原田マハのレビュー一覧

  • 〈あの絵〉のまえで

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    きっと見る人見るタイミングで絵の見え方は違ってくるのだろうけど、いつも変わらずそこにいてくれる絵は時に心強い味方になってくれるだろうなぁと感じた

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    2025年06月10日
  • 異邦人

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    京都の描写がすごくいい。場面ごとの空気や匂いまで、ザ・京都。
    静かだけど芯がある、京都という街の雰囲気が物語の中にちゃんと生きていて、読んでいて気持ちがよかった。

    自分の心の声をちゃんと聞いて、そこに従って行動する。その強さがかっこよく、美しかった。

    美とは、絵の中にあるだけじゃなくて、人の生き方や決断にもあるんだと、この本を通して感じた。

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    2025年06月10日
  • ゴッホのあしあと

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    『たゆたえども沈まず』が既読でよかった。
    原田マハさんの著書の中でも特に好きな作品なので、そこに込めた隠された意図や、切ないまでのゴッホへの想いを感じることができてより理解が深まった。
    でもわりと時間が経っていて思い出せない部分もあったので、『たゆたえども沈まず』を読んだあとあまり間を空けずに読んだ方がより楽しめたと思う。
    世間がもつゴッホへの偏ったイメージを払拭するべく、様々なエピソードと考察を重ねているので、ゴッホという人物に対するイメージが豊かに膨らんだ。
    アート小説ではなく、解説本。

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    2025年06月08日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    依頼人の代わりに旅をする旅タレントの「おかえり」。
    今回の依頼は北海道への旅。依頼人の姉や元恋人の話を通じて、心温かくなるストーリー。原田マハさんの描くキャラクターはみんな優しさを感じる!

    スピンオフと知らずにこの本だけを読んだので、ところどころ分からなかったけど面白く読めた。本編ではなぜおかえりが地元の北海道に帰らないと決めたのか、深く語られているのかなと思い、読んでみたくなった。

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    2025年06月06日
  • まぐだら屋のマリア

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    ネタバレ

    東京の老舗料亭に板前修業として5年間頑張っていた紫紋(しもん)。だが、その料亭は産地偽装、料理の使いまわし・・などやっていた。
    それを紫紋が好きだった女の子と後輩が告発。
    女の子の自死を止めたが、その間のに後輩は電車に飛び込んでしまった。
    もう田舎にも帰れない。仕事も夢も失ってしまったと、自分の最期の地を求めて旅をして、最後の尽果(ついはて)というバス停で降りた。そこに崖ぎりぎりに経つ粗末な小屋をみつける。
    そこは「まぐだら屋」という食堂だった。
    食堂にはマリアと呼ばれる女性がいて、一人で切り盛りしているらしい。
    田舎なのに、近くの工場から工員が昼夜の食事をとりにやってきてとても繁盛している様

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    2025年06月05日
  • モダン

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    ニューヨークにある美術館が舞台の話。
    なんとなくのイメージだけがあった。
    2011.3.11
    最初に目に飛び込んできた数字。
    これはあの地震の日の話?
    読み進めると原田マハの世界に引き込まれた。

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    2025年06月03日
  • リーチ先生

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    実在したバーナードリーチに関わる美術について、読みやすく書かれており、原田マハさんの他の本と同様に興味深く読めました。個人的には楽園のカンヴァスの方が謎めいていて面白かったですが、この本は美術に関わる人達の生き様や考え方を知る事が出来て面白かったです。
    世界は広い、自分も、もっと冒険し知りたいと単純ですが思いました。

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    2025年06月02日
  • ジヴェルニーの食卓

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    印象派の画家が誕生する頃、フランスの美術界に巻き起こった激震を、私もそこで目撃しているかのように感じさせてくれる本。

    機会があれば、この本に登場する画家たちの作品を、本のストーリーを思い浮かべながら、実際に鑑賞してみたいと思った。

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    2025年05月31日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    5/20 面白かった気がする
    「たとえ身分が低くても、たとえ貧しくても恵まれていなくても。真実の一等星はその輝きを隠せはしない」

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    2025年05月28日
  • 異邦人

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    原田マハさんのエッセイを読んでから手に取った小説
    ストーリーを愉しむよりも、京都を舞台にした情景が、エッセイのこの部分なのかしら?と思いを馳せながら読むスタイル
    なかなか新鮮でした

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    2025年05月28日
  • モネのあしあと

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    去年、何も知らずモネ展に行き、彼の色使いやタッチに引き込まれ、絵の中に入っていくかのような感覚に陥った訳を、この本による解説を読んで納得できた。
    悲しみに打ちのめされても、ある自然の出来事との遭遇をきっかけが原動力となり、突き動かされていくモネ。全て同じ時はないと、変わりゆく景色に見出され、描き続けていくモネ。悲しみや苦しみがあっても、それらを表現することはなく、絵を描くよろこびを、変化していく美しさを描きたい伝えたいという気持ちが、絵を通して私たちの心を大きく動かし、風を吹かせるのだろう。

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    2025年05月26日
  • 異邦人

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    ネタバレ

    京都 それは別格の異空間
    よそ者(異邦人)はただの通行人。そうして伝統や格を守ってきた。震災を契機に妊婦の菜穂がこの地に赴き絵画を通して自らの道を切り拓く。京都の四季移ろいや方言、祭り、しきたりなど盛りだくさんの内容で京都ステイしたような気になった。また最初会った樹と恋に落ちるのではと思ったがそうはならない。全体的にそんな感じで予想つかない方向へいくのが良かった。


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    2025年05月25日
  • 異邦人

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    マハさんの表現は美しく品があるなぁ。と数冊読ませてもらって毎回感じていますが、この著書も京都の街並みや登場する人物、その人が住む家屋や室内の意匠、お庭などの空気感がみずみずしく表現されていていました^^
    物語の展開は後半に畳み掛けるように色んな関係性が明らかになっていくのに惹き込まれました!

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    2025年05月24日
  • まぐだら屋のマリア

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    傷ついた先に流れ着いたマグダラ屋。マリアに心惹かれ、マリアの過去に触れ、女将の深い愛を感じ、傷がいえていく。子供を思う母の愛には涙が( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)どんなに傷ついてもいつか人は立ち直れる!ちょっとの休息は必要❣️マグダラ屋のご飯を食べたくなる1冊。

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    2025年05月24日
  • 異邦人

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    原田マハさんの著作は数冊しか読んでいないが、その中で1番面白い。美しいものへの執着、女性の成長、京都の風情、ドラマチックな展開で飽きさせない。

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    2025年05月22日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    見えない、聞こえない、話せない三重苦を抱えてる子をどう教育するのか、わくわくしながら読んだ。
    去場安の熱量がとてもかっこよかった!


    ヘレンケラーは読んだことなかったけど気になった!今度読んでみたい。

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    2025年05月22日
  • ジヴェルニーの食卓[電子特別版]

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    時代を超え、場所を超え、あの巨匠たちの製作の様子を垣間見てるような気がした。ただ作品だけを見ていたのが、彼らの物語を感じられたことで、より身近に思える。

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    2025年05月19日
  • 妄想美術館

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    原田マハ大先生とテルマエロマエの作者、ヤマザキマリの対談本。
    イタリアの美術館や画家が1番多く登場する。
    冒頭の大先生の経歴を見て共感する所が多かった。
    それぞれ2人の個性が出ていて対談に参加したいと思った。

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    2025年05月18日
  • ロマンシエ

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    ストーリーはとても面白いし、リトグラフも興味深くはあるんだけど、主人公のクセが強すぎて特に前半はなかなか物語に集中できなかった…。

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    2025年05月18日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    わかっているのは同じ時代を生きていたということ。
    もしかしたら、こんな事実があったかも。それを否定する証拠もないのだかは夢見るのもいいよね

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    2025年05月17日