原田マハのレビュー一覧

  • ゴッホのあしあと

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    好きな画家かと聞かれたら違う気がする。
    子供の頃、絵を見たことがあるけれど良さがわからなかったし、少し怖かった。
    でも、アイリスのカードを買った記憶がある。
    数ヶ月前?テレビで、『花咲くアーモンドの木の枝』の絵を見た。
    ゴッホが生まれたばかりの甥に贈った絵。
    水色の空に向かって、桜に似た白いアーモンドの花が咲いている。
    それまで私が抱いていた、激しくて暗く哀しいイメージが変わった。
    愛と祝福に満ちた絵。
    本物、見てみたい。

    本書を読んで、サン=レミ時代に描かれた絵だと知った。
    本書はプロローグと五章から成り、第五章の『ゴッホのあしあとを巡る旅』では、ゴッホの絵が見られる美術館についても触れら

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    2025年09月11日
  • ジヴェルニーの食卓

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    以前何かのインタビューで、マハさんが「自分のアート小説では、史実1に対して創作が9の割合になることが多い」と語っていたのを思い出しました。

    本作では、史実をもとにしたマハさんの創作によって、唯一無二のアーティストたちの人生が実に鮮やかに描き出されていました。

    そして特筆すべきは、各ストーリーがアーチスト当人ではなく、彼らと関わりの深い第三者にスポットを当てて語られていることでしょう。

    マティス〜家政婦マリアの語りから…
    ドガ  〜メアリーカサットの追想から…
    セザンヌ〜タンギー親父の娘の手紙から…
    モネ  〜ともに暮らす義娘ブランシュの日常から…

    読者は、マリアやブランシュらの眼差しか

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    2025年09月09日
  • 旅屋おかえり

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    読むと旅に出たくなる小説です。
    旅に出ることはワクワクすることなのだと、改めて感じます。
    主人公の岡えりかは前向き、真っ直ぐな性格で、
    「この人にお願いしたら、何だか上手くいくのでは・・」と前向きな気持ちにさせてくれます。

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    2025年09月08日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    おもしろかった‼️
    野心というのではなく、若者が純粋に、自分の進むべき道を迷わず突き進む。こんな理想的なことって、なかなかない。

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    2025年09月07日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    読み進めるにつれ、どんどん面白くなってきた。
    風神雷神図屏風にまつわる、織田信長の時代の話し。若干17歳くらいの青年4人が、3年もかけて船旅でヨーロッパまで派遣された時代。宗教が人間性に与える影響と、自分の信じる道をひたすら極める道と。まぶしいくらい、理想的な人生だ。

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    2025年09月07日
  • 旅屋おかえり

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    読み終えると、主人公のおかえりのことが大好きになってました。周りの人たちに恵まれていると感謝を伝えれる人柄や、依頼人のために必死になって成果物を成そうとする姿がとても愛らしく思いました。
    旅をすることの素晴らしさを教えてくれているようで私も旅をしたくなりました。

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    2025年09月05日
  • ゴッホのあしあと

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    「たゆたえども沈まず」の解説本。パリ、アルル、オーベル.シュル.ロワーズ、ゴッホの題材とした地の紹介。ゴッホの人生の向き合いを表した本。

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    2025年08月31日
  • ジヴェルニーの食卓

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    楽園のカンヴァスを読んだ勢いで買ったものの、時間がなく、やっと読んだ原田マハ。もちろん、作品自体は素晴らしいが、こちらの気の持ちようというか、いまのシチュエーションというか、読書にはそういうのも影響するよね。その物語世界にスッと入っていける時と、なかなか時間がかかるときと。
    ヨーロッパからの帰りの機内で読んだダヴィンチ・コードとか大学病院に入院中に読んだ白い巨塔とか、、あんな臨場感は滅多にないけどね。

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    2025年08月30日
  • 独立記念日

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    原田マハさんの短編集。タイトルにある様に新たに前に踏み出そうとする女性が主役に描かれ、1つ1つ短めにあっさりしているけれど、登場人物が数珠繋ぎに繋がっていて面白かった。次は誰の話か予想しながら読んで、復習した。最初は川を越えて引っ越す女の子で、不動産屋さん、バーテンダー、学校の先生、報道キャスター、ネイリスト、精神科のお医者さん、受付嬢、花屋さん、漫画家、美容室の孫…次誰だったけなあ?と、忘れっぽい私にとって脳みそのトレーニングになったΣ(・∀・;)

    『私の胸はときめいた。自由になるんじゃない。独立するんだ。ややこしい色んな悩みや苦しみから。-独立記念日-』

    認知症で施設に入ろうとするおば

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    2025年08月28日
  • ジヴェルニーの食卓

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    この夏ニースに旅行に行くことになり、事前に読んでいた。
    いつもフィクションとノンフィクションを織り交ぜて書かれているのでどこまでが本当のことかは分からないけど、
    マティスの人柄や、こんなことを話していたのかなを想像できて、会ったこともないけどなんとなく人間性をイメージすることができた。

    主人公がマグノリアをどう花瓶にいけるかを考えてマティスにそのいけた花を持って見せたら
    「いい目を持ってる」みたいなことを言われ舞い上がる、みたいなエピソードがあったけど、
    実際にマティス美術館でそのマグノリアの花の絵が見られたのは嬉しかったな。

    自分が差し出したものを画家が絵にして永遠にとどめてくれるってな

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    2025年08月25日
  • スイート・ホーム

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    心がぽっとあったかく感じるようなストーリーでした。

    読んでいるとほろほろと心がほぐれていくようで、登場するこんな街に住めたら素敵だろうなと思いました。

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    2025年08月18日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    ヘレン・ケラー
    私の尊敬する人。

    彼女の傷害を現在の青森県弘前市を舞台に、
    介良れん として物語が繰り広げられる。

    音も光も言葉も発することができない
    どう関わったらいいのかわからない
    誰もが手を余してた時に、れんの教師として
    迎えられた安だけは、れんと真っ向から向き合う
    姿勢に芯の強さを感じた。

    そして れん の初めての友人となるキワ。
    盲目の彼女は、三味線奏者として全国をまわる途中で れん達と出会い れん とともにたくさんのことを覚えていくのだけれど。。。

    キワをモデルにしたのは高橋竹山かな?
    安が れん との関わりの中で悩んでた時にイタコが
    ヒントをくれるシーンがあるけれども、

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    2025年08月17日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    著名な日本の芸術家の
    奇想天外な大冒険物語
    小説としては、最高です
    ぜひ、お金を惜しみなくかけて
    映像化して欲しいと思った 前半物語でした

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    2025年08月17日
  • 異邦人

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    お互いを大切に思っていたはずの2人が別居を境にどんどん行き違ってしまう。
    裕福な家庭に育った2人の宿命だと諦めるしかないのか。
    読後感はスッキリしないが、全てを飲み込んで何もなかったことにはできないかなと納得できる節もあるが、、、痛々しい感情が残った。

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    2025年08月16日
  • さいはての彼女

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    元気が出る ものすごく印象に残る一冊とかではないけれど、嫌なことがあったりして元気がない女性向き?疲れていてもスッと内容が頭に入ってきて、読後感が良い。

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    2026年01月12日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    犬、好き。今目の前の犬をもっともっと愛そうと思う。何度も思う。でもそれ以上にたくさん愛をもらってる。返せないほどにたくさんの愛をもらってる。
    もっと愛そう。

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    2025年08月15日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    盲聾啞という三重苦の困難を乗り越え
    社会福祉に身を捧げた偉人ヘレン・ケラーと
    彼女の家庭教師アニー・サリヴァンの伝記は
    つとに有名ですが、
    それを明治期の津軽地方に舞台を移し
    翻案・再構築したという本作。

    介良れん(けられん)と去場安(さりばあん)
    という登場人物の名前を見ただけで
    すぐに原作の映画を思い浮かべるのですが、
    本作では、原作には登場しない
    津軽ならではの風習・文化が
    重要な役目を果たします。

    特に印象的なのは
    三味線弾きの盲目の少女“キワ”と
    “れん”との出会いです。
    “キワ”が津軽じょんがら節を奏で歌う場面。
    自分がかつて聞いたことのある
    津軽三味線の響き(高橋竹山だったか

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    2025年08月08日
  • サロメ

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    ネタバレ

    戯曲原作の「サロメ」の作者オスカーワイルド、それを有名にした挿絵を描いたオーブリービアズリーとその姉メイベルビアズリーの話。ヘロデ王ヘロディアサロメオスカーンのどれにあたる?

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    2025年08月05日
  • 異邦人

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    今まで読んできた原田マハさんらしくない作品でした。でも、だからつまらないと言ってるわけではなくて、京都の街並みや文化と風俗を紹介しながら流れいく物語は、とっても静かに流れていきます。しかし、その裏にはドロドロとした愛憎劇が!地図を片手に楽しませてもらいました。

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    2025年08月04日
  • フーテンのマハ

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    原田マハがアートに絡む物語とは別に、旅屋おかえりのような作品が書けるのはなぜだろう、と思ってたが、腑に落ちた。真似してみたくなるような旅だなー。

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    2025年08月03日