況に共感できるという人は別にいないのに、気分悪くならず最後までスラスラ読める。不思議。文学として優れてるんだろうなあと思う。
    性欲あった方が人生楽しいのかもな〜と思ったり、そのせいで人生破滅することもあるんだろうな〜と思ったり。

    0
    2026年01月09日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

    Posted by ブクログ

    1/3を読み終えたあたりから急速に面白くなった!
    途中はちょっと嫌なハラハラがあったり、りんちゃん!?ってなったりもしたけど結論めちゃよかった。りんちゃん素晴らしい、ひよりんはイケメンじゃなかったらもうちょっと頑張って欲しいところではある。
    ご都合展開ともおもえる部分も多々ありなところも含めよかった。

    0
    2026年01月08日
  • モネのあしあと

    Posted by ブクログ

    初めてモネの睡蓮を正面から受け止めたのが直島の地中美術館でのこと。あれから心の余白にすっと入り込んでいて、国立西洋美術館のモネ展にも足を運んだ。
    モネは日本の技術や文化にもふれていて、それを取り入れていたからこそシンパシーを感じられたんだと思うと、より身近な存在になった。
    本作の中にも登場する『ジヴェルニーの食卓』も読んでみよう。

    0
    2026年01月08日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

    Posted by ブクログ

    松方幸次郎のとてつもないエネルギーが、原田マハさんのとてつもないエネルギーに乗っかって、ガンガン揺さぶってくる感じ。情熱は人をこれほどまでに突き動かすものだと再認識させられた。

    0
    2026年01月05日
  • 黒い絵

    Posted by ブクログ

    賛否あるようですが、、
    作者が実は書きたかったのは、こちら側なのかな?と思いました。

    決して万人受けしないけど一部の人にめちゃ刺さる気持ち悪さやエロさ。

    描写や表現の格好良さは純文学のそれに似た「活字読んでます」な充足感あり。

    0
    2026年01月05日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

    Posted by ブクログ

    原田さんの小説にはいつもうるうるさせられます
    そーりん(愛称)とか…実際にいわれそうだなあと想像して笑えました

    0
    2026年01月03日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

    Posted by ブクログ

     国民の願望が具現化したような理想の史上初の女性総理。現実にはこのようにビジバシと改革を断行するような総理ではないのが残念。都合良く事が運びすぎではあるが、明るい未来のために国を動かせる凛子のような人物に国を任せたい。日和のお坊ちゃん思考には鼻白む場面が多かったが、絶対的な味方がいてくれる心強さは総理大臣に必要不可欠な要素なのかも。総理夫妻でなくとも、この夫婦の関係性は素敵。そして日和のお母様がとても良いキャラだった。

    0
    2026年01月02日
  • スイート・ホーム

    Posted by ブクログ

    「スイート・ホーム」という小さな小さな洋菓子店とその周りにいる人物たちの温かく優しい物語。
    どの話もネガティブな登場人物が出てこないのが良い。
    料理だって、スイーツだって、ひとりで食べてもおいしいものはおいしい。けれど、誰かと一緒に作って、そして一緒に食べることができれば、きっと、もっとおいしいんだ。って言葉が好きでした。いま隣にいる人とのこれから先の未来を、この本に重ね合わせて見てみたいなと感じる物語でした。

    0
    2025年12月30日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本当に女性総理が誕生した。
    こうなったらいいな、で夢が詰まってる作品だった。ただ、出産に関しては本当に難しい。こんな簡単にいかないだろうし、そりゃサポートしてくれる人がいたらある程度は現実味はあるけど、そうはならない人のほうが大半だろうなと思った。
    そ〜りんの時代には、もっと貧富の格差は無くなっているのかな?

    0
    2025年12月28日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    原田マハ、本当に好き
    30分ぐらいで読める短編ながら
    心温まるストーリー、リアルとフィクションの交錯、本当に登場人物が存在してる様に感じる
    マダム・セザンヌも、観たことがなくても自分の頭の中に浮かんでくる。不思議な体験

    0
    2025年12月22日