原田マハのレビュー一覧
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The Modernがニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art)の愛称だというのは初めて知った。勤務していたMoMAのことを東北大震災と9.11テロという災厄を織り交ぜながら、上手に描いていく手練手管はさすが。今でも福島第1原発を遺棄された場所として考えざるを得ない現状で、発災直後に福島に赴くことは、確かに被ばくを覚悟することであり、わざわざアメリカから危険を冒す必要などないと感じるのも無理からぬことと納得できる。そんな緊迫感を織り交ぜ、困難を抱える福島に生まれつきの難病を抱えながら生きるクリスティーナを描くアンドリュー・ワイエスの絵を置く構図が素晴らしい。やは
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久しぶりにマハさんに帰ってきました。
やはり、私はマハさんのアート小説が
好きなんだなというのが読後の実感でした。
マハさんの作品を読む時にはいつもそうしているんですが
「クリスティーナの世界」や「アヴィニョンの娘たち」など
作中に登場するMoMAの収蔵絵画の画像を
眺めながら読むのが楽しいんですよね。
すると、
展覧会ディレクターやセキュリティースタッフ、キュレーターなど
MoMAで働く人々がアートに傾ける思いというものを
より深く想像することができました。
あ、最終話に登場する日本人研修員のモデルは
マハさん自身なんだろうなと思いました。
また本作では、
ニューヨークの9.11や東日 -
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ネタバレあなたがリタイヤして、時間にも心にも余裕ができたら……あたし、一緒に行きたいと思ってたの。
──デトロイト美術館へ。
実際に起こったデトロイト市の破綻と、それに基づいたデトロイト美術館の美術品の売却案。そして、それらに対して奇跡的な立て直しを図ったデトロイト市民たちの熱い想い。
これらの史実に基づいたフィクションのお話。
だけど、原田マハ氏が実際に現地に赴き取材をして作られたこのお話には、確かにデトロイターたちの情熱が、しかと描かれていました。
──思いあるところに道は開ける。
不可能を可能にした、デトロイターたちの奇跡の物語。
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何でもします。
あの絵を、 -
Posted by ブクログ
なんだか最近、余白のない日々を過ごしていませんか?
仕事と家の往復、SNSのタイムライン、積み上がるタスク…。そんな“詰まりすぎた毎日”の隙間に、ふっと風を通してくれるのがこの一冊、『フーテンのマハ』でした。
小説家・原田マハさんが、世界・日本各地を旅しながら綴ったエッセイ。日本にフォーカスすると沖縄、鳥取、別府そして神戸…。名所ガイドとはひと味違って、マハさんの「ここに立って、こう思った」が丁寧に書かれていて、読んでいると不思議と自分も一緒にその土地を歩いている気分になります。
中でもお気に入りは「永遠の神戸」。かつて通った料理店・雑貨屋、神戸の光と影を思い出とともに綴るこの章には、マハ