原田マハのレビュー一覧

  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    短編小説。最後の物語に泣いた。

    色々な生き方の日常と特別展示ではなく常設展示。
    良い悪いではなく、評価するわけでなく、人生の一場面の日々を描いている。
    周りから見たら成功しているように見えているのかもしれない、何とも思われていないのかもしれない、如何にもかかわらず、それぞれ抱えているものがあり、人生がある。

    原田マハさんの言葉が好き。温かくすっと入ってくる。カフェで目の前で話を聞いているような感覚。

    何が良い、悪いではなく、自分にとって、自分の周りにとって、幸せな温かい道を選ぶのが大切なのかも。間違っても、また立ち直れば良い。自分から見えている自分や相手と、相手から見えている自分や相手は

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    2026年02月14日
  • 本日は、お日柄もよく

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    会社員・二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に
    最悪の気分で出席していた。
    ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する
    衝撃的なスピーチに出会う。
    それは伝説のスピーチライター・久遠久美の祝辞だった。
    空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。
    久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された!
    目頭が熱くなるお仕事小説。(紹介文より)
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    言葉にも政治にも泣けるストーリーにも興味関心が高い私にはピッタリの内容。
    特に最初の結婚式のエピソードでのスピーチ内容が素晴らしく涙してしまった。

    言葉の力を存分に納

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    2026年02月14日
  • 黒い絵

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    表紙の雰囲気よりはサクサクと読めました。自分も芸術の道をかじってきた人間なので、芸術から人間が感じ取る感性や思い出、トラウマなどがとても分かります。自分もかなり変わった変態的な価値観の持ち主と言われてますが、ここに出てくる人物らはそれ以上でした。なんなら、仲良くなれそう

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    2026年02月13日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    三重苦の娘れんと、教育係の安の物語。
    向き合い方で人は変わる。これは自分自身にも
    子供のことと重ね、ぐんぐん内容が入っていった。

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    2026年02月11日
  • まぐだら屋のマリア

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    ネタバレ

    期待通りの絶望感と小説にはきちんとハッピーエンドがあるという安心感。
    罪を償い赦しを乞う人々がたくさん出てくるが、救いようがないと思いながらも読み進めていくと一片の光があり、最終的に救いが待っている感じが気持ちよく終われた。これを出来すぎているという声もあるかもしれないが、これぞフィクション‼️という感じで良かった。
    ただ、マリアやシモン、マルコなど贖罪の意識がある人の裏側には本当に1ミリも罪のない人たちがいて、その人たちを傷つけまくっているのがなんだかなあという感じ。
    母と子という関係性がたくさん出てきて、マグダラのマリアというよりマリアそのものがモデルとなっている人が多い印象。

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    2026年02月11日
  • 本日は、お日柄もよく

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    言葉が人の心を動かし、行動に移させる。
    大学でも、プレゼンの仕方について多く言われてきた意味が分かった気がする。

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    2026年02月13日
  • 晴れの日の木馬たち

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    ネタバレ

    素晴らしい小説だと思つた。だいすきな小説だとも思つた。主人公の山中すてら彼女の生い立ちは不幸にあつたかもしれないけれど、よき出会いがあった。彼女自身のひたむきに日々を営みながら小説をを読んだり書いたりし続けたことで、出会いに恵まれてその機会をものにした。人生の酸いも甘いも苦しさも喜びも全部を生きる力に変換しているようで心から敬意を払いたい。そんな山中すてらの生きざまに力をもらつた。
    表現については端的ながら美しい織物の用語が散りばめられており素敵だ。ただし文体は平易な感があり、それゆえリズム感は掴めなかったのだけれども返って主人公やそれを支える人間たちの善良さあるいは純粋な存在さが印象づいた。

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    2026年02月10日
  • やっぱり食べに行こう。

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    ハマさんの小説が好きで手に取ったエッセイ。読んでる途中で何回もこれ食べたいと思ったことか。素敵な交友関係を見るにつけて、食は人と人をつなぐ文化だなと思います。食品会社のCMみたいですが。個人的には「コロッケサンド」の章が好き。

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    2026年02月10日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    ネタバレ

    絵師俵屋宗達にまつわる美術ミステリー。
    ハイペースで読むことができた1冊。

    絵に関する知識を得ることができる点もそうだが、千々石ミゲル、原マルティノ、中浦ジュリアン、伊東マンショといった日本史でテストの為だけに覚えたただの固有名詞が、読んでいて動き出す感覚が心地良かった。かなりフィクションは強めなんだとは思うが、戦国時代の文化史に興味を持つきっかけになる良い作品だと思う。実際読んでいて風神雷神図屏風や2頭の象の絵の現物を見に行きたくなった。また、洛中洛外図屏風の見方が今度から180度変わるように思う。

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    2026年02月10日
  • リーチ先生

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    陶芸に少し興味を持ち、本書を手に取ってみた。
    どこがフィクションか分からないくらいリーチ先生含む実在の人物と、想像上の人物である沖親子のやり取りがリアルで面白かった。
    渡航が今よりも非常に困難だったことを考えると、彼らの芸術に対する情熱はすごいものだと感じる。時代背景についても、より深掘りしたいと感じた。

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    2026年02月09日
  • 風のマジム

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    自分の置かれてる世界観に近いため物語が入ってきやすい。ページ数も少なく、読書を始めたて間もない人でも読み進めやすい印象。サクセスストーリーのため、読書後も明るい気持ちになれる。

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    2026年02月09日
  • 太陽の棘

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    日本人が書いた沖縄の物語。その権威性を感じ取ってしまうのが怖く、読んでいる途中もハラハラしていたが、ただの感動作で終わらないところが良かった。日本人の視点を置かず、占領者・アメリカを前提としていたのが良かったのか。感動と問題提起のバランスが取れたうまい作品だと思った。
    解説で山之口貘の詩が引用されているのも良い。「弾を浴びた島」だいすきだ。

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    2026年02月09日
  • 生きるぼくら

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    情景描写が綺麗だった。澄んだ空気まで香ってくるよう。つまづいたり、失敗したり、クヨクヨしてる人には響く本。人々の温かさ、自然の力強さ、全てに抱かれて生きている生命の湧き出るエネルギー。そういうものを信じて感じて、顔を上げて生きてみようかな、と思っちゃう。読み終えた次の日の白いご飯はいつもの100倍は美味しかった。7人の神様に感謝。

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    2026年02月09日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    やっぱり原田マハさんの言葉は心にすっとしみ入る。

    ちょっと訳ありの女性が描かれる短編集。
    離婚や妊娠、家族の死、薬物…とテーマは重いながらも、それぞれが過去と向き合い前を向く様に光を感じる1冊でした。

    日本全国様々な地域を舞台にしているのでそれぞれの方言や風土にも触れられて、旅気分も味わえました。

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    2026年02月08日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    「無用の人」と「波打ち際のふたり」と「皿の上の孤独」がよかった。無用の人、ラストのシーンの描写が素敵で景色が目に浮かぶようだった。映画化楽しみ。

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    2026年02月06日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    優しい気持ちになる短編集。辛いことや別れやわかりあえなさも、美しいものを愛でる気持ちなどふとした感情の共振で乗り越えられることがある。

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    2026年02月06日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    ニッポンのこともアメリアのことも全く知らなくて、私にはまだまだ知らないことがたくさんあるんだなあって思った。小説は王道の日曜劇場的な話で、エミリーがニッポンに乗ったところから激アツだった。戦争が起こるのは人と国家が別物だからなのではと考えているけど、いつの時代も国境を超えてアツく優しい人がたくさんいたんだなあと思った。
    本編もだけど、最後の後書きが非常に良くて、ニッポンに負けないくらいの熱量でこの小説が出来上がったんだなあと嬉しくなった。あと、後書きに飛行機評論家?みたいな人が登場するけど、その人みたいに私も何かに熱中して専門みたいなのを持ってみたいなあ

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    2026年02月06日
  • 晴れの日の木馬たち

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    倉敷紡績で働くすてらが、大好きな作家の元を訪れすてらが小説家になっていく。アートにも魅せられ、モネなどの作品にも惹かれてパリへ向かう。小説とアートへの情熱が半端ない作品。

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    2026年02月06日
  • 永遠をさがしに

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    ネタバレ


    世界的に有名な指揮者を父に持ち、チェリストだった母は失踪、ある日突然型破りな新しい母がやってくる。
    序盤はどんな話の展開かワクワクしていたけど、実際は複雑な事情があって、想像と違い、心に響く熱い物語だった。

    “あの瞬間ってのは、チェロを弾き始める直前の数秒間のこと。
    バッハも、ドヴォルザークも、カザルスも、ヨーヨー・マも。音楽を愛し、心をこめた人間であれば、誰にでも訪れる、あの数秒間。
    心が沸き立ち、震える、あの瞬間。この世に音楽があることを喜び、感謝する、あの刹那。時代も国境も人種も超えて、私たちが旋律でつながる一秒まえ。
    あの瞬間こそが永遠なのよ。
    だからもう一度、弾いてみなさい。永遠

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    2026年02月05日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    こんな総理がいたらいいなー!という、超理想を描いた作品だった。

    高市さんにも、凛子総理のような政治を期待したいです。

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    2026年02月05日