原田マハのレビュー一覧

  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    棟方志功については何もしらなかったけれどいつか作品を見てみたい。青森にいってみたいという気持ちになった。

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    2026年01月28日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    素敵な短編集。特に最終話『道』は泣かせるなぁ〜。

    身近にありそうな色んな人生を体感できる小説の醍醐味でありました。(主人公は女性で、読んでるのはおっさんです)

    アートにまつわる短編集だし、同作者の『ジヴェルニーの食卓』とシンクロしてるのかも!凄い!と思ったら






    出版社ちげーし。

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    2026年01月27日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    ほぼほぼ不倫関連の話で、特に「椿姫」、「夜明けまで」は正直しんどかったが、標題作以降はすごく心にくる作品だった。
    特に、「寄り道」、「沈下橋」は人の温かさに励まされ、前を向けるようないい話。
    不倫の加害者側で自分的には全く共感できない人物もでてくるけど、それよりも原田マハさんの描く自然の風景に爽やかな気持ちになる瞬間の方が大きく、不思議な体験だった。

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    2026年01月27日
  • ジヴェルニーの食卓

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    表題の「ジヴェルニーの食卓」を目当てに読み始めたのですが、「タンギー爺さん」が予想外によかった。
    「たゆたえども沈まず」でも登場して、あまりにもお人好しすぎて印象に残っていたので、またマハさんの作品で見られて嬉しい。
    世間から注目される前の印象派の画家を辿ると、タンギー爺さんに行き当たるのね。

    タンギー爺さんの娘がセザンヌへ宛てて書いた手紙だけで物語が構成されていて、実際にはセザンヌもタンギー爺さんも登場しないし、セザンヌに至っては台詞すらないんだけど、だからこそ余白を楽しめる感じになっていて、他も全部よかったけど個人的には1番好きな章です。

    全編通して画家の近くにいた女性視点で語られてい

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    2026年01月27日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    原田マハさんの『常設展示室』読んでいる。
    この方の書く物語は本当に好き。
    ただ、物語として楽しめるからサラッと流れてそう。「なんでその作品とこの物語をぶつけたの?」っていう問いを読み解けない。
    この問いを持てない時点でいかに自分の読みが甘いかがよくわかる。
    せっかくの短編だから、何度でも解釈にチャレンジしてみよう。

    読後追記:
    実在する名画をモチーフにした短編集で、ひとつひとつの物語に人生の切なさが漂います。特に印象に残ったのは「常設」という言葉の意味。華やかな企画展の陰にある「常設」とは、人間に置き換えればその人の「本質」であり、アートも人も最終的に帰る場所なのだと思いました。

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    2026年01月26日
  • お帰り キネマの神様

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    マハさんの『キネマの神様』を山田洋次監督が原作を大幅に変えて映画化。それをマハさん自身がノベライズ。面白いではないかー!映画は見ていないので、久しぶりに本の中でゴウやテラシンに再会。若かりし淑子にも出会えて、懐かしい人に会えた感じで心があたたかくなった。小説としては原作のほうが深いのでより面白いと思ったけれど、本作も十分面白かった。

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    2026年01月26日
  • キネマの神様

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    起こってしまった事実と、克服していかなければならない未来が、私たちにはあった。
    会社にしがみつくという選択肢はもちろんあっただろう。けれど、私にはそれが自分に残された最後の道だとは、どうしても思えなかった。
    なんであれ、好きなように思いっきりやってみろ。好きなことなら、どんなに辛くても乗り越えられる。
    自分の明日を信じてる。今日、そんなふうに思ったくせに。いまのわたしな、どうしようもなく中途半端な自分に心細くなっている。どこにも所属していない自分。肩書きを失った自分。行き場所のない自分。
    楽に生きていくための近道なんて、どこにもないんだろう。
    私は心のどこかで、優しいことばを期待していた。そん

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    2026年01月27日
  • キネマの神様

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    久しぶりに映画館で映画を観たくなりました。
    お互いに映画を愛するゴウとローズ・バッドとのやり取りが、様々な人に良い影響を与えていくお話で面白かった。何かを愛する気持ちは、純粋で人の心に響くなあと感動しました。

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    2026年01月25日
  • 風のマジム

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    米作りを描いた『生きるぼくら』と似た感じかなと思ったけど、こちらはラム酒を作るための事業の実現に奮闘する女性の物語だった。
    なんとなく話の流れはわかってしまうけど、まじむの熱意と彼女を応援する周りの人たちの暖かさが丁寧に描かれていて、後半はまじむと一緒に体がじんと痺れるような感動を覚えた。
    なにより沖縄の自然描写が読んでいて心地よい。
    これも実在の人物を元にしたフィクションというから驚き。
    そしてこれだけの文章力で風を感じるお酒の話を描いているのに原田マハさんが下戸なことがもっと驚き。

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    2026年01月24日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    初めて原田マハの本を読んだけど、文章が柔らかくてとても温かい気持ちになった。タイトルが読み終わった後にすごい沁みたし、自分も誰かの大切な人になれてるといいな、なりたいな。そう感じる本だった。
    引き続き原田マハ作品を読んでいきたい、そう思える本。

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    2026年01月24日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    どれもいいけど特に「道」がよい。
    記念館で試作を見たことがあるが本当にまっすぐで、余計なことはいっさいないすっきりした画面が印象に残っている。
    お兄さんは捨てたくて捨てたわけじゃないけど自分の手からこぼれ落ちていったものがあるからこそ、見えた道だったのだろう。そしてその道は、妹に、娘に確かに続いてているのだ。

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    2026年01月24日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    壮大で洋画のようなシーンもあり、読み応えがしっかりありました。どこまでが事実なのかは分かりませんでしたが、ペンは剣よりも強しと信じて生きる姿勢はどの時代も必要だなと…。

    ピカソはもちろん、多くの芸術家が残したもののうえに現代が成り立っていることをヒシヒシ感じました。

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    2026年01月24日
  • ロマンシエ

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    ネタバレ

    人生は思っているほど上手くいかないが、自分らしく生きることが人生を豊かにする一番の方法なんだと気付かされた。

    冒頭は自分のコンプレックスや家族環境等の要因で自分らしさを閉じ込めることが最善だと考えていた美智之輔も、自らの手で掴んだパリ留学にてハルさんをはじめとしたパリの仲間と携わり、徐々に自分らしさを出すことに躊躇をしなくなっていった。

    美智之輔自身も想像していなかった新たな幸せの終着点まで辿り着くまでに数々の壁があったが、その都度最終的には美智之輔らしく振舞うことでいい方向へ好転していっていたのがとても読んでいて気持ちよかった。

    物語の殆どが美智之輔視点での展開になっていたところも、テ

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    2026年01月24日
  • 独立記念日

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    全部いいけど特に「月とパンケーキ」「誕生日の夜」「ひなたを歩こう」がお気に入り。
    遠くてもどこかで気にかけてくれている人がいたり、ずっと会ってなくても昨日も会ってたかのように過ごせる存在があるというのは、人生の支えになる。
    独立して生きていく。決してひとりで、ということではなく、自分らしく、時に迷いながらも、自分を裏切らず大切にしていくということなのかもしれない。

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    2026年01月24日
  • 夏を喪くす

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    40代になって年相応に浮上する人生の転機となる出来事、駆け抜けてきたこれまでを振り返って立ち止まる節目と向き合った時の女性たちがこれまで築き上げてきたキャリア、人間関係、一つひとつが繋がっていくことを認識する物語だった。
    女性たちの人や自分との向き合い方や向き合った時の感情がそれぞれの物語から共感したり学んだりとても面白かった。

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    2026年01月23日
  • 旅屋おかえり

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    ほのぼのと読み進めていたら知らないうちに何度も涙してました。読み終わったら気持ちが軽やかになりました。

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    2026年01月22日
  • 黒い絵

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    黒い絵 Les Tableaux Noirs

    深海魚 Secret Sanctuary
    楽園の破片 A Piece of Paradise
    指 Touch
    キアーラ Chiara
    オフィーリア Ophelia
    向日葵奇譚 Strange Sunflower

    むっつの 黒い絵 闇の物語たち
    それぞれの物語の最後の数行に誘われる
    いくら目を凝らしても見ることの出来ない
    深淵に…………

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    2026年01月22日
  • まぐだら屋のマリア

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    ふわっと系。現実的にあり得ない話だけれど、登場人物の気持ちの変化が丁寧に描かれていて、また登場人物達が素直な人たちで救われる系文学。ほっこりしました。

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    2026年01月22日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    美術には疎いのだけど、該当の絵を(ググって)見ながら美術に携わる女性たちのお話を読む上品な時間が流れました

    昼休みの食事の合間に軽く読める短編で、短いながらも人生を振り返るドラマが展開されて、家族を想ってみたり、ロマンスの空想をしてみたり、楽しい時間となりました

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    2026年01月22日
  • ゴッホのあしあと

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    ゴッホは弟であるテオの存在があればこそという認識でしかなかったが、より身近に感じさせてくれる本であった。日本との関係も見えており、早く「たゆたえども沈まず」も読みたいと思う。

    なお原田マハさんは、モネやパブロ・ピカソ、ゴッホの小説。かたや澤田瞳子さんは日本画家の小説。どちらも史実を元にフィクションを織り交ぜながら、人物を浮かび上がらせるように書いているようで、すごい作家さんたちだと感じる。

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    2026年01月22日