原田マハのレビュー一覧

  • さいはての彼女

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    短編4作。はじめと最後の話が繋がっていてこの2作が個人的に好き。

    線なんてどこにもない。もしあるとしたらお前が勝手に引いた線。っていうのが、聴覚障害関係なく、自分に言われてることのようで、ドキっとした。

    こっち側とあっち側
    どこか線があるように感じていたことが、自分で勝手にひいてしまった線か…ってなんか腑に落ちたというか納得した。

    誰にも、ここからこちらには入ってこないでください。なんて、言われてないのにね。

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    2026年09月23日
  • たゆたえども沈まず

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    美術について造詣が深ければ、もっと深く理解できたのだと思う。
    自分で調べてみて、この物語の史実と創作の関係性についてやっと理解した。
    「たゆたえども沈まず」、決して上手く行く保証はなくとも、誰かが忘れなければ沈むことはないのだと教えられた。

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    2026年09月23日
  • やっぱり食べに行こう。

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    audible
    目次がレシピ本のそれかと思うような言葉。
    とにかく食べ物をおいしく書いてある。おいしそうではなく、おいしく。
    初めはヨーグルトが食べたくなって仕方なくなるほどだった。
    食いしん坊ではないと書けないし、食に対して愛がある。生まれ変わりだしな。

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    2026年09月23日
  • 旅屋おかえり

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    旅に出たくなるような一冊。
    私は出不精なので一年に1回しか旅行に行かない。そんなに頻繁に外出すると疲れてしまうし、東京都内をお散歩する方が好きなので電車や車で遠出するということがあまりない。ましてや日本国内だとあまり非日常感を感じられないと思ってしまうタイプなので海外旅行のほうが好きだ。
    だが、ただの観光地を巡るだけの旅とは違って旅先での出会いは他人の人生の一部になりうる機会であり、自分自身を振り返る時間となることに気づいた。知らない人と積極的に会話をする機会は普段の生活でなかなかないので、やってみるなら海外旅行より国内旅行のほうがハードルは低い。この本の主人公おかえりを見習って、旅先で出会った人と積極的に会話してみようかなと思えた。

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    2026年09月23日
  • ロマンシエ

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    乙女な男の子の心の声が面白い

    リトグラフ?の描写やけに詳しいなあと思ったら
    本当に現実でも展示していたと聞き、
    自分の熱を言葉や形に残せる力に脱帽

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    2026年09月23日
  • 晴れの日の木馬たち

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    一気読みみするにはあまりにも良すぎて
    ゆっくり情景を噛み締めて年末に読んでたら大晦日なってた。
    原田マハさん大好きすぎる。世界に入り込んじゃう。
    この世界のすばらしさも美しさも。
    切実なまっすぐさも、全部包み込んでくれる
    マハさんの描くこの時代の話が好きで、フィクションと史実を混ぜるのが上手いから、読んでるとその歴史や文化のその先にあるいまを生きていることがたまらなく幸せに思う。
    生きてたらうまくいくことばっかりじゃないけど、それでも「好き」を手放さない主人のすてらに顔をあげて頑張っていこうって勇気をもらえた。

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    2026年09月22日
  • 異邦人

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    京都の四季が移り変わっていくにつれて、一輝と菜穂の周りの環境や心情が変わり、二人の関係性が徐々に揺らいでいくところがどこか切なく引き込まれていった。
    京都では一輝と菜穂は異邦人である。けれど、京都の暮らしに魅了され、鷹野せんとの出会いを機に本来なら閉ざされているはずの扉が次々と開いていく菜穂と、全く受け入れられず報われない一輝との対比が面白い。
    この本を読み進めると、京都の伝統や景色、美術への興味が増して、実際に行って体感したくなった。

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    2026年09月22日
  • すべてが円くなるように

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    Audibleにて。
    真珠にまつわる短編集。
    私の誕生石は真珠です。
    若い頃はなんとなく地味な感じがして、ダイヤモンドが誕生石の友だちが羨ましかったりしました。
    でも、歳を重ねると、なんとも言えない品の良さに、一番心惹かれるものになりました。
    本書もまるまる一冊、品の良さがベースにあった気がします。
    真珠というと、やはり冠婚葬祭といったイメージですが、本書では普段使いにさり気なく真珠を身に付けている姿が描かれていて、ステキだなぁ、カッコイイなぁと思ってしまいました。
    やはり、ジュエリーということで、登場人物は女性が多く、母と娘、祖母と孫などのお話が主で、私も結婚する時に祖母から真珠をもらったな、なんてことを思い出した……そんな一冊。

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    2026年09月22日
  • さいはての彼女

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    海がみえる風の気持ち良い道を
    ドライブしながら旅したくなった。

    あ〜何か人生疲れた〜!しんど〜!

    という人にぜひおすすめの一冊。

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    2026年09月22日
  • 楽園のカンヴァス

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    アートってさ、人の感情とか思いが込められてるっていう背景を知る、想像すると何倍もおもしろいなと。
    そこをミステリー化して、おしゃれだなって。
    絵を中心に登場人物の思惑が交差してるところがよかったです

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    2026年09月22日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    ネタバレ

    原田マハの本は外れがないですね。感動しながら史実も少し勉強して楽しく聞けました。

    (書評より)
    自由と平和を求めた冒険が描かれたこの作品は、20世紀初頭の航空ロマンを背景に、女性初の単独飛行で世界一周を目指したエイミー・イーグルウィングの物語と、日本人乗組員が乗った「ニッポン号」の偉業を交差させています。読者は、エイミーの挑戦とその背後にある歴史的事実に驚き、また当時の飛行機の過酷さや戦争の影響を深く考えさせられます。登場人物たちの温かい人間関係や、エイミーとトビアスの微笑ましいやり取りも印象的で、物語に引き込まれる要素となっています。歴史的背景を踏まえながらも、感動的なエンターテインメントとして楽しむことができ、読後には深い感慨を抱くことでしょう。原田マハの巧みな筆致が、読者を時代の旅へと誘います。

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    2026年09月23日
  • 永遠をさがしに

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    音楽と母と娘、繋がりあっていて引き継がれる愛情。
    温かい家庭に生まれてきた自分が、違う境遇の1人っ子のリアルな日常が頭に浮かんだ。ただ、どの家庭にも愛情が存在し、永遠に受けることの出来ない愛情ということを改めて思い知った。1日1日を大切に懸命に生きたい。

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    2026年09月21日
  • 本日は、お日柄もよく

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    言葉というものを通して様々なことを描けると思うと、素敵な道具を私たちは持っているなとしみじみ思う。色々な面において言葉が変えていくというのは、選挙のみならず私たちの身近なコミュニティにおいても言えることなんじゃないかと思う。本や人を通して言葉に触れ合い、より多く自分が感じている感覚を言葉にできるように、今まで出会った言葉はもちろんこれから出会う言葉も大事にしていきたいと思った。

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    2026年09月20日
  • 楽園のカンヴァス

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    ネタバレ

    2人のバックに色んな人いて、どうなるかと思ったけど、最終的にふさわしい人に譲渡されてよかった
    バイラーのエドヴィカへの想いが素敵
    織絵かっこいい!

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    2026年09月20日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    たしかに、【去場 安】? 【介良 れん】? と登場人物の名前に戸惑いました。
    だったら『水/Water』の場面はどうやって描かれるんだろ?
    最初は少し、そんな面白半分な気持ちで読んでました。
    でも読み進めていくうちにどんどんのみ込まれて、最後は感動の気持ちで読み終えてました。

    いま読み終えたばかりだけど、『水/Water』のページを読み返してみます。
    「この世の全てのものには名前がある」と理解できたあの瞬間をもう一度体験したい。
    そして『言葉で思いを伝えられることがどれほど幸せなことか』、私自身にももう一度言い聞かせたい。
    普段は当たり前すぎて忘れてしまうけれど、言葉を持ち、誰かに思いを伝えられることは、それだけでとても尊いことなのだと思える作品でした。

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    2026年09月20日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    (上巻・下巻共通のレビュー)
    風神雷神図屏風で知られる俵屋宗達が少年時代に織田信長に認められて天正遣欧使節のメンバー4人と共に欧州へ渡り、後に著名な画家となるイタリアの少年カラバッジョと邂逅するという、想像力のふりきれた物語。

    主な語り手となっているのは宗達と原マルティノだが、天正遣欧使節に関しては、信仰心を強調しあるいは宗教画を賛美するだけの場面が多く、さほど深掘りはされていない。この作者の他の作品と同様、あくまで美術史ファンタジーとして読むのが正解であろう。

    よく知られているように、天正遣欧使節は、帰国目前で日本で禁教令が出て、帰国は果たすもののそれぞれ苦難な運命を辿ることになる。イタリアから持ち帰った例の絵とマルティノの日記がマカオで眠ることになった経緯まで、もし作者の想像があるのならそれを描いてもらってもよかった。

    この舞台設定にしては若干明るい部分だけに光を当て過ぎているのと、実際に風神雷神図屏風を見ても欧州からの影響がほとんど見て取れないので、星を1つ減らして評価4とした。

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    2026年09月20日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    (上巻・下巻共通のレビュー)
    風神雷神図屏風で知られる俵屋宗達が少年時代に織田信長に認められて天正遣欧使節のメンバー4人と共に欧州へ渡り、後に著名な画家となるイタリアの少年カラバッジョと邂逅するという、想像力のふりきれた物語。

    主な語り手となっているのは宗達と原マルティノだが、天正遣欧使節に関しては、信仰心を強調しあるいは宗教画を賛美するだけの場面が多く、さほど深掘りはされていない。この作者の他の作品と同様、あくまで美術史ファンタジーとして読むのが正解であろう。

    よく知られているように、天正遣欧使節は、帰国目前で日本で禁教令が出て、帰国は果たすもののそれぞれ苦難な運命を辿ることになる。イタリアから持ち帰った例の絵とマルティノの日記がマカオで眠ることになった経緯まで、もし作者の想像があるのならそれを描いてもらってもよかった。

    この舞台設定にしては若干明るい部分だけに光を当て過ぎているのと、実際に風神雷神図屏風を見ても欧州からの影響がほとんど見て取れないので、星を1つ減らして評価4とした。

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    2026年09月20日
  • リボルバー

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    数年前に挫折した作品。徐々に話に入り込んでいき、中盤から予想と違うかたちで話が進んでいった。
    星月夜の表現と、そう捉えるのか、というところでグッときた。『たゆたえども沈まず』を再読したくなった。

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    2026年09月19日
  • 楽園のカンヴァス

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    読み始めはうーん…最後まで読めるかなぁ
    で、読み進めるごとにジワジワと自分がルソーに、引き込まれていくのを感じて
    気づいたら「夢」に魅了されていた
    どんどん絵に吸い込まれる感じ
    ヤドヴィガもこんな感じだったのかな…
    絵って不思議
    人の人生も狂わせる
    出会ってみたいな

    「あの本、読みました」というTV番組で原田マハさんが
    『地下鉄出てドーナツスタンドでシナモンドーナツとコーヒー買う』とか実体験が散りばめられていると話していて、より現実味が増した

    M o MAに行ってみたい
    ルソー展やらないかな


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    2026年09月19日
  • 異邦人

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    美術作品の歴史を追う物語ではなく、芸術に魅せられた者の争いと血縁が鍵となるラスト。
    かなり恵まれた家庭で育ったからかみんながみんな傲慢な人たちばかりで圧倒されたけど、実際は本当の家族は惹きつけ合う何かがあるし、何が正しい選択なのかは自分の直感を信じることなんだって訴えてる気がする。

    夏から冬にかけての物語。
    芸術の秋として選んだけど、この季節に丁度いいタイミングだったな。

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    2026年09月19日