原田マハのレビュー一覧

  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    美術館へ行って小説に出てくる絵をじっくりと見てみたいと思った。松方コレクションの歴史みたいなものも感じられて面白かった。

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    2026年01月31日
  • ジヴェルニーの食卓[電子特別版]

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    画家の隣に寄り添って、物語として入り込める。絵の制作過程や情景がありありと目に浮かぶ。
    この人の本のおかげで、絵に興味をさらに持った。

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    2026年01月29日
  • 独立記念日

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    ネタバレ

    原田マハさんの短篇集。

    主人公がリレー形式で、いれかわっていく。
    家族ものに弱いワタシは
    【いろはに、こんぺいとう】
    【バーバーみらい】
    【おやどかみわら】
    【ひなたを歩こう】
    など、涙なしで読めなかった。

    【幸せの青くもない鳥】も好きだったな。
    「この本によれば、『自由になるの』っていうことは
    結局『いかに独立するか』ってことなんです。ややこしい、いろんな悩みや苦しみから」

    最初より、中盤からグッとハマった。
    最初のお話の主人公が、最後のお話に
    繋がれていくのもよかった。

    解説に共感。
    以下、解説より。

    "人生はままならないものだから、落ち込む日はたくさんある。でも、ほん

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    2026年01月29日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    版画家・棟方志功とその妻チヤの史実にもとづいたお話。
    版画にかける情熱それを支え続ける妻の情熱、2人だったからこそ叶えられた事あったんだと思う。
    運を掴めるのも天才ゆえと思います。
    諦めない気持ちは運を掴むチャンスをもらえる事ですね。
    初めての原田マハ作品でしたが優しい作品を描く作家さんなのかな?って思いました。興味あるので別な作品も読んでみたいです。

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    2026年01月29日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    棟方志功については何もしらなかったけれどいつか作品を見てみたい。青森にいってみたいという気持ちになった。

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    2026年01月28日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    素敵な短編集。特に最終話『道』は泣かせるなぁ〜。

    身近にありそうな色んな人生を体感できる小説の醍醐味でありました。(主人公は女性で、読んでるのはおっさんです)

    アートにまつわる短編集だし、同作者の『ジヴェルニーの食卓』とシンクロしてるのかも!凄い!と思ったら






    出版社ちげーし。

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    2026年01月27日
  • ジヴェルニーの食卓

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    表題の「ジヴェルニーの食卓」を目当てに読み始めたのですが、「タンギー爺さん」が予想外によかった。
    「たゆたえども沈まず」でも登場して、あまりにもお人好しすぎて印象に残っていたので、またマハさんの作品で見られて嬉しい。
    世間から注目される前の印象派の画家を辿ると、タンギー爺さんに行き当たるのね。

    タンギー爺さんの娘がセザンヌへ宛てて書いた手紙だけで物語が構成されていて、実際にはセザンヌもタンギー爺さんも登場しないし、セザンヌに至っては台詞すらないんだけど、だからこそ余白を楽しめる感じになっていて、他も全部よかったけど個人的には1番好きな章です。

    全編通して画家の近くにいた女性視点で語られてい

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    2026年01月27日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    原田マハさんの『常設展示室』読んでいる。
    この方の書く物語は本当に好き。
    ただ、物語として楽しめるからサラッと流れてそう。「なんでその作品とこの物語をぶつけたの?」っていう問いを読み解けない。
    この問いを持てない時点でいかに自分の読みが甘いかがよくわかる。
    せっかくの短編だから、何度でも解釈にチャレンジしてみよう。

    読後追記:
    実在する名画をモチーフにした短編集で、ひとつひとつの物語に人生の切なさが漂います。特に印象に残ったのは「常設」という言葉の意味。華やかな企画展の陰にある「常設」とは、人間に置き換えればその人の「本質」であり、アートも人も最終的に帰る場所なのだと思いました。

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    2026年01月26日
  • お帰り キネマの神様

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    マハさんの『キネマの神様』を山田洋次監督が原作を大幅に変えて映画化。それをマハさん自身がノベライズ。面白いではないかー!映画は見ていないので、久しぶりに本の中でゴウやテラシンに再会。若かりし淑子にも出会えて、懐かしい人に会えた感じで心があたたかくなった。小説としては原作のほうが深いのでより面白いと思ったけれど、本作も十分面白かった。

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    2026年01月26日
  • ロマンシエ

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    ネタバレ

    人生は思っているほど上手くいかないが、自分らしく生きることが人生を豊かにする一番の方法なんだと気付かされた。

    冒頭は自分のコンプレックスや家族環境等の要因で自分らしさを閉じ込めることが最善だと考えていた美智之輔も、自らの手で掴んだパリ留学にてハルさんをはじめとしたパリの仲間と携わり、徐々に自分らしさを出すことに躊躇をしなくなっていった。

    美智之輔自身も想像していなかった新たな幸せの終着点まで辿り着くまでに数々の壁があったが、その都度最終的には美智之輔らしく振舞うことでいい方向へ好転していっていたのがとても読んでいて気持ちよかった。

    物語の殆どが美智之輔視点での展開になっていたところも、テ

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    2026年01月24日
  • 夏を喪くす

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    40代になって年相応に浮上する人生の転機となる出来事、駆け抜けてきたこれまでを振り返って立ち止まる節目と向き合った時の女性たちがこれまで築き上げてきたキャリア、人間関係、一つひとつが繋がっていくことを認識する物語だった。
    女性たちの人や自分との向き合い方や向き合った時の感情がそれぞれの物語から共感したり学んだりとても面白かった。

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    2026年01月23日
  • 黒い絵

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    黒い絵 Les Tableaux Noirs

    深海魚 Secret Sanctuary
    楽園の破片 A Piece of Paradise
    指 Touch
    キアーラ Chiara
    オフィーリア Ophelia
    向日葵奇譚 Strange Sunflower

    むっつの 黒い絵 闇の物語たち
    それぞれの物語の最後の数行に誘われる
    いくら目を凝らしても見ることの出来ない
    深淵に…………

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    2026年01月22日
  • ゴッホのあしあと

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    ゴッホは弟であるテオの存在があればこそという認識でしかなかったが、より身近に感じさせてくれる本であった。日本との関係も見えており、早く「たゆたえども沈まず」も読みたいと思う。

    なお原田マハさんは、モネやパブロ・ピカソ、ゴッホの小説。かたや澤田瞳子さんは日本画家の小説。どちらも史実を元にフィクションを織り交ぜながら、人物を浮かび上がらせるように書いているようで、すごい作家さんたちだと感じる。

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    2026年01月22日
  • ジヴェルニーの食卓

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    原田マハさんの表現が芸術的だと思ってたら行き着いた本でした。
    著名な画家は、一般の人とは違った風変わりな人生と偏見を持たれがちです。そこには、誰の人生でもくる荒波に対峙する人としての日常を垣間見る事が出来ました。短編小説のような構成になっていますが、印象派時代の画家の背景を画家同士が同時代に変革というものに、右往左往していたんだなと感じさせられました。

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    2026年01月20日
  • ゴッホのあしあと

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    大ゴッホ展に行ってから、読もうと思ってた本をやっと読み終えました。
    ゴッホのことを知ってるようで知らなかった…。
    もっと知りたいと思ったから関連書籍も今後読み進めていこうと思う。

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    2026年01月19日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    序盤は読む速度が上がりませんでしたが、中盤以降は速度も上がり、作品の世界に引き込まれていきました。あまりにも有名な風神雷神図を題材にした夢のある話です。

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    2026年01月17日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    1937〜1939年が舞台。朝日新聞社社用機ニッポンが世界一周を果たす史実とフィクションを織り交ぜた話。

    諦めない。
    仲間を信じる。

    こんな言葉がキーワードではないかなと思う。

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    2026年01月16日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    戦争が始まりそうな緊迫した時代に、日本人が日本の飛行機を使って世界一周をしたことを知りませんでした。そして勇敢な女性パイロットがいたことも。この本に出会えて、そんな大切な歴史を知ることが出来て良かったです。

    膨大な資料や、乗組員の家族たち、パイロットなどの飛行機やニッポンを知り尽くしたプロフェッショナル達から助言を貰いながらこの小説を完成させたと、あとがきにありました。当時の情景を想像できるし、登場人物たちの人柄も伝わってくる素敵な文章に、やっぱり原田マハさんはすごいと思いました。しかも当時はデビューしたてだったというのが驚きです。

    特にヤマジュンと機長が好きでした。恋愛もどきどきしてしま

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    2026年01月13日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    先月18年間一緒に過ごした愛犬を亡くしたので、だいぶ心動かされた。
    「1分間だけ」もそうだけど、原田マハさんは犬の心情を文にするのが上手だと思う。
    短くて直ぐに読めました。

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    2026年01月11日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    原田マハさんの初期の長編の文庫新装版。スケールの大きな話なのだが女性パイロットに焦点を当ててうまくまとめている。毎日新聞から「ラブを入れて」と言われて引き当てたお題によく応えている。これが新人小説家の作品であればその後の成功間違いなしと太鼓判を押されたことだろう。山田さんの扱いが涙涙で情けない男に描いてこれは甘いかなという点はあった。それにしても空はつながっている、地球は空を通じてどこへも渡れる。そしてどこからでも侵入できるという怖い時代に入ってしまった。史実ではあの大戦の中でパイロット一人が戦死し、他の7人は生き残って戦後の日本を作ったことが今からを展望する望みだと思った。

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    2026年01月11日